魔法少女育成計画 己の大切な人を生かしたい   作:紀野感無

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突如の更新。

最近、勉強してるのに点数あがらなくてヤル気がぐんぐん下がってる今日この頃。
ストレス発散にと、書いてたらなんか1話分書いてました。

あーもう。受験から逃げ出したい。

と、そんなどうでもいい情報はいらないですね。
それではどうぞ


4話

全速力で、荒野の街に向かった。その途中で、なんたらワンダーって名前の魔法少女が、なにやら後ろから岩が空中に浮きながら近づいて来ていたが、そんなことよりかは珠が最優先だったためスルーをした。

 

途中で2回白い骸骨にも絡まれたが、現れた瞬間頭の骨を砕いてやった。

 

とにかく、珠がいるであろう荒野の街に急いだ。

 

 

 

 

 

〜荒野の街のすぐ側〜

 

「…いた……!」

 

街のすぐそばで誰かが戦っていた。

犬をそのまま大きくし、人を足したような格好をした人を見つけた瞬間、僕が探していた人だとわかった。

 

今にも戦闘が始まりそうだったので、助けるつもりで足に力を思いっきり入れて跳躍し……

 

「やっ!」

 

ようとした瞬間に、犬のような魔法少女----たまが骸骨の頭を引っ掻き、魔法を発動させ骸骨に大穴を開けた。

骸骨はというともちろんそのまま倒れこんだ。

 

「あ、あれぇ……?」

 

珠って、ここまで攻撃することに躊躇なかった子だっけ?いや、まあそんな珠も好きだけどさ。

 

「人じゃないだけまだ思いっきりやれるなぁ……。それより、誰か見つけないと……なにもわか……ら……ない……?あれ?」

 

珠が、僕に気づいて振り向いてくる。

 

「「………」」

 

互いに、色々なことが起こったせいで無言になる。

 

「み、ミヤビ……ちゃん?」

 

「う、うん。たま……だよね?ひさしぶ…「ミヤビちゃん!」りっっ⁉︎⁉︎」

 

いきなり、たまに勢いよく抱きつかれた。

ご褒美ですけども、何か?

 

痛いけど、これはこれでいい。

 

ドM?別に否定はしない。

 

「ミヤビちゃん!ミヤビちゃんなんだよね?嘘でも偽物でもなくて本物のミヤビちゃんなんだよねっ⁉︎」

 

「うん、うん、うん、本物、本物だから、揺らさないで……」

 

「よがったぁー……。ミヤビちゃん、悪い名前をつけられて……まるっきり連絡が取れなくなっちゃうし……本当に……無事でよかった……」

 

と、泣きながら珠に抱きつかれた。

 

 

 

そうだ、そうだよ。今の今まで僕は、珠を悲しませてたのに、なにを呑気にしてたんだ。

 

これじゃ、『僕』失格だ。

 

 

 

「ねえ、珠…。とりあえず、起きて。この格好は、色々と恥ずかしいから……」

「はっ⁉︎」

 

うん、赤面する珠も可愛いよ。

あと周りの魔法少女達。私がよくわからないみたいにみるんじゃない。

 

 

「ふむ、一度報告では聞いていたが、あの『魔法少女殺し』がこうも柔らかくなるとはね。実際に目で見てみるものだ」

 

 

と、その周りにいる魔法少女の中から、やけに肝の座ったような、()()()()()声がした瞬間に、僕は臨戦態勢に入った。

 

珠を守るように、背で守りながら、その声の主を見る。

 

「おやおや、相当嫌われてるみたいだね」

「そりゃそうでしょうよ。お嬢があの人にどれだけのことをやったか忘れたんですか?そして、そのとばっちりが私の方に来たのも」

 

「……プフレ」

 

「おや、覚えていてくれたのかい。嬉しいねえ」

 

「…忘れるわけ、ない……。元はと言えば……おまえが……。お前のせいで……」

 

と、そこまで言いかけて気づいた。こいつのパーティだったはずの、なんたらワンダーっていう魔法少女がいない。

 

心を読む魔法を持ってきていないため、詳しいことはわからないが、前回のログアウト直前にあったイベントのせいでなんかあったかな?

 

ま、どうでもいいけど。

 

『えー、みなさん。ちょうど集まっているみたいなので丁度いいので新たな参加者について軽く説明させて貰うけどいいぽん?』

 

と、端末からマスコットの声が聞こえた。

 

『今回から新たに参加する魔法少女は、そこにいる『たま』だぽん。みなさん、先輩として色々と教えてやって欲しいぽん。たま、自己紹介できるぽん?』

 

「は、はいっ!え、えーと、たま、です……。よ、よろしくお願いします…!ミヤ……レプリカちゃんとは幼馴染なので、一緒に皆さんと協力しながら精一杯がんばりたいと思います」

 

すると、周りの人たちからは、よろしくー、という声と、ただひたすら、睨んでいたり無視していたりなど、三者三様の反応をしていた。

 

そのあとは、軽くゲームの説明をしたあとは、流れ解散、という形になった。

 

『そうそう、レプリカ』

 

「ん……何?」

 

『マスターからぽん。'レプリカの今のボッチ状況考えてなかったわ。パーティの最低必要人数は最初のまま2人で'とのことぽん』

 

「はいよ……了解」

 

『ところで、必要最低人数ってなんのことぽん?』

 

「別に……ただパーティを作れって言われただけ……」

 

『そうかぽん。それじゃ、頑張ってくれぽん」

 

 

閑話休題

 

 

「み、ミヤビちゃん。これって、ゲームなの…?」

 

「うん、そうだよ」

 

「し、死んだり……とかは、しない?」

 

……これは、聞かされてないのか。

これは、キークをより殺す理由ができてしまった。

 

「……ふぅ。珠、落ち着いて聞いてね。今から言うのは嘘でもなんでもない。このゲームは……ゲームオーバー、つまり敵にやられる=死ってなってる。けど、僕以外の魔法少女がこの事実には気づいてない……いや、()()()()()()プレイしている。今回の進行役がどうか知らないけど、マスコットキャラクターでさえもね」

 

珠の顔が、どんどんと青ざめていく。

 

「名目上は、魔法少女専用のトレーニングアプリの試験運用。けど、本当の目的は、【本当の魔法少女かどうかを確かめるテスト】。互いに協力し、ゲームクリアをできるかどうかを試されてる。僕だけが唯一の()()なだけで」

 

「ね、ねえ。ミヤビちゃん……」

 

説明をしてると、珠に質問をされる。

 

「どうしたの?」

 

「なんで……ミヤビちゃんはそこまで知ってるの?他の人はみんな知らないんでしょ……?」

 

「……」

 

うん、聞かれるとは思ってた。

だって、普通に考えておかしいからね。

 

普通じゃ知り得ないことをこんなに知ってるんだから。

 

「うん、理由はいくつかあるけどね。いまは……ごめん。話せない」

 

けど、言うわけにはいかない。

何が禁止事項に引っかかってるのかがわからない以上、下手なことは言えない。

 

さっき言ったことだって、もしかしたらダメなのかもしれない。

 

「そう…だよね」

 

「でも、これだけは約束する。

 

絶対に、珠を死なせたりしない。たとえ、この命に代えても。

 

こんなことで、スノーホワイトやラ・ピュセルに心配されるわけにもいかないからね」

 

と、私は笑いながら言う。

 

すると、珠は僕を呆然とみながら、次第に言われたことに対して恥ずかしくなったのか顔を赤くしながら小さく、ありがとう、と言ってきた。

 

「でもね、ミヤビちゃん」

 

すると、顔の赤みも治ったのか再度顔を上げてこっちを向いてきた。

 

「私ね、もう守られるだけいないつもりだよっ!リップルやスノーホワイトに、いーっぱい鍛えて貰ったんだ!これからは、ミヤビちゃんに守られるだけじゃなくて、ミヤビちゃんも守りたい。ダメ……かな?」

 

 

やっばい、天使がおる。

思考回路ショートしそう。何も考えずに抱きつきたい

 

あっはい。自重します。

 

 

「うん、ありがとう、珠。ダメなんてことはないよ。寧ろ、すごい嬉しい」

 

頭を撫でると、えへへー、と笑う。

 

うん、やっぱりかわいいね。これだけで、自分の命を賭けるに値するよ。

 

 

 

だからこそ、珠の笑顔を奪うような奴は、何があろうと、絶対に殺す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プフレは、レプリカの元上司だった。

 

だった、と言うのは、レプリカ自身もプフレを見限り、敵対しており、プフレもまたレプリカを見限っている。

 

互いに敵同士、とあるが考えてることは違う。

 

レプリカはプフレを好きあらば殺そうとし、プフレはレプリカを敵だが支配下に置きたいと思っている。

 

 

 

(お嬢!)(護、くるんじゃない。君まで巻き添えになるぞ。しかし、どういうことかな?これは?)

 

(……?…あー、君達が部下とか色々とけしかけて、私にかけたあの制約……いや、呪い、かな?それのこと…?あんな呪い、とっくのとうに()()()()よ)

 

(護衛のために待機させてた魔法少女はどうなったのかな?ついでに言うと、私の家族はどうしたのかな?会わなかったはずがないんだがね)

 

(皆さん、今頃は夢の国……だよ。比喩でもなんでもない……)

 

(……っ!)(……)

 

(そんな…殺気を出さなくても、殺したわけじゃないから心配しなくていいよ……。私の……僕の目的はそいつらじゃない。キミだ。プフレ。

 

 

次また珠を利用してみろ。次はない。

 

今まで、僕の私怨だけでなく、()()()()()()()()の対象よりも、グチャグチャに、酷く、残酷に、念密に、殺してやるよ。

貴様だけじゃない。お前の家族、友達、何もかもを、壊してやる)

 

 

 

 

 

「……んぁ」

 

どうやら、いつの間にか寝てたらしい。

すぐ横には、珠が。

 

この世界は、基本的な欲求はパラメータとしてあるが、満たす必要はない。が、普通の人間と同じように空腹感というなんとも言えない嫌悪感を抱くし、眠気という、抗えない欲求も来る。

 

 

まぁ、一週間ぶっ通しで動き回ってた頃よりかはマシだけど。

 

 

「にしても、珠。すごかったよ。本当に頑張ったんだね」

 

そう言いながら珠を撫でた。規則正しい寝息をたてて寝ている。

 

今日の珠は、今までの、あの臆病だけど優しい珠とは少し違った。

多分、根本な部分は変わってないんだと思う。

戦いというもの自体、珠は嫌ってた。でも、度胸がついているというか。

迷いはあるものの、戦うことを躊躇わなくなっていた。

 

「そんな珠も、好きだよ……。……さて、と、

 

後ろにいる4人方……?こんな夜中に何の用…?」

 

 

「「「「⁉︎」」」」

 

 

「ほら、行ってくださいデース!」「嫌ですわよ。殺されたくないですもの」「わ、私も……」「私もあまり行きたくないな」

 

なんだ、用がないならサッサと消えてくれ。珠をゆっくりと寝かせることができない。

 

と、そんなことを考えてると1人でてきた。

下半身が馬のような体をしており…いや、正確にいうと馬の首から上に人間の上半身を乗っけたような人が来た。

 

きっもちわる。あれ?前にもこんなこと思った気がするけど、まあいいか。

 

「何の…ようですか?」

 

「レプリカ、あなたに頼みがある」

 

すると、言葉を選ぶように、慎重にと行った感じで目の前のケンタウロス魔法少女は言ってきた。

 

「……意外ですね……。あれだけの事をしたのだから、私には干渉しないと思ってましたが……。それと、声が大きいですよ…。珠が起きる」

 

あ、寝言を言う珠かわいいね。

 

「そ、それは済まない。それで、お願いというのは……」

 

「そういう、かたっ苦しいのはいいので…サッサと、手短に、用件だけ言ってください…」

 

「…レプリカ、私たちに協力してくれないか?」

 

「……なぜ私に?」

 

「貴女が、一番近く、一番実力があると思ったからだ」

 

「そう……で、なぜ協力を…?」

 

あ、珠。毛布を蹴飛ばさない。風邪ひくよ。

なんで毛布があるかって?ガチャ回したら出ました。

21回目くらいで出てきた。

 

「狩場を占拠している巨大なネズミのことは知ってるか?」

 

「ああ……知ってますよ。今回は珠のいる手前、堪えましたがあいつは一度ぶちのめそうと思ってるくらいですが、何か?」

 

「私たちは、そのネズミに交渉をしたんだ。狩場を互いに共有しようとな。問答無用で追い払われたが。で、去り際に言ったんだよ。『とーーっても強かったらメルヴィルが認めてくれるから、そうなったら入れてあげるよん!』ってね。だが、私たちだけでは流石に手が追えない。だから……」

 

ふーん、あのネズ公まだそんなことしてたんだ。珠のことばかり気にかけてて蚊ほども気にしてなかったわ。

 

「……そうですね…。今は、返事を出せません。私には、珠を守るという役目がありますから……。珠が起きる頃……。そうですね、5時間後くらいに、出直して。それまで……保留」

 

まあ、珠が協力しようって言ったら、協力してあげてもいい。

レプリカについて(本編には全く影響しません)

  • 好き(受け入れられる)
  • 嫌い(受け入れられない
  • どちらでもない
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