IS~科学と魔術と… 番外編   作:ラッファ

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第39話

進化した機体を纏ったエムと咲夜の戦いは激化していた

遠距離型から近距離型へと進化したことでエムとの相性もいいためか先ほどに比べ攻撃のペースが上がり攻撃の重さも増している

 

しかし咲夜も負けじと攻撃を防ぎ、隙を見てカウンターを仕掛けている

戦闘の途中でサラやシャルロットも合流するが戦闘の具合を見て自分たちの出る幕では無い事を悟る

 

エムは進化した機体のメイン武器ともいえる大型のバスターソードを使い咲夜に切りかかり彼女も何度目になるか分からないが同じようにランスで受け止める

 

拮抗状態になり、その最中エムは

 

「成る程、世界最高峰の防御術と言うのは聞いていたがここまでとはな…少々甘く見ていた」

 

「進化した機体をここまで使いこなす…アンタいいセンスしとるで。…それでどうするんや?続けるか?」

 

咲夜はそう問いかけるとエムは攻撃を中断し一旦距離を取る

 

「そうしたいが…生憎機体のエネルギーも少ないからな。今日はこの位で引くとしよう」

 

「出来ると思うんか?」

 

彼女がそう言うと周りにいた鈴、簪、シャルロットがISを展開し各々の武器をエムに向けている

エムの機体の損傷とエネルギーから見てもこれら全ての攻撃をかいくぐるのは普通ならば不可能である

しかしエムにはまだ”秘策”がある

先ほどは見栄を張ったが今は作戦時、下手なプライドを持ち敵に捕らわれるほど彼女は馬鹿ではない

 

「おい、どこかで見ているんだろ!!こっちの役目は終わった撤退する」

 

エムはそう言う

咲夜達は何か仕掛けてくると思い身構えると

突然彼女たちの視線を遮るように火柱が上がる

 

「別働隊!?」

 

誰かがそんな声を上げる

そして火柱が収まるころにはエムの姿は消えているのであった

 

そして辺りに敵が居ないことを確認すると咲夜は

 

「逃げられてもうた…みんなも大丈夫かいな?」

 

そう言いながら周りを見渡すと期待が焦げているものの鈴、簪、シャルロットは無事

そして機体が未完成なサラも体に火傷の跡があるが立っており無事であることが分かる

すると簪は

 

「咲夜さん…私たちはどうします…?」

 

「逃げられてもうたし…旅館に戻ろか」

 

「分かりました」

 

簪がそんな事を言うと鈴は

 

「随分と強い操縦者だったわね。咲夜さんいなきゃ全滅してたんじゃない?」

 

「まぁ、それはあり得たかもね。」

 

シャルロットとそんな会話をするのであった

サラは戦闘終了後亡国の手掛かりがないか付近を散策したが戦闘の影響+先ほどの火柱のせいで付近には手掛かりになりそうなものが一つも無かったためおとなしく旅館へと戻るのであった

 

 

 

 

 

 

そして倉庫から撤退したエムは人気のない林に入ると機体を解除する

そうしていると少年と少女がエムの前に現れる

 

「あーらら帰ってきちゃった。まぁ負けないだけよかったんじゃね?」

 

「…エム…お疲れ様…」

 

すると彼女は

 

「クスグとオトゥーか…それで何の用だ冷やかしで初めからここに居たわけじゃないだろ?」

 

「まぁな。ちょっとした用事って奴。こっちの要件はもう終わったし後はエムの負けるところを見ようとしてたって訳…あー後、あの年増が帰って来いってさ。ちなみに学園からの新入り組は快勝らしいぞ。」

 

「スコールか…まぁ良い。」

 

エムはそう言うとクスグやオトゥーと共にその場を後にする

戦闘には勝てなかったかもしれないが得るものは多い戦闘であったかもしれない




久しぶりの更新です
仕事が忙しくこんな時期になっちゃいました…

次の更新もかなり間が空いちゃいますがよろしくお願いします
そろそろ本編更新の準備もしなくては…
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