プリキュアコネクト   作:おじ

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長くなったため、四話は五分割で投稿します。


4-1.後ろの席のイヤなやつ!?

 恩田優輝(おんだゆうき)は、教室内のあらゆる物音を雑音と捉えることしかできなかった。

 昼休みの二年一組の教室。いくつかのグループがあちこちに集まり、他愛のないお喋りをしている。

 夕べのテレビ番組の感想、悪気のない陰口、校則への不満。ばかみたいだ、と彼は思う。

 四月も下旬にさしかかり、教室からクラス替えの新鮮さはすっかり失われた。初めの頃は級友と親交を深めようとする生徒も多く見られたが、結局はいつものメンバーに落ち着いたといった様子だ。

 彼もまた同様だった。

 どのお喋りにも交わることなく廊下側の前から三番目の席についた彼は、枕代わりにした腕に顔を埋めて眠ろうと努めていた。これが、彼の思う昼休みの有効な使い方だった。

 どうしても聞こえてくる会話に嫌気がさして、心の中で彼らを批判する。あまりにも幼稚でくだらない話題のために、せっかくの休み時間を浪費している。なんて非効率な連中だ、と。

 そんなもどかしい思いがひしめき合って、今日も眠ることは許されない。

「聞いてよ、ゆかり。うちの弟がさ……」

 彼の二つ前の席から、愛花ちなみの声が聞こえた。彼女は背もたれを壁に向けるかたちで椅子を九十度回転させると、後ろの席のゆかりに弟の不満を訴える。

「一日中ずっと遊びまわっててね、晩ご飯できたって呼びに行っても帰ってこないの。で、やっと帰ってきたときには、服を泥だらけにしてるんだよ。信じられる?」

「でも、男の子だし、しょうがないよ」

 ゆかりは廊下側の列であることを活用して、壁にテニスラケットを立てかけ、やや左寄りに椅子を置いた窮屈そうな姿勢で座っていた。通路側の床には通学かばんがあり、机のフックには手提げ袋がぶら下がっている。

 よほど変わった授業でもない限り、学校に持ってくる荷物など通学かばん一つに納まるはずなのに、どうして手提げ袋までいるのか優輝には不思議だったが、わざわざ質問するほどでもないという結論に至った。

 手提げ袋などどうでもいい。問題は通学かばんの方だ。

 優輝はここのところ、ゆかりのかばんが微かに動くように感じていた。それは気のせいではないようで、その度に彼女たちはかばんを持ってこそこそと教室を出ていくのだ。

 一体、あのかばんには何が入っているのか。好奇心が睡眠欲に勝り、彼は二人の会話に聞き耳を立てることにした。

「父ちゃんもそう言ってたけど、母ちゃんはかんかんだよ。食器は片付けられないし、洗濯物も大変だし。なんで男子ってああなんだろうね」

(はる)くん、もう九才だっけ?」

 どうにか話を穏やかな方向にもっていこうとしているのが、優輝にも分かった。しかし、ちなみはそんな友人の努力などお構いなしで愚痴を続ける。

「いや、まだ八才。もう、ゆかりがもらってくれない? 私は疲れたよ」

「いいなぁ。私は一人っ子だから、兄弟喧嘩とか憧れる」

「何言ってんの。弟なんてね、いてもホント邪魔なだけだって」

 それからしばらくの間は、ちなみの弟に対する不満をひたすら聞かなければならなかった。正式な聞き手であるゆかりも同じように感じているかもしれないが、優輝にとってそれはおもしろくない話題であり、裁判であれば暴言を理由に異議ありと唱えたいくらいだ。

「……うるせーよ」

 ほとんど無意識に、または、あまりに意識しすぎた為かもしれない。しまった、と思ったときには、言葉はひとりでに彼の口からこぼれていた。

 しかし、顔を伏せていたのだから、声はくぐもって聞き取りにくかったはずだ。何か寝言でも言ったのかと納得するだろう。そんな期待をこめて、彼はこっそりと前の席を覗いた。

「ごめんね、恩田くん。声大きかった?」

 申し訳なさそうな顔で、ゆかりがこちらを見ていた。観念して彼は顔を上げる。額には腕の赤い跡がつき、中途半端な睡眠のせいで目つきも悪い。おそらく、今までまともに話したことのないクラスメイトと向き合うには、ふさわしくない容貌になっているかもしれない。

 何を言えばよいか分からず、返事の代わりに鼻から大きく息を吐いて、逃げるように机に突っ伏した。

「でも、言い方ってもんがあるでしょ」

 ゆかりの机に身を乗り出して、ちなみが非難する。優輝はそれが気に入らず、反撃のつもりでいびきのように喉を鳴らせてみせた。

 ダイエットも気にする思春期の女子としては残念なことに、ちなみが体重をかけたせいで机は大きく傾き、押さえようと慌てて立ち上がったゆかりの椅子は優輝の机に強くぶつかった。

 ゆかりの机は落ち着かせることができたが、壁に立てかけていたラケットが彼女と椅子の間に倒れてかばんに当たる。

「いって……」

「痛いリア……」

 かばんから微かに聞こえたその声に、優輝は顔をしかめる。ことごとく睡眠を妨げるゆかりたちへの文句など忘れて、彼女のかばんに意識を向ける。

「今、何か……?」

「えっ!? どうかした?」

 ゆかりのかばんをじっと見つめると、たしかに中で何かが動いた。教科書が倒れるような動きとは明らかに違い、それは生き物のようにごそごそとしている。

「寝ぼけてたんでしょ。恩田って、休み時間はいつも寝てるもんね」

 ちなみの言葉に込められた嫌味を察すると、優輝は席を立った。睡眠欲や好奇心より、嫌悪感が最も強く残った。

 彼にとって女子とはやたらと秘密を共有したがる性質をもつ厄介な人種であり、それは彼が何よりもくだらないと思うものだった。

 どうせ、ハムスターあたりの小動物をこっそり持ってきて、ばかみたいにはしゃいでいるんだろ。彼はそう推察した。周囲が騒音のような声で話している中、耳栓でもしているのではないかと確かめたくなるほど涼しげな表情で本を読んでいる友人の席に向かい、その前の席を指さす。

「徳井、この席のやつは?」

 指をしおりの代わりにして本をたたむと、眼鏡をかけた大人しそうな男子生徒は顔を上げて優輝の不機嫌そうな顔を認め、それからゆかりたちの方を見た。気まずそうに笑いかけてきたゆかりに同じような仕草をしてみせ、優輝に言った。

「昼休みになってずっといないから、座っていいと思うよ」

 それだけ確認すると、優輝は後ろ向きに椅子に腰をかけ、背もたれと徳井の机を端だけ借りて腕を枕に顔を埋めた。

「何なの、あいつ」

 呆れたように言うちなみをよそに、優輝は寝ることだけに意識を集中させた。

 

「やなヤツやなヤツやなヤツ……」

 まるで紙パックの牛乳をがぶ飲みしそうなちなみの怒りは、放課後になっても治まる気配はない。きっと飛行船や電車を乗りこなす不思議な猫を見かけても、彼女の気が晴れることはないだろう。

 ゆかりにとってはタリアが見つかりそうになったことの方が問題なのだが、どうやらちなみの中ではストレスにかき消されてしまったようだ。

「どうしたの。今日はやけに荒れてるね」

 ボールの入ったかごを乗せた買い物カートを押して、忍がコートに入ってきた。テニス部を作った先輩たちが近くのスーパーから譲り受けたもので、ところどころに目立つ錆がある。

 ゆかりは気の利く後輩のフリをしてカートを引き受け、愚痴の聞き手を忍に押し付けることに成功した。

「聞いてくれます? 私たちは休み時間に話してただけなのに、ゆかりの後ろの席の男子がうるさいとか言ってきたんですよ!」

 新しい話し相手を歓迎してちなみは嬉しそうに憤慨してみせた。

 そのエネルギーを練習まで蓄えることはできないものかとゆかりが辺りを見渡すと、コートに入っているのは自分たちだけだと気づいた。

 練習が始まる時間まで少し余裕があるため、準備を終えた部員たちはコートの外に散らばって涼しい屋根の下で談笑をしている。今週の初めに入ったばかりの一年生は何をすればよいか分からず、とりあえず全員で固まっていた。

 忍はそんな部員たちとテニスコートの数を見比べて、困ったような表情を浮かべた。どうやら、ちなみの愚痴にちゃんと付き合うつもりはなさそうだとゆかりは見てとった。

「これだから男子は……」

 後輩の加入によって得た効率と引き換えに仕事を失ったちなみは、ボールの空気圧を確かめるという地味な作業を始めた。握られたボールは健気にも彼女の怒りを一身に受け止め、レモン形に変形する。

「まぁ、ちなみは声が大きいからねぇ」

「そういうことじゃありません!」

 ゆかりは時計を気にして校舎の方を見た。じきに練習の始まる時間だが、やはり顧問は現れない。その場合はキャプテンである忍が練習開始の判断をしなければならないが、ちなみはそのことに気付いていないようだ。

 どうにかして忍にみんなを集合させるよう促そうとしたとき、副キャプテンの志穂がコートに入ってきた。かごからボールを一つ取り出すと、ちなみの顔に押し付ける。

「さっきから、男子がどうとか聞こえてたよ。後輩のくせに青春してんじゃないの」

「違います! 後ろの席の男子がむかつくって話ですよ」

 ちなみはボールを顔から遠ざけると、志穂のためにまた初めから説明をした。まるで沸騰したお湯のようだと、ゆかりは思った。このまま怒り続ければ彼女は気化してしまうのではないだろうか。

「ちなみって弟いるんじゃなかったっけ? そのくらい簡単にあしらいなさいよ」

「弟だけでもイライラさせられてるんだから、無理ですよ。それに、小学校のとき同じクラスになったことありますけど、あの恩田ってやつは……」

「え?」

 もはや愚痴の相手は志穂に任せて練習前の確認をしていた忍が、素っ頓狂な声を出した。ちなみは彼女の方を振り返り、思い出したように言う。

「そういえば、忍先輩の弟さんは家事手伝ったりしてくれてるんですよね? うちもそうだったらなぁ」

 しばらく妙な間が空いて忍が口を開くまで、ゆかりは何かが胸につかえているような気分だった。

「まぁ、隣の芝は青く見えるってやつだよ」

 言葉が遅れたのを誤魔化そうとして、忍はぎこちない口調になった。志穂はそんな忍の肩に腕を回すと、悪戯っぽく笑った。

「忍の弟って、あんたたちと同じ中二なんだよ? そのクラスの男子と何も変わらないって」

 忍は体を回転させてクールに志穂の腕を振り払うと、校舎の壁にかかっている時計を見た。

「さぁ、もう練習始めるよ。志穂、みんなを集めてきて」

「了解、おねーちゃん」

 からかうように言って、彼女はコートの外に出ると談笑している部員たちに声をかけた。話が遮られたことに一瞬むすっとした表情になる者もいたが、渋々といった感じでコートに入り、忍の前に整列する。

「よし。じゃあ春の大会も近いことだし、集中していくよ。練習メニューは昨日と同じ。悪いけど、一年生は今日もランニングと素振りをやってて」

 最後列の一年生から、はっきり落胆していると分かるため息が漏れた。

 つい数週間前まで小学生だった彼女たちのほとんどは、これまでにちゃんとしたスポーツの経験がなかった。そのひ弱な体で学校の外回り十周というメニューがどれほど過酷なものかはゆかりたちも身を以て体験済みだが、それは結果として必要な訓練だったと今になって思う。

 指示を受けて解散すると、一年生は筋肉痛と倦怠感でとぼとぼした足取りになりながら、走り込みに行くため校門の方に向かった。これは体力づくりの他に、篩の役目も果たす。毎年、新入部員の一割はこの段階で文化部への移籍を決意し、残る部員に対しても最低限のやる気を測ることができる。

「早く終わった人は全員が帰ってくるまで休憩しててもいいですか? それとも、すぐに素振りを始めます?」

 初めの基礎練習は、前衛と後衛に別れて順番に行われる。前衛であるちなみがコートの向こう側に移動して、後衛の忍とゆかりがそのままの位置でボールの準備をしていると、悦ちゃんが話しかけてきた。

 一年生は全員ランニングに行ってしまったと思っていたゆかりは、彼女たちが出ていった方を見た。すると、コートの出入り口にゆいが立っていた。控え目にこちらの様子を窺っている。

「そうだね、素振りは全員そろってから始めようか。他の子にも伝えておいてくれる?」

「はい!」

 元気に返事をしてまだ何か言いたそうな悦ちゃんに、ゆかりは目で合図した。

「早く行かないと、二人とも遅れるよ?」

 きょとんとした顔で振り返りゆいの姿を見つけると、悦ちゃんは軽くお辞儀をして彼女に駆け寄っていった。

「恵原さん、待っててくれたんだ」

「あ……、うん」

 伏し目がちに応えるゆいを気にして、悦ちゃんは言った。

「じゃあ、行こっか」

 手を引かれて、ゆいの顔がほころんだ。みんなの後を追って校門へと走っていく二人の後ろ姿を見送りながら微笑むゆかりの隣で、忍が大きなため息をつく。

「どうしたんですか?」

「いや、なんていうかさ……」忍は力なく笑って、気持ちを整理するためか大きく息を吸い込んだ。「ちょっと、指示が大ざっぱだったかなって」

「そんなことないですよ。ただの確認じゃないですか」

「最近、なんか調子でないんだ、私」

 カートに手をついて項垂れる忍を見て、ゆかりは季節外れの風邪を心配した。ゆかりの知るかぎり、忍が練習中にこのようなだらしない格好をして、気の緩みを露呈させたことはなかった。

 それどころか、キャプテンになってからの彼女は後輩への優しさを失わないままに、使命感と闘志をたぎらせて自らを律するような傾向もみられた。とりわけ、今は進級して初めての大会を控えている。ウイルスの入り込む余地などないはずだ。

「先輩、具合でも悪いんですか?」

 前衛のはずなのにまだこちらに残っていた志穂が大げさに笑ってゆかりの心配をはねのけると、忍の背中を強く叩いた。

「年下の面倒を見るのも、大変ってことなんだろうねぇ」

「ちょっと、志穂」

 背中を叩かれた反撃のつもりか、彼女は志穂の横腹を肘で突いた。その声色に気だるさのようなものは感じられず、ゆかりはほっとした。そして、自分たちが彼女の負担になっているのかもしれないという不安を抱いた。

「すみません。私たちが入部したときは二年生の先輩たちに見てもらったのに、今の私たちは何もできなくて……」

 早口に謝ると、志穂はさも面白そうな表情を浮かべてゆかりと忍を交互に見た。

「そういうことじゃないんだよ、ね?」

「いいから早くあっちに行きなさい。練習始めるよ」

 素っ気なく返す忍と、何かを楽しんでいる志穂から何も答えを導き出すことはできず、ゆかりはただ妙な先輩のいる部活に入ったものだと改めて感じていた。

 

 ちなみが家に帰って牛乳をがぶ飲みしたかどうかなど、翌朝になるとゆかりにとってはすっかりどうでもいい問題になっていたのだが、優輝が教室に入ってくるなり突っかかった彼女を見るに、カルシウムは不足しているようだと分析した。

「あれ? 遅刻ぎりぎりなんじゃない、恩田? 寝坊しちゃった?」

 勝ち誇るように嫌味を言うちなみを見て、プリキュアとして初めての変身がこの瞬間だったとしたら、彼女は憎しみのプリキュアにでもなっていたのかもしれないとゆかりは思った。

 相手にするのも面倒くさいといった様子で、優輝は何も言わず席につくと腕を枕にしてその中に顔をうずめた。

「呆れた。まだ寝るんだ」

 拍子抜けしたように言うちなみをなだめながら、ゆかりは後ろの席を気にした。言葉を交わしたのは昨日が初めてなのに、彼からはどことなくノスタルジックな雰囲気が感じられる。

「おはよう」

 ゆかりの顔の高さにある窓が廊下側から開き、志穂が顔を出した。彼女はゆかりが知るかぎり、友好的だが自分の身が危うくなったときには後輩や友人を先生の生贄に捧げる覚悟を伴った生き方をしており、わざわざ挨拶をするためだけに後輩の教室を訪れることはこれまでなかった。

「おはようございます。どうしたんですか、もうすぐチャイム鳴りますよ?」

 すりガラスで姿が見えなかったため存在に気付けなかったが、忍も外にいるようで焦ったように言う。

「志穂、いい加減にしないと私も怒るよ?」

「いいじゃん。ちょっと確認するだけだって」

 志穂は窓から上半身を乗り出して、ゆかりの後ろの席で伏せている優輝の頭頂部を観察すると、出し抜けに彼のつむじを指でつついた。

「何してるんですか、先輩!」

 せっかく話すきっかけができたのだから、前後の席のよしみで仲良くしていきたいと思っていたゆかりは、優輝との始まってもいない関係に波風を立てないでほしかった。

 彼は不機嫌な顔を上げると、まず目の前にいるゆかりを睨み、すぐに彼女が潔白だと見抜くと犯行を隠すつもりもない様子の志穂を睨んだ。

「やっぱり」

 志穂がそう言うと、忍は大きなため息を吐いて窓をさらに開け顔を見せた。

「ごめん。何でもないから」

 目を細めたまま、つまらなそうに優輝はまた顔を伏せた。忍は力ずくで志穂を三年生の教室に帰らせようと腕を引っ張っていたが、ゆかりたちにとっては説明のないまま彼女たちを帰らせるわけにはいかない。何がなんだかさっぱりだった。

「お二人は、恩田くんと知り合いなんですか?」

 この質問を待ってましたと言わんばかりに、志穂は満面の笑みをみせた。

「あんたたちって、ひどい後輩だね。我らがキャプテンの名前を忘れるなんてさ」

「忍先輩の……?」

 大会で観客席から見ていた忍の後ろ姿を、ゆかりは忘れることができなかった。いつも優しい彼女の、真剣な姿。自分もああなりたいと思ったものだ。

 見惚れていたからこそ見落としていた、という言い訳は通用しないだろうか。

 試合中、彼女の着るユニフォームの背中には、恩田と書かれたゼッケンが確かにあった。

「でも、珍しくもない苗字だし?」

 自分の非を少しでも低減しようと引きつった口調で言うちなみの肩に、ゆかりは手を置いた。もはや逃れることはできない。

 窓の外では、恩田(おんだ)(しのぶ)が難しい表情を浮かべながら志穂を引きずっている。その表情にどのような思いが込められているのかは読み取れなかったが、少なからず苗字を忘れていた自分たちへの非難も含まれているだろうとゆかりは悟った。

 結果を認めて、素直に謝ろう。

 ちなみは観念したように肩をすくめると、改めてゆかりの後ろの席を見た。

 彼女にとってイヤなやつであり、尊敬する恩田忍の弟である恩田優輝は、間違いなく寝たふりをしていた。

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