とある憑依者衛宮士郎の日記   作:カミざわ

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なんとか書けました。
それと出来ればですが誤字の報告と評価、感想よろしくお願いします。



2ー2ページ目

◻︎月∝日

 

最近、何故か視線をよく感じる。

こうなんか殺気とか憎悪を感じないからあの吸血鬼の可能性は0だろう。

だが、こうなんというかこの視線若干ねっとりしてて感じるのが夜グールを探している時や気分転換に散歩している時が多いのだ。

えっ!まさかストーカー?

いや、俺そんなことされる事した覚え無いんですけど!!

 

んまあ、そんなことは明後日の方向にでも置いといて、最近それより気になるのはグールの数が目減りしていることだ。

つい最近までは日に日に増えていたというのに、今では遭遇するのも稀で数も圧倒的に少なくなっている。

 

まさかあの吸血鬼が根城を移動した?

いや、まさかそんなことは無いだろう。

人間を見下していることに定評がある吸血鬼だぞ、まさか?

それに唯の一度出し抜いただけでそんなことをするほどの腑抜けには見えなかった。

 

むしろ、自尊心がバリバリに高そうに見えたんだけど。

それに一度剣を交えただけだが、感じた限り並の吸血鬼を遥かに凌駕した実力ぽかったし。

ちゃんと対策立てて、不意をつけなきゃ俺に勝ち目は無いな。

なんせ、今の俺では真正面から挑んでも返り討ちに遭うのが目に見える実力差だからな。

 

あ〜、本当にヤバイな。

俺下手したら原作開始前に死ぬんじゃねぇ!?

あ〜、死にたくないな……本当に死にたくない……。

てか、おい藤ねえこれ以上飲むのやめろ!

明日の仕事に響くぞ!

 

 

◻︎月⁂日

 

どうも、吸血鬼への対策考えて夜しっかり眠れなかった衛宮士郎です。

いや〜、本当にマジで思いつかない。

確か、死徒の弱点は流水と日光と大穴で十字架だ……無理じゃないですかやだー。

あそこら辺から川や海は遠いし、朝まで持ち堪えられる自信はないし、それにあの吸血鬼が生前聖職者なわけ無いだろうし……。

 

あれ?あれあれあれアレARE??これ詰みじゃないか?

だって海や川の方まで絶対に逃げられないし、はたまた流水を人工的につくる方法も持ち合わせてないし、実力差からたとえ不意打ちに成功しても殺しきれないし、絶対に朝まで持ち堪えられる訳がない……。

 

…だがここで諦めても奴を殺せる訳ではない。

でも…どうすれば…ハッ!

一つだけだがある、結構な賭けであるもののアレが奴に対抗する方法になる……それは聖剣だ。

俺は俺の知る限りならたとえこの世界に存在しなくても剣ならば大抵投影できる。

 

ならばそれを利用して少しでも多く投影すれば……いやダメか。

所詮俺はただ魔術が少しばかりできるガキなだけだ、そんな俺が一気に投影できる剣の数などたかが知れている。

奴を殺しきれる程の数を一気に出せる筈がない、それに事前に投影していたら結構な数になる筈だ。到底持ち運びできる訳無いし。

それに骨子や構造にもまだまだ粗があり、奴に届き有るかも怪しい。

 

くっ、本当に本当にどうすれば奴に勝てるんだよ!!

そして今日だいぶダルそうにしている藤ねえ。

だから昨日あれほど飲みすぎるなと言ったのに!

 

 

 

◻︎月仝日

 

未だに視線を感じるな……だが、そんなことはどうでもいい。

今は奴に対抗する手段を考えなければ。

まず、デュランダルをそのまま投影することは今の俺では難しい、ならいっそ不壊属性(デュランダル)の武器の投影にするか?

いや、確かアレはあくまで壊れないだけで切れ味は落ちる筈だ、つまり敵の攻撃を防ぐにはもってこいだが斬り合いには向いていないってこと。

それに、神秘も結構高いから投影するのがデュランダルよりは幾分かマシだけど結構辛いんだよな〜。

 

だが、デュランダルより出しやすく戦闘中でも2回くらいなら変えが利きそう出しな。

んじゃ、もう一本は何の剣にしようかな?

蛇尾丸かな?いや神鎗の方がいいかな?いややっぱり侘助もいいな。

でもまあ、とりあえず言えることは斬魄刀は始解ならギリギリいけて卍解はブリーチに出てきていても今の俺では出来ない。

これは絶対だ、試した事は無いが。

 

蛇尾丸は結構自由に伸縮できるし、神鎗は結構長く伸ばすことが出来るし、侘助なら攻撃が塞がれても重くして次に繋げられるし。

ん〜迷うな、てか変則的な戦いを組み立てることのできる剣ってたしか他にもあるだろうし……。

まあ、ここはゆっくり少し時間を掛けながら考えていくべきだな。

 

最近愛歌と綾香、そして遠坂が俺の顔色が悪いと心配してくる。

そんなに顔に出てるのかな?

なら、これ以上心配させないようにできるだけ彼女達の前では笑顔でいよう。

 

 

 

〜◻︎

 

最近、士郎は体調が優れないようだ。

顔色は少し蒼白で目の下には薄くクマが出来ている程だ。

心配になって四六時中士郎を見守っていると、夜に街を散歩したり、時折深く思考に耽っている事が多いようだ。

だが、時折私の視線に気付き目をキリッとさせながら私を見てくれるし、私が心配して声を掛けるとぎこちない笑顔だが大丈夫だと言葉を返してくれる。

これらは嬉しいことだが、これ以上この不調が続けば彼が倒れてしまうかもしれない。

彼は私の大切な友達で、唯一の私の周りで『根源』に近い人だ、ここで失くすのは惜しい。

なら、私が彼の体調不良の原因を潰せばいいだけだ。

 

「ふふふ、待っててね士郎。もう直ぐ私があなたを苦しめているモノから解放してあげるから」

 

根源に繋がりし少女は決意する。

自身の大切なモノを傷つけるモノを排除することを。

 

 

 




あれれ、おかしいぞ〜。
頑張って書いていだけなのにいつの間にかストーカーの正体が根源姫になっていた。
なんでさ!!
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