club live! school band project   作:gooty

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皆さんどうも。
今回はβ's集合&μ's初ライブです。
あと、第1音にて登場したスられた少女の招待も判明します!ヒントはAqoursの誰かです。
それではどうぞ。

P.S.もう悠太が主人公で良い気がする。




第6音 伝説の産声

前回のあらすじ

真姫とのセッションでボロボロになった弓を直しに行った悠太。その時生徒会長の速太とあってセッションした。そして速太の悲しい過去が判明。そんな時メールが来た。内容は、音源の催促だった。

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悠太はまず五線譜が無いことに気が付き、ふたたび、イオンの楽器店に行った。

 

悠太 「五線譜、五線譜っと。」

 

そう言いながら歩いていると、ある少女が話しかけてきた。

 

??? 「すいません、私のこと覚えています?」

 

悠太 「(えーっとどっかで見たことある気が…あっ!)

ひょっとしてこの前カバン取られていた子!」

 

??? 「そうです!ようやく会えた!ずっとお礼がしたかったんです。私、桜内梨子と言います。音ノ木坂中学校に通う中学二年です。」

 

悠太 「同い年やね。俺は森澤中学校に通っている、水野悠太。」

 

梨子 「悠太さん、今から時間あります?私の家に行きませんか?」

 

悠太 「え、今八時だよ。大丈夫?」

 

梨子 「全然大丈夫です。」

 

悠太 「じゃあちょっと待って、遅れることを従兄弟に伝えるから。」

 

そして、海未にめちゃくちゃ怒られたあと、梨子と駐車場に行った。

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梨子「ここが家です。」

 

悠太 「どこに停めればいい?」

 

梨子「そこの車庫にお願いします。」

 

そう言って悠太は車を停めたあと、梨子の家に入った。

 

梨子 「ただいま。」

 

梨子ママ 「おかえり、その子は彼氏?」

 

梨子 「いやいや違うから///。ちょっと前に泥棒から助けてくれた人。」

 

悠太 「はじめまして、水野悠太と申します。」

 

梨子ママ 「梨子の母です。梨子を助けてくれてありがとう。」

 

悠太 「いえいえ、そんなことないです。(声がめっちゃ水樹奈々!)」

 

梨子 「じゃあ私の部屋に来て、」

 

悠太 「分かった。で何するの?」

 

梨子 「セッションしましょ。」

 

悠太(何となく分かってましたけどー、本日3回目ー)

そして悠太と梨子はそれぞれの楽器を用意した。

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そして2人はパッハベル作曲「カノン ニ長調」を弾き終えた。

 

悠太「ありがとう、とても楽しかったよ。」

 

梨子「楽しんで貰えて何よりです。」

 

悠太「あっそうだ。ちょっとこの部分弾いてみて。」

 

そう言うと「START:DASH」と書かれた楽譜の初っ端を指さした。

 

梨子「こう?」

 

悠太「そうそう、そこってピアノ始めて3週間のやつに弾ける?」

 

梨子 「割と簡単だからいけると思う。」

 

悠太「そ、ありがとう。そうだ。これやるわ。」

 

そう言うと悠太はポケットから2つのバレッタを差し出した。

 

梨子 「いいの?」

 

悠太「うん海未が買ったけど付けないって言うから。」

 

梨子は早速ツインテールを解き、バレッタを付けた。

 

梨子「似合う?」

 

悠太 「うん、めちゃくちゃ可愛いわ。」

 

梨子「可愛いなんて///」

 

悠太「もうそろそろ時間だから帰るね。じゃ」

 

梨子「じゃ、じゃあね。///」

 

梨子(不意打ちとは、ずるい。///)

 

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悠太が外に出ると、幼馴染である、今中浩二が待っていた。

 

悠太 「お前、こんなところで何しとん?」

 

浩二「次の相手の詳細を渡そうと思ってな。」

 

そう言って浩二は一枚の紙を出した。

 

悠太「ふーん。今回は2つに別れるんか。」

 

浩二「ああ、車の調整しとけよ。」

 

悠太「大丈夫。メカドックに頼むから。それはそうとお前、トランペットで吹いて欲しい所があるから、家来れる?」

 

浩二「いいけど別に。」

 

悠太「じゃあ行こう。」

 

そう言って悠太はWRXに、浩二はGT-Rに乗り込んだ。

 

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次の日、悠太は秋男達に楽譜を配ると同時に、速太の話をした。

 

秋男「そんな過去があったなんて。」

 

一郎「で、どうするの。」

 

秋男「もちろん誘うに決まってるじゃん。」

 

悠太「でも誘う為には、副会長も味方に付けないと。」

 

友広「副会長を誘う口実はあるよ。この前配達してたら、紫の80スープラに煽られて。先に行かせて、追いかけたんだよ。そしたらそのスープラ、クラブに止まって、中から出てきたのは、副会長だったんだよ。そのままついて行くと、彼、DJしてたんだよ。」

 

悠太「なるほどな、確かに行けるかも。」

 

秋男「よーし、じゃあ副会長の所に行こう。」

 

そして彼らは副会長がよくいる屋上に向かった。

 

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雪人「まぁβ'sの皆さん、どうしたの。」

 

秋男「副会長、β'sに入って下さい。」

 

雪人「どうして俺なの?」

 

友広「この前あなたがクラブでDJしてる所見たんです。」

 

雪人「へぇあの速い86あなただったんだ。それでも俺はしないよ。」

 

悠太「じゃああなたの音を聴かせて下さい。」

 

雪人「まあその位ならいいけど。」

 

そして彼らは音楽室にいった。

 

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雪人「じゃあ行くよ。」

 

そう言うと彼はユーロビートを奏で始めた

 

そして終わった。

 

悠太「ほら、やっぱそうだ。副会長だってしたいんじゃん。そのように見えたけど」

 

秋男「ん?今見えるって。」

 

雪人「さすが共感覚持ち。何でも分かるんだな。」

 

雪人「確かに俺もバンドに混じりたい。でも速太のこともあって、出来ない。出来ないんだよ!!」

 

悠太「そんなこと無いですよ、きっと彼はだれよりもあなたに『そんなことで諦めるな』といって貰いたいのだと思います。」

 

雪人は飛びだしていった。彼、速太の元に。

 

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速太「雪人、どうしたの。」

 

雪人「速太、もう一度あの時に戻ろう。」

 

速太「無理だよもう、出来る訳ない。」

 

雪人「諦めるのか?たったあれだけのこと、誰だってある。だからあの時間をとりもどそう。」

 

速太は泣きながら答えた。

 

速太「そうだね。きっと俺はお前のその言葉をずっと待ってたのかもしれない。もう一度やろう!」

 

そうしてβ'sは6人になった。

 

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悠太「では、早速弾いて行こうか。」

 

そう言って彼らは録音スタジオで楽器を構えた。

 

♪START:DASH by β's

 

弾き終えると、速太は、いった。

速太「そう言えば俺達がバンド組んでいた時もβ'sって名前だったな。」

 

秋男「そうだったのですか?」

 

速太「なつかしいな、こうやってβ'sが新しく組まれるのは、運命だったのかもな。」

 

彼らはスタジオを出た。そうして空をみた。あの日と同じく飛行機雲が武道館に向かって伸びていた。

 




ここで新キャラが出たので、プロフィールを書いておきます。

今中浩二
学年 中2
血液型 B
パート ブラスパート(トランペット担当)
好きな食べ物 天ぷら
パーソナルカラー 黒
趣味 サバゲー ゲーム
特技 トランペットでhigh E♭以上をだせる。
概要 悠太の幼馴染。悠太と同じく吹奏楽部で活動していて、同じ秘密を抱えている

ちなみに浩二との会話は、悠太の秘密に関係あります。

それではまた次回。じゃあね´ ³`)ノ ~♡

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