魔法少女育成計画 己の大切な人を生かしたい   作:紀野感無

1 / 64
はい、散々書きたいと思っていた魔法少女育成計画に挑戦です。
このお話は、オリ主が頑張ってたまちゃんを生存させよう!ってお話にするつもりです。

それではどうぞ!


無印編
プロローグ


魔法少女育成計画とは?

 

初心者でも入りやすい簡単さ&熟練者を飽きさせない奥深さ!

著名イラストレーターによって描かれた美麗なカード群!

まるでアクションゲームのように動きまくるキャラクターたち!

500のキャラクタータイプに二千のアイテム!その組み合わせは無限大!

どれだけプレイしても完全無料!課金一切なし!

 

 

 

 

 

と、いう謳い文句のスマートフォンゲームだった。

しかし………

 

何万人かに1人という確率で、()()()魔法少女になれる。

そんな噂が囁かれていた…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜犬吠埼家〜

 

「珠ー、早く。遅刻するよー」

「ま、まってー。ミヤビちゃん」

 

今、話しているのは犬吠埼珠(いぬほうざきたま)。茶髪の髪を肩まで伸ばしており、おどおどした様子が印象的な中学生の女の子だ。

もう1人は黒髪の男は淡雪ミヤビ。見た目的に珠と同じくらいの年齢。

黒髪で髪型が珠とどこと儚く似ている。

 

この2人……特に珠は、悪い意味で犬吠埼家、また学校のクラス全員などから蔑まれている。

 

珠は成績は下の中、よくて上。運動神経も悪い。物覚えも悪い。しかし、やる気がないわけではないのだ。生まれつきだった。

学校の先生は珠には勉強は無理だと諦めている。授業中もいないものとして扱われている。

昔、小学校の頃は先生も熱心に教えようとしていたが全て諦めていた。

珠の家族ですら珠をいないものとして扱っていた。

 

淡雪ミヤビは、犬吠埼家の親戚だった。

が、原因不明の火事によりミヤビを除いた全員が死んでしまった。

そして犬吠埼家に引き取られた、のだが。

誰1人として見向きもしようとしなかった珠を相手にしたことにより珠とセットで無視されるようになった。

 

だが、そんなことをされてもミヤビは珠を見捨てようとしなかった。それがますます周りの人間をミヤビから離れた。

 

「そういえば、ミヤビちゃん。新人教育なんだけど、ルーラが20時にこいって…」

「りょーかい」

 

 

だが、この2人は……

 

 

 

魔法少女だった。

 

 

 

 

 

〜山奥のとある廃れた神社〜

 

「えーと、19時か。さすがにこの時間ならいいっしょ」

「うん。大丈夫…だと思う」

「にしても珠。なんで()()つける気になれるの?」

「え?だってルーラがくれたのもなんだもん。仲間って認めてくれた証じゃないの?」

「それが?」

 

僕は珠の持っているものを見ながら言った。

なんせ、珠の手にあったものは首輪だったんだから。

 

「はぁ、まあさっさと変身しておこうか。そのルーラって人に僕が男ってバレたら面倒だし」

「誰にバレてもダメだと思うけど…」

 

そう、なぜか僕は魔法少女になれる。その訳は二日ほど前までにさかのぼる……

 

 

 

 

 

 

『おめでとうぽん!あなたは魔法少女に選ばれたぽん!』

「は……?」

 

夜、いつも通り課題を終え魔法少女育成計画を進めていると突然画面が光り出した。何かのイベントかと思ってよくわからないまま画面連打していたら突如光に包まれ、気づくと魔法少女、しかも画面の中で自分が作ったものと瓜二つの格好になっていた。

 

「いやいやいや、なんで僕?男なんだけど。それに色々と困る」

『こっちだって困るぽん。男の魔法少女はレアなんだぽん。まさかこの町で2()()()が現れるとは思ってもいなかったぽん』

「2人目…?」

 

まさか、僕以外にも仲間いるのか。御愁傷様。

まあ、僕にも言えるんだけど。

 

よし、改めて格好を確認してみよう。

 

 

銀髪の長髪。これはまだいい。

おそらく、学校の全女子と比べてもカワイイと思われる顔立ち。はい、まずこれアウトな。

そして……なにより

 

「なんで機械のゴーグル---最近話題のVRのようなやつ----にシルバーを基調とした学生服とかいう謎の格好にしたんだろうな…」

『それは知らないぽん。そっちの勝手だぽん」

「衣装の変更は可能?」

『むりぽん』

 

ああ、はい。なんとなく察してたよ。

 

ピロリン♪

 

「ん?これは?」

『それは魔法の端末。魔法の国からの支給品だぽん。人助けをした時に溜まるマジカルキャンディーの数や自分の使える魔法とか見れるぽん』

「えっ、魔法使えるの?」

『そりゃあ、魔法少女なんだし使えるぽん」

 

早速確認してみる。にしても、ハート型とかほんとうに魔法少女、って感じだな…。

 

「えーと……『他の魔法少女の魔法をコピー、ストックする魔法』?なにそれ」

 

『そのままの意味だぽん。一度、みるか受けるかした魔法をコピーして自分のものとできるぽん。しかもゲームみたいに他の能力をコピーしたからと言って無くなるわけでもないぽん。自分で選んで使い分けることができるぽん。ファヴが見てきた中で今のところ一番のチート級ぽん』

 

と、顔の中心で左右に黒と白で別れた【魔法少女育成計画】ではおなじみだったマスコットキャラクターのファヴがいってくる。

まあ、そうだろうね。

 

『他にも端末には書いてはないけど、とある事をすることによって一時的にそれをした相手にコピーした能力の力を使うこともできるぽん』

「へ、へー」

『あと、今日はチャットが開かれるから端末から参加してくれぼん。それじゃあ〜』

「あっ、ちょ!まだ聞きたいことが…あ…る」

 

するとファヴは瞬く間に消えた。

 

「はぁ…まあいいや。男がバレなけりゃいいんだろ。やってやるよ。バレたら………山奥にでも行って1人寂しく息絶えよう。うん、そうしよう」

 

そう自分に言い聞かせつつチャットに入る。

すると色々な魔法少女がいた。

 

魔女のアバターはトップスピード

修道女のアバターはシスターナナ

長いマフラーが特徴的なアバターはヴェス・ウィンタープリズン

パジャマのアバターはねむりん

騎士のアバターはラ・ピュセル

どこかの王女様のようなアバターはルーラ

ちっこいマスコットキャラクターのみたいな一対の天使は

ユナエル&ミナエル

犬を擬人化したようなアバターはたま

白い制服のアバターはスノーホワイト

花に包まれたアバターは森の音楽家クラムベリー。

 

他にもきていなかったが忍者のようなアバターのリップル

ロボットのアバターのマジカロイド44

など、合計で16人だそう。

けどまだ1人増えるらしい。

 

にしても…たまってのはどこかで見た気がする。

けど、僕は男とバレるのも嫌だったので人見知りを装いかつ下手に出て軽く挨拶だけ済ませてチャットを後にした。

 

けど、驚くべきことはその後に起きた…。

 

 

 

「よし、ねよ……「ミヤビちゃん!」…珠、急にどしたの」

「どうしたもこうもないよ!ミヤビちゃんもなったんだね!」

「はい?」

 

??急になにを言うんだ。珠は。しかも顔近い。

 

「だから!魔法少女にだよ!」

「え?なんで珠が知って……」

 

そこまで言ったところで僕はある事を思い出した。

そうだ…あのたまって魔法少女のアバター……

珠の魔法少女育成計画でのアバターにそっくりじゃないか!

 

「てことは、たまってもしかして珠のこと?」

「うん!そうだよ!」

「まじでか!」

 

やった、これほど安堵することはない!

 

「あれ?でもなんでミヤビちゃんが魔法少女に?男の子なのに」

「それは僕も思った。けど適性があるんだぽん!っていうファヴの一点張りに折れた」

「そうなんだー。あ、あのあとね。ルーラが新人教育を請け負ってあげるって。ミヤビちゃんに色々と教えてくれるってさ」

 

「え?なんで?珠でいいじゃん」

「わ、私だと…色々とダメだと思うんだ」

「コラ、またそんなネガティブ思考。やめなって言ってるだろ?」

「う、うん。ゴメンね…」

「ほら、謝らない。それより……顔近い」

「ハッ!」

 

うん、やっとどいたけどヤバイ。顔がお互いすっごい赤い。

 

「そ、それじゃあ寝ようか」

「う、うん…。あ、ミヤビちゃん。またお願いしてもいい…?」

「また?今日はどうしたの?」

「さっき言ったルーラって人に怒られて…」

「あー、はい。どうぞどうぞ」

「ありがとっ!」

 

と、珠は僕のベッドに潜り込む。

 

これは小学生の頃からやっていたのでもうなれた。

珠はよく怒られたりした日の夜は僕と一緒に寝ている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はい、回想終わり。

最後のところ?もちろんいるよ。

僕と珠の関係性を示すのにいるでしょ

え?いらない?そんなこと言わない。

 

 

僕と珠は変身し、魔法少女『たま』と魔法少女『レプリカ』になった。

名前の由来?たまはそのまま本名からだろうけど僕はもとのアバターのモチーフは『本物でない代わりに何にでもなれる』って考えを元にして作ってるからね。

故にレプリカ。オリジナルではない。

 

「あら、もう来てたの」

 

変身したあと、たまと昔話をしているとルーラがきた。

後ろにはスイムスイムという白いスクール水着の魔法少女と天使の魔法少女のユナエルとミナエルがいた。

 

「どうも…初めまして。レプリカと申します」

「私はルーラよ。これからあなたに魔法少女のなんたるかをレクチャーしてあげるわ。感謝しなさい」

 

うーわ、こういうタイプの人間か。超上から目線だな。

けど、争うのはめんどくさいし珠にも言ってある通り下手で人見知りでいく。

 

「はい…ありがとうございます…」

「声が小さい!」

「は、はいっ!」

「よし、いいわよ。はぁ、たまと知り合いっていうから予想通りの馬鹿っぽいわね」

 

……んだと、この貧乳やろう。

 

 

おっと、つい素が。

 

 

「それじゃあ、レクチャーするから一回で覚えなさい。あ、その前にあなたの魔法を教えなさい」

「……言う必要あるんですか?」

「当たり前じゃない、馬鹿なの?なんでこれからレクチャーをしてくれる、先輩である私に自分のことを言わないでおこうと思うの?」

 

……やべぇわ。こんな傲慢なやつ本当にいるんだな。

 

「私の魔法は……『あいての技を真似する』です」

「はぁ?使えないわね」

 

あー、はいはい。勝手に言っとけ。本当の魔法はお前には言わねえよバーカ。

 

「じゃあ、これからはあなたのリーダーである私の魔法も見せておいてあげるわ」

 

は?今なんつった。こいつ

 

「ルーラの名の下に告ぐ。レプリカよ、身動きをとるな」

「……え?」

 

なんだ、これ。

ルーラが王笏を僕に構えて先ほどのように宣言した瞬間、文字通り身動きが取れなくなった。

 

「いーい?逆らわないなんて思わないことよ?まあ、そんな考えを持つほど馬鹿じゃないでしょう?さあ、レクチャーしてあげるわ」

 

ふん、まあいい。しばらくは従ってやるよ。けど、頃合いを見て………

 

 

 

お前のプライドをバキバキにへし折ってやるよ。

 

 

 

 

だけど、この時の僕も珠もルーラも、他の魔法少女全員も

 

これからは地獄を味わうことを知らなかった。




2人目の男……1人目はもちろんあの人です。

ルーラ組にしちゃったので絡ませれるかはわからないですが…

ほんとうに、たまちゃんは天使だと思うんですよ。自分の独断と偏見ですが。
まほいくの中だと
1.たま 2.ねむりん 3 スノーホワイト の順で好きです

あと、主人公の魔法ですがもっと詳しくいうならオリジナルより強くなることがあります。
たとえばルーラの魔法は王笏を構えないといけませんがミヤビの場合は王笏を構える必要ありません。手を向けるだけでオッケーになったりします。まあその姿勢を保たないといけないんですが。



読んでくださりありがとうございました。

レプリカについて(本編には全く影響しません)

  • 好き(受け入れられる)
  • 嫌い(受け入れられない
  • どちらでもない
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。