魔法少女育成計画 己の大切な人を生かしたい   作:紀野感無

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はい……ヒッサビサの投稿です

他の作品でも思ったのは、結構書き方を忘れてますね……。

リアルが忙しすぎます……誰かタスケテー!

と、ちゃばんはやめておきます。

それではどうぞ


3話

☆レプリカ

 

現在進行形で周りの魔法少女2人には怒鳴られている。

あまりにもしつこいので無視を決め込むと更に怒ったようでヒートアップした。

 

いつから僕は君たちの味方になったというのか。

僕にとって助ける価値を見出せない人間を助けるほどお人好しじゃない。

 

「いい加減こっちを向くアル!」

 

と、中華風の魔法少女に無理やり顔を向けられた

 

「………」

 

「いい加減何か言ったらどうっすか!」

 

「……?」

 

何か、とは何を言えというのか。

 

『えー、みなさん大変ヒートアップしている中失礼するぽん。お集まりいただき有難うございますぽん』

 

と、結構本気で疑問符を浮かべてるとマスコットが出てきた。

 

『今日はログアウトの日となっておりますぽん。日没と同時に一斉にログアウト。実時間で3日のメンテナンス期間を挟んで再ログインという手筈になってるぽん。以降、同じスケジュールを繰り返しますぽん。

そして、ログアウトの日には特別なイベントが発生しますぽん。イベントはラッキーなものからアンラッキーなものまで色々ありその中から選ばれるぽん。今回は……ほうほう。かなりラッキーなイベントを引きましたぽん。草原の……』

 

と、そこら辺からは正直なんにも聞いてない。興味がなかったから。

途中で()()()がフライングして走って言ったのはみたけど別に興味もないから無視した。

 

『えー、レプリカ』

 

「……何」

 

『マスターからぽん。【ログアウトしたら話がある】とのことぽん』

 

「あっそ……。…………ああ、だったら私からも伝言。少し交渉をしたい、とだけ伝えといて」

 

『承知したぽん』

 

さてと、ログアウトまで暇だし……何しようか。

 

「あ、あの……レプリカ、さん」

 

何もすることがないと気づいたので無心になってると話しかけられた。

なんか、今日はやたらと話しかけられるな。

 

 

 

 

 

☆ペチカ

 

みんなが走り去ってしまったあと、黒いナース服の人と私とレプリカさんだけがその場に残っていた。

 

ナース服の人はレプリカさんをすごい警戒してて、その中話しかけに行くのは怖かったけどなんとか勇気を出した。

 

「………」

 

「あ、あの……」

 

「…何、要件があるなら、早く言って……」

 

威圧感のある声を出され思わずビクッとしてしまう。

 

「れ、レプリカさんは……ま、魔法少女殺し、と呼ばれているって、き、聞いたんですが…。ほ、本当なんですか?」

 

「……だから何。仮に本当だとして君には何の関係もない」

 

冷たい目で見つめられ、思わず後ずさりをしてしまう。それでも、勇気を出した。

 

「わ、私は、信じれないんです……。レプリカさんが、悪い魔法少女だなんて。そんなの……」

 

「……ねえ、何か君は勘違いしてない…?もしかして、初日に私が結果的に助けることになってしまった出来事で私をいい人と思ってるわけ……?残念だけどね……私はそういうニンゲンじゃない」

 

「っ、でも…」

 

「上辺だけで他人を判断してるとロクな目に合わないよ……。私の()()のようにね」

 

「え…」

 

「で、話は終わり…?さっさと離れて欲しいんだけど……。やたらと黒ナースに殺気を当てられてるから」

 

「あ、は、はい…。ごめんなさい……」

 

「……まあ、1つだけ忠告しておくよ……。…えーと、ヘチマ?だっけ……?」

 

「ペチカですっ!」

 

「ああ、そんな名前だっけ…。えーとね、死にたくないなら()()()()()()()()()()

 

「っ…!」

 

当てられた強い殺気に、思わず尻餅をついてしまった。

 

怖い。とても怖い。悪い人だと信じたくない、という感情を全て捨て去ってしまったかのように、恐怖が体を支配した。

 

この場から逃げたいという一心でその場から離れようとする。けど、体が動いてくれない。

 

「……そんなに怯えなくてもいいよ。別に、君が何もしなければ私も何もしない。……少し脅しのつもりだったんだけど、刺激が強すぎたかな……?」

 

と、殺気引っ込めたレプリカさんは、またぼーっとした感じに戻り目を閉じた。

 

 

 

 

 

☆ミヤビ

 

あの後、ログアウトをすると、見知らぬ部屋にいた。

意識が落ちる前とは別の場所。研究所のラボを思わせるような部屋のようでもあり、かといって散らばってるものは機械に混じって女の子らしさもある。

 

周りをよく見渡すと、キークがいた。

キークは目の前にある大きなモニターをずっとみている。

 

「……で、何の用?」

 

「いやいや、すこーし聞きたいことがあってねー」

 

と言いながらキークは振り返ってくる。

 

「レプリカ、なんで助けなかったのかなー?君なら助けることができたはずでしょ」

 

「…ああ、助ける必要ってあるの……?」

 

「そりゃそーでしょ。だって、()()()()()()()()()()()()()()()()()なんだよ?」

 

「……じゃあ聞くけど、【本当の魔法少女】って、何……?仲間でもなんでもないやつまで、それも嫌い、うざいやつまで助けるのが本当の魔法少女なわけ…?

 

と、聞いてみると、よくぞ聞いてくれました!と言わんばかりの満面の笑みで語り始めた。

 

「本当の魔法少女とは!優しく!人の痛みがわかり!他人の気持ちになって考えることができる!そして、勇敢!でも殺し合いなんて以ての外!努力家で、知性も身体能力も優れ、正義感に満ちている!それが正しい魔法少女だよ。理想像としては、スノーホワイトだね。たまはギリギリ及第点かな。けどねぇ……()()()()()()()()()()()()()一緒に悪い魔法少女を退治してたからレプリカもスノーホワイトみたいじゃないとはいえ、正しい魔法少女だと思ってたんだよねぇ」

 

思ってた、と言うことはもう思っていないと言うことだろう。

 

「はぁ…君みたいなのは()()()()()()……。……そいつにも言えたことなんだけど、キーク、君はそもそもの話、私……いや、僕というニンゲンの本質を推察する上での()()()()()()違う」

 

「?」

 

「ま、そんなことはどーでもいいんだけど……。で、言いたいことってそれだけ……?」

 

「いいや、まだあるよ。私が作ったルールとはいえね、コピーした魔法を持ち出せる数を5つから3つに減らす。さすがに5つはチートすぎるもんでさ」

 

「……まあ、それはいいけど……」

 

「それと、レプリカだけちょいと()()()()()を加える」

 

「……?」

 

「誰でもいい、2人以上のパーティを組んでそのメンバーを()1()()()()()()()()()()()ゲームクリアを目指してちょ」

 

「…はい?」

 

「ああ、もちろん1人でも欠けた瞬間にレプリカ、君の命は消えるよー。まぁ、本当の魔法少女なら、それくらいできるよねぇ?」

 

「…1つ確認していい?」

 

「どーぞ」

 

「2人以上、ってことはさ、2人でもいいってことだよね?」

 

「うん、そだよー」

 

「………」

 

「もちろん、さらに報酬は上乗せするよ。……そうだね、()()()()()()()()()()()()()()ってのはどう?」

 

「……ごめん、ちょっと意味がわからない……」

 

「私の作った電脳空間上なら()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。足りないと言うなら他の魔法少女も、みんなね。特に、レプリカは珠とスノーホワイト。そしてラ・ピュセルに随分とご執着のようじゃん?だから……」

 

と、そこまでクソみたいに勝手なことを言ってたキークが突如黙り込んだ。それは、レプリカが原因だった。

 

 

「おい、キーク。それ以上喋るんじゃねえ。殺すぞ」

 

 

レプリカが怒りを露わにしドスの利いた声でキークに言い放った。

 

「今のどこに怒る要素があったのが不思議なんだけど?」

 

「黙れ、って言ってんだよ。雑魚魔法少女。お前の言ってることはラ・ピュセルに対する侮辱だ。それ以上は許さないよ?」

 

「へぇ…言ってくれるね。……よし、ルール追加。必要最低限のパーティの数は3人に変更。そして()()()()()()()()()()()()()

 

そうキークが言い放った瞬間に、レプリカはキークに向かって跳躍した。

足元で音を爆発させ、その勢いでキークの顔を胴体から引きちぎるつもりで殴りに行くも、()()()()()()()()()()()

 

「ふぅ、危ない危ない。()()()()で好きなことはさせないよ?魔王塾の生徒5人相手に圧勝するような奴を招いてるのに対策なしとでも思った?」

 

「……」

 

動こうとするも、指一本動かすことができなくなっていた。

 

「…決めたよ……キーク、お前は、絶対に、殺す。()()()()()()()()()()()()()、派手にブッ殺してやるよ」

 

「うん、私も決めたよ。レプリカ、お前は絶対に魔法少女とは認めない。このゲームで生き残ったら考えないこともないから、せいぜい頑張ってね」

 

と、そう言い終わると、突然周りの景色が変わった。

まるでパソコンがエラーを起こした時のような画面が辺り一面に広がり、それが消えたかと思うとゲームの中に行く前にいた場所に戻っていた。

 

「……さてと、スイムの時より派手にブッ殺す、とは言ったけど、どうしようかねぇ……」

 

…まぁ、考えても仕方ないし、とりあえずは……

 

「珠を探さないと……。連絡が取れたらいいけど」

 

 

 

 

 

 

 

〜3日後〜

 

☆たま

 

今日も人助けをしながらミヤビちゃんの行方を追っていた。けど、全くと言っていいほど情報が入らない。

 

怒られるのを覚悟で少し遠くの街まで行ってみたけど全て徒労に終わった。

スノーホワイトやリップル、ハードゴア・アリスなんかにも頼んではみているものの、どこにいるのかすらわからない。

 

「はぁ……今日も、なし、か」

 

悪い魔法少女に、私が人質にとられ、それに激怒したミヤビちゃんとストーホワイトが悪い魔法少女を退治した事件をきっかけに、ミヤビちゃんとはだんだんと連絡が取れなくなって行って、終いには連絡が一切取れなくなった。

 

連絡が取れなくなってきたのと同時にミヤビちゃんが【魔法少女殺し】なんて呼ばれるようになって。

どうやら、ミヤビちゃんが『魔法の国』からの使者を殺してしまったらしいが、信じれるわけがない。

スノーホワイトも同じだったようで、一緒に『魔法の国』に抗議に行くも、門前払いにされた。

 

とても信じれなくて、直接聞こうと思って探し始めた。

けど、結果は言った通り、数ヶ月経った今でも全くなかった。

 

ピロリン♪

 

と、落胆しながらベットに入るとマジカルフォンが鳴った。

もしかしてミヤビちゃんから⁉︎と思ったが、違った。

 

「……え?」

 

思わず、絶句してしまった。

 

だって、メールには『魔法少女育成計画』とあったんだから。

 

イロイロな、思い出したくない記憶が、一気に掘り返されたような気分に陥った。

 

「う…おぇぇ……」

 

思わず吐いてしまった。

 

気持ちを落ち着かせて、改めてメールの中身を見ると、ゲームの内容をしっかりと書いてあり、()()()()()()()と書いてあった。

 

「でも……ミヤビちゃんを探さないと……」

 

そうだ、こんなことに時間を費やしてる場合じゃない。

こんなことに関わる前にミヤビちゃんを探さないと……。

 

「……でも、今日はもう遅いし…寝て明日また頑張ろう。……このことも、明日考えよう」

 

 

 

 

 

目がさめると、見知らぬ場所にいた。

自分の姿を確認すると、変身を解除していたはずなのに、変身していた。

 

周りを見渡すも、砂漠ばかりだった。

 

「何が……どうなってるの……?」

 

けど、立ち止まっているわけには行かず、とかいってアテもなく私は走り出した。

 

マジカルフォンを見て見ると、【街に向かってください】と書いてあった。多分、この近くに街があるんだろう。そこを目指さないと……。

 

 

 

 

 

☆レプリカ

 

「…結局、連絡が一切取れないまま終わっちゃったか……。はやく珠を探さないと……」

 

と、あの三日間の無駄足が終わった後、諦めて寝た。で起きるとまた砂漠のど真ん中に立っていた。

 

マジカルフォンを見ると、【新しいプレイヤーが参加しました。荒野の街にいるので皆さん経験者としてどうか優しく教えてあげてください】とメールに書いてあった。

 

プフレとかいう()()に先に会われると厄介なため、僕は全速力で走った。

レプリカについて(本編には全く影響しません)

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