魔法少女育成計画 己の大切な人を生かしたい   作:紀野感無

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えー、12話と13話を見て、合わせたほうがいいかと思いまして
とうこうしていた12話、13話を一旦消して結合させ、改めて12話として投稿させてもらいます。

お気に入りにしてくださっている方は混乱するかもしれませんがご了承ください。


えー、改めて前書き……何を書けばいいのか。

再度言うなら、そろそろ無印は最終局面に差し掛かってきます。
あと、ミヤビの自己満が発動しまくります。

それではどうぞ


12話

最初に、仕掛けたのは僕だった。

 

まっすぐ突撃し……

 

「!」

 

ている最中に方向転換をしスイムの右側から攻める。

理由としては……

 

「珠を盾にしようったってそうはいかないからね……」

「っ!」

「おっと」

 

スイムも、僕も同じ魔法を使う。すると、またもや物理攻撃がお互いに当たる。

 

これは僕の推測だが、スイムの魔法は【どんなものにも水みたいに潜れるようになる】だ。詳しく説明するならば、【任意の場所を液体状にできる】だ。

 

これを自分の体に使えば物理攻撃しか持っていない相手にはほぼ無敵だろう。

だから、僕は考えた。どうすれば攻撃を当てれるか。

 

僕の魔法は【他の魔法少女の魔法をコピーし使うことができる】だ。

スイムに触れられないのは、そもそも立っている土俵が違うから。

なら、土俵を同じにしてやればいい。

具体的には、僕もスイムの魔法を使えばいい。

 

結果としては、僕の仮説は正しかった。

 

「そら」

「痛っ…」

 

スイムを珠のそばから引き剥がすために右脇腹に蹴りを入れ吹っ飛ばす。

 

「……」

 

スイムは、地面の中に潜った。

それに対し僕は、スイムの魔法を解除し地面に手を触れる。

 

そして、クラムベリーさんの魔法を使う。

カラミティに使った時よりも、大音量で、破壊力も上乗せし、地面の中に放つ。

 

すると、スイムが地面の中から吹っ飛ばされた。

 

「っ…」

「やあ、脳が揺らされた感想はどう?」

「この…」

 

武器を振るってくるが、スイムの手元を蹴り武器をとった。

 

「スイムスイム…君は、自分の魔法を過信しすぎだ……。君の魔法には弱点がある。それは……」

 

スイムの顔に向け()()()()()()()()()()()()手を突き刺す。

すると、手はスイムの顔をすり抜けかけた。

かけたっていうのは、僕が顔の中で手を止めたからだ。

 

「音や光といったものまで透過出来ないってことだよ……」

 

手から、音の爆発を生み出す。

 

音の衝撃波は、周りの木をなぎ倒し、地面を陥没させた。

スイムは、少し遠くに吹っ飛ばされた。

 

僕は、さらに追い討ちをかけるためスイムスイムの方に近づく。

 

「……え?」

 

すると、そこにいたのは()()()。しかも、高学年とかではない。

よくても、小学5年生とかだろうか。

 

「………へぇ、こんな子供が、殺し合いをしてたんだ……。ま、関係ないけどね。そら、おきなよ」

「っ…」

「ほら、吐き気とかしてるだろうけど、さっさと変身してよ。でないと、君すぐ壊れちゃう」

 

そう脅すと、スイムはまずいと思ったのか変身しすぐさま離れようとしてくる、

が、ふらふらな奴を逃がすわけがない。

 

腕を持ち、地面に叩きつける。

 

「か…はっ……」

 

「さー、スイムスイム。今からはお楽しみタイムだ」

 

「え……?」

 

「ここに君の武器がある。これで、僕は今から君を……ズタズタにする。とは言っても、30回振るうだけだ。その間、君が魔法を行使し生きていられたなら、僕はもう君には手出しをしない」

 

スイムの表情は、変わらない。けど、別にいい。

やることは変わらない。

 

「けど。僕は君が魔法を使うのを全力で邪魔をする。君も別に抵抗してくれても構わない。……さあ、喜劇の始まり始まり♪」

 

その合図とともに、少しは回復したスイムが反撃しようとしてきた。

それに対し、顎にカウンターを食らわせた。

スイムの魔法を使っていないから、スイムも魔法を使っていなかったんだろう。

 

「はい。まず一回」

 

「…え?」

 

そして、1回目でまず右手の指を、全て切り落とした。

 

「ああああああっ!!!」

「はい、うるさいよー」

 

2回目、次は左手の指。

 

ああ、スイムスイムも悲鳴あげれるんだ。

 

3回目、右足首から先を切り落とした。

 

必死に抵抗をしてきた。あの冷静なスイムスイムらしからぬ行動だ。

 

4回目、左足首から先を。

 

顔に、これは夢だ、という表情がうかがえる。

残念、これは現実だ。

 

5回目、右耳を。6回目、左耳を。

 

スイムがとうとう、ごめんなさい、と謝ってくる。

だけど、別に許すつもりなど微塵もない。

 

7回目、左肩で切り落とした。

流石に終わる前に死にそうになったから額を合わせハードゴア・アリスの魔法を使い止血だけをしてやる。

 

8回目、右肩を。同じように止血をした。

 

9回目、左目を切っ先で撫でた。

 

隻眼系魔法少女の完成だ。

 

10回目、右目を。

残念だったね。隻眼系魔法少女はすぐ終わっちゃった。

 

11回目、左肩から胸を通りクロスするように、しかし深くやりすぎないよう注意しながら袈裟懸けの要領で斬る。

 

12回目、次は右肩から、

胸のところに傷でばつ印ができる。

 

流石に、やることがなくなってきたので、ハードゴア・アリスの魔法を使って、全快まで直す。

 

すると、ショックでもう気絶していた。

 

それを無理やり起こす。

 

僕を見た途端、ヒッと声を漏らした。

ああ、そんなに怯えなくても、あと18回斬るだけだ。

 

30回目で…………殺すけどね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

28回目、内臓を傷つけないよう細心の注意を払いながら胸を切開していく。

 

29回目、内臓をかきわけ、背骨を斬る。

 

もう、スイムは虫の息だ。

いや、もう死んでいるのかもしれない。

 

けど、最後の仕上げが残っている。

 

僕は、武器をスイムの首筋にあてる。

 

「……じゃあね、スイムスイム。あの世でルーラにでも会いに行ってあげなよ。………にしても、本当に惜しいことだね。もし、違う出会い方をしてたなら……似た者同士で仲良くなれたかもしれないのにね……。………じゃあね」

 

30回目、首と胴体を切り離す。

 

それにより、スイムスイムの姿は、一度見た小学生の姿になった。

 

いや、小学生じゃない。

ただの肉の塊だ。

 

首と胴体が離れ、内臓が視認できるようになっており、四肢は切り離されているにもかかわらず細々となっている。

 

顔もぐちゃぐちゃしている。

僕がやったから分かるが、他人が見たらきっとどこがどの部分だったかわからないだろう。

 

まあ、何にせよ……やることは終わった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どうも……終わりました」

「お疲れ様です。では、次は私とです」

 

クラムベリーさん達のところに戻ると、すぐさまやろうと言ってくる。けど、その前に気絶している珠を家まで戻さないといけない。

 

いつ気絶させたか?スイムを蹴飛ばして珠から引き剥がしたあと。結構怯えてたし、あのあとやることを見て欲しくなかったからね。

 

首筋に手刀を当てて気絶させた。申し訳ないことをしてしまったが、あれが最善手だった。

 

「少しだけ待っててください……珠を安全な場所まで送り届けるので…」

「わかりました。では、早めにお願いしますね」

「はい……」

 

珠を抱え、全速力で、しかし珠を気遣いながら降りる。目指す先はスノーホワイト達のところだ。幸い、スノーホワイトの家は珠から聞いている。

 

家に着くと、窓をこじ開け中に入る。不法侵入罪とか言われそうだがこの際関係ない。

 

中には、スノーホワイトらしき人はいなかった。だから、勝手で申し訳ないがベットを使わせてもらった。

ついでに、事の事情を書いたメモも置いておいた。

 

まあ、これで大丈夫だろう。

 

さて………次はクラムベリーさんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜レプリカがスイムを殺してから半日後〜

 

「え……?どうなってるの?」

 

スノーホワイト----小雪が家に帰ると

 

窓はこじ開けられており、ベットには家族以外の誰かが寝ていた。

 

「この子って……」

 

ベットの上の子を見るがやはり見覚えがない。

ふと机の方に目をやると、一枚の紙が置いてあった。

 

「これ…レプリカから⁉︎」

 

 

 

 

 

【スノーホワイト、今回は勝手な振る舞いを許してほしい。とある事情があってベットの上の子……たまを寝かさせてもらってる。

なぜ家じゃないのかというと……多分、あなたも見たと思うけど数日前に、1人を除き家族全員が惨殺された、というニュースがあった。あれは、たまの家。だから、家には戻れない】

 

「っ………!」

 

心が痛い。想像してしまい思わず目を瞑ってしまう。

 

目を開くと、まだ続きがあった。

 

【で、ここからが本題です。私は、その犯人であるスイムスイム一味を、殺しました。それにより、吹っ切れたといいますか。

 

私は……この殺し合いを()()()()()()

 

だから……もう、貴女達…もちろん、たまにも会わないようにするつもりです。

 

 

私は……僕は、汚れきった存在に堕ちた。汚れたものを取り除くのは、汚れた僕が一番適任です。

貴女や、たまのような、汚れていない存在が介入してはダメだと思ったから、

 

 

僕は、1()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

 

それと、最後にハードゴア・アリスから伝言です。どうやら、貴女と喧嘩別れをした後、ちゃんと伝えきれなかったらしく。

 

あなたがいれば、あの時カギをなくして困っていた私を助けてくれた、あなたがいれば、この街から魔法少女はいなくならない、そういってあげたかったのに、うまく言えなかった。せめて、これは持っておいてほしい

 

……以上です

 

 

では、長々と失礼しました】

 

 

「これは……【兎の足】?」

 

手紙の下に合ったものを見ると……

 

()()()()()()()()()()兎の足があった。

 

「……っ!!」

 

いやな、嫌な予感が止まらない。なんとも言い難い、嫌な予感が。

 

「ファヴ」

『はいはい、どうしたぽん?』

 

魔法の端末に声をかけるとファヴが出てくる。

 

「レプリカの場所を教えて」

 

『えーと、なんというか……今は会わない方がいいと思うぽん』

 

「いいから教えて」

 

『いや、本当にオススメしないぽん。何しろレプリカは…いや、なんでもないぽん』

 

「いいから」

 

『はあ、わかったぽん。いまレプリカは--------にいるぽん』

 

「ありがとう」

 

『スノーホワイト、気をつけるぽん。レプリカは……かなり危ないぽん』

 

?いつになくファヴが慎重な言葉をかけてくる。

けど、なんとなく察せてしまう。

 

「早く…レプリカを見つけないと」

 

「ま、待ってください…!」

 

変身し、出ようとするとベットの上から声が発せられる。

 

「スノーホワイト…!私も…私も、連れて行ってください!」

 

それは、たまの声だった。

 

「たま⁉︎もう起きて大丈夫なの?」

 

「はい、大丈夫です…。それより!レプリカちゃんが…大変なんですよね?なら、私も連れて行ってください!」

 

「……うん、わかった!」

 

 

 

 

 

☆レプリカ

 

「………」

 

「どういうことだ…」

 

「どうもこうもありませんよ…。リップルさん。私は、貴女の命を狙っている、ただそれだけです」

 

「だから!なんでそんなこと…」

 

「殺し合いを終わらせるため」

 

「は…?」

 

「ファヴが言ってたんですよ。この魔法少女()()育成計画は、従来の方法だと面白みがない。だからこそ、こう言った試験にした。

 

()()()()()()クラムベリーも同じだそうです。ファヴに聞いたところ、ファヴが合格とみなさない限り終わらないそうなので…私が合格になってファヴの手足になる、その代わりにスノーホワイト、たまの命を救う、という取引をしまして。その代償が…残り3人になるまで殺せ、だそうですよ」

 

「チッ…!」

 

多分、今まで聴いた中で一番大きい舌打ちをしてきた。

 

 

…まあ、嘘だ。

 

ハードゴア・アリス、クラムベリーをやったあと、ファヴを殺そうと考えてた。

 

マスター用端末を壊せばファヴは死ぬ。だから、どうやったら壊せるのか、それだけを考えて色々と試行錯誤していた。それまでは涼しい顔(?)をされていたのだが、スイムの持っていた武器ならどうなのか、と思い試してみようとすると、まあ面白いように慌てふためく。

 

で、その時にファヴに取引を持ちかけられた。

 

お前のいうことを一つ聞くからマスター用端末を壊さないでくれ、というのと今回の試験は今まで自分たちが行ってきた通り最後までやらせてくれ、というものだった。

 

だから、僕は言ったよ。

 

【たまとスノーホワイトと僕を殺すな】ってね。

べつに、僕はどうなろうと良かったのだが、珠を悲しませるわけにはいかないし。

 

で、終わる条件を聞いたら、【3人になるまで終わらない】だそうだ。

 

「で、あとは()()()()()なんですよ」

 

「⁉︎」

 

「何を驚いているですか…。スイムスイムも…ミナエルも…クラムベリーも…ハードゴア・アリスも…もういませんよ。だから…あとはあなただけなんですよ」

 

返答を聞く前に、僕はリップルに突っ込んだ。

 

 

 

 

 

 

〜時は少し戻り、レプリカが珠をスノーホワイトの部屋に連れて行ったあと〜

 

 

「はい……これでいい?」

「ありがとう…ございます」

 

部屋から出ると、ハードゴア・アリスがいる。

兎の足が血で真っ赤に濡れていたのは国道で人を助けていた時に誤って血溜まりの中に落としちゃったかららしい。

 

「まあ……いいですよ。それに……いい()()()()()()()()()()()()()()

「え…?」

 

僕は、ハードゴア・アリスの手で胸を貫いた。

 

引き抜くと、血が吹き出てくる。

 

「…っ!」

「だよねえ、君は、魔法のおかげで死なないんだよね…」

 

地面に倒れながらも息絶える様子がない。

 

蹴り飛ばし壁に激突させる。

 

「かは……」

 

骨が軋むような音が聞こえて来そうだった。

アリスを狙うのは至極単純だ。

 

残り4人まで減らす。

 

だとしたら、

スノーホワイト 珠 僕 クラムベリーで4人。

 

なら、ハードゴア・アリスとリップルは邪魔だ。

消すのが一番いい。

 

けど、問題はハードゴア・アリスだ。魔法の性質上、常に使われたら殺せる気がしない。

 

 

今の僕はスイムスイムのおかげでもともと壊れかけていた何かが壊れた。

だから、元々なんとも思わなかった他人を殺すという行為も、もっと冷静にやってのけれる。

 

「なんで……何でこんなことを……」

 

「なんでって?私の…大切な人と、初めてできた……友達()()()人に生かしてほしいと頼まれたから……。だから、僕は僕の手を汚すことを厭わない」

 

「………!」

「逃がさないよ…」

 

アリスが逃げようとしたのを髪を持ち顔に膝蹴りをする。

胸の怪我はもう治っていた。

 

「っ!」

「おっと」

 

アリスが腕をはねのけ距離を取ってくる。

 

「遅いよ」

「きゃ…」

 

それにすぐさま近づき足払いをして地面にひれ伏させる。

 

さて、ハードゴア・アリスは、不死身なようなものだ、と言ったがそれは

()()()()()()()使()()()()()()()だとしたら?

 

よくゲームとかであるような常に使用している状態ではないと僕は思った。

 

「よっと」

「⁉︎」

 

両耳を手で押さえ、クラムベリーさんの魔法をつかい脳を音の振動で揺らす。

間髪入れずに爆音をだし鼓膜、三半規管を負傷させる

 

「さて、これだと…どうだろう」

 

右腕をミナエルの魔法で剣に変化させ心臓を貫く。

 

「(まずい…魔法を…)」

「痛みで覚醒しかけてるかもしれないけど使わせないよ」

「っ…!」

 

ミナエルの魔法を解除し再度クラムベリーさんの魔法で脳に振動をかける。

 

「恨まないでくださいね……。けど、これでスノーホワイトも生きれるんです」

 

最後に、トドメでもう一度腕を剣に変化させ心臓部を貫く。

その時の感触から再生していないこともわかった。

 

そして、しばらく経つとアリスの変身が解け中学生になった。

 

「うん、よし」

 

それを確認し僕は再度山に走っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「まだ……死ねない……!」




どうでしょうか……さて、生き残っているのは誰なのか
はたして、誰がどうなるのか

誰も(作者ですら)まだわかりません。

なぜなら、考えていないから!(笑)
なにかあれば感想欄でもなんでもどうぞ

あ、クラムベリー、ファヴの救済ルートなんてものは存在………しないと思われます。

読んでくださりありがとうございました

レプリカについて(本編には全く影響しません)

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