ようこそ実力至上主義の教室へ 【捻くれ者の主人公】   作:修羅シュラ

16 / 22
ごめんなさい。遅れましたね。バイトやって、部活して結構忙しくてこんな風になりました。



これから比企谷八幡がすること

長くも短い無人島生活が終わりの時を迎える。

 

「ただいま試験結果の集計をしております。しばらくお待ちください。試験は終わりましたので、飲み物やトイレを希望する方は休憩所までお越しください」

 

このアナウンスがかかった瞬間みんなは蜂の子を散らすように休憩所に向かっていった。俺も喉が渇いたし向かうか、と心の中でつぶやき向かっていく。

すると後ろから須藤から声がかかり、休憩所に向かいながら話していく。

 

「なあ、ヒキタニって堀北とどんな関係なんだよ」

 

須藤に怒っている様子はなく、ただ俺の回答を待っているようだった。

 

「別に、クラスメイトってだけだろ。堀北とはクラスメイトってだけの安いつながりだ」

 

須藤はふーんっと言ってから、納得いかないような顔で俺の方をまた見てきた。なんだよ、ホモなのかお前、あれか、俺に惚れてるから、堀北に嫉妬しているんだな!こんな想像している俺気持ち悪すぎ。

あとヒキタニくんって子はこのクラスにいませんよ。

 

「比企谷くん、須藤くん。お疲れ様。あと綾小路くんも」

 

平田からジュースが入っている紙コップを2つもらった。須藤に渡そうと後ろに振り向くと、綾小路がいつの間にかいた。なんだお前びっくりさせんな。お前忍者の末裔か?全然気づかなかった。っていう風に俺は須藤にジュースを一つあげて、綾小路には気づかないフリをしてもう一つは俺が飲んだ。綾小路は「あっ、」っとか言ってるがいいだろう。

綾小路はジュースをもらえなかったため、また平田が持ってきたジュースを受け取り平田と須藤と話しているようだ。まあ俺には関係ない話だからジュースを飲みながら離れていく、休憩所を見渡すとほとんどの生徒が集まり談笑していた。Dクラスの人たちもなんとなく表情が柔らかくなった気がした。

 

「おい、ゾンビ野郎」

 

俺が心の中で誰がゾンビだ!って叫びながら振り向くとジュースを飲みながら俺に話しかける龍園が立っていた。

 

「お、おう。なんかようか?」

 

「とぼけんじゃねぇ、この試験お前のクラスは何位だと思うんだ?」

 

龍園は笑うこともせず、俺のことをじっと見つめて、ジュースを飲んでいるだけだった。

正直なところ、表舞台、というのはみんなから認められる実力者の中に入るべきか迷っている。わかりやすくいうと、みんなが知っている実力者は龍園や葛城や一之瀬こういう奴らが今度の特別試験でも名前が浮上してくるだろう。その中の一人に入るか迷っているというところだ。

実際、入りたくはない。だって絶対絡まれるじゃん?因縁とかつけられるじゃん?てか目立つし。でもDクラスは今回一位に君臨することは間違いない。ここで誰が実力者なのか示さないといけなくなる。そうしないと、綾小路が疑われる可能性があるからだ。だったら堀北よりも俺の方がいい。俺の夢のためならなんでもする。

だかどうしようか、ここらで綾小路に相談するべきだったな。

 

「おい、ゾンビ無視してんじゃねぇよ」

 

「............実際のところ、お前らは今回負ける。100%と断言してもいい」

 

「クッククククッ!まあな今回Dクラスのリーダーが合ってない場合俺たちの負けだ。けど俺は自信あるぜ今回のリーダー当てはよ」

 

どこからその自信がきてるのかは知らないがなぜか自信があるらしい。えぇ、どうなってんの?それこれでリーダー当てられたらもう俺死ぬわ。

 

「一年生の諸君」

 

このアナウンスがかかった瞬間みんなが静かになる。

談笑していた人たちはまた顔を強張らせ、緊張が走る。ふぇぇ怖いよ。ここからまた二週間無人島試験やるとか言われたらどうしよう!

 

「この一週間、君たちの特別試験の取り組みを見させてもらった。真面目に取り組んだもの、工夫をし取り組んだもの、いずれにせよ、素晴らしい試験結果だった」

 

このアナウンスのお陰で俺も含めて、大勢の人が安堵したことだろう。ふぅ、よかったぁ。これ以上やったら死んじゃうところだった。

 

「ではこれより、特別試験の結果を発表していきたいと思う」

 

ここで大きな緊張が走ったのがわかった。龍園はいつも通り笑みを浮かべて、結果を待っているのがわかる。俺が一番最初に目についたのは綾小路の顔だ。まるで興味がなさそうに、先生の方を見つめていた。俺はその顔を見て無意識に睨んでいた。

 

「第4位」

 

その言葉を告げると同時に俺の頭の中にはドラムロールが聞こえてきた。うん、普通聞こえるよね。なんかめっちゃ頭の中でなってるよ。

 

「Cクラス0ポイント」

 

龍園は驚いた表情をしながら「なんだと?」っと呟いていた。予想どうりだな、と心の中で少し安堵してから結果を待つ。

 

「テメェ何しやがった?」

 

俺はそれを無視し、先生から目線をいや、綾小路から視線を外すことができなかった。

 

「続いて3位はAクラスの120ポイント、2位はBクラスの140ポイントだ」

 

この順位を聞いた瞬間どよめきが起こる。Dクラスの連中も、他の連中も想像すらしていなかっただろう。

 

「そして1位のDクラスは............225ポイントだ。以上で結果発表を終わる」

 

一旦硬直したのは、噛んだわけでもない。そう、先生方も想像すらしていなかったクラスが1位に上がることが、驚きのことだったんだろう。

 

休憩所ではAクラスは葛城は責められ、Dクラスは興奮の最中、平田が説明するとみんなに言い聞かせ、船に戻って行く。俺もその列に続いて行くが、龍園に肩を掴まれ行くことができなかった。

 

「俺の推理は完璧なはずだった。けど外した、お前何をした。比企谷八幡」

 

「いや、お前がただ外したんだ。俺が何かしたわけじゃない。お前の失態だ龍園」

 

龍園の手を振り払い、そのまま歩いて行く。まあ、お前の推理はあっていたさ、途中までだが。

 

******

 

この後はお察しの通り、堀北に全部丸投げ作戦だが、綾小路のせいで、全てがおかしくなった。

 

「すげーじゃん!!堀北さん!!まじ天才じゃん!!」

 

「いや、ちょっと待って、何がどうなってる............」

 

堀北の言葉を遮り賞賛の声が、堀北に飛びまくる。

けど綾小路が............。

 

「ちょっといいか?本当に堀北だけなのか?誰かと作戦を立てていたような気がしたが」

 

おい!綾小路!やめろ!!少し表舞台に立とうかなと思ったけど、堀北のあの姿を見てやめたんだよ!え?みんなからすごーいって集られるんでしょ?きついよ、ぼっちの俺にキツすぎる仕打ちだよ?

俺は堀北の方をちらりと見た。俺がどんな表情で堀北を見ていたか、覚えていないが、相当面白い顔をしていたんだろう。だって

 

「............そうね、私だけの力じゃないわ」

 

だって。

 

「そこにいる比企谷くんといっしょに勝ったのだから」

 

堀北がクスリと微笑むんだもの。

 

******

 

「さて全て説明してもらうわよ」

 

「いや、説明する気ではいたんだが、お前のせいで説明する気が失せたんだよなぁ」

 

俺と堀北は船の上にある、お洒落なカフェの場所で堀北はカフェラテ、俺はブラックのコーヒーに砂糖を少々入れ、飲んでいる。

堀北があの発言をしてから、俺は質問責めということをされた。ぼっちの俺にはそれはもう、キツく。曖昧に答えを返しといて、疲れたから寝るという風に部屋に帰った。すると案の定堀北から連絡が来て、今に至るというわけだ。質問責めされてる時に綾小路が羨ましそうな目でみていたのは今でも謎のままだが。

 

「まず俺が目をつけたのはスポット探しなんかじゃないし、ましてやクラスポイントを節約することでもない。リーダー当てクイズだったんだ」

 

「けどクラスポイントを節約することは大切なんじゃない?」

 

「大切ではあるが、重要なのはそこじゃない。龍園のように節約なんて言葉を捨てて、戦意喪失させたように見せかけて、リーダー当てクイズを誰よりも得点して、勝とうとしていたぞ」

 

「え?龍園くんが?でも龍園くんのクラスは最下位だったじゃない」

 

堀北は少し驚いたようで、けど結果を思い出した時には、表情は戻っていた。まあ龍園は、葛城との契約を結ぶことが重要だったんだけどな。

 

「まあ、そこら辺はあとで話す。話を戻すぞ。途中で俺らは龍園のいるクラスCクラスに行っただろ?その時に伊吹はスパイだってことがわかったんだよ。お前にカードを見せてくれと言ったのも、お前に水と泥をかけたのも全部は俺の作戦だったんだよ」

 

「ちょっと待って!伊吹さんが犯人だってわかったということも、私を使ったことも作戦の一部だったってこと?」

 

「そういうことだ」

 

堀北には少し罪悪感があったが、いざとなれば、俺のDOGEZAを見せてやるさ!

 

「そう。なんで伊吹さんが犯人だとわかったの?」

 

あれ?あんま怒らないのか?普通だったら「私を使ったこと、高くつくわよ」とか言ってキレそうだけど、そんなことないのか?

 

「龍園の目」

 

「は?」

 

堀北は納得いかないという顔で、俺のことを何言ってんだこいつみたいな目で見ていた。

実際目を見ただけで、龍園の闘志は読めた。まだ諦めてない、一発逆転を狙ってるってな。そして、無防備に置かれた無線機。それが何よりの証拠だった。龍園はCクラスのやつを誰も信じない。それがやつの弱点だった。

 

「で、お前を使うことで伊吹をおびき寄せることができた。まずカードキーを見せることで堀北が持っていることをわからせる。そして、お前に泥をかけることによって、カードキーを奪う隙が見つかる。そして、堀北が追いかけ、俺が追いかけるという方向になったんだ。まあ、なんだ、騙して悪かったな」

 

堀北ははぁとため息をこぼしてから、少し微笑んでからこう言った。

 

「私を使ったことは高くつくけれど、けれどあなたが何もしなければ、私はどこかできっと失態をしていたかもしれない。仲間という存在が必要だったことに気づかなかったかもしれない」

 

堀北は顔を赤らめて、何やらモジモジしているようだった。やめろそんな顔をするな、うっかり惚れてお前に告白して振られたらどうする!てか振られちゃうのかよ。

一つ堀北は咳払いをして、口を開く。

 

「........................ありがとう」

 

「は?」

 

「もう行くわ。お会計はあなたが払っといて、私を使ったツケとして」

 

ガタッと立ち上がると、早歩き程度で自室に戻って行った。はっきりとは堀北の顔は見えてなかったが、なんだか顔を先ほどよりも赤くしていた気がした。

 

******

 

「先生、ここにいたんですか」

 

俺は堀北と話したあと、先生にメールされていたことに気づき、小走り程度に目的地に向かって行く。

目的地周辺に着くと、俺は小走りをやめ、歩いて向かって行く。綾小路が、こっちに歩いてきたが、無視して俺は先生のところに向かって行く。

 

「遅かったな、比企谷」

 

タバコをふかしながら、こちらをちらりと見て話した。

 

「すいません。少し遅刻しました」

 

「............まあ、いいだろう。まずはご苦労だった」

 

今の沈黙はなんだったんだ?と疑問に思ったが、そこまで気にすることじゃないと思い無視した。

 

「そんなことはどうでもいいです。俺の約束覚えてますか?」

 

「あぁ、覚えているとも、伊吹の件だろ?あの件についてはこちらも進めている。Cクラスの教師からもなんとか許可を得た」

 

なんとかという部分が苦労したんだなとわかるが、許可を得てくれていたらしい。

 

「じゃあこっちがポイントを貯めるだけと言うことですか?」

 

「そう言うことになる」

 

「いくら用意すればいいですか?」

 

こちらをちらりとも見ていなかった先生が吸いきったタバコを携帯用灰皿に入れ、俺の目を見てしっかりこう言った。

 

「100万ポイントだ」




とりあえず、原作で綾小路がやった作戦は八幡には示しました。けれど最後の文を場所を見ればわかるとは思うんですけど、まだ謎が残っています。なぜ八幡は須藤たちを殴ったのか、伊吹に何をしようとしているのか、わかるはずですのでそれはデート編の時か、その次に話すかは未定ですが、話したいと思っています。今からやることは原作では不可能なことかもしれないですが、そこは大目にみてください。






FGO福袋引きました、ギルガメッシュでした。
邪ンヌが欲しかったですが、まあ、よしとしましょう。
スカサハピックアップ無課金で貯めまくって50連引きましたが、星4が1体しか出ませんでした。ガチャ渋すぎぃ
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。