club live! school band project 作:gooty
それでは続きからどうぞ。
悠太が撃った後、やってきた秋男達。
秋男「悠太さん。一応海未さんから全て聴きました。」
悠太「そう。聴いちゃったか。海未が話した通り、俺は捜査5課の刑事。車を持っているのもそういうこと。」
友広「どういう経緯でなったのか教えてください。」
悠太「分かった。」
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(ここから悠太の回想)
俺は静岡県沼津市内浦で生まれた。
幼馴染である浩二や、あっちに住んでる友達もいた。ジャズオーケストラに入ったり、バイオリンを習ったり、楽しんでいた。また俺は警視総監である父親を持ち、兄弟が3人(姉と兄)もいて、生活が充実していた。しかし、小5の時、姉が拐わてしまった。親父も全力で探したが見つかった時は既に遅く、頭を殴られ、胸を数回さされ、更には首を縛られた跡まであり、それは余りにも悲惨だった。犯人は暴力団員で、後無事逮捕された。しかし俺は姉を亡くしたショックで、しばらく立ち直れなかった。その後俺のあっちの方にいる友人によって立ち直る事が出来たが俺はその暴力団を殲滅しようと考える様になった。その時、親父が新しく捜査5課を発足させ、その捜査5課に誘ってくれた。俺は迷わず捜査5課に入ると答えた。そこから、大阪にある警察学校にて、二年間勉強した。そして捜査の為にここの街に来た。
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ことり「そんな過去があったなんて」
穂乃果「所で、さっき何か拾ってた様に見えたけど」
悠太「俺は薬莢を拾って花を刺していたんだ。」
希「ちらっと見たけどあれは紫色のカンパニュラやね。花言葉は『後悔』や。」
悠太「そう、その通りだ。」
秋男「何故秘密にしていたのですか?」
悠太「捜査に影響が出ない様に、捜査5課の刑事であることを隠さないといけないんだよ。それに…」
友広「それに?」
悠太「捜査5課では、殺人許可がよく降りるんだ。様は、俺は殺し屋みたいな者だ。そんなやつに寄る奴はそうそういないだろ?」
一郎「まぁそうだけど。」
悠太「俺さ。よく分からないんだ。いまの世代の子と、仲良く成る方法とか、青春を謳歌する事とか。」
速太「分からないんならまずは聴けば良いじゃん。」
雪人「きっとキミなら聴くことができるはずさ。」
悠太「青春を聴く、か。そうだね。聞いて見よう。」
Prrrr
悠太「ん?電話?」
悠太「はいこちら警ら330」
遼『悠太。悪い。逃がした。』
悠太「何?それは本当か?」
遼『どうやらあっちの頭領が乗ってるらしい。殺害許可も下りた。』
悠太「相手の場所は分かる?」
遼『○○ビルの7階』
悠太「分かった。行くよ。」
真姫「何かあったの?」
悠太「どうやら暴力団の頭領の殺害許可が下りたらしい。」
海未「そのためにこれを持って来ました。」
そう言って海未は2本の刀を取り出した。
海未「父からです。」
悠太「ありがとう。じゃあ行くわ。」
穂乃果「待って!私達も行く。」
悠太「いいけどビルの中は無理だからな。」
全員「「「「「「分かった!」」」」」」
そう言って彼らは車の中に乗った。
今回はここで切ります。
それではまた次回。じゃあね´ ³`)ノ ~♡