「そういや咲夜、お前宛てに手紙が来てるぞ?」
「.....俺に?」
情報社会となった今、手紙を送ってくるのは相当珍しい手紙という文化が好きなのか、或いは秘匿制の内容なのか...
開封するととても綺麗な文面が書かれていた、送り主は几帳面なのだろうか?無駄なスペースを出すことなく綴られていた。簡潔に内用を告げると、カルデアと言う組織に来て欲しいとのことだった。何故自分なのか不思議だったが無下に断るのも気が引けたため行くことにする。
返事を送って約2時間程で迎えが来た、どんな情報伝達機能を持っているのやら
カルデアは雪山の中にあった、その建造物を見たとき何故か頭痛がした。いつもなら、高山病にでもかかったのだろう。とでも考えたが建物に見覚えがあったが故にただの頭痛ではないのだろう。
「でけー」
「なんでお前も居るんだよ」
「俺も呼ばれたからな」どやぁ
別に黒夜が呼ばれていても不思議では無かった、黒夜は太刀を扱う技術が非常に高い、周りからは平成の沖田とまで言われているほどだ。
入口を入ると薄紫色の髪をした少女と目が合う
「お久しぶりです、先輩」
「えっと...君は?」
自分に後輩が居たという記憶はない、忘れているだけなのかもしれないが
「やはり覚えていませんか.....では、自己紹介から始めましょうか、マシュ・キリエライトです。宜しくお願いしますね先輩」
「俺は暁美咲夜、その様子だと知ってるっぽいね、宜しく」
何故忘れてしまったのだろう、よく考えてみればざっと一年ほどの記憶が曖昧になっている。まるで他人の記憶を投影したような、自分とは関係のない記憶が当てはめられている。
「さて、時間ですから行きましょうか」
「何処に?」
そう言えば此処に呼ばれた経緯をまだ聞いていなかった
「聞いてないんですか?えぇとそうですね、所長からの重大な発表があるらしくて、先輩にもお願いしたいとのことです」
「ふーん」
「おや、君たちまだここに居たのかい?」
背後から声がかかり振り向くと、緑色のスーツとシルクハットを身につけた長身の男性がいた
「こちら、レフ教授です」
「レフ・ライノールだ、宜しく」
「暁美咲夜です、宜しくお願いします」
握手を交わす。
「それより、急がなくていいのかい?彼女は遅刻に厳しいだろう」
「急ぎましょう、先輩」
「おう」
いくら呼ばれた身とはいえ、遅刻するわけにはいかないだろう。
マシュに案内してもらいながら、急いで集合場所に向かうことにした
咲夜)そういや黒夜、お前どこ行ってたんだ?
黒夜)お前が話してる間に会場に向かってました~
咲夜)何で先に行くんだよ(´・ω・`; )
黒夜)女子と仲良くするお前がわるい、次回も( `・ω・´)ノ ヨロシクー
咲夜)ちょっΣ(-∀-;)