更新まで長らく待たせてしまいました。待たせすぎか。
今回は4話の一部分を吸収したため過去一番長くなっています。文字数1万4千超えてるってどういうことよ…。
というわけでグダグダ感は否めませんがご了承ください。ちなみに今回の視線はマミさんと????です。誰だろうなぁー。←すっとぼけ
「ふぅー……私の勝ちね」
「そりゃあそうだよ。マミちゃん、ズルするんだもん…」
神田明神の階段手前で息を整える私に、頬を膨らませジト目で睨みつける凛さん。ズルはちょっとやりすぎちゃったかな。私は苦笑いで返す。
「ご、ゴメンね。何か無性に走りたい気分になっちゃったの。気分転換っていうかそんな感じよ」
「まあ、うん、別にいいけど。たまにはマミちゃんに振り回されるっていうのも悪くないし…」
「それにしても凛さんって本当に速いわね。まさか、先にスタートした私の真後ろまで追い付くだなんて…」
「ふふん。何せ一年の体力測定でナンバーワンだからね! ナンバースリーのマミちゃんには負けないにゃ!」
「さっ、流石はナンバーワン! しかし、今回は私の勝ちよ!」
「……今更ながらさっきまでマミちゃんに悩み事があったのか疑問に残るにゃー」
それにキャラもおかしいにゃ、と呟きながら階段を上り始める。気持ちを落ち着かせるよう深呼吸した私もそのすぐ後ろに続いた。
「にしても、我ながら見ると長い階段よね。神社の階段ってみんなこうなのかしら? 走り込みにはもってこいの場所かもしれないけど」
「でも、やりすぎると足腰とか痛めちゃうよ。慣れてない初心者なんかは特に注意した方がいいにゃ」
「そうなの?」
「うん。凛、こう見えても中学の時は陸上部だしね! そういうことについては詳しいにゃ!」
自信満々に胸を張る。そういえばそんなことも話してたっけ。三年生の時にはキャプテンとしてチームをまとめあげたらしい。意外でしょ! と本人は言っていたが、好物(ラーメン好き)とは違ってこちらは無理なくしっくりきた。凛さんの性格や体型から考えてイメージと合ったのかもしれない。
「じゃあ、何か困ったことがあったら相談してもらってもいい? ほぼ運動方面全般になっちゃうかもだけど」
「当たり前だにゃ! 凛が手取り足取り教えてあげるにゃ!」エッヘン
ことわざで例えるならこういうのを「猫の手も借りたい」って言うのかしら。頭の中で凛さんを猫に置き換えてみる。もちろん猫っぽく見えるってだけで本物の猫じゃないし、切羽詰まってるわけでもないし、普通に頼りにもなる。手どころか身体全体を貸してくれそうな女の子だ。
何だか自分で考えた癖におかしな比喩表情。思わず吹き出しそうになってしまった。
「……マミちゃん。今ものすごーく失礼なこと考えなかったー?」
「ふふっ、大丈夫よ。「猫に小判」みたいなことは考えてないから」
「むむっ、何か考えてたんだね! 白状するにゃー!」
「キャー、ダレカタスケテー♪」
「チョットマッテテー、って違うにゃ! 何やらさせるんだにゃ!」
まあ、冗談はほどほどにしてっと。凛さんを宥めつつ一段一段石段を重ねていると、奥の方から人の声が響き渡ってきた。
『あぁー、緊張するぅ。二人とも来てくれるかなー』
『穂乃果じゃあるまいし約束を忘れるなんてことはないでしょう。穂乃果じゃあるまいし』
『海未ちゃん、ひっどーーい!! そういう海未ちゃんだって肝心な時に抜けてるっていうの多いじゃん! おばあちゃんじゃん!』
『おばっ、ほ、穂乃果ぁ!!』
『ひぃ!! おばあちゃんじゃなくて鬼ババが出たーっ!!』
『二人ともこんな時に止めようよぉー!』
誰かというのは概ね想像ついた。私たちは顔を見合わせる。もう少し声のボリュームを下げた方がいいと思うのは私たちだけだろうか。まあ、それだけ仲が良いという証拠なのかもしれないけど…。
お互いに何とも言えない表情を浮かべながらも、神田明神最後の段に足を踏み入れた。
「大変お騒がせしました…」
「ました…」
さっきまで追いかけっこを繰り広げていた体操着姿の高坂先輩と大和撫子風の女性は深々と頭を下げる。私たちは別に気にしていないのだけど、本人たち(特に大和撫子風の先輩)にとっては一つ上の先輩としてあるまじき行為だったのだろう。
「まったく、もぉ。少しは自重しなきゃダメだよ、穂乃果ちゃんも海未ちゃんも」
「はーい…」
「すみません…」
そのことり先輩は後ろからしょうがないなぁと生暖かい視線を送る。さながら二人の母親のようだった。
「というか、見学ってあなたたちだったんだね! 凄い! 凄いよ、ことりちゃん! 何だかこれって奇跡みたいだよー!」
「テンション、跳ね上がってるにゃー!」
「あ、あはは、よろしくお願いします…」
高坂先輩のハーブティ色のサイドテールが楽しそうに踊る。その切り替えの速さには、凛さんですら驚きを隠せない。さっきまで落ち込んでいたのは何だったんだろう。天真爛漫っていうか、喜怒哀楽がはっきりしてるっていうか。自分の感情をさらけ出すことに抵抗がない人かもしれない。
ちなみに高坂先輩と話すのはこれが二回目になる。放課後、一年生の教室に再び顔を覗かせてた所、私たちが直接声をかけたってとこだ。その時もまた西木野さんを探していたらしい。こうまでして西木野さんに固執する理由は分からなかったけど、とりあえず音楽室か図書館にいると伝えておいた。去り際、凛さんの頑張ってくださいという応援をあどけない笑顔で返していた。
「何が奇跡ですか。彼女たちはあなたがスクールアイドルの一員だと知って声をかけたんです。そうじゃなかったら誰がこんな猪突猛進女子に声をかけるんですか」
「海未ちゃん、さっきから穂乃果に対して厳しくない…?」
冷静にそう言い放つのは隣の真面目そうな先輩。バタフライピー色が混じった黒髪はまっすぐと腰の方まで伸びている。他二人と違い身体がしっかりしていて、ちょっとやそっとじゃ崩れそうにない。彼女そのものを表現するなら刀だろうか。清らかでかつ美もあり、そして、芯の力強さがあった。
「ま、まあまあ。そうだ。まだお互いに自己紹介してないよね。何事も挨拶って大事だと思うの。親しき仲にも礼儀ありって言うしね」
再び喧嘩になりそうな所、ことり先輩は話題を切り替えることでそれを阻止する。何となくだけどことり先輩の立ち位置って、昔の私の立ち位置とよく似ている。ちょうど佐倉さんと美樹さんの喧嘩を仲介する私の構図に近かった。
……今は美樹さんのことで考えるのは止めましょう。
「あっ、すっかり忘れてたよ! 一年生の教室で自己紹介したと思うけど私は高坂穂乃果! スクールアイドルを立ち上げて廃校を阻止しようって考えたのは私なんだ!」
「私は反対していましたけどね。まあ、最終的に穂乃果の考えに乗ったのですが。私の名前は
「えっと、知っているかもだけど南ことりです。まだ立ち上げたばかりで部活認定すらされてませんが、私たち三人、
「「μ's?」」
「ユニット名だよ。名前は今日決まったんだ。あの名前募集の箱の中からね」
三者三様自己紹介する中、私の中でズーンと重りが落ちたような感覚を覚える。
そ、そっか、良い名前だったからちょっとは期待したんだけど…。
「あれ? ど、どうしたの、巻き髪の子?」
「いえ、私たちも名前募集の箱に名前を入れた人なんです。後、巴マミです。よろしくお願いします…」
「そうだったんですか。あっ、もしかして…」
「μ'sって名前じゃありません。残念ながら…」
必殺技の名前を考えるのは私の十八番。だから、こういうのも行けると踏んだ。これだけ見ると、私の思い過ごしだったのかもしれないけど…。
その場に何とも言えない空気が流れる。
「げ、元気出すにゃ、マミちゃん! 凛だって省かれちゃった候補だししょうがないよ!」
「本人たちが目の前に居るのにズバズバと言うのですね…」
「ちなみにショートカットの子は何て書いたの?」
「星空凛です。凛は「キャッツ」って書きました。ほとんど適当に書いたようなもんなんですけど」
「あっ、そっちだったんだ。じゃあー……マミちゃんが…」
視線が私に集中する。表情を見る限り、口に出して良いのかどうなのかちょっと微妙な顔をしている。
「「ウルティモ・スペランツァ」。イタリア語で最後・希望って意味です。学院にとって最後の希望になるんじゃないかって書きました…」
「い、良い名前だよ! 響きがカッコいいし何か語呂も良いし! ねっ!」
「そ、そうですよ! 私も歌詞にイタリア語を加えてみたいなー、なんて思いました!」
「全然悪くないよ! ホントナノヨホント!」
「そうそう! ユニット名にしたら名前も長いし、何処からイタリア語が飛んできたのかも分からないけど、スッゴい斬新な発想だったにゃ!」
「……はぁ」ガクッ
「「「星空さん(凛ちゃん)!!」」」
「へ?」
結局、凛さんの毒付きにより心を抉られ、持ち直すまで結構時間がかかった。
アハハ、ソウルジェムチョットクロクナッテルナー…。
「次は柔軟だね。背中押すのどうしよっか?」
やっとこさ(私のせいでもあるけど)μ'sの練習が始まろうとする。でも、その前に準備運動は大切だ。屈伸等で身体を慣らした後、三人は柔軟での順番を決めようとしている。
「あっ、押すの手伝います」
「凛も凛もー!」
「ふふっ、ありがとね。えーっと…」
「私は後で結構です。穂乃果とことりの方を先にお願いします」
「分かったよ。じゃあ、私はマミちゃんお願い♪」
「星空さん、こっちこっちー♪」
双方からお呼びがかかり、私がことり先輩の背中を、凛さんが高坂先輩の背中を押すこととなった。私たちはそれぞれ先輩方の背中を押す。
「んっ……もうちょっと強めでもいいよ?」
「え? 大丈夫ですか?」
「大丈夫大丈夫♪ ことり、こう見えて身体柔らかいし♪」
ことり先輩がそう言うなら。指示通りにやや強めに背中を押してみる。ことり先輩の身体は地面にピタリというほどではないが、後少しでそこまで付きそうなほど柔らかかった。ここまで柔らかい人を見たのは最近では二人目ね。……もう一人は長座体前屈の時の小泉花陽、さん。
「ことり先輩、本当に柔らかいですね」
「えへへ、そうでしょ~♪」
「ことりは私たちの中では一番身体が柔らかいんです。怪我をしにくい身体は羨ましいですよ」
「海未ちゃんも柔らかい方じゃん。今まで大きな怪我をしてないのが良い証拠だよ♪」
後ろから様子を眺めていた園田先輩に笑顔を投げかける。園田先輩はまったく口がいいとばかりに笑みを浮かべる。
「いだだだだっ! り、凛ちゃん、もうちょっとゆっくりゆっくり…うぎゃあ!」
「穂乃果先輩、ちょっと硬いにゃー」
一方、あちらは
「もっと行けるはずにゃ! ねばーぎぶあっぷにゃ!」
「ギブッ! ギブギブギあ″あ″あ″あ″あ″っ!!」
高坂先輩の断末魔が木霊する。
でもね、凛さん。お言葉を返させてもらうけどあなたも身体が硬い方よね。長座体前屈の記録のことは知ってるわ。あんまり人のことは言えないわよね。後で特大なブーメランが返ってくるかもしれないわよ…。
「あはは、穂乃果ちゃん楽しそう♪」
「何をどう見てそう判断したんですか、ことり先輩…」
「あなたの目は節穴なんですか、ことり…」
「ぜぇー……はぁー…」
「あ、あれ? そんなに強く押してないんだけどな。穂乃果先輩の身体がダンゴムシ並に硬いだけかにゃ?」
既に息も絶え絶えの高坂先輩に、死体蹴りと言わんばかりに凛さんは毒を吐く。いや、ダンゴムシはどちらかと言うと柔らかい方じゃ…。
そんな呑気なことを考えていると高坂先輩は不敵に笑い始めた。一瞬、目がピカーンと光った気がする。
「ふ…ふふふ……そこまで言うくらいなんだから、自分は柔らかいはずなんだよね…」
「へ?」
高坂先輩はゆらゆらと立ち上がり、二人の幼馴染に満面の笑顔で提案する。
「ねえ、海未ちゃん、ことりちゃん。せっかくなんだしさ、二人にも体験させてあげようよ! 私たちの練習メニューをさ!」
「んにゃ?」
「うーん……海未ちゃんどうしよっか?」
「……まあ、私は本人たちの了解を得られれば構いませんが」
「じゃあ、私も海未ちゃんにさんせーい♪」
「ぃやったー! 凛ちゃんももちろんいいよね?」
「え、えっと……凛も別に構わないけど…」
凛さん、その様子だとこの後に何をされるか分かってなさそうね。場の流れという奴に凛さんは支配されていた。
「うっしっし……じゃあ、早速柔軟運動から始めちゃおうかなー?」
「え? ま、まずは屈伸とかの準備運動にゃ…」
「そんなの後にでもできるよ。穂乃果が一・生・懸・命押してあげるからねー♪」
「あ、あの、穂乃果先輩。もしかしてさっきので怒ってる…?」
「んー? 何のことかなー?」
高坂先輩は凛ちゃんを一目散に座らせ、いつでも背中を押せる状態まで持ち込む。ここまで来てようやく理解できたのか凛さんは軽く暴れ出す。
「す、ストップ、ストップにゃ! 穂乃果先輩、絶対さっきの仕返しをするつもりにゃっ!」
「えへへ、おかしいなー? あんなこと自信満々に言うくらいなんだから、凛ちゃんもとーぜん柔らかいはずなんだよねー♪」
「そこまでは言ってないにゃー! マミちゃん、へるぷみー!」
今すぐにでも仕返しされそうな所、凛さんは私に助け船を求めてくる。ゴメンなさい、凛さん。私もユニット名の件でちょっと落ち込んでるんだ。だから、お灸は据えた方がいいと思うの。
それに遅かれ早かれブーメランって返ってくるものよ。……うん。
「ま、マミちゃん!? 何その「まあ、頑張って」みたいな笑顔は!? 助けてよー!!」
「凛ちゃん覚悟ぉ!!」
「ダレカタスケぎにゃあ″あ″あ″あ″あ″っ!!」
「えへへ、穂乃果ちゃん楽しそう♪」
「何となく予想はしていましたが、まったく穂乃果は…」
「ふぅー、今日は空が青いわぁ…」
今度は凛さんの断末魔が境内へと木霊することになった。あっ、ちなみに私も練習参加の同意はしました。今日は一日よろしくお願いします。
「穂乃果! ことり! 後一往復残ってますよ!」
「はあっ、へえっ、やっぱりきっついよ~!」
「ぴい、ぴいいぃぃ!」
気づけば空は茜色へと染まっていた。ことり先輩と穂乃果(そう呼ぶように言われた)先輩は息を切らせながら階段を上り続ける。本日、これが最後の練習メニューだ。
一足早く終わらせた私と凛さんは汗を拭い、軽く呼吸を整える。成り行きで参加した身だが、立ち上げて間もないμ'sの練習メニューはやはり走り込みが多いって印象だった。しかも、初心者からして見ればちょっとハードな内容。ランニングから始まり、筋力トレーニング、坂道ダッシュ、そして、神田明神の階段を使っての往復走。……ここまで来ると陸上部と何ら変わらないんじゃないかと思ってしまう。
メニュー考案者である園田先輩曰く、足腰を鍛えることは全ての運動における基本。運動歴のほとんどない二人にとっても非常に良い練習メニューだとのこと。穂乃果先輩から言わせてみれば、こんなの"非情"以外の何ものでもないらしい。
「二人とも頑張ってくださーい!」
「ことり先輩、頑張ってにゃー!(穂乃果を応援しないスタイル)」
「はあっ、はあっ、えへっ、ありがと二人ともっ」
「ちきひょう。あろでおぼえてろよぅ、凛ひゃんめっ…」
最後の一往復のため先輩たちは階段を下る。その後ろ姿にやや不安な気持ちが立ち込めた。
ついでに言うと三人にダンス経験はない。μ'sとしての活動も浅い。認知度も低め。曲も未定。振り付けも未定。初ライブまで残り約一ヶ月。練習メニューから見ても分かる通り、まだまだやらなければいけないことが山のようにある。こんな調子で本当に大丈夫なのかしら…。
「それにしてもお二人は全てのメニューで穂乃果たちを圧倒してましたが、何か運動部にでも所属していたのですか?」
「はいはーい! 凛は中学に陸上部やってました!」
「私は…えっと…習い事をちょこっと…」
「ほう、そうだったのですね。どうりで身体付きも整っているわけです」
三人の中で唯一運動歴のある園田先輩が感心の声を漏らす。一瞬、冷や汗が滴り落ちた。私の方は習い事ということにして適当に誤魔化すしかない。魔獣と戦っている内に鍛えられましたとか、死んでも言えない…。
「それにね! 凛とマミちゃんは体力測定でのワンスリーコンビなんだ! どっちも運動神経抜群なんだよ♪」
「ふむ。もし入ってくれればあの二人にとっても良い刺激になりそうですね。見ての通り足りないものだらけですので…」
「「ひーっ、ひーっ!!」」
「あ、あはは…」
二人の反骨心を促すようなセリフに思わず苦笑いを浮かべてしまう。幼馴染二人に対する注文は私が予想するよりも多いようだ。何というかお二人とも……ご愁傷様です。
ヒィーヒィー言わせながらも、二人はやっとの思いで最後の一段をかけ上がる。上り切ったと同時に仰向けになって倒れ込んだ。諦めなかっただけでも尊敬に値する。二人とも根性はなかなかあるみたい。
「ことり先輩、穂乃果先輩、お疲れ様です。これ飲んでください」
「はあー…はあー……あ、お水。ふぇ、ありがとぅ!」
「んっ、ごくっ……ぷはーっ! 助かったよ! ありがとー! いやー、ホントにマミちゃんは良い後輩ちゃんだよなー?」チラッ
「そう言いながら何で凛を見るにゃ。はい、先輩たちのにゃ」
凛さんはさりげなくタオルを差し出す。何だかんだ言ってちゃんと準備してるのよね。優しい子だから♪
「ウソウソ! 凛ちゃんも優しい後輩ちゃんだなー!」
「ふん。何か調子いいにゃ…」
「凛ちゃんもありがとね♪」
「「ふあああぁぁ~~…」」
タオルを受け取った後、二人はそのままグテーと倒れ込む。とにかく今出せるものは全て出し切ったってとこだろう。何とかやりきった感が出ていた。そんな様子を見て、園田先輩は冷静に総括を行う。
「まだまだ体力が足りませんね。足も最後まで動いてませんでした。このままではライブ中に倒れ込んでしまいますよ」
「もーっ! いくらなんでも一日やそこらで体力がつくわけないじゃん! 海未ちゃんみたいに稽古とか毎日やってるわけじゃないんだから!」
「そうだよぉ~…」
「継続は力なり。お二人もこれに見習い鍛錬を怠らないことです。特に穂乃果は、ですが」
「むぅ~、何でまた穂乃果だけ……あっ」
穂乃果先輩は凛さんに仕返しした意地の悪そうな表情に変わる。そして、ポケットから何やら紙のようなものを取り出した。
「凛ちゃんとマミちゃ~ん♪ 今回の初ライブで使う歌詞って見たくなーい?」
「なっ!? ほ、穂乃果!?」
「ふぇ? 歌詞もうできてるの!?」
それに予想外の反応とばかりに凛さんが釣れる。私の方も少し興味があった。園田先輩にいろいろ詳細を聞いたため、歌詞が既に完成されていることは知っていたが、具体的なその中身までは避けられていた。理由はまあ恥ずかしいからだとのこと。
「にっしっし、海未ちゃんが考えたんだー♪ この紙がそう―――」
「や、止めてくださーい!!」
「のわっ! ちょ、ちょっと海未ちゃん! 別に減るもんじゃないんだからいいじゃん!」
「よくありません! プライバシーの侵害です! それに穂乃果は私への腹いせにそんなことをしてるんでしょう!?」
「あ、バレた?」
「穂乃果ぁ!!」
「じょ、冗談だって冗談! 普通に良い歌詞なんだって!」
「見せて見せぶおっ!」
「ダーメーでーすっ!!」
穂乃果先輩に抱き着いてまで阻止しようとする園田先輩。それを見たい見たいと迫る凛さんすら片手で退ける。何と言うか、そこまで恥ずかしいんだったら何で作詞担当になったのかしら? 人材不足?
「ふふっ、マミちゃんは混ざらなくていいの?」
「更にカオス状態になりそうなので止めておきます。園田先輩にも何か悪いですし」
「もぉー、マミちゃんは真面目だなぁ~。そういえば、さっき海未ちゃんたちと何話してたの?」
園田先輩たちの取っ組み合いを背景にことり先輩が聞いてくる。先輩はあっちに混ざらないんですね。何だか安心しました。
「私たちが運動部に入っていたかどうかって話です。失礼ですけど、先輩たちよりも早くメニューを終わらせていたので…」
「そうだよねぇ。二人ともことりたちよりも足も体力も凄かったもん」
「まあ、凛さんは中学時代に陸上部を、私も…いろいろ習い事をやっていたので仕方ないですよ。たまたま私たちに運動歴があっただけです」
「……ちなみにマミちゃんたちの体力測定の結果ってどうだったの? 入学してすぐ体育の授業でやると思うんだけど」
「あまり人に言うのもどうかと思うんですけど、凛さんはスコアの合計が一学年で一番高くて、私も三番目に高かったです。一クラスだけですのであまり参考にはなら―――」
「それってすっごーーい!!」
「「!?」」ビクッ
いつの間に取っ組み合いを終えたのか、穂乃果先輩は目を輝かせながら私たちの話に食いつく。その後ろにはホクホク顔の凛さんと意気消沈の園田先輩の姿も見えた。表情を察するに、歌詞の中身は(強引に)見せてもらえたのだろう。園田先輩が哀れでならない。
「も、もう、穂乃果ちゃん! いきなりビックリするでしょ!」
「だってだって、マミちゃんも凛ちゃんもクラスで上位、しかも、トップクラスの運動神経の持ち主ってことでしょ!? 私なんて一桁台にすら入ったことないのにー!!」
「あ、あはは……でも、二年生より人数は少なかったですよ。凛さんの方は個人的に凄いとは思いましたが」
「あっ、そうだよ! 実質トップだもんね! 何か一位とかに景品とかあるの!?」
「はぁー……そんなのあるわけないじゃないですかー…」
園田先輩は語尾を伸ばしながら突っ込む。下手なオーケストラ風の口調になっていた。今は無理して喋らなくていいですよ…。
「えへへ、景品とかはなかったけど、凛は一位になれて凄い嬉しかったよ。ギリギリの一位だったから尚更ねっ」
「え? そうなの?」
「うん。小泉花陽さんっていうんだけど凛の次に成績が良かったんだ。ほとんど高いレベルでバランスも良かったし、二種目ほど一位も取ってた。下手すると凛が二位だったかもしれないもん」
「ふむふむ。今日、嫌というほど分からされた運動神経抜群の凛ちゃんと同等……その小泉さんっていう子も気になるね! どんな子なの?」
興味津々で穂乃果先輩は聞いてくる。これは、またいろいろと返しにくい質問ね。普段の彼女の様子を見ているだけにちょっと答えづらい。
口を紡ぐ私に、凛さんが代わりに答えてくれた。
「うーん……一言で言うと不思議な子、かにゃあ」
「不思議な子?」
「うん。具体的に言うとね、普段はいつも一人で、メガネで、無口で、無表情で、目付きも鋭くて、休み時間はほとんど折り紙折ってて、飼育委員に入ってて…えーっと…ほとんど目を合わせなくて、あんまり喋らなくて、喋ってもぶっきらぼうで辛辣で…」
「そ、それは……根暗というのでしょうか…」
「あ、あはは……折り紙が好きな女の子なのかな…」
ただ、いろいろと直球すぎよ! 先輩たちも若干引き気味だし…。
指を折りながら小泉さんの特徴を問答無用で口に出す凛さん。よくもまあここまで人の特徴を導き出せるものだ。逆に言えば、それだけ彼女のことを見てるという裏返しでもある。
(半分以上は毒吐いてる気がしないでもないけど…)
「で、でも、凛ちゃんと同じくらい運動神経もいいんだよね? それなのにインドア派がピッタリな女の子。……うん! 確かにそれはミステリアスだ!」
「言いたいだけじゃないんですか、穂乃果?」
「あっ、それと勉強もできた気がする! たまたま小テストの結果を見せてもらったけど100点だった! 本人は私より頭のいい人なんて山のようにいるでしょ、って興味なさそうだったけどね」
凛さんはやや興奮気味に話す。ここまで小泉さんに踏み込む人もそうはいない。
「何だか凄いクール……じゃあ、海未ちゃんと同じで文武両道な子なんだぁ…」
「い、いえ、いくら私でもそこまでは…」
「海未ちゃんったら謙遜しちゃって♪」
「ですけど、クラスメイトからは不気味がられてます。無表情で何を考えているか分からない。怖い…って。私も少し苦手で…」
凛さんが昼食に誘おうとした時も正直驚いたほどだ。似たような人物に心当たりがあるっていうのもそうだったけど、小泉さんはそれ以上に暗く、周囲が触れられないほど冷たい。触れられるものなら自分が火傷するというイメージすらある。まだ表情の分かりやすい西木野さんの方が親しみやすい。
「えぇー、凛はそんなことないと思うんだけどなー。確かに表情が分かりにくい子だけど優しい時もあるよ?」
「で、でも、普段の態度から考えてもとてもそうだとは…」
「それはマミちゃんが知らないだけ! 人を見た目で判断しちゃダメ! 実際、マミちゃんと喧嘩してた時も小泉さんが後押ししてくれたの。小泉さんがいなかったらまだマミちゃんとすれ違いしてたかもしれないよ」
「……そう、だったの」
「だからね! だから―――」
「だったらさ! その子も誘ってみようよっ! スクールアイドルにっ!」
「「……へ?」」
正直、この発言は予想外だった。満面の笑顔を崩さない穂乃果先輩に私たちは呆然としてしまう。
「ほ、穂乃果先輩、私たちの話を聞いていましたか? 小泉さんは―――」
「不気味とか怖いとか、穂乃果はそんなことないと思うんだけどなー。実は心の奥に秘めたる想いを持ってたりして」
「な、何で実際に会ってもいないのに、そんなこと…」
「だって、気になるじゃん! 言葉だけじゃ分からないよ! 直接会ってみたいし、その子のこともっともっと知りたいもん!」
「え……えっと…」
目を輝かせながら語る先輩は、まるで興奮の抑えきれない子供のように思えた。スクールアイドルに関しても、A-RISEの映像を見て「これだ!」と興味を持ったことから始まったらしい。興味を持てばトコトン追求するタイプなのかもしれない。私たち魔法少女としたら少し苦手なタイプに入るが…。
「はぁ……相変わらず穂乃果は穂乃果ですね。好奇心の塊というか何というか…」
「だって、海未ちゃんも気にならない? 小泉さんのこと!」
「まあ、気にならないと言えば嘘になりますが、知りたいがためにそこまでするのは穂乃果くらいです。巴さんの話から聞く限り、あまり良い噂も立っていないみたいですし…」
「ところでいつまで二人のこと苗字で呼んでるのさ。穂乃果もことりちゃんも下の名前で呼んでるよ?」
「慣れてないのです。私とお二人を一緒にしないでください。というか、今はそんな話ではないでしょう!」
「まあまあ……でも、ことりもその子のこと知りたいなぁ。仲良くなって、いっぱいお話しもしてみたいし♪」
「良いねえ良いねえ! ことりちゃん分かってるぅ!」
先輩たちが和気藹々と話す中、私はまだ腑に落ちなかった。確かに勉強もできて、運動もできて、文武両道で凄いなと感じることはある。ただ、逆に言えばそれだけだ。社交性はほぼ皆無だし、表情を崩したり、誰かと一緒にという場面は一度もない。いつも仮面でも被っているかのように無表情。そして、いつも一人。現状を変えたいというのも感じないし、むしろ私に近づくなという一匹狼特有の空気すらある。人を喜ばせるアイドルとしても相性は最悪だろう。
それなのに、先輩方は一体彼女の何に惹かれたの…?
「凛ちゃんもマミちゃんもお願いしてみてよ! 小泉さんにスクールアイドルやってみないかどうかさ」
「……正直、小泉さんが興味を示すとはとても思えないのですが」
「そんなの分からないじゃん! 二人とも小泉さんの趣味までは知らないんでしょ? 印象だけで全部を決めつけちゃダメって穂乃果は思うんだ。意外な趣味だってもしかしたらあるのかもしれないよ」
「凛……凛も賛成にゃ! 凛も小泉さんのこと詳しく知らないもん! 穂乃果先輩じゃないけど凛も小泉さんのことをもっともっと知りたい! それに今よりももっと仲良くなりたい!」
凛さんは力強く頷く。もちろん分からなくはない。分からなくはないんだけど―――
「私は……少し考えさせて、ください…」
いまいち引っ掛かりの抜けない私は、このように答えるしかなかった…。
あの後、境内の外から悲鳴が上がり、魔獣かと思い駆け付けてみると、巫女服姿の女性がクラスメイトの西木野さんの両胸を掴む光景があった。後から先輩方から聞いた話では、女性の名前は
その東條先輩、西木野さんに意味深な言葉を残した後、そのまま階段の方を上ってしまった。思い当たる節があった西木野さんも私たちから逃げるように去ってしまった。結局、アレは何だったんだろう?
まあ、いろいろあった一日ではあったが、充実した一日だったていうのは違いない。特にμ'sについて知ることができたっていうのが大きい。先輩方の心意気も分かったし、小泉さんのこと以外は普通に好感も持てる。私は息を吐いた。
「スクールアイドルやるかどうかまでは分からないんだけどね…」
各自解散後、一人帰路に就く私は静かに呟く。まだ踏ん切りがつかないっていうのが現状だ。凛さんはともかく私は問題大ありなのだ。仮にアイドルを始めたとして、魔獣狩りはどうなるんだろう。もちろん佐倉さんに任せばと言われればそれまでだが、全てを全て彼女に任せていいのだろうか。私も今まで魔法少女して戦ってきたプライドがある。魔獣にしろ、人助けにしろ、キューブにしろ、彼女におんぶでだっこで本当に大丈夫なのだろうか。
(それに…)
キュゥべえの言っていた未確認生命体とやらも気になる。あの佐倉さんがボロボロに帰ってきた時には本当に驚いた。そこでの話ももちろん…。
未確認生命体は魔獣とは異なり、ある程度の知性を持ち、相手を追い詰める術を持ち得ていること。外見は全身真っ黒で動物のような外見をしていること。結界という自分が有利な空間に引きずり込むこと…。
まだ一体のみで正確な判断はできないが、キュゥべえが持つ"情報″ではこれでほぼ共通しているようだ。そして、それは魔獣以上に脅威になり得る。
佐倉さんは油断しただけと笑っていたが、私はとてもそうとは思えない。今後、また同じ目に遭ったとして誰が彼女を助けるんだろう。暁美さんはまだ三滝原に居る。わざわざ往復でこちらへ向かうことも難しい。本来なら私が傍に付いていなくてはいけない状況だ。
そんな時に私はこんな女子高生らしいことを始めてていいの…?
「はぁ……最近考えることが多いわ…」
未確認生命体、フードの魔法少女、スクールアイドル、凛さんを含めたパンク寸前因果持ち、μ's、小泉さん、ってとこか。いや、小泉さんはそこまで重要ではない。彼女は私が苦手なただの一クラスメイトだ。私が我慢すれば済む話だ。
エレベーターを降り、改めて考えをまとめる。とにかく今は一つずつ片づけるしかない。どれもこれも避けれない問題なのは確かだ。私は鍵を取り出す。
「……ん?」
ドアの取っ手部分にビニール袋がぶら下がっているのが見えた。
「え? こ…れって…」
慌てて鍵を開け、そのまま部屋の中へと入ってしまった。誰にも見られてないだろうか。いや、コレ自体は見られても何か分からなければ問題ない。問題はそこではない。
(ど、どういうことなの…!?)
もしかして佐倉さん? いや、佐倉さんが遭遇した数は一体だけだ。嘘を吐いてるなら別だけど、佐倉さんはそんなくだらない嘘は吐かない。そもそも報告し合うと私たちの間で約束している。
なら、考えられることは―――
「ここ在住の、魔法少女…?」
鼓動が止まらない。これが魔法少女に関連するものだというのはキュゥべえの話から聞いている。具体的に言うとソウルジェムを浄化できるものだ。つまり、一般人に渡してしまえばゴミ同然となるものを、魔法少女の私たちが住む、この場所にピンポイントで渡したことになる。
もっと言うと私たちの居場所を知っている…。
「っ! 一体何がしたいの…!?」
ビニールの中には、黒い無機質なグリーフシードが八つほど転がっていた…。
「「「今日も一日お疲れ様です! A-RISEでーす!!」」」
『いええええええええぇぇぇいっ!!』
「……」
スクリーンに映る三人組に群衆から歓声が上がる。イントロが流れ、彼女たちは当たり前のように踊り始める。そこには人を惹き付ける魅力があった。周囲の熱気が段々と帯びていく。
私はそんな群衆の後ろでスクリーンの光景を眺めていた。……それが、当たり前かのように。
私は何故、ここで足を止めてしまったのだろう。何度も、何度も何度も何度もっ…。
今の私なら簡単に理解できるはずだ。こんなものは見ない方がいい。無駄な行為だ。見るな、今すぐ離れろ。
―――なのに。
「……っ。吐き気がする」
吐き捨てるようにスクリーンに背を向ける。
長居だけはしたくない。″昔の"、何もできなかった私と重なっているみたいで心底気持ち悪かった。苛立ちを押し殺すように唇を思いっきり噛む。鉄に似たような味が広がる。でも、特にそれだけだ。痛みなんかはない。……もう慣れてしまっている。
「驚いたね。まさかキミもあんな娯楽行為が気になるだなんて」
「……」
通りかかる先、白い小動物が佇んでいたので歩みを止める。嫌な奴に嫌な場面を見られた、か。目を瞑り、その存在を視界から消す。苛立ちも重なり、今は目にすら入れたくなかった。
♪♪ What’cha do what’cha do? I do “Private Wars”…
「普段のキミから考えててっきり何も興味の対象がないのかと―――」
「でっ、要件は?」
冷たく言い放つ。今すぐにでもその口を塞いでやりたいが、無駄なエネルギーは使いたくない。相手にするだけ損をするような奴だ。手を汚すだけ馬鹿をみるのはこっちだ。
「直球に聞こう。キミの目的はなんだい。ボクはキミの行動や思考が読み取れない。マミや杏子にあのグリーフシードとやらを渡したのもキミなんだろう?」
「……」
「アレはキューブと同様、ソウルジェムを浄化できるものだ。"情報"としてキミが教えてくれた通りさ。つまり、キミはそれを知っていながら、無償で彼女たちに差し出していることになる。この行為に一体何の意味があるというんだい? 彼女たちに見返しでも求めているつもりかい?」
「……別に。私はあの人たちに何も求めてない。ただ、誰も黒い奴に近づいてほしくないだけ」
ただ、それだけよ―――。私はコイツの横を通り過ぎる。
「正直、ボクはキミが何を考えているか分からない。自身の正体を隠している理由も分からない。何処までその情報とやらを、そして、その経由が何処から来ているのかも分からない。分からないことだらけさ」
「……」
「でも、一つだけ、さっきの答えで理解できたことがある。キミは憎んでいるらしいね。あの未確認生命体を、それもとても一筋縄では行かないほどに…」
「……」
「どうやら、キミと奴らには何らかの繋がりがありそうだ。実際にキ―――」
グジャッ…
「耳障りよ。いい加減…」
そろそろ煩わしくなっていた。馬鹿を見るだけだが、こんなゴキブリのことどうでもいい。通行の邪魔なだけだ。殺した所でどうせ私以外には見えない。
武器を引き抜き、亡骸を端へと蹴っ飛ばす。もうコイツには何の感情も抱かなかった。何事もなかったようにその場を後にする。
不意に、白い小鳥が目の前を浮遊しているのが見えた。
「……ゴメン。気づかなかった。今、行くよ」
眼鏡を外し、鞄に入れていたフード付きのパーカーを取り出す。
腹は既にあの時から決まっている。今は魔法少女として、運命をねじ曲げるため戦い続ける。誰からの助けもいらないし、私の邪魔になろうものは全て切り捨てる。私は強くならなければいけない。目的のためなら何もかも捧げる覚悟だ。
「「「ありがとうございましたー!!」」」
「………ぃ」
それが、今の私にできる精一杯のことだから…。
マミちゃんのかよちんに対するそれは「苦手」ではなく「嫌い」だなぁ。後、一人だけ世界観が違う方がいらっしゃる…。
まあ、いろいろありましたが、最後まで読んでくれてありがとうございます。今回は長かったですよね。自分もそう思いますw
今後の展開ですが、残り一話ほど挟んで初ライブに入ろうと思います。かよちん誕生日話も更新したいので気張っていきます!
ちなみにかよちんの体力測定ですが、長座体前屈とシャトルランの二種目が学年一位です。他は凛ちゃんがほぼ一位ですが、二位、三位と上位には入っています。前のかよちんでは考えられない成績ですね。←どうしてこうなったw
最後に今回お気に入り登録をしていただきました、
逆藤 龍鱗さん、コンゴーサンチームさん、カオスザインさん、ありがとうございました!
また更新が遅れる場合もありますが、何とか更新し続けたいです! それでは次回も頑張っていきます!