club live! school band project 作:gooty
と言うことでやって行く。
前回のあらすじ
悠太は生徒会長の秘密を秋男達に伝えた。そうすると皆考えは一致で、誘うことになった。またそのために副会長を仲間につけ、見事2人をβ'sに誘うことに成功した。
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β'sが集合して数ヶ月後、μ'sも9人になり、音ノ木坂学院の学校説明会も大成功に収めた。そして今は、その説明会の打ち上げ中だった。(雪人と速太は、生徒会の仕事。海未は用事)そんな時、悠太の元に電話が来た。
悠太「はいもしもし、え、本気それ、分かった。」
悠太「ごめん!急用入った。じゃ!」
実はこういったことは、前からよく起きていた。
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それは、練習の時だ。
悠太「うん、今回は車とチャカいる?あ、うん分かった。」
悠太「ごめん!用事できた。」
といった具合だった。
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β'sは、次このようなことがあったら追いかけてみる。と話していた。その時だ。海未が来たのだ。
海未「追いかけるのですか?」
秋男達「はい!」
穂乃果「追いかけるって何を?」
友広「悠太さんです」
ことり「用事って言ってなかった?」
一郎「それが、あの様な事が毎日の様にあるんです。」
穂乃果「へぇ、そうなんだ。」
ことり「私達もついて行って良い?」
秋男「良いですよ。」
海未「あの~行くなら早くしたほうが良いですよ。あとμ's全員が行くなら車が3台いりますよ。」
秋男「とりあえず、雪人さんに電話しよう。」
秋男「もしもし、悠太さんまた帰ったよ。」
雪人『え、マジ?今からいくわ。』
秋男「雪人さん来れるって。」
海未「車種は?」
友広「俺が86で、雪人さんが80スープラ。」
一郎「で、俺がスタリオン。」
海未「そうですか。頑張って追い付いてくださいね。」
一郎「え、どういうこと?」
海未「事情は後で話します。急ぎましょう。」
そして友広の86に一年生、一郎のスタリオンに二年生、
雪人のスープラに三年生が乗った。ちなみに絵里は、雪人の事について気が付いたが、雪人が気が付くのは、まだ先の話。
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海未は、現在グループ通話にて話している。
海未「では簡単に悠太の秘密に付いて言いますね?彼は、刑事です。」
全員「「「「「「「「「「「「「刑事!?」」」」」」」」」」」」」
海未「はい、そうです、真姫。捜査1課、捜査2課、捜査3課、捜査4課の違いは、分かりますよね。」
真姫「当たり前よ。1課が強行犯罪。2課が知能犯罪。3課が窃盗犯罪。4課が暴力団関連を取り締まっているのでしょ。」
海未「そうです、ですが三年前位に、捜査5課と言うものが出来ました。それも私の叔父、つまり悠太の父によって。」
絵里「で、捜査5課は、何を取り締まっているの?」
海未「1234課の対象全てです。ですが構成されている年齢が決まっています。5課は中学生から高校生までの人だけです。」
希「つまり大人では逮捕が難しい相手を5課に回しているんやね。」
海未「はいその通りです。」
一郎「ちなみに海未さんや、何処にいるか目星は付いているの?」
海未「はい、とりあえず神田橋ICから首都高速に乗って下さい。」
友広「了解。」
そう言って彼らは、首都高速に乗った。
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μ'sとβ'sが追いかけ始める少し前、悠太の方では、チーム内で内容確認を始めた。
悠太「ふーん今回は暴力団員が一般人殺して、何処かに姿消してて、出てきたと思ったら逃げる為の金目当てに強盗を犯したと。」
浩二「そ。今回はあちらが二組に別れる様だから、こっちも二組に別れる。俺と悠太。康夫と遼がペアな。」
康夫 遼「「了解」」
悠太「じゃあ行きますか。」
そう言って彼らは首都高速と、ブルーライン側に別れて出発した。
悠太「相手の車種って分かる?」
浩二「シビックタイプRだ」
悠太「おーいいね。」
そんな話をテレビ電話でしながら、首都高速に乗った
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秋男「あのWRX悠太さんのじゃん。」
海未「あれを追って下さい。」
一方悠太は、
悠太「何処にいるか分かる?」
浩二「今C1にいるよ。ほら、あの垢のシビック。」
悠太「じゃあ行くよ。」
そう言って3速にいれてアクセルペダルを全開にした。
友広「悠太さんはやっ。」
凛「でもあれは本気に見えないにゃ。」
友広「みんな、シートベルト着用した?」
真姫「付けてるけどまさか、飛ばす気?」
友広「うん、いくよ。」
そう言って彼も3速に入れた。
浩二「なあ悠太。うしろなんか来てない?」
悠太「あのヘッドライトの形、86?」
浩二「つーかシビック速いな。」
悠太「気付かれたのかも。じゃあ全力で行くよ。」
浩二「あのz倒した時みたいに?」
悠太「うん」
彼は6速に入れた。
友広「また速くなった。軽く300km/h出てるわー。」
凛「まさかアレに追いつくなんてこと…考えてないよね?」
友広「これじゃあ置いて行かれるわ。ごめんけど少しガマンして。」
花陽「ダレカタスケテー」
そう言って彼も6速に入れた。
真姫「ちょ、これ完璧に峠の走り方じゃない。」
友広「ガマンしてって言ったでしょ。」
悠太「あの86撒けない、とりあえず気にせずシビックの前にでよう。」
浩二「悠太後ろに配置出来たよ。」
悠太「了解」
凛「ちょっと。かよちん気絶しちゃったよ。後ろにもあの2台居ないし。」
友広「あっ!前に行った!」
悠太「そろそろランデブーはおしまいにしようぜ!」
そう言って悠太は軽快にハンドルを切り車体を横に向け、サイドブレーキを引いた。
団員1「あぶねえ!」
相手の車も止まった。
団員2「クソ逃げるぞ!」
その時。パァンという銃声が2回響いた。
悠太が撃ったのだ。
銃弾は見事相手の太ももに当たり、2人とも倒れた。
悠太「ごめんね…」
そう言って彼は落ちた薬莢を拾い、そこに花を刺して相手のポケットに入れた。そして手錠を掛けた。
浩二「七時五十分。強盗の疑いで現行犯逮捕。」
そのまま悠太の車に2人を乗せた。その時。
秋男達「悠太(さん)!」
彼らが来たのだ。