REBORN×コナン〜IFストーリー〜   作:武蔵ノ男

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さて、これで第1章は終わります。 とうとう次回から第2章です。やっとREBORNとコナンのキャラを会わせる事ができます。作者の自分もドキドキしています。
それではどうぞ。


幕間:コナンと灰原の会話(+阿笠)

場所は移り変わり、米花町の阿笠邸

現在、とある少年と少女が向かい合って話しをしていた。いうまでもなくコナンと灰原である。

 

コナン「で、だ。さっきの悪寒についてお前はどう思ってんだ?」

灰原「………分からないわ。ただ………」

コナン「ただ、何だ?」

灰原「私とあなたが同時にあれ程の悪寒に襲われた。つまり、何かが起ころうとしているって事じゃない?」

 

彼らは先程、突如として悪寒に襲われた。現在行なっているのは、それに関しての相談である。

 

コナン「もし黒の組織が関わっていたら一大事だぞ」

灰原「いえ、組織じゃなくても一大事よ。もしかしたらだけど、組織以上の危険分子に目をつけられた可能性もあるわ」

コナン「組織以上の危険分子だと⁉︎」

 

コナンは自分の体を小さくした、黒の組織が関わっていたらと考えていた。一方灰原は、それ以上の危険分子に目をつけられた可能性を語った。それに対しコナンは過剰な反応を示した。

無理もない。コナンは何回か黒の組織と関わり、彼らの危険性を理解し、必ず潰さなければと決意していた。そんな組織以上に危険な存在がいる事を考えた事がなかった。

 

コナン「それで?組織以上の危険分子ってのは一体………?」

灰原「………………マフィアよ」

コナン「は?マフィア?」

灰原「えぇ、その反応だと半信半疑みたいね」

コナン「いやだってよ。黒の組織もマフィアみてぇなモンだろ。それが組織以上に危険って……」

コナンは危険な存在がマフィアだと聞いて拍子抜けした。彼にとっては黒の組織もマフィアの様なものだと思っていたからだ。しかし灰原は、そんなコナンの考えをバッサリと切り捨てた。

 

灰原「いえ、厳密に言えば組織はマフィアじゃないわ。あなたから見たら同じ犯罪者でしょうけど、マフィアからすれば組織なんて格下もいいトコよ」

コナン「組織が格下だと⁉︎」

灰原「えぇ。だから組織もマフィアには関わろうとしないわ」

コナン「そんなバカな………」

 

コナンにとって、黒の組織は必ず潰すべき敵である。現にFBIやCIA、公安ですらスパイを送っているのだ。

少し前にもイギリスのMI6、カナダのCSIS、ドイツのBNDもスパイを送っていた事が分かった。既に組織に露見し始末されてしまったが………。

 

そんな世界中の国々が危険視する組織がマフィアにとっては格下だという事がコナンには信じられなかった。そこに家主である阿笠が会話に加わった。

 

阿笠「しかし哀君、そこまで危険なら各国の警察も潰そうとするんじゃないか?組織の時の様にスパイを送り込むとか」

灰原「言ったでしょ?黒の組織とマフィアは違うって。両者には大きな違いがあるのよ」

阿笠「違いとは?」

 

阿笠はマフィアにもスパイを送るべきではと語ったが、灰原は組織とマフィアには違いがあると答えた。その違いに疑問を持った阿笠は尋ねたが、それに答えたのはコナンであった。

 

コ「………………沈黙の掟って奴か?」

灰原「そう。オメルタともいうわね。自分達が所属するファミリーの不利益な情報を流す事を禁じているの。これを破った者に待ち受けているのは破滅のみ。当然、持ち出そうとした者もね。その点は組織も同じだけど、マフィアと比べれば甘いと言わざるを得ないわ」

阿笠「おいおい、いくら何でもそこまでは………」

灰原「それがマフィアの世界なのよ。情報1つで生死を分けるの。故に、組織でもマフィアに関して知ってる事は限られるの」

 

コナンが答え灰原が補足した沈黙の掟(オメルタ)の厳しさに阿笠は戦慄したが、それに対し灰原は冷静に語った。

 

コナン「それが警察がマフィアに介入する事が出来ない理由か」

灰原「でもね、逆に言えば組織も知っているマフィアの情報があるって事。特にあの………………」

コナン「?何だよ、急に黙って?」

阿笠「どうしたんじゃ?哀君」

 

灰原が口を開きかけた言葉が気になりコナンと阿笠が尋ねた。それに対し灰原は、声を荒げ念を押しながら答えた。

 

灰原「いい?今から話すマフィアには絶対に探りを入れちゃダメ‼︎これだけでいいから約束して!」

コナン「でも犯罪者だろ?探偵なら探りを入れるのは当z………」

灰原「絶対ダメよ‼︎ただのマフィアですら組織は手を出せないの‼︎そのマフィアとなると尚更よ‼︎」

 

血相を変えながら必死になっている灰原を見て、コナンと阿笠は驚いたが、やはり納得は出来なかった。

 

コナン「話は変わるって、そんな大袈裟な………」

灰原「いい?ただのマフィアですら黒の組織は格下だというのは話したわね?ここまでは理解した?」

コナン「ああ、釈然としねぇけどな。実際に見た事ないし」

灰原「今から話すマフィアはそんなレベルじゃないわ。そのマフィアにとっては黒の組織なんて比べる事自体がおこがましい程にどうでもいい存在なの。あのジンですら口にするだけで冷や汗を流す程にね………………」

コナン「何だと⁉︎」

 

灰原は顔を真っ青にしながら語っていく。その内容を聞いたコナンも今まで以上に驚愕した。あの組織が格下だという事すら信じられないのに、それを上回る程のマフィアが存在する事に戦慄した。そして、コナンにとっての宿敵であるジンが恐れている事が信じられなかった。

嘘だと思いたかったが灰原の表情が真実だと語っている。灰原は続けた。

 

灰原「伝統、格式、規模、勢力が全てにおいて別格。それがそのマフィアを表す言葉よ。つまり、マフィアの中でも群を抜いてるの。組織が敵う筈が無いわ」

阿笠「とんでもないの………。」

コナン「………それで灰原、そのマフィアの名称は分かってんのか?」

 

灰原が語った言葉に戦慄した阿笠は思った事を呟いた。そしてコナンも恐れを抱いた。しかし探偵の性によってマフィアの名前を聞いた。

 

灰原「ええ、分かってるわ。その最強マフィアの名は“ボンゴレファミリー”。最も、他に知っているのは最強と呼ばれる独立暗殺部隊の存在だけなんだけど」

コナン「独立暗殺部隊⁉︎」

灰原「えぇ、でも詳しくは知らないわ。知るべきではないとも言えるけどね。あなたも約束通り、ボンゴレを探ろうとしない様にね」

コナン「………あぁ分かったよ。他の奴らを危険に晒す訳にはいかねぇからな」

 

灰原の説明を受けて、最強のマフィアの名称と、そのボンゴレファミリーに属する独立暗殺部隊の存在を知ったコナン。特に、暗殺部隊の存在がコナンを踏み止まらせた。下手をすれば自分以外の人達が殺される。それはコナンにとっては許せないものであった。

 

そんなコナン達の会話を終わるのを待っていた阿笠が、

 

阿笠「しかし、新一と哀君が感じた悪寒に関しては分からず終いじゃったのう。残念じゃな」

コナン「あぁ、黒の組織やマフィア。ましてやボンゴレファミリーって奴らじゃ無いことを祈るばかりだぜ」

灰原「………ハァ、気分転換にテレビでも見ましょう。そう言えば工藤君、あなた夕食はどうするの?」

 

阿笠の言葉に、コナンは自分の考えを語った。灰原も話し疲れたのかため息をつきながらコナンに夕食の事を聞いた。

 

コナン「あーちょっと待ってくれ、スマホに連絡が入ってる。蘭からだ。えっと…………?」

 

コナンは蘭からのメールを読んでいった。しばらくして、

 

コナン「蘭は急遽、泊まり込み練習になったってさ。おっちゃんも帰りは相当遅くなるらしい。つー訳で飯食わせてくれ」

灰原「ハイハイ。少しは手伝ってよ?」

コナン「わーってるよ。んで?何を作るんだ?」

灰原「肉じゃがよ」

 

コナンが夕食を共にする事に内心喜んでいる灰原だがコナンには気づかれていない。ただ阿笠はニコニコ笑っていたが。

 

そんなこんなで、夕食の時間になった。阿笠の分の肉じゃがは、さっき笑った罰なのか少なめとなっており、阿笠が涙目になっていた。どうやら気づいていたらしい。食後、3人でサッカー中継を見ていたら、上部に緊急ニュースのテロップが流れた。その内容は3人を驚かせた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《先日杯戸町で起きた事件の容疑者である霧崎晴太さんが留置所で亡くなっていた事が分かりました。警察はこの件についてーーー》

 

 

 

 

 




作者「はぁーーーーー」
コナン「随分と長いため息だったな。」
作者「だってさ、こんな平和に後書きに参加出来るの久しぶりだもん」
阿笠「ワシからはお疲れさんとしか言いようが無いのう」
作者「そう言って頂けるだけ有難いです阿笠博士」
コナン「しっかし、博士の名前って紛らわしくないか?[はかせ]なのか[ひろし]なのか」
灰原「確かに、本文中ならともかく後書きではルビを振る事も出来ないしね」
作者「あのー、折角の平和な後書きだから脱線しないで………」
コナン「しゃーねーなー」
灰原「それじゃ、行きましょうか」
作コ灰阿「これからもよろしくお願いします!」
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