なんやかんやで1週間が経った。成果を言えば上々だった。だけど…
「これ、何てチート?」
「あらあら、私達この子達に勝てるのかしら?」
リアスと朱乃の目の前にいたのは、
青と黒の入り混じった鎧を全身に纏い、白髪の少女と超高速の剣戟を交わす木場。
謎の刻印を右脚に刻まれ、仙術の分身を操る小猫。
小さな謎の道具から巨大レーザーを放つアーシア。
更に自分たちもとんでもない事になっていた。
朱乃は、かの死闘(文字通り)の際に堕天使の光の力の一部が覚醒し、雷光を操る様になった。
リアスは滅びの魔力を圧縮して近接武器に変えることで近距離にも対応できるようになった。
最も一番伸びしろが凄かったのは「龍化」の力を得た松田と元浜の2人だった。
松田は黒い焔を吐き出す悪魔のような黒いドラゴンに、元浜は三つ首の白いドラゴンに変化するようになった。
だが、結局誰ひとりとして各々の修行相手を倒すことは出来なかった。
まず、白玉楼の庭師にして「幻想郷最強の剣士」の1人、木場の修行相手にして今回のゲームのもう1人の騎士代理、半人半霊の剣士「魂魄妖夢」
猫又の上位種の猫しょうにして小猫の実姉、仙術の達人「黒歌」
紅魔館の吸血鬼姉妹(EXVer.)たる紺碧と金色の吸血姫「スカーレット姉妹」
そして、四天の龍を宿し、今代の赤龍帝でもあり、その気になれば世界を滅ぼすことが出来るであろう極龍帝「兵藤一誠」
文字通りの鬼の修行内容だったが、この修行は1週間で幕を閉じる。何故なら、
「お兄様ーーー!!」
「久々に楽しめたわね。ありがとう、一誠」
スカーレット姉妹が元に戻るからだ。ちなみに元通りのフランだと大体本気を出したリアス(以前の)程度の実力しかないらしい。
「それで一誠、代理のメンバーの紹介をお願いしてもいいかしら?」
結果、グレモリー眷属の布陣はこうなった。
王、女王→リアス・グレモリー(オールラウンダーに転職)、姫島朱乃(雷光を操る能力が覚醒)
騎士→木場祐斗(神器の禁手亜種が覚醒)、魂魄妖夢(全力を出してもOK)
戦車→塔城小猫(「皇」の力に目覚める)、紅美鈴(全力を出してもOK)
僧侶→アーシア・アルジェント(魔力による超攻撃手段を身につける)、博麗霊夢(全力の7割まで)
兵士→松田克人(悪魔龍と流星龍の力に目覚める)、元浜瀬人(精霊龍と蒼龍の力に目覚める)、兵藤一誠(全力の半分も出せない)
解せん、それが一誠の感想である。確かに1週間で王たるリアスの実力は遥かに上がったが、それでも自分の方が次元が違うくらい実力が上だった。唯一の救いといえば「四天の龍具」の使用の解禁がされたくらいだ。
さて、現状を把握したところで、最後の修行が始まる。
「リアス部長、準備は良いですね?」
「ええ、いつでもいいわ」
ここはゆかりお姉ちゃんに頼んで作ってもらった亜空間。ここなら俺は全力を出すことが出来る。
「『我、覇の理を喰らう龍とならん!!』」
覇龍のキーワードを口にした瞬間、途轍もないプレッシャーがリアス部長を襲った。それでも部長は立っていた。
『ほう?なかなかやるじゃないか。ならば…』
『俺の力はどうかな?』
『Raging Dragon Balance Breaker !!』
赫龍帝の極覇龍鎧に重ねがけするようにオッドアイズの力が加わる。そこでリアス部長は倒れ込んでしまった。
「ごめんなさい…一誠。さっきの覇龍?は耐えられたけど、その先の赤い龍は無理よ…」
「それ以前に覇龍に耐えられるだけで凄いですよ」
(言えないわね…正直あの娘たちの全力の方がヤバかったなんて…)
一誠、ようやく赫龍帝の極覇龍鎧の使用許可が下りる。
「さて、3日後焼き鳥共に目に物見せてやりますか!!」
『『『『『俺達の満足はこれからだ!!』』』』』
四天の龍が変なことを言ったのは無視することにした…。
要するに
木場の禁手亜種→リミットレギュレーションから脱獄しそうな開闢の(ry
小猫の「皇」の力→刻印の形は数字の29に酷似してる
アーシアの攻撃手段→???「攻撃はパワーだZE☆」
松田と元浜→一番有名な遊戯王二大龍の派生形態
一誠→(最後の鎧)どう考えても覇王烈龍
???「こんなんチートやチーターや!!」