ようこそ実力至上主義の教室へ 【捻くれ者の主人公】   作:修羅シュラ

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櫛田桔梗は何か目的を持っている

中間テストも終わり、夏が近づいてきた。

うちの学校は施設がいいのでクーラーをガンガンに聞かせた状態で勉学に励むことができる。

俺、比企谷八幡はの日常は中間テストが終わってからの日常がループしていた。わかりやすく言うと、まず登校する時になぜか堀北が起こしに来てくれて、俺はめんどくさいなぁなんて考えながら登校して、授業中は居眠りをしないように頑張っていて、昼休みは一人で校舎裏の日陰で食べて、放課後には須藤と池と山内に遊びに誘われるが俺は断り、部屋で本を読むという生活を中間テスト終わって二週間ほどこんな生活を送っていた。

今考えると堀北が起こしに来てくれるのって、俺のこと......。

はい嘘です。堀北がすごい勢いでこちらを睨んでいます。なんで俺の心読めたんだよ。

 

******

 

オレはなかなか充実した日々を送っていた。

前にやった勉強会に、須藤と池と山内がいたので勉強会仲間としてオレも遊びに誘われていた。

しかし今日、友だ...遊び仲間である、須藤が暴力事件を起こしたらしい。そして、須藤、池、山内、堀北、櫛田、八幡がオレの部屋に(勝手に)集まり、須藤から状況説明をしてもらっていた。

簡単に説明すると、須藤はバスケ部の奴らに呼び出されて、殴られそうになったから殴った。正当防衛だと言い張ってる。

 

「......って言うわけなんだよ!オレは無実だ!先にやってきたのはあいつらの方だ!だから俺の無実を証明するために手伝ってくれよ!」

 

「あ、だからポイント俺らもらえなかったのか!」

 

池も気づいたらしく、驚いた口調で発した。

朝のLHRで茶柱先生が含みがある言い方で、ポイントの話をしていた。前回の中間テストで少しだけクラスポイントが入ったのでプライベートポイントも入るはずだがDクラスはなぜか入らなかった。

その理由は須藤にあったということだ。

 

「俺はあいつらにはめられたんだ!!」

 

声を大きくあげて、俺の部屋にいる連中に訴えていた。

 

「愚かね」

 

「ああ?」

 

堀北が小さくそう告げると須藤は堀北に威圧をかけて、池と山内は堀北のことを嫌そうに見ていた。まだ須藤は堀北のことを嫌ってたのか

 

「日頃の行いが悪いからこうなるのよ。日々何事にも意識を持って生活してる人ならこんなことにはならなかったはず。けどあなたはどう?暴力事件を起こしてもおかしくない生徒でしょ?それでいざ事件が起きたら助けてくれなんて虫が良すぎるんじゃないかしら?」

 

「ック......」

 

須藤は堀北に図星を突かれたため、何も言い返せなくなりうつむいていた。

オレはそれには同感だ。須藤が日頃真面目で意識を持って生活していれば、暴力事件が起きながったはずだ。もし何者かの行為的な犯行でも、行動に問題がない生徒を暴力事件に巻き込むよりも問題ある生徒を巻き込んだ方が成功率は高いはず、もし行為的な犯行だったら須藤の日頃の行いのせいで招いた失態とも言えるだろう。

 

「......お前は!いつもそうやって見下して!!お前の方が頭いいからって調子乗んなよ!!」

 

須藤はキレたらしく堀北の胸ぐらを掴んでいた。

池も山内も堀北が嫌いなため、止める気は無い様子だ。

櫛田はあたふたしてる様子を見せてるが、止められないようだ。

じゃあここはオレが止めるしか無いのか......。

 

「おい、そこらへんにしとけ須藤」

 

「おい!ヒキタニ!!離せ!!」

 

オレが止めようと思った矢先、八幡が須藤を止めてしまった。

 

「おいくそ女!!てめぇいい加減にしろよ!」

 

「その発言そのままお返しするわ。あなた今Dクラスを危機におとしめているのよ。あなたのせいでせっかく取り戻したクラスポイントがなくなるかもしれないのよ。いい加減にして欲しいのはこっちの方よ」

 

堀北は須藤にキレているのを関係なしに須藤を正論で攻め立てる。

須藤はいっそうキレだしていて、八幡が須藤を解放したら勢いよくぶん殴りそうなぐらいキレている。

 

「須藤落ち着け、言っとくけど中間テストでお前らを助けたの堀北だからな」

 

「「「は!?」」」

 

八幡の発言で須藤は動きを止めた。

 

「中間テストの問題集を作ったのも、中間テストの答えをくれたのも全部堀北がやってくれたんだぞ。俺は堀北に従ってただけだ」

 

「ちょ、ちょっとあなた何「というわけなんだ。まずは怒るんじゃなくて話を聞いておくことも大事だと思うぞ。須藤のせいでこうなったのも事実なんだ」

 

堀北が何か言いかけたがその前に八幡は声を重ねて聞こえなくした。

堀北は八幡を鋭くみつめているが、八幡はわざと堀北から視線を外していた。

 

「ほ、ほんとかよヒキタニ?」

 

「ほんとだ。俺がやったことなら俺の手柄にするだろ」

 

池が恐る恐る聞いてみると八幡は肯定した。

まあ池も山内も須藤やれやれ状態だったし、いきなりそんなこと言われたら困るわな。

ここから誰一人喋ることはなく、お通夜のような空気がながらていた。仕方ないここはオレが......

 

「あー、まあとりあえず須藤ははめられたんだよな?」

 

「あ、おお」

 

「だったら目撃者がいるかもしれないぞ。目撃者を探すために明日とかに聞いて回った方がいいんじゃないか?」

 

「う、うん!!そうだね!私も協力するからね、須藤くんの無実を証明しようね!」

 

「お、おう!須藤の無実を証明するぞ!!おーー!」

 

櫛田に続いて山内が盛り上げたあと、ざわざわと騒ぎだした。

そして作戦会議も終わったため、解散となってみんなは帰っていった。あ、カードキー回収するの忘れてた

 

******

 

俺は清隆の部屋を出ると同じ階だけど自販でマッカンを買おうと思ったので一階に向かうことにした。この寮には三台のエレベーターがあるので須藤たちの方には乗らず須藤たちが上に行くのを見送った。グッパイ〜〜フォーエバ〜〜。

池たちが騒いでいたが気のせいだろう。さて俺はマッカンを買いに行きますか。

 

「比企谷くん♡」

 

「え?おおお!?」

 

声をかけられた方を振り向くとそこには櫛田がいた。

いつからそこに!?てか須藤たちと一緒に上に行かなかったのか?

 

「うん!私も下で飲み物買おうと思ってたし」

 

「お、おうそうか」

 

ナチュラルに俺の心読まないでね

俺は櫛田が苦手だ。

櫛田には表の櫛田と裏の櫛田がある。それを知ってるのは俺と清隆だけだと思うが、俺みたいに目撃した人やもともと知ってる人もいるかもしれない。

櫛田は何か掴めない。堀北が嫌いな理由、なぜ嫌いな堀北に近づくのか、そしてどっちが本物の櫛田なんだ?櫛田の真の目的はこの三つに隠されてる。こいつは敵か?味方か?

 

「比企谷くん?エレベーターきたよ」

 

「え?あ、ああ」

 

俺と櫛田はエレベーターに乗り込んだ。そして閉ボタンを押して一階に行こうとした時、人影が見えたので開ボタンを押して人を入れようとした。

 

「どうも」

 

「あ、はい、え?」

 

乗ってきた人はまさかの堀北だった。

おいおいなんだ?今日はやけに女の子と一緒にいるじゃないか俺。まさか主人公気質に目覚めたか?はい嘘です。モブです。

 

「比企谷くんどこに行くの、あなた今日私と約束があるって言ってたでしょ?」

 

「は?え?」

 

俺は堀北に無理やりエレベーターから降ろされて、櫛田はあっけにとられたように下に降りて行った。

俺堀北と約束なんてしてないんだけど、まさかのデートのお誘いですか?嫉妬しちゃいましたか?

 

「何か不愉快なことを考えてるわね」

 

「はい、ごめんなさい」

 

******

 

「んで?なんで俺の部屋にお前がいるんだよ」

 

「そ、それは」

 

あ、ありのまま今起こったことを話すぜ!

俺は堀北に無理やり連れてかれると、まさかの俺の部屋だった。なぜか俺の部屋なのに、早く入ってと言われ俺が堀北の部屋に遊びに行ってる感じになっていた。

ねえ?そこ俺の部屋でしょ?なんで君の部屋みたいになってんの?

そして現在

 

「なんだよ、俺の部屋来てなんかあんのか?」

 

「......須藤くんの事件についてよ」

 

「お前、今思いついたろ」

 

「そんなことないわ」

 

お前だんだんキャラ崩壊してきてるけど大丈夫か?

俺が心の中で心配していると堀北は俺のベットに座ってこう言った。

 

「須藤くんの話どう思う?」

 

「あー須藤が暴力事件起こしたって話か?」

 

堀北は無言で頷いて肯定した。

 

「まあ、俺には関係ない話だな。けどこれで俺のプライベートポイントが下がるのは嫌だしな」

 

「堀北はどうすんだ?」

「そうね、以前の私だったらあなたの話を聞かなかったら手伝わなかったかもしれない。けどいまの私は自分のために動こうと思うわ」

 

「おぉ、成長したんだな」

 

いまの言葉に堀北はイラっとしたようで俺の方を睨んでいた。

 

「プライドは捨てきれてないが、妥協するようにはなったんだな」

 

「プライドなんて持ってないわ。さっきの言葉は私の信念よ」

 

いや、それってプライドだろ。

 

******

 

俺は堀北と明日から調査すると言われ部屋から出て行った。てか明日でいいだろ、なんで俺の部屋来たんだよ。

俺はさっきから行こうてしてた自動販売機に階段で向かった。

するとそこには自動販売機の隣のベンチで午前の紅茶を飲んでいた櫛田がいた。

うわ、櫛田だ、嫌だな。彼氏待ってんのか?いやこっち見てニコニコしてるから俺のこと待ってんだよな?これで俺無視されたら泣いちゃうよ。いやまあ櫛田苦手だからいいけど。

 

「比企谷くん!」

 

「お、おお。櫛田かまだいたのか」

 

「うん!ちょっと話さない?」

 

櫛田は上目遣いで俺に尋ねた。

その上目遣いずるいです。断れるわけないじゃないですか。

 

少し歩くと海が見えた。改めてこの海を見るとこの学校は隔離されてるんだなと思う。

 

「ねえ、比企谷くん、私さ...「そういうのはやめてくれないか?」え?」

 

「えーっとどうゆうことかな?」

 

櫛田は首を傾げて困った顔をしていた。

 

「ここには誰にもいないんだし、本音でいいだろ。ここまで連れて来たにも何か意味があるんだろ?表の櫛田だと俺は思うように容量がつかめない」

 

「.........ヘぇ〜比企谷くんって面白いこと言うんだね」

 

目を細めて、薄気味悪く笑っていた。

街灯がチカチカ電気が切れかけていてより一層不気味に感じた。

俺は覚悟はしていたがこの櫛田を見ていた俺はゴクリと唾を飲み込んだ。

 

「じゃあ私のお願い聞いてくれる?」

 




よし次は佐倉様を召喚させよう。

メモデフに今ハマっています。
ギルド作って1人しかいないとかめっちゃ悲しい
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