「くっらい!」
光の殆どない空間で、俺は嘆いてそう口にした。
太陽はまだまだ上空で光を放っていると言うのに、地上にいるはずの俺らの元には不十分な光量しか届いてなかった。
上を見れば、木々から伸びる枝と葉っぱが青空に代わって上を覆い尽くしているのが見える。この様じゃあ、この辺りが『常闇の森』と呼称されるのも納得である。
「ケッちゃん、少し待ってくださいね。こんなこともあろうと、こんなものを持ってきました」
「?」
レイちゃんが私を止めてからポーチから取り出したのは、一つのランタンだった。
一見何の変哲も無いランタンだが、横にツマミが一つ付いている。
レイちゃんがそのツマミを回すと、ガラスの中に炎が生まれた。
「ほら、ランタンです!」
「おー」
ほんの僅かに差し込む日光だけが頼りだった空間に、オレンジ色っぽい光が広がった。
「ありがとう……、準備万端だね」
「一応、以前にも来たことがありますので」
そう言いながら、ランタンを掲げて周囲を照らす。
……今、俺達は年樹九尾を出発、目的の採集地点が点在する地域『常闇の森』の中を歩いている所だ。
森を入ってすぐの頃はまだ光が差し込んでいたのだが、奥へ踏み入る程にそれがなくなっていったのだ。
ランタンから放たれるオレンジ色の光を頼りに、周囲を見てみる。
木々の表面は若干紫がかっていて、根元を見ればキノコが沢山ある。
「……すごい禍々しい森だね」
「はい、この場所は空気中の魔力が多いだとかで、動植物が魔種化しているらしいですよ。こんなに暗いのも、異常に成長した木々が原因です」
なにそのラスボスの城のすぐ横にありそうな立地。というか、そういう土地は街の近くにあるべきじゃ無いだろう。
と、そう愚痴るのは自由だが、街の近所という事実を曲げることは不可能である。
ここは先日レベル上げをしていた場所と比べると街からは遠いものの、しかし徒歩でも十分にたどり着ける場所にあるのだ。
「魔種ねえ……確か、魔法を使ってくる種なんだっけ?」
「それもありますけど、魔力を内包しただけで魔法を使ってこない種類も、魔種として数えられますよ」
「そうなんだ……」
どっちにしろ、先日のレベル上げで俺が相手した敵に比べれば厄介なのは間違いない。
「その代わり、私たちの魔力の回復も多少早くなると思いますよ? ……多分」
「多分?」
「……はい、多分です。小耳に挟んだだけなので」
噂ということか。
まあ、魔力の回復が早くなったのならば、有難く魔法を乱用するとしよう。俺にその機会は訪れないだろうが。
「……あ、魔法といえば!」
「うん?」
「ケッちゃん、まだ初期以外の魔法をまだ習得してませんでしたよね?!」
致命的なことなのか、声を荒げて言われた。
確かに初期魔法以外は何も覚えていない。昨日覚えたのは、魔法の戦略的な使い方だけである。
「そう言えばまだだね」
「そんな気軽な……!」
「大丈夫だよ。魔法はレイちゃん担当、そして私が敵を抑える。それでいいじゃん?」
まあ魔法を忘れたのは素だけど、自分なりにこう思っている。
魔法の習得方法には2種類があって、自ら研究して魔法を習得するか、何らかの方法で魔法書を手に入れて読むかの二つを選べるのだ。
前者は魔法の難度に応じたステータスと研究材料が必要だし、後者はお金がかかる。
特に理由がなければ、魔法書を作成、販売しているプレイヤーから買う事が勧められている。
初心者指導書で知った。
「確かに、役割分担は大事ですが……」
「とてもじゃないけど、私程度の魔法じゃここの敵には効かないだろうしね。だから私は敵を抑えることに専念する、だから攻撃は任せたよ」
先日のレベル上げとは違ってレイちゃんも参戦してくる。
彼女の強力な魔法があれば、問題なくこの森を歩き回ることが可能だろう。
「……分かりました、頑張ります」
「うん……うん?」
「あれ、どうかしましたか?」
「……何か、来てる?」
前方から何かが迫ってきている……気がする。
音を聞き取ったわけではない、視界になにか写ったわけでも、匂いを嗅ぎ取った訳でもない。
なのだが、何か居る。
これが勘と言うものだろうか、もしくは気配か。しかし昨日あった様な、大きな気配とはまた違うものである。
「近づいてる……!」
「え、敵がですか?」
「うん、……念のため詠唱してて。あとランタンを私に」
指示を出すと、はてなな顔をしながら俺に光源を渡した。
俺が囮になるのだから、レイちゃんが目立っては意味が無いのだ。そう思っての判断だ。
さて、右手のランタンで気配の方向を照らしてみる。
このワケの分からない感覚に頼って位置を把握しているより、その姿を目で捉えたかった。
「……居た、あそこ」
ランタンの発する光が、その姿を僅かに照らすのを見逃さない。
「人狼だね」
「……」
後ろを見ると、レイちゃんは詠唱を行っている最中だった。
その瞳は、俺が指す方を、標的をじっと見つめていた。
人狼のことは、森に来るまでの道中でレイちゃんから聞いている。
生態、習性、弱点と、一通りの情報は把握している。
「『アイススピア』」
理性は無いが、賢さは持っている。
そこに注意すれば……。
「あ」
「……あれ?」
レイちゃんが攻撃すると同時、吹き飛ばされたのか、姿を見失ってしまう。
しかも、さっきから感じ取っていた妙な気配も消えた。
一応、注意しながら近寄ってみる。
「……わーお。ラッキーショットだね、レイちゃん」
「あれ、何で一撃で倒せたんですか? いつもなら……あ」
レイちゃんが放った氷の槍は、人狼の頭を木に針付けにしてしまっていた。
このむっ残な死に様を眺めていると、人狼の身体が光となり、蒸発していった。
「わ、わ、わざとじゃないんですよ! これは偶然で……」
いや、わざとだったらそれはそれで凄いんだけどな。
「次もこれだと助かるから、お願いね」
「次も出来るとは限りませんからね?!」
「……くす」
杖を持った手を振り回して否定する様子を見て、思わず笑ってしまった。
まあ、あの一撃がまぐれだった事ぐらい分かる。
「落ち着いて、レイちゃん。案内出来るのはキミだけなんだから」
「あ、は、はい。落ち着きます。私落ち着きます」
そう言って、深呼吸やら精神統一やらで落ち着こうと取り組み始める。レイちゃんしか道が分かる人がいないのだ。
……しかしあの気配は一体何だったのだろう。
人狼を倒してから気配は消えたから、その正体はアイツだったということだろうが……。
「……ねえ、レイちゃん。この森に入った人が、第六感を覚醒させる話ってあるのかな?」
「え、はい? 第六感ですか?」
「うん、やっぱり無い?」
「聞いたこともないですが……どうしたんですか?」
……気配を感じ取れたのは、異常だったのだろうか?
あのときのように、二人共同じような現象が起きた、という様子でもなかった。
「……なんでもない」
ならば、きっと気のせいだろう。俺は気にしないことにした。
その後は、意外と順調に事が運んでいった。
この”第六感”で敵を見つけたら、その場所をレイちゃんに伝え、攻撃させる。反撃してくる敵を俺が抑え、また追加の魔法をレイちゃんがぶつける。
簡単な作業だった。しかも、あれからまだ二、三体しか遭遇していない。消耗も少なかった。俺の体力以外は。
途中、俺の体力の回復を兼ねて休憩したのだが、その時に”第六感”は何かのスキルなのではないかと思い立って、ステータス、スキル、魔法、何れの一覧を呼び出した。が、それらしいものはなかった。
それからもこの第六感の正体がよく分からないまま使っていたのだが、まだ問題は出てきていない。
「そろそろ到着ですが……なんか、思ったより人狼が少ないです。それに少し弱くなっている気がします」
「少なくなってる?」
「はい、いつもなら倍……いえ、四倍は遭遇してもおかしくないんですよ」
「四倍って……」
そこまで来たら、二体同時に遭遇する可能性まで出てくる。一体を相手するならまだしも、俺が二体同時に相手するのは難しい。
奥まで進んできてなんだが、とんでもない魔境に入ったのだと今更だが再認識した。
「あ、複数体出てきた時の事はもう対策していますよ。心配しないでください」
「そっか。頼りになるね」
「えへへ……でも、なんで少ないんでしょうか?」
「とりあえず、私には分からないかな」
この森を知っている彼女でさえ原因がわからないのなら、始めてこの森を訪れた俺にはもっとわからない。
「あ、着きました!」
顎に手を当て、人狼の現象について考えていながら歩いていたレイちゃんだが、いつの間にか広い空間に足を踏み入れていた。
砂漠では水が貴重であるように、この森では日光は貴重なものだった。
しかし、ここでは木々の代わりに草花がそこら中には生えている。日光を遮る木々は無く、ランタンのオレンジ色の光は、すぐに白い太陽の光によってかき消される。
同時に視界いっぱいに光が広がり、思わず腕を目の上にかざした。
光に目が慣れたかと思うと、レイちゃんは驚くべき速さで広場に向かっていった。
「見てください!これが私が探していた素材の、”マヒメ”です!」
レイちゃんが一本の花を摘み上げて戻ってくると、その花を俺に見せる。紫色の花だが、その花弁の先からそれぞれ一本の紐の様なものが垂れ下がっている。
「マヒメ?」
「はい、魔力を補給する薬、魔力ポーションの材料になるんですよ!」
確かに、これが魔力の充満する森の中に自生しているというのなら、そういう効果もありそうだ。
とりあえず俺は頷いておいた。
「しかも魔力が充実したこの森の中でなら魔姫の繁殖力は向上します。要するに何時来ても沢山あるんですよ!」
まあ、取り尽くしたら勿論無くなりますけどね。とも付け足すが、個人的にはこの花の生態なんぞあまり興味がない。熱く語るレイちゃんには悪いけど。
「魔力のポーションって、そんなに需要があるの?」
「大ありです! 魔力の能力値が上がっても、
「あ、うん。そうなんだ……」
一の質問をすれば、十の言葉で返事してくれた。が、その勢いはまさに、一秒の間に十の数を数えるかという程だった。
突然のテンションについて行けなくなった俺に気づいて、レイちゃんは自身の失敗に気づいてさっと顔を下にむけた。
「えっと、私はそこら辺で見張ってるから、何か来たら伝えるね?」
「は、はい。お願いします……」
そう言って、恥ずかしそうにしながら採集を始めた。
それを見届けた俺は、後頭部から垂れているポニーテールを気まずそうに弄って、周囲の警戒を始めた。
「……静か、ですね」
採集がもう少しで終わるか、という所で、レイちゃんがそう呟く。
「前に来た時は、採集している最中もモンスターがどんどん来ていたんですけど……」
「……まあ、人狼がいつもより少ないって言ってたしね」
「はい、やっぱり異常に少ないです。人狼の遠吠え、暴れる人狼、そして逃げるように飛び立つ鳥。この森では人狼の影響が強いんです。お陰で、普通の動物はどこか遠くに行ってしまう」
「そんなに人狼って影響力があるの?」
「はい」
確かに、この森で出会ったのは殆どが人狼だった。
犬や狼に縄張りがあるのなら、人狼にも縄張りがある筈だ。そんな領域があれば、人狼以外の生き物は確かに生き難いだろう。
「あ、もしかして……」
「?」
「あの、これはあくまで私の予想なんですが……。もしかしたら、この森の魔力が少なくなっているんじゃないでしょうか」
少なくなっている?
俺は周囲を警戒するということを忘れて、レイちゃんの話に耳を傾けてしまう。
「人狼は、その姿を維持するために周囲の魔力を取り込みます。その魔力が少なくなり、魔力が尽きようとすると、それを補おうと他の生き物を狩り始めるんです。それは同族でも例外じゃありません」
「そうなんだ……。よく知ってるね?」
「あ、攻略ウィキに載ってますよ」
「……あ、そう」
なんか、毒気が抜けた。
一気にレイちゃんを見る目が冷たくなった気がする。
「もしこの森の魔力が少なくなって、人狼が同族を狩っているのなら、遭遇する回数が少なくなるのも納得です」
「……へえ」
ウィキがどうのって言われなければ、俺は素直に感心する所だったというのに。
「でも、なんで魔力が少なくなっているんでしょう? そういう話は全然聞いていないんですが……、あと、このマヒメが採れる機会が減るのは困るんですけど……」
知らないよそんなこと。
「……で、マヒメはもう十分に採れたの?」
冷めた気持ちから切り替え、いつも通りの口調でそう訊いてみる。
花を摘み取るのを止め、立ち上がったのだから、つい採集は終わったのだと思ったのだが。
「はい、この場所のマヒメをこれ以上取ったら、今後の採集に影響が出そうです」
「……”この場所”? 他にもココみたいな所があるの?」
「ありますよ。私が場所を知っているのは、ここを含めて3箇所です」
なるほど。群生地は他にもあるらしい。
立ち上がったレイちゃんは、もと来た道へと歩を進め始めた。
俺は黙ってその後ろをついていく。日の光がほとんど入ってこない、森の向こう側へと、周囲の
・
・
・
「ケイちー、ケイケイ、ケッケー……」
「……」
奇妙な単語の羅列を口にしながら、彼女は暗闇の中カンテラを提げて歩いている。
一見するとホラーの一場面なのだが、怖がらないで欲しい。彼女は一生懸命にあだ名を考えつこうと努力しているのだ。
ただ、ケッケーは無いと思う。ニワトリかよ。
「あ、ケビン!」
もう本名の面影が少ししか残ってない。それどう考えても男性名でしょ。
「レイちゃん。敵、敵」
ちょうどよく”気配”が近寄ってきたので、その方を指して知らせる。狙い通り、奇妙なあだ名を考案するのはすぐに止めてくれた。
「あ、はい。……よく見えませんけど、よく気づけますね」
「……まあ、勘?」
この気配の事は自分でもよくわからないので、まあボカしておく。
あんまり詳しく伝えても仕方ないだろうと思ってのことだ。
「とりあえず誘き寄せるから、詠唱よろしくね」
「はい、気をつけてください」
剣を鞘から抜くと、ゆっくりと気配へと近づく。
意外と距離が遠く、レイちゃんが俺の持つカンテラの光から離れてしまっているが、かろうじて彼女の輪郭は俺の目に写っていた。
人狼は俺が持つ光源に気がついて、近づいてきた。俺は木の陰に隠れているから見えないが、彼女はすでにその姿を捉えているだろう。
向こうで待っているレイちゃんの方に目を向ける。目線が合えば、彼女は静かに頷いた。魔法の準備はいいようだ。
「…『マジックグレネード』」
俺の知らない魔法が出てきた。彼女は、魔法によって生まれた光の玉を、姿を現した敵に向けて投げた。
グレネードという事は爆発するのだろうか。
「『ウィンドスピア』」
【…ドォン!】
続けて詠唱して、早くも追加の魔法を放った。グレネードが爆発すると同時の攻撃だったかあら、この人狼はほぼ同じタイミングで二つの攻撃を浴びることになるだろう。
「ウグゥゥ……オォォォ!」
同時攻撃を受けた人狼は怯む、その内に木の陰から飛び出して、人狼に襲いかかる。
「こっちだよ!」
「グルルル……!」
挑発しながら剣を振るい、敵を傷つける。毛皮が固いのか、うまく刃が通らない。
しかし人狼が俺の目を見て、俺へ反撃しようとする。
咄嗟に剣で防ぐが、その力に押し負ける。だが攻撃は反らせたようで、この身には当たらなかった。
流石に俺の身長を上回るモンスター相手に、力で勝てるとは思っていない。
人狼と俺がお互い向かい合って、目線を交差させる。まるで一対一で戦っているかのような様子だが、その実、影には一人の味方が居る。
狼は夜目がきくと思っていたのだが、光源を持って目の前に立っている俺の方に気が向いているのだろう。向こうのレイちゃんには全く気づく様子がなかった。
人狼が刃の如き爪を持った腕で、俺に攻撃する。振りかぶった段階で一歩後ろに退くと、攻撃の振り終わりを狙って剣で突きを放つ。が、それは浅い傷を作るにおわる
俺では十分にダメージを与えられない。まあ、気を引けるだけでいいんだけど。
「『アイススピア』!」
瞬間、影から飛び出てきた氷の槍が横から胸を貫く。
そのダメージに怯んだ隙を見て、剣を振り下ろす。そしてすぐに距離を取る。
胸に貫通した氷の槍をそのままに、人狼は辺りを見渡して魔法を放った人物を探そうとしている。
それを邪魔するために、俺はまた剣を振るう。
首を狙えればマトモなダメージを与えられるだろうが、ジャンプして剣を振り抜くだなんて芸当は出来ない。
「ほらほら!」
「ウウウ……!」
「っわ」
繰り出される攻撃を避けて、連撃を剣で弾いて耐える。。
「……『アイススピア』!」
「ギャァァッ!」
2本目の槍が肩を貫通すると、悲鳴を上げて倒れた。
「今!」
その様子を見て、すぐに倒れた所を追撃した。
狙うは首。そこへ体重を乗せて突き刺すように振り下ろすと、その刃は流石に深いところまで入っていった。
「……よし」
ピクリとも動かなくなり、徐々に光となって蒸散していくのを確認すると、俺は剣を引き抜いた。
「今回の人狼は少しタフだったね」
「そうでしたね。少し固かったです」
ダメージ的に考えて、最初の『マジックグレネード』と『ウィンドスピア』、そして『アイススピア』で倒れるはずだった。と言うより、さっきまではそうだった。
「……あれ? あ、見てください!」
「うん?」
「これです! 魔結晶ですよ! レア物です!」
「レア物?」
ドロップした素材の一つを俺に見せる。半透明な石が赤紫色に濁った物に見えるが、これが魔結晶だろうか。
「あ、いえ、別の強いモンスターから沢山ドロップしますけど、人狼からのドロップは稀なんですよ。なので相場では特別に高いというわけじゃないですが……」
「魔結晶って何かの素材になるんだよね? やっぱり」
「はい! 魔道具の素材になるんですよ!」
「……魔道具?」
「例えば、ケっちゃんがもってるそのランタン! それも魔結晶を使用した魔道具なんです!」
この魔結晶がこのランタンに?
そう疑問に思って、手に提げているランタンとレイちゃんの持つ魔結晶を見比べる。
ランタンが現実でもよく見るデザインのせいで、あんまりピンと来ない。
「もしかしたら、私も魔道具を作れるかも……」
「まさか、薬だけじゃなくて魔道具も作れるの?」
「はい! 習得してましたけど、今までずっと使う機会がなかったんです! ふふふ、魔道具生産用の道具を買わないといけなくなっちゃいました」
この魔結晶だけで、随分と夢が広がったようだ。
楽しそうだし、そっとしておこう。
俺はワクワクとした様子のレイちゃんを眺めながら、暗い森の中を歩み進んで、帰っていった。
今回の素材採集の遠征は、大成功であった。
キーボードを新調。キー配置が変わって誤字多発です。つらい