IS~科学と魔術と… 番外編   作:ラッファ

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第42話

イギリス政府からIS学園にいるイギリス出身生徒に帰国命令を出したのと同時期、オランダのとある街にいる一人の少女は手にした新聞を読みながら

 

「悲しいな、争乱の気配がするよ」

 

そんな事を呟いている少女の名はロランツィーネ・ローランディフィルネィ

ロランという愛称で呼ばれている

実は彼女はオランダの代表候補生という立場の他に歌劇を行うものでもあり、女尊男卑の世の中にも関わらず男役をやることが多かったりもする

 

そのせいなのか女性に興味があった、99人の恋人を持っているという噂を立てられたりと中々に癖の強い人物ではあるが、IS、歌劇共に実力は確かであり世界中にファンを持っていたりする

そんな彼女が変装も何もせず街をあるいていたら流石に騒ぎになるので、簡単な変装をしていることをここに付け足す

 

「愛のある世界なら歓迎するけど、争いのある世界は歓迎しないな‥」

 

そんな事を呟きながら歩いていると、彼女の携帯が鳴る

普段なら相手は劇団のメンバーか彼女の恋人なのだが今回は違っていた

 

「ん?この番号は‥」

 

そう言いながら彼女は電話を取ると

 

「やぁ、久しぶりだね。君が私に電話をかけてくるなんて珍しい。」

 

そんな事を言うと電話の方からは一言、二言ではあるが声が聞こえてくる

すると彼女は

 

「あぁ、その事か。聞いているよ、上の方からも‥ね。フランスと足並みを揃えての行動と聞かされているけど、拒否したよ」

 

そう言うと電話の向こうからは驚いた声が聞こえてくる

 

「候補生の自覚は勿論あるとも。とは言え何処の誰だれとも分からない人物の書いた物語を何も考えずに演じるほど私は愚かじゃない。

そんな事をしたら全ての蕾達が悲しんでしまうからね」

 

それを聞くと電話の向こうではため息混じりの声も聞こえてくる

電話の主も彼女の性格を知っているからなのか今回の判断にも予想していた通りの回答という事もあるのであろう。

 

「上も半分呆れていたよ‥とはいえ向こうも私の性格を把握しているからね予想通りな反応をしていたよ。

ギリシャはどうなんだい??」

 

そう彼女が訪ねると電話の声の主も自国の近況を言葉を濁しつつも報告する

ギリシャは他国には言えない事態が発生しているためその事は彼女には伝えていない

 

「そっちも同じような状況か。この後どうなるか分からないけど、戦場という舞台で共演しない事だけは祈っているよ。流石によってたかって一国を攻めるというのは非常によろしくないからね」

 

そう彼女が伝えると電話は切れる

その後息を大きくはきながらその場を後にするのだった




久しぶりの更新ですね、はい
忘れてるかたもいると思いますが‥
今までの話は作品を見直して頂けると大体の流れがわかるかなーと思います

ISABのキャラも出してみました
ロランちゃん、恋人云々は一先ず置いといても普通に良い子なんじゃないかなーと
鈍感じゃ無いし、ファン大事にするしで

そろそろ本編も更新しなきゃなー‥3年ぐらい更新してないし‥
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