忙しかったもので…。
言い訳は見苦しいのでここら辺でやめときます。
えー、無印編最終話までこれを含め残り2話(の予定)です。
今回から新キャラも新たに登場します。オリキャラじゃないですよ
それではどうぞ
『……と、いうわけなんだぽん。頼めるぽん?』
「……色々と不可解な点はあるが…まあいいだろう」
『ありがとうぽん♪あ、そろそろやばいから急いでもらえると助かるぽん』
「いい、とは言ったが、それはお前の言ったことが本当だったら、の話だ。それを忘れるなよ?もし嘘なら…わかってるだろうな?」
『もちろん』
☆レプリカ
「(んー、予想以上にクラムベリーさんで負った傷が響いてるなー。さっさと終わらせないと…)。ハッ」
「⁉︎」
遠距離同士で、片方は手裏剣を投げ、もう片方はそれを撃ち落とす。もしくは、片方が片手を銃に変え撃ち、もう片方は刀で弾く、といったことを繰り返していた。
だから、めんどくさくなってリップルをウィンタープリズンの魔法を使い壁を作りリップルを囲った。
前後左右、もちろん上も閉めた。
そして、壊される前に一気に近づき右足を刀に変化させリップルを囲っている壁の(私から見て)右側を、蹴り上げの要領で思いっきり斬る。
「あああっ!!」
すると、あれだけ消耗戦をしていたのはどこへいったのか。
あっさりとリップルの左肩から先は、胴体から離れた。
「はぁ…少しは期待したんですけど……。あなたも、この程度なんですか」
「何…の……事」
僕は、崩れた壁の中でうずくまっているリップルの元へ行く。
「いえ…こっちの話ですよ。それでは…さよう…」
さようなら、と言おうとしたところで僕はその場を離れた。
理由は単純だ。
先ほどまでいたところに、ピンポイントで大小様々な石が降ってきたからだ。しかも大量に。
「……」
地面に激突したものはそのまま動かなくなり、激突していないものは、
それを殴ったりして全て壊す。
「(やっぱり…思い違いじゃなかったか)」
「死んで…死んでたまるか!」
リップルは、感情的になったのか真っ直ぐ突っ込んで来る。
反撃しようと構え
「やあっ!」
「…っ!」
ながらも、攻撃を受けた。刀が、腹に突き刺さる。
いや、受けた、じゃない。
「な…んで…。くっそ!」
「!」
おかしい。急に体が動かなくなった。そのせいで負わなくてもいい傷を負った。
……誰かの魔法か?
僕は、左手を鉤爪に変化させ、右手でリップルの腕を掴み鉤爪を顔を切り裂く勢いで振る。
避けられはしたものの、完全には避けきれなかったようで右目を潰すことはできた。
それにより、互いに離れる。
「はぁはぁ…」
「まだ…まだやれる!」
左腕と右目を奪ったのにまだやる気なようだ。
……いや、この際リップルは二の次になった。
「……そこの茂みにいる人。誰?戦いの邪魔をするなんて………死にたいの?」
と、アリスの魔法を使いながら呼びかけると明らかに警戒度が増した。
出て来そうにもないから右手を散弾銃に変化させ弾を撃つ。
すると、茂みから2人、出て来た。
片方は、トップスピードの衣装を、さらに魔女っぽくしたような人。もう1人は、着物を動きやすくしたような格好、そして兎耳の人だった。
「……誰ですか。今回の試験の人じゃないですよね…」
「魔法少女レプリカ。あなたを止めに来ました」
「………は?」
兎耳が、口を開いたかと思えばそんなことを言う。
「ファヴから連絡が入ったんです。試験の最中に、よくない考えに走った受験生が手っ取り早く受かるために、他の受験生を殺して回っていると。試験管であるクラムベリーも殺されたと。事実なのですか?」
「………ちょっと待ってください。それ、誰からって言いました?」
「ファヴから、です」
「……へぇ」
なるほど、こうきたか。
……よし、ファヴはもう殺す。あいつはもう許さん。
「えー、兎耳さん。それは少し違います。確かに、私は手っ取り早く終わらせるために他の受験生を狙おうとしました……。けど、それはファヴとクラムベリーによって受験生か残り4人になるまで殺し合いをさせられた後です」
「……どう言うことですか。ファヴ」
「そらみろ、だからファヴは信用できないんだ」
『いやいや、ちょっと待つぽん。そもそも、殺し合いをファヴがさせてたって証拠がどこにあるぽん?」
魔法使いのような人が兎耳に近づき、ファヴが、兎耳の持っていたマスター用端末から出てきて、3人(?)での口論になった。
『でも、レプリカが危険なのは変わりないぽん。さっさと捕まえて欲しいぽん』
「はぁ、どうします。マナ」
「ひとまずは、ファヴの言う通りにしてやれ。一旦、レプリカとやらを捉えた後、魔法で聞き出す。その時にファヴの始末は考えればいい。頼んだぞ、羽菜」
「はーい」
「⁉︎」
と、羽菜と呼ばれた方が急に、距離を詰めてきた。
顎を狙って掌底付きをされ、間一髪避ける。
「っ…」
「逃がしませんよ」
「がっ…」
距離を取ろうとすると肩を掴まれ、腹に膝蹴りをされた。
「ゲホッ…速いなぁ」
「それはどうも。クラムベリーさんまでとは言いませんが、私もなかなか強いでしょう?」
「そう…です……ね!」
音を操り、自分を中心に音の爆発を起こす。
それに兎耳とリップルが巻き込まれる。が、リップルはともかく兎耳はほぼ無傷だった。
「一旦……体勢を」
「逃すか」
体勢を立て直すために逃げようと思った。
けど、またもや体が動かなくなった。
「ほいっと」
「いっ…」
兎耳さん、捕らえるとか言ってたくせに容赦ない。
動けないところを背中から蹴り飛ばされた。
「〜〜〜」
地面に仰向けにされ、魔女のような奴が何かを言い始めたかと思うと、周りの草木によって四肢を拘束された。
「はぁ……動けない上からこれって……容赦ないな…」
もう、半分諦め気味で息を吐く。
なんで諦め気味かって?
多分、拘束と同時に魔法も使えなくされた。
……アリスの魔法を使っておいてよかった。
腹に穴開いたまんまだったら死んでた。
「よし、では話してもらおうか」
と、魔女のような奴が近づいてくる。
リップルは兎耳に肩を貸されてこっちに近づいてきた。
「何を?」
「今回起こった出来事について、だ。嘘をつこうとは思うなよ?嘘をついたら、お前の体に激痛が走るようにしたからな」
「リップル----忍者の方に聞けばいいじゃないですか」
「リップルとやらは、今はお前のせいで喋れない状態でな。お前しかいないんだよ」
「ああ、そういうこと……。わかりましたよ」
それから、僕----淡雪ミヤビが魔法少女になったきっかけから、今現在まで、僕の知ってる範囲をすべて話した。
ファヴが何かを言おうとしてたが、その都度魔女----マナによって黙らされていた。
「なるほどな。事情はわかった。つまりは……すべてこいつが悪いと」
『いやいや!ちょっと待つぼん!なんでファヴだけ悪いみたいになってるぽん⁉︎』
「レプリカ曰く、クラムベリーも被害者、だそうだが?」
『いやいや…意味わかんないぽん』
ん?なんでこんな反応をしてるかって?
僕がクラムベリーさん
さすがに、師匠まで悪ういうつもりはない。
「でだ…レプリカ。確かに、お前達はファヴに騙されたんだろう。だが、それを差し引いても、だ。
特に、スイムスイムの時のようなことが起こった時がな。
だから、いま羽菜に連絡を取ってもらったのだがお前は、私たちの監視下に置くことにした。反論は認めん」
「は…?なんでそんなことをしなきゃいけないんですか」
「決定事項だからだ」
……はぁ、勝手すぎませんかね?
つか、大切な人を守ろうとして何が悪い。
「ふっざけんな……。魔法の国とやらは、どんだけ身勝手なんだよ…」
うん、魔法も使えるようになってる。
スイムの魔法を使い、地面に潜る。
「っ⁉︎羽菜!」
「わかってる!」
少し離れると、さっきまでいたところが大きく陥没する。
「早く追いかけるんだ!ここから離れられたら面倒だ!」
「わかってるって!」
地面から飛び出し、森の中へ向かって一直線に走る。
あいつら…特にマナとかいう奴は正面切って戦うのは面倒だ。
「とりあえず……逃げっ⁉︎」
え?スイムの魔法を解除して、山に向かって走って逃げてたら追いつかれたんですが。なんすかこの人。
「別に、あなたを殺そうってわけじゃないから逃げなくてもいいのにー」
「……あなた達が嫌いだと思ったから。それじゃダメですか?」
「マナは、ああは言ってるけどただ君達が心配なだけなんだよ。勘違いしちゃったならごめんね。けど…それとこれは話が別。大人しくしてくれないなら……力づくでやるよ?」
「どうぞご自由に……。それなら私も力づくでやるまで…」
「「待ってください!」」
「「?」」
兎耳とやりあおうとしたら、突然二つの声がかけられた。
しかも。聞き覚えのある。
声の方向を見ると
スノーホワイトとたまがいた。
そして、2人とも僕と兎耳を遮るように立つ。
「あらあら…あなた達も受験生かしら?」
「私は、スノーホワイトです」「私は…たま、です」
スノーホワイトも、たまも少し怯えながらも兎耳と向き合う。
「スノーホワイトさんに、たまさんね。2人とも、どうしたの?」
「レプリカを止めに来たつもりだったんですが、あなた達と戦っているのが見えたので、止めないとって思って」
「わ、私は…レプリカちゃんが、心配で…。いまも、辛そうだし…」
「そう、私たちの目的も一緒よ。スノーホワイト。私たちも、レプリカを止めに来たの」
「よく言いますよ……監視下に置くとか言ってるくせに…」
「それは、あなたが危ないと思ったからこその判断です。自ら、率先して他人を殺そう、なんて考える人を放って置けますか?」
「はい」
「即答なんですね。そこが危ない、って思われるんですよ?」
「私は……自分とそこの二人に被害を及ぼさなければ他人が何をしようがどうでもいい。そもそも、人が何をしようがその人の勝手ですよ。私が止める必要性を感じない…。それにですね、相手が殺しに来てて自分は殺す気でいかないのは間違いです?」
「それは…」
「そもそも、私が、他の魔法少女を自分から殺した理由は…私の、大事な人を守るため。ただそれだけなんですよ?何故それを危険だと言われなきゃいけないんですか……」
「では、殺す、以外の方法はなかったと?」
「私の中には、そんなものありませんね。いえ、あることにはありますが……今回のはそれができる余裕がなかった、というべきでしょうか。それに、大切な人----たまの為なら、私は---僕は他人を殺す事を厭わない」
「まあ、わからなくもないですが……それでも、危険な魔法少女を放置して置くわけにはいきません」
「ああ、別に私を、監視しようが、封印しようが、殺そうが勝手ですが……その前に一つ条件を」
「なんでしょう?」
「たまとスノーホワイト、この2人は必ず、生かす、という事を約束してくれるだけでいいですよ」
「……わかりました。この2人は、全責任をもって、私たちが守りましょう」
あ、兎耳さんの方は話わかる人だ。
てことは魔女の方か。面倒なのは。
「い、いやいや。ちょっと待ってください!」「レプリカちゃんを監視下に置くってどういう…」
ドォン!
「「「⁉︎」」」「たま----」
スノーホワイトとたまが僕と兎耳との会話に困惑していると、突如、岩が
かなりのスピードで。
僕は
思わず、体が、たま達の前に出てしまった。
はい、どうでしょう…
リップル戦を、どちらの勝ちでもない状態で終わらせるには、やはり第三者を介入させるべきだと思い、今回のようにしました。
面白いと思っていただけるようになってればいいのですが……
次は、無印編最終話にするつもりなので。少し期間が空くと思います。ご了承を
読んでくださりありがとうございます
レプリカについて(本編には全く影響しません)
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好き(受け入れられる)
-
嫌い(受け入れられない
-
どちらでもない