今回は大阪の様子を書きます。
タイトルには勉強会とありますが、描写は少ないと自分では思ってます。
それでは本編をどうぞ!
一方その頃、大阪にて。
山本「ハァーーー………」
平次「?どないしてん山本」
和葉「何かあったん?」
改方学園が現在テスト期間中である事を告げられた山本は、席が隣となった服部に勉強を教えて欲しいと頼み、服部はそれを快諾した。 元々、服部と共にテスト勉強をする予定であった和葉も交え、現在は服部の家に向かっている途中であった。
場所が服部の家となった理由は一番広いからである。 そうして3人で帰っている時に、山本はある事に悩んでいた。
山本「いやさ、改方と並盛じゃ全く授業の内容が違うんだよ。試験大丈夫かな俺………」
平次「安心せえ‼︎オレが付いてるんや、何とかなるで!」
和葉「せやで。平次は勉強が得意なさかい、思いっきり頼ったらええんよ」
山本は並盛と改方の授業内容の違いに戸惑っていた。【大なく小なく並がいい】と校歌にある様に、並盛全体の学力は中レベルである(1人だけ、某鬼畜家庭教師による指導でダメダメレベルから上レベルとなった者がいるが)。
対して、改方学園の学力は上に値する。つまり、授業の進行具合が速いのである。ただでさえ補習の常習犯である山本(というより授業中に寝ているのが最大の理由だが)が戸惑うのも無理は無い。
そんな山本を励ます服部と和葉。和葉が言う様に平次の成績は良い。特に英語はFBIの者が認める程のレベルである。
山本「ああサンキュー‼︎よっしゃ、元気出てきたー‼︎」
服部「ちゅうか山本。お前の元いた学校の授業が思ったより進んでいないのが気になるんやが。お前から聞いた風紀委員長の性格からして、かなり進んでおると思とったんやが」
服部と和葉の励ましによって、元気を取り戻した山本に服部は疑問をぶつけた。雲雀のいる学校の授業の進行具合が遅い事に驚いたらしい。
山本「ん?あー、あいつはそういう事に興味を示さねーからなー。あいつが興味あんのは並盛そのものと強い奴だけだな。んで、群れと弱い奴は嫌いだから咬み殺してる」
服部「成る程のう。それから山本、咬み殺すはもう言わんでええ。風紀委員長の説明の度に言うとるのう」
山本「つか雲雀の説明するには、咬み殺すは外せねーからな。あいつの口癖みてーなもんだし」
服部「ホンマ一回会うてみたいわ、その風紀委員長」
山本「やめておいた方がいいぜ。普通の奴ならともかく、お前みてーな探偵?は雲雀の機嫌を損ねるだけだからな」
和葉「話してる最中悪いけど、平次の家着いたで」
山本と服部が主に雲雀の話をしていると服部の家に到着した。その家を見た山本の第一声、それは………。
山本「うお、デッケエ‼︎‼︎」
和葉「せやろ。さ、中に入ろ」
平次「おーい、オレの家をお前の家みたいに言うなー」
そう3人でやり取りしていると、平次の母である“服部静華”がやって来た。
静華「あら平次おかえり。和葉ちゃんもいらっしゃい。それから……、そちらの少年は?」
平次「ああ、今日転校して来た山本や。ちと勉強教えて欲しい言うから家連れて来たんや」
静華「そうか。ほんなら後で飲み物持っていくさかい励みや」
和葉「オバさん、おおきに」
山本「どうもっす」
そうして平次の部屋に向かう途中、山本が服部に尋ねた。
山本「服部ってお坊ちゃんだったんだな」
平次「は?どういうこっちゃ?」
山本「だってよ、こんなデケェ家に住んでんだぜ?そう思ってもおかしくねえだろ?」
平次「まあ親父が大阪府警の本部長やからなあ。当たっとるっちゃ当たっとるな」
そうしてる内に部屋に着いた3人は小机を出して教科書とノートを広げた。
山本「あー、教科書の文字見ただけで眠くなってきた」
和葉「早!まだシャーペンすら持ってないやん!」
平次「山本、一応聞くけど元の学校での成績は?」
山本「補習常連‼︎」
平和「………………」
山本の言葉に唖然となる服部と和葉。しかし、いつまでも固まってるワケにも行かず………。
平次「よっしゃ!ビシバシ行ったるから覚悟せいや、山本ぉ‼︎」
山本「うへぇ〜〜………」
そうして始まった勉強会。一応、数問の課題を出したが、暫くして服部は驚いた。
服部「おい山本。お前勉強出来るやんけ」
山本「え、マジ?合ってんの答え」
服部「ああ。しかし分からんな。なんで並盛高校では補習常連だったんや?」
服部が驚いたのは山本の要領の良さである。山本は言うなれば「やれば出来る子」であり、服部の説明の分かりやすさもあって次々と課題をクリアしていった。
ちなみに成績が悪かった理由は部活の忙しさで勉強に手がつかなかった事である。
和葉「凄いな山本君。これならテストも大丈夫なんちゃう?」
山本「よっしゃ!助かったぜ服部、遠山!」
山本が喜んでいると服部静華が飲み物を持ってきた。
静華「なんや山本君は勉強が出来たんか?」
服部「オカン、出来るやなんてモンやない。コイツ元々が要領が良すぎや。下手すりゃ上位取れるで」
山本「ハハッ、服部の教え方が上手いんだって。獄寺といい勝負だな」
服部「?獄寺っていうのは誰や?」
山本の口から出た、獄寺という人物に疑問を持った服部は尋ねた。
山本「並盛にいる俺の親友の1人だぜ。後もう1人の親友と一緒に、中学時代から仲良しトリオって呼ばれてたんだ」
静華「ふふ、親友とは良いモンや。一生の宝になるさかいな。大事にするんよ」
山本「モチロンすよ!」
静華「ほな、勉強頑張りや」
そう言って静華は部屋を出た。飲み物で渇いた喉を潤してから勉強会の続きをしていたら日が暮れ始めていた。
山本「お、もうこんな時間か。んじゃ今日は帰るから、また明日な」
服部「ちょい待ち山本」
山本が帰る支度をしていると服部が止めた。
服部「お前一人暮らしやろ?飯1人だけで食うなんて寂しかったやろ。今日から家で食うたらええ」
山本「え、でも家の人に悪いんじゃ………」
服部「そうか?別に大丈夫やろオカン」
そう服部がドアの向こうに言葉をかけると、不意にドアが開き静華が入って来た。
静華「構へんよ。何なら明日からも家で食わんか?」
山本「い、いいんすか?でも親父さんの許可も必要なんじゃ……」
服部「安心せえ。…………親父の奴、オカンの言う事には逆らえへんねん………」
最後の部分は小声で話した服部。一方、2人の好意を断る事は山本には出来なかった。
山本「んじゃあ、お言葉に甘えて。いつか必ず礼するんで」
静華「ええんよ気ぃ使わんでも。ほな夕食の支度するさかいな」
山本「ホントありがとうございます」
そうして大阪滞在中は服部家で夕飯を食べる事になった山本であった。
山本「更新が遅かったのなー」
服部「全くや。遅すぎるにも程があるで。せっかくのオレの登場話ちゅうのに」
山本「ハハハッ。しっかし、今回は短かったなー?」
服部「ちゅうか未だに1日が終わらんてどう言うこっちゃ。いくら何でも長すぎやろ‼︎」
山本「それにしても作者の奴、遅ーな」
服部「って無視かい!」
山本「ん?」
服部「ん?じゃあらへんがな!………もうええ、お前の天然さにツッコんでも虚しいだけな気がしてきた………」
山本「何だか良く分かんねーけど元気出せって」
服部「………ハァ。もー、ええ。………作者の事やけど今回は来ないんとちゃうか?」
山本「今回は俺たちだけでやるって事か?」
服部「いや、もう終わりでええやろ。長引かせてもどうか思うしな」
山本「それもそーだな!んじゃ、やるか!」
山服「次回も楽しみにな‼︎」