ようこそ実力至上主義の教室へ 【捻くれ者の主人公】   作:修羅シュラ

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うわぁぁぁぁぁぁぁごめんよー、普通に土曜日か日曜日に出すって宣言してて初日からこれはやばすぎる。大丈夫さ、次回は必ず土日に出すさ!













うん、多分ね。


比企谷八幡の過去の序章と新たな試験

「お父さんとお母さんに捨てられた?」

 

「そうだ。これからは私たちが比企谷八幡と比企谷小町を預かることになった」

 

家に帰るとわけもわからず、自分たちが暮らしていた家を全て差し押さえさせられ、混乱しているところに黒いスーツの人に小町と一緒に連れてこられた。俺はあと一週間で中学生に、小町は小学5年生になる時だった。

 

「お前にはホワイトルームに入ってもらう。けどお前だけは特別だ。こういう実験台も欲しかったのでね、君を使わせてもらうよ。なに心配はいらない小町は君に少し利用するだけだ」

 

「ちょ、ちょっと待ってください。混乱しすぎてわけがわからなくて、ホワイトルーム?小町を利用する?な、なに言ってんですか?」

 

すると俺の左ほほに激痛が走った。尻餅をつき、左ほほをさする。泣きそうだった。まだ俺も社会も知らず、捻くれてもおらず、純粋だったころ。痛かったとにかく悲しくて、痛かった。

 

「二度は言わん。一度で覚えろ。これからずっとお前にはホワイトルームにいてもらう。俺の指示は絶対だ。破ったら罰を与える」

 

「罰?」

 

「小町に痛い目にあってもらう」

 

俺はその言葉を聞いた瞬間、立ち上がり、その男に突進した。これには黙ってるわけにもいかない。

 

「小町は!小町には手を出さないでくれ!俺がなんでもするから!」

 

そいつは俺のことを受け止めて、軽く投げた。

背中に激痛が起こる。顔を上げ、そいつの方を見る。

 

「ふん、お前が指示にちゃんと的確に従うなら、罰は与えない。だからしっかり俺の言うことを聞くんだな、お前は特別だ。ホワイトルームの中でも特別だ。お前には普通の学校に行ってもらう」

 

まず俺にはホワイトルームがなんなのかもわからずにいたので、こいつがなにをしゃべっているのか全く理解することができない。

 

「喜べ、比企谷八幡。うまくいけば、お前は優秀な逸材になるぞ」

 

ここから俺の絶望が始まるのは言うまでもない。

 

******

 

「嫌な夢だ、なんだってこんな夢を見るんだ」

 

俺は船の揺れと、悪夢のせいで目がさめる。

ふぁ、と一つあくびをしてからポットにお湯を入れる。そして沸騰したら止めて、コーヒーをマグカップに入れ、お湯を注ぐ。

 

「匂いはいいけどなぁ、苦いんだよな。まるで人生みたいだ」

 

「おはよう比企谷くん、コーヒー飲んでるのかい?」

 

平田がベットから起き、俺に問いかける。別にビックリなんてしてないからね!

 

「............まあな、こういう時は苦いもの飲むのが一番なんだよ」

 

「こういう時?」

 

「気にすんな。一人言だ」

 

まあ、いつも一人ですけど!テヘ!

遅くなったが、俺が寝ている部屋の人たちは四人いて俺、平田、綾小路、幸村の四人だ。本当は高円寺がいるのだが、あいつはいつもフラフラしていて、ここの班入ってるって言えんのかどうか分からん。

平田と綾小路がいるが、二人が何か喋っているようなので、俺は部屋から久しぶりに出たいと思う。おぉ、なんかこんなこと言ってると引きこもりみたいな感じがするから不思議。これでコンビニとか行って、異世界に行っちゃんでしょ?

 

俺はコーヒーを飲んでから部屋を出る。

コンビニに出かけようと思い、さっさと歩く。

 

******

 

コンビニで本を立ち読みしているとキーンという音がなる。コンビニ買い物に出ていた連中もその音がコンビニ内に響く。

キーンという音は学校の緊急連絡みたいなものだ。マナーモードにしていても流れるものなので、緊急性があることがわかる。

俺がメールを確認しようとポケットに突っ込むと同時に、アナウンスがなる。

 

『生徒の皆さんにご連絡いたします。先程全ての生徒に学校からの連絡事項を記載したメールを送信いたしました。各自の携帯で確認して、その指示に従ってください』

 

「あの、ひ、比企谷くん。さっき言ってたやつって、今届いたメールのことだよね?」

 

俺の名前が呼ばれるので、後ろを振り向くと、俺にダンスホールで話しかけてきた松下千秋いつも、佐藤とかあと誰だっけ。あー池と喧嘩してた篠原か、とかと一緒にいる人物だった気がする。やたらと俺に絡んでくるな。

無視するわけにはいかず、ちらりと後ろを見ながら答える。

 

「............確か松下だっけ?」

 

「そうそう!松下千秋。覚えててくれたんだ。嬉しいなぁー」

 

このふわっとした感じは平田の彼女の軽井沢に似ている気がした。あと名前覚えてられてるとすごい嬉しいよな。俺なんて小学校なんてカエルだし、中学なんて名前すら覚えてもらってなかったからな。

 

「で、さーこれなんだろうね」

 

「............特別試験じゃないか?」

 

メールを確認するとやはり特別試験と記載されていた。

『各自指定された部屋に指定された時間に集合してください。本日20時40分までに2階204号室にお越しください。所要時間は20分ほどですので、お手洗いなどは済ませた上、携帯はマナーモードか電源をお切りください』

 

「メールの内容は一緒なのか?」

 

あのアナウンスは何かおかしかった。メールなんてしなくてもアナウンスで放送することで済むことだ、いや繰り返し見たいと言うのならば、無人島の特別試験の時でもメールで送信しているはずだ。

 

「え?どうだろー私は19時からって書いてるけど」

 

「俺は20時40分だった」

 

「え?時間二人とも違うの?」

 

「そうみたいだな」

 

すると、俺の携帯に着信音が鳴る。松下にすまんと言ってからコンビニを出る。

 

「もしもし」

 

『私よ堀北』

 

「兄の方か」

 

『ふざけないで』

 

「で、何の用だ」

 

『さっきのメールの内容一緒なのか疑問だったの、内容は?』

 

「20時40分に2階の204号室だ」

 

『同じ内容ね』

 

堀北が肯定したと言うことは堀北も同じ時間と言うことだ。偶然なのか、それとも必然的だったのかわからないが一緒のものだと言うことか。

俺らの通話はそこで切れた。俺は部屋に戻ってある人に連絡した。

 

「比企谷だが、メール見たか?」

 

『あぁ、特別試験って記載されてたな」

 

「お前、何時集合って書かれてた?」

 

『18時40分だ』

 

「そうか、わかった。お前の説明が終わったら近くのカフェで待ち合わせしよう」

 

『とりあえずそこに行けばいいんだな?もうオレは204号室に向かうからまた後でな』

 

プツリと電話が切れ、俺も部屋に向かう。今回の特別試験は、なんか変な事に巻き込まれそうだ。

 

******

 

「というわけなんだ」

 

綾小路から聞いた説明からよると

 

一年生全員を干支になぞらえた12のグループに分け、そのグループ内での試験を行う。そして今回の目的は『シンキング』らしい。

各クラスから数人が集められ、ゲームをするということだ。

ゲームの内容をまとめると

 

○まず優待者というのがものが存在する。

○明日から4日後の午前9時まで

○1日に二度1時間の話し合いを行うこと。

○話し合いの内容は何でも良い。

○試験回答は試験終了後、午後9時半〜午後10時までの間のみ優待者が誰だったかの答えを受け付ける。

○自身が配属された干支のグループ以外への回答は全て無効とする。

○最終日の午後11時に全生徒にメールを一斉送信する。

 

そしてこのゲームには4通りの結果しか存在しない。

 

1、優待者および優待者の所属するクラスメイトを除全員の回答が再開していた場合、グループ全員にプライベートポイントを支給する。優待者は100万プライベートポイント。

2、優待者および所属するクラスメイトを除く全員の答えで、一人でも未回答や不正解があった場合、優待者には50万プライベートポイントを支給する。

3、優待者以外の者が、試験終了を待たずに学校に告げ正解していた場合。クラスポイント50を得ると同時に、正解者にプライベートポイントを50万支給する。また優待者は見抜かれたペナルティとして、逆にマイナス50クラスポイントのペナルティを受ける。(優待者と同じクラスメイトのものが正解したとしても、そのまま試験は続行する。

4、優待者以外の者が、試験終了後を待たずに学校に告げ不正解だった場合。間違えた生徒の所属するクラスはクラスポイントマイナス50。優待者は50万プライベートポイントを得ると同時に、クラスポイント50を得る。答えを間違えた時点で試験は終了となる。(優待者と同じクラスのものが不正解した場合、答えを受け付けない)

 

まあ簡単にまとめると、グループ全体で優待者を共有できるか、裏切り者が出るかどうかだ。

まあ大半は裏切り者になるだろうが。

 

「俺には酷な話だな。人狼ゲームとか存在自体は知ってたが、ぼっちだからやる相手いなかったし」

 

「あー、オレもそうだ」

 

「ま、とりあえず俺も行ってくるわ、なんかあったらメールくれ」

 

「わかった。いやこの試験で近々依頼のメールを送る。頼んだぞ八幡」

 

俺はその言葉を無視して立ち上がる、あったかいコーヒーがもう冷たくなっていて、喉に通すと嫌な感じが背筋にゾクゾク伝わった。

クソ、嫌な気分だ。

 

******

 

20時30分2階に行ってみると、10人ほど人がいた。俺が知っているやつで言えば、葛城、龍園、堀北、櫛田、平田ぐらいだ。後は知らん、俺みたいにみんな存在感薄いのかしらん?

けどこのメンツ見ただけで、あぁそうか、ここは各クラスのリーダーシップにかけていているか、頭が相当キレるやつしかいないグループなんだろう、と思った。

しかし一ノ瀬は存在しないんだな、どこに配属されたんだ?普通ここに配属されてもおかしくない存在なのにな。

 

「あ?誰かと思えば比企谷じゃねぇか。テメェもこの時間だったのか」

 

いきなり話しかけんなよ。友達だと思っちゃったろ。まあ、こんな友達こっちから願い下げだけどな。

 

「あー、龍園か、久しぶりだな」

 

俺はなんとなく素っ気なく返す。

 

「ずいぶん無愛想じゃねぇか俺がせっかく話しかけてやってるのによ。目もずいぶんと腐ってるみたいだしよ」

 

「この目は前からこんなもんだ」

 

「無駄話はそこまでだ。お前ら入れ」

 

先生が扉を開けて言うと、みんなが指定された部屋に入って行く、俺と龍園は別室だが、別れる前に龍園が立ち止まった。

 

「せいぜい俺を楽しませてくれよ。比企谷八幡」

 

堀北に「龍園くんと何か因縁でもつけられた?」と小声で聞いてくるが俺は苦笑いして、部屋に入るのだった。

 

 




FGOのバレンタインイベント始まりましたね。全くやる気が起きませんが、みんなからチョコもらいたいので頑張ってます。特に清姫は見たい。今んとこエレちゃんがとても可愛かったです。皆さん持ってるならぜひ見たくだせぇ。

さて次回は............あ、忘れてた前々回の100万ポイントの謎解けてませんでしたね。まあ、それは次回ということで、ここで明かしたらなんか繋がらないので、次回はちゃんと明かすことができます!
土曜日の夜をぜひチャックしてね!
次回は試験1日目と解決部の依頼です!
何を依頼されるのかはお楽しみということで。
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