ようこそ実力至上主義の教室へ 【捻くれ者の主人公】 作:修羅シュラ
でもアニメもいいところまでいってますね。次回でついに最終回ですね。僕的にはここから面白くなるのにーって感じなんですけどね。
正直坂柳がいるから体育祭までやるかと思ってました。
あとあとがきでちょっとしたお知らせを入れるので本編をお読み次第ご確認ください。
世界はなんて理不尽なんだろうと思わないだろうか。
この世界は力のあるものに蹂躙され、弱きものは力のあるものに支配され続ける。
もうこんな惨めな思いはしたくない、支配されたくないと思う。
ーーーだったら力のあるものになればいいーーー
そう思ったのはいつ頃だろうか。いつから俺は変わったのだろうか。未だにわからない。正解が見つからないまま、出口を見つけさまよってる亡霊のように、いつまでもいつまでも彷徨い続けないといけないのだろうか。いつになったらこの苦しみから解放されるのだろうか。
俺はまた変われるのだろうか
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俺たちは佐倉と別れたあと寮に戻ろうとすると、後ろから声がかかった。
「あれ?君達ここでなにしてるの?」
振り向くとピンク色で腰まである髪でスタイルも良く顔立ちもいい女の子がそこには立っていた。
なんだ今日はやけに女性運がいいらしい、天使ともあったしな!
「あ、もしかしてDクラスの人?」
「そうだけれど何か?」
Dクラスと言われバカにされたと勘違いしたのか堀北はご立腹だった。
「あ、もしかして怒ってる?ごめんねそんなつもりじゃなかったんだけど」
「そう、話はそれだけなら私たちは行くけれど」
って言いながらもう歩いてるじゃねぇかよ。
少しくらい待ってやってもいいと思うけどな。あ、言っとくけど別にこの可愛い女の子と関わりたいとかそんなことは思ってないからな!
「あ、待ってよ!君達がここに来たのってあの事件のことだよね?」
「それが何か?」
「その話詳しく聞かせてくれないかな?状況によれば協力するからさ」
「「は?」」
俺と堀北は同じタイミングで声を出してしまった。
いやこいつなんで俺らを手伝うんだよ。てか俺と今回「は?」しか言ってないんだけど、どうゆうこと?
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「なるほど、そういうことか」
謎の少女が納得したところで俺と堀北はこの少女がどんな答えを出すのか気になっていた。
「うん!なら君達に協力しようかな!」
「......えっと、お前そんな簡単に決めていいのか?俺らが嘘をついてるとかって考えなかったのか?」
けど謎の少女は首を傾げ口を開いた。
「え?嘘をついてるの?」
「いやついてはいないが」
「なら、そっちを手伝うよ!困ってる人を見捨てられないもん」
「お、おう。そうか」
この謎の少女の気迫に負けて、頷いてしまった。
堀北は俺を見てため息をついていた。すいませんね、こんな俺で
「あ、あと私の名前は一之瀬帆波、今日からよろしく!」
あーこれあれだ。俺がいないうちにこの人が解決してるパターンぽいな。俺いらないね!
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朝、俺は4時起きしてしまい寝ようにも寝られずに暇を潰そうと久しぶりにジョギングに行った。
学校のジャージが近くにあったので、それを私服の上に来て、靴を履いて足のつま先をトントンとしてから寮を出た。
夏がもうすぐ来るのかと実感させるような暑さと明るさだった。
まだ4時なのに明るくそしてちょっと暑かった。なんでこんな時期にジョギングしようと思ったんだろ〜っとちょっと後悔しながら走る。
10キロくらい走っただろうか、寮を大きく離れ海沿いを走っていた。10キロも走ってもこの学校の半分もジョギングしていない。この学校広すぎんだろ。と改めて思うまあ千葉の方が広いけどね!
なんて考えながら走っていた。そろそろ帰って学校の準備しないとヤバイのでショッピングモールが見えてから引き返して帰ることにした。
寮も見えて来たところで俺は時間を確認した、まだ4時半ぐらいだった。こう見えて俺はジョギングには自信がある。だから合計20キロ走ったとしても息はあまり切らしていない
汗が出るのは仕方がないとして、タオルで拭いながら寮の前までついた。
「あれ?比企谷くん?」
左側から声をかけらたので見てみると俺と同じように汗を拭っている一之瀬だった。一之瀬もジョギングなのか息を切らしながら歩いてこっちに近寄って来た。近い近い近いいい匂い近い。
「おぉ、一之瀬か。おひゃ...」
普通に噛んでしまった。多分俺の顔は真っ赤になっていることだろう。
「あははは、なにその挨拶おはよう!」
いや、俺なりの挨拶じゃないんです。ただ噛んだだけなんです。
「比企谷くんはなにしてたの?私と同じくジョギング?」
「あぁ、まあな」
「どのくらい走ったの?」
「んーまあ1キロくらいだ」
「へーなかなか、走ったね」
さすがに20キロというと自慢ぽくなってしまうから真実は伏せておいた。ヤバイ話すことがなくなったぞ、俺のヒキペディアをみると自虐ネタをした方がいいと俺に訴えている。した方がいいのか?いや無理だな。「え?あ、あははは〜」って顔を引きつりながら笑うことだろう。てかもう帰りたい。
俺がなにか話すべきなのか?と悶々していると一之瀬は何かもじもじし出していた。
俺がなんだ?と思い見ていると一之瀬は口を開いた。
「え、えーっとね比企谷くんにお願いがあるの」
「うわー嫌な予感がする」
やべ口に出しちまった。
「私の彼氏になってくれない?」
「ふぁ?」
******
「私、千尋ちゃんって子に告白されるみたいなの」
俺と一之瀬は一度寮に戻り制服に着替え、待ち合わせして学校に向かっている途中だ。
あーそういうことですか、わかってましたよ。
てか女の子に告白されるのか?百合なのかなんだ百合なのか
「で、俺に彼氏の役をしてくれと」
「そう!そうなんだよ!お願いできないかな?」
一之瀬は少し声を荒げながら答えた。
まあ、俺たちのことを手伝ってくれるんだしそれくらいならやってあげてもいいがでも本当に邪魔していいのか?告白って勇気いる行為だし、俺だって何度も味わっている。
俺が彼氏役を引き受けたらその女の子は俺に嫌悪感を抱く、まだそれならいいが一之瀬まで一緒に嫌悪感を抱いては欲しくはない。
「わかった。俺たちのこと手伝ってくれるんだしそれくらいのことはする」
「え?ほんと!ありがとう!」
一之瀬は俺の前に立ち俺の腕を掴みブンブン振ってきた。
俺は手柔らか!とか思わず無心でいた。
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そして時は放課後。
一之瀬と一緒に校舎裏に来た。一之瀬は告白されると知ってそわそわしているらしい。しかも断る気でいるからなおさら緊張しているだろう。
「一之瀬、ちょっとトイレ行って来てもいいか?」
「え?あ、うん。早めにお願いね」
俺は走りながら一之瀬に手をこうを見せながらフリフリして駆け足でトイレに向かった。
まあいっちょやりますか。
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まだ比企谷くんがトイレから帰ってこない。お腹が痛いんだろうか、早くしないと千尋ちゃんが来てしまう。
「帆波ちゃん!ごめん待たせちゃって」
千尋ちゃんだ。息を切らしながらこちらに走って来た。
来てしまった、比企谷くん早く。
「え、えっとね話っていうのは「おーお前らちょっと付き合えよ」え?」
千尋ちゃんの言葉を遮ったのは比企谷くんだった。比企谷くんはもともと...ううん前よりもまた気を悪くして、チンピラ感を出していた。
でもなんでそんなことしてるの?
「え、なんですか!?あなた!」
千尋ちゃんは声を荒げる。私はわからないことが多すぎてなにも喋ることができなかった。
「お前ら俺に付き合えって言ってんだよ」
比企谷くんと私は目があった。なにを訴えたのかがわかった。自分を犠牲にしてこの告白を無しにしようとしてるんだ。
私はこの作戦に気付いた時にはもう遅かった。比企谷くんの作戦になるしかなくなってしまった。
「君、そんなこと言っていいの?ここにはカメラがあるし私たちが訴えれば君は退学になるかもよ」
自分で言ってて吐き気がした。私は困ってる人がいたら絶対に助けるそう思っていつも生活している。けど今はどうだろう。私を助けるために自分を犠牲にしている彼の作戦に乗っている。こんな助け方あんまりだ。けど吐き気と同時に胸があったかくなった。他人を助けるために自分を助けるなんてまさにヒーローだ。
比企谷くんは舌打ちをして帰って言った。
「とりあえず帰ろっか。それで千尋ちゃん話ってなに?」
「ううん、なんでもない!帰ろ!」
こうなることを読んでいたのだ。ほんと比企谷くんって最低なヒーローだね。
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「ふーキッツいな」
第一声がこれだった。寮に着きベットに横になっていた。
実際やると思っていてもきつかった。これで一之瀬や千尋って言う人からは嫌われただろう。まあそれでもいいが、一之瀬とは協力関係を結んでいるため、顔を合わせないといけないからきついのかもしれない。でも一之瀬はよく俺に合わせてくれたな。俺の行動を無駄にするべきではないと思ったのだろうか。
そうだとしたらとんだお人好しだ。
寝るかと思い右側を向いて寝ようとしたら俺の携帯が震えた。
多分堀北の電話だと思い携帯を見てみると、まさかの櫛田からの電話だった。出るのをためらったが、出てしまうのが俺なんですね。優しい八幡!キャー抱いてー!
「もしもし」
『もしもし?比企谷くん?今からけやきモールに来れる?すぐ来てね。バイバイ』
「おい!ちょっ」
勝手に切られてしまったマジかこいつ。まあ俺は櫛田の本性知ってるからそっけない対応しても大丈夫なんて思ったんだろう。
しかも行かないと俺の指紋がついた制服のやつをネタにして退学にさせようとするかもしれない。
はぁ行くしかないか。
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けやきモールに着いて俺は櫛田に電話をかける。
3コールぐらいでプツっという音が聞こえ電話に出たことがわかった。
「着いたんだけどどこいけばいい?」
『えーっとね、比企谷くん電化製品売り場まで来れる?よろしくね』
で、やって来たぜ!電化製品売り場!って言っても櫛田に無理やり連れて来られただけだけどな。
「ごめんね、急に呼び出しちゃって」
「ほんとだよ、ざけんな」っと言いたいところだがぐっと気持ちを抑えて深呼吸を一つした。
「んで要件はなんだよ」
「比企谷くんってカメラとか詳しい?」
「いや、別に詳しくはないぞ」
「あー、そうなんだ。だって佐倉さんごめんね」
え?佐倉さんいるの?マジで?あの天使がこんなとこにいるのか、もしかして運命とか、いや運命だろこれ!
「い、いえ全然大丈夫...です」
佐倉が顔を赤らめながら小さい声でボソボソっと喋った。
本当はざけんなとか思ってなかったからね。いやー櫛田さんマジありがとうございます!
で、なんでカメラ?佐倉はカメラを買いたいのか?俺の疑問に櫛田は気づいたらしく説明しだした
「あ、私が佐倉さんのカメラを壊しちゃんだんだよだから修理に出そうと思って」
櫛田は頭をかきながら舌を出してテヘ!みたいな顔をしていた。
お前反省してんのか、てか、俺いらなくね?修理出すんでしょ?なんで俺連れて来たの?まあ佐倉に会えたからいいけど!
「じゃあ早速修理出そうぜ」
「う、うん」
佐倉はオドオドしながら電化製品の店員にカメラを差し出した。
俺と櫛田は少し離れて櫛田に聞きたいことがあったので櫛田と話し始める。
「なあ、なんで佐倉って伊達メガネつけてるんだ?」
「え?あれ伊達メガネなの?」
櫛田はちょっと驚いたように俺の方を見ていた。
あとちょっと近いです。
「あぁ、レンズに歪みがないからな」
「よくわかったね」
「洞察力には自信があるからな」
櫛田から視線を外し、佐倉の方を見てみると声は聞こえなかったが店員と櫛田は何かもめているようだった。
おい、佐倉になんかしてみろお前ぶっ○してやるぞ!
というような意気込みで俺は佐倉のもとに歩いて行った。
「先ほども言った通り電話番号と住所お願いします」
店員が佐倉に電話番号と住所を聞いていた。まあカメラの修理の連絡とか必要だけどあの気持ち悪さは異常だ。なんか吐息荒いし、興奮してるように見える。
佐倉もそのことに気づいているのかペンを持っている手が震えていた。
「あの、俺の住所でいいですか?」
「は?」
俺は佐倉からペンを取り上げ電話番号と住所を書いてあった。
「ちょ、ちょっと勝手なことは困るよ」
「え?なんでですか?これ僕のカメラなんですよ」
店員は戸惑っているようであたふたしていた。
「いや、君のじゃないでしょ」
「いや僕のですよ。じゃあ僕のじゃない証拠とかありますか?」
「うっ、それは」
俺は電話番号と住所を書き終わったので紙を店員の方に向けてペンごと返した。
「じゃあそういうことなんで、佐倉行くぞ」
「え!?う、うん」
俺は佐倉と一緒に電化製品売り場をでた。
いや怖くないけど、キモかったなー。
******
略させてもらうがその後佐倉から自分が目撃者だと言ってくれて、裁判に出る決意をしてくれた。
そして裁判の日が来た。
須藤、堀北、綾小路、俺の4人が裁判に出ることになっている。一応佐倉は途中から出る予定だ。
さあ、裁判を始めよう
本編をお読みいただきありがとうございます。
ちょっとしたお知らせというのはオリジナル展開を2つほど入れようと思ってます。
1つ目が裁判が終わった後に入れようと思ってます。まあ11話で書くんでお楽しみを(あんま期待しないでね)
2つ目はちょっと大きいオリジナル展開を入れようと思ってます。体育祭が終わった後かペーパーシャッフルが終わった後に入れようと思ってます。もしかしたらこの展開は原作でもするかもしれないのでそれはご了承を。
あと八幡が清隆を呼ぶ時の名前を綾小路に変えました。
ご了承を
あと俺ガイル12巻読みました。読み終わったあとガガガ文庫のイベントに行きました。
最後の方に渡さんがでて来て14巻で完結すると言ってました。
渡さんなんかエネルギッシュすぎてびっくりしました。
ぜひ12巻読んで見てください。最後の方がとても面白いです。12巻であそこの伏線を回収して来ました。最高でした鳥肌が止まりませんでした。ネタバレは控えたいと思います。聞きたい人は感想までー
ではまた