魔法少女育成計画 己の大切な人を生かしたい   作:紀野感無

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うーん、ねたがぁ…思いついても面白くかけてる気がしねえ…


まあいいか。自分の好きなように書いてるわけだし!
いやでもなあ…



みたいな感じで苦悶した挙句、あとで修正すればいいや
って感じで書き上げました。

一応、restart編も終わりが見えてきました…


あ、そうそう。やっぱりrestartを書き終えてからイフ編を書くことに決めました。で、イフ編のほうはいったん消す可能性ありです。
理由としては、話が途中のものを2つも残さないほうがいいと思ったからです

それではどうぞ!


15話

☆スノーホワイト

 

 

「けほっ……いってえ…」

「ふむ、これはなかなか。私も少々怠けすぎたかな?いや、違うな。まあいい。それではスノーホワイト殿。レプリカ(このバカ)のことはよろしくお願いするよ」

「へ?あ、はい」

 

気づくと、レプリカは血まみれで倒れこんでいて、魔王パムはというと翼が2枚かけていて、傷も少し負ってはいるが明らかにレプリカのほうが重症だった。

 

それも少ししたら互いに五体満足になっていたが。

 

「そうそう。たまには師匠の師匠(わたし)からもアドバイスをしてやろう。レプリカ」

 

「……?」

 

「お前の魔法は確かに脅威だけどね、お前自身がそれに頼りすぎてる節がある。それを直さない限りは、お前は十全な私に勝てんさ」

 

「ご忠告どうも…」

 

「では、この辺で私は失礼するとしよう。心配しなくても、上層部から何かコンタクトを取られても可愛い弟子の情報はよっぽどのことがない限りは売らないから安心したまえ」

 

「それは余程のことがあれば容赦なく私を売り飛ばす、ってことですよねぇ……」

 

「ま、そういうことだな」

 

「……」

 

「ま、そう睨むな。()()()()()()()()()()()()()()()

 

「…?」

 

レプリカは睨んではいたが、2人はもうやる気はなかったのか特に戦いには発展せず、パムは飛んでどこかへ行ってしまった

 

「あなた達って、仲がいいの?悪いの?」

「後者だね」

「あ、そう…」

 

やっぱり、レプリカはよくわからない。

 

「んで…どうすんの…?今から」

 

「それは私と一緒に行動をしてくれるってこと?」

 

「…まあ、今は、ね」

 

「わかった。でも、今はまだ魔法の国には報告はしない。先にキークを倒す」

 

「はいはい…」

 

その後は何ヶ月ぶりになるかわからないが久し振りにレプリカと行動を共にした。

 

 

 

 

 

 

〜3日後〜

 

☆レプリカ

 

 

スノーホワイトと行動を共にしきっかり3日経つとまたゲームの中に放り込まれていた。が、開始直後にはもう図書館にいた。

 

たしか、プフレにいつのまにか譲り渡されていた『開始位置変更装置』だったか。流通量16個あるうちの4つをプフレが持っていたとか。

 

まあ、それのおかげでパーティメンバーの全員が即座に図書館エリアに集まれたわけだけど。

 

「…何でみんな椅子に座ってんの…?」

 

「このエリアではですね、椅子に座るとモンスターが襲ってこないらしいんです」

 

「ふーん…」

 

ペチカが教えてくれ、余計なものを、とか思いつつあたりをもう一度見渡すと、黒い霧のようなものがいた。

 

「…あれは?」

 

「このエリアのモンスター、です。『聖なるお守り』がないと…ダメージがロクに入らないんですが…」

 

「なるほどね…。でも…『チャレンジャーの護符』のヘイト集めは効果あり、と…」

 

うん。これなら私がヘイト集めで他で後ろからネチネチやる戦法でいいかな?

 

「やあ、完全復活おめでとう、レプリカ」

「あぶっ⁉︎」

 

「…チッ」

 

後ろからプフレの声がしたため反射的に腕を真後ろに突き刺すが、何も手応えはなかった。

 

「危ないっすね!私を狙わないでくれっす!」

 

振り返るとプフレの御一行がいた。

プフレはラズリーヌ?だっけ。そいつに背負われていた。

 

「おいおい、もう忘れたのかい。私たちは協力体制を敷いているだろう」

 

「…あっそ……かってにしてなよ…」

 

プフレの言うことは無視し…

 

「ああそういえば、レプリカは装備品の欄を見たかい?実はだね、キャンディーを消費することで装備できるものが増えるようにアップデートされていてね。今の君には一番必要だと思うのだがね」

 

無視しようとした途端に有益な情報を挟みに来るのは相変わらずなようで。

 

装備の欄を見ると、5000キャンディーを使ってもう一つ装備品をつけられるようになっていた。

 

「…」

 

それを見て何も考えずにスロットを解放した。

 

「準備が整ったなら、早速で悪いが私たちの手伝いをしてもらっていいかな?」

 

スロットを解放するのと同時にプフレにそう言われ、私や珠、ペチカ、それともう一つの3人組のパーティはプフレについていった。

 

 

 

 

一体何をさせられるのかと思えば、私とクランテイルたちには敵の引きつけを、珠とペチカはプフレが求めてる本を集めていた。

 

ここにいる奴らは、俗に言う黒霧の集合体だった。

それらが悪魔の形をしている感じだ。

 

『聖なるお守り』のお陰で問題なくダメージは通るが、何故だろうか。魔王パムの翼とやりあっているような感覚に陥ってしまう。

見た目が似てるからか?

 

「レプリカ、敵の引きつけご苦労。こちらはもう終わったぞ」

 

「……」

「れ、レプリカちゃん?」

「…っ、ああ、ごめん。で…次が魔王城だっけ…?」

 

「ああ。そしてこれを機に魔法少女全員で集結し力を合わせるべきだと私は思っている」

 

「……どうぞご勝手に…」

 

そう言い終わる前にプフレは他の魔法少女と連絡を取っていた。

どうせ断ってもしてただろうに、わざわざ聞きに来ないで欲しい。

 

 

 

 

その後は、10分もしないうちにこのゲーム内に現存する魔法少女、私と珠を含めて12人が集まった。

 

半数以上は名前もわからないが。

 

「では、これより魔王城に入る。だかその前に、みんなよく集まってくれた」

 

そいつらの前で大々的に大声で何かを演説しているプフレを横目で見ながら色々と考えていた。

主にこれからのことについて。

 

スノーホワイトには、キークを殺すな、と言われたりとか、痴女魔王が何やら変なことを匂わせてきたりだとか。そのほかにも色々とあったが、あまり考えはまとまらなかった

 

「では、共に魔王を倒し、このくだらないゲームに巻き込んだゲームマスターに一泡吹かせてやろう!」

 

「ちょっと待ってもらっていいっすか?」

 

「ん?どうしたんだね。ラピス・ラズリーヌ」

 

「いや、私が個人的に気になるというか、そこの魔法少女……確か、レプリカ、ですよね?」

 

と、ラズリーヌがこっちを見てくる。

 

「魔王を倒すために協力は全面的に賛成っす。ドラゴン退治の時とかを見る限り、実力は折り紙つきなのは理解してるっす。でも、どう考えてもレプリカは協力をしようとしないように思えるっす」

 

「ふむ、当然の疑問だろうね。基本的にレプリカは一匹狼で誰の下にも属さないタイプの魔法少女だ。それに、協力もあまり好きではないからね。でも心配しないで欲しい。ちゃんと私がレプリカには協力をさせるようにしてある。なにより、魔王の正体いかんによっては、全面的に協力をするというのも言質を取っているから心配ない。少なくとも、()()()()()()()()君たちの敵にはなり得ないと保障しよう」

 

と、私のことだというのに全て説明されて、なんとも言えない寒気がしたが、気のせいだろうか。

 

「それで、他に何かあるものはいるか?」

 

と、プフレが見渡してたが、それ以上は特に無かった。

 

「では、行こうか」

 

 

 

 

魔王城のマップに入ると、まず目に映ったのは大理石でできた道。そしてそのサイドには石像が並んでいた。

石像は魔王城の名前にふさわしく、悪魔だとかそういう系ばかりだったが。

 

「各人健闘を祈る。注意を怠らないように」

 

しばらく進むも、特に何かある様子では無かった。

石像が動き出し襲ってくるとかそういう仕組みがあるかと思っていたが。

 

二つ、三つほど曲がり角を右に曲がったところで、やっと景色が変わった。

 

大理石で作られてるのは間違いないが、木の扉のついた部屋があった。

 

「…私が行く」

「ああ、頼むよ」

 

プフレに言い渡されていた役目通り、私が扉を開ける。

その理由としては、私が一番死ぬ確率は低く、なにより一番強かったから、だとか。

ただの汚れ役だろうに。

 

「……?」

 

部屋の中はというと、本当にただただ広い。部屋というよりは四角い空間みたいな感じだった上を見上げるも、天井がないかと思うほど上にも広がっていた。そして、不気味なほど騎士の姿をした像が大量に置いてあった。かるく100体は超えているだろうか。

 

「……入って、いい、かな…?」

「よし。それでは入ろう。だが、気を抜かないでくれよ」

 

プフレの声を合図に全員がゆっくりと入ってくる。

全員入ったというのに、まだ余裕がある。

 

まるで、『戦うため』のように。

 

「全員!警戒を強めろ!その像は敵だ!」

 

モンスター図鑑を見ていたプフレが突如大声をあげた。

 

「『魔王の騎士』だ!属性は通常!得意も苦手もない!とにかく叩きのめせ!」

 

うん、わかりやすいね。

そんじゃあ……

 

 

蹂躙の時間だ。

 

 

まず、目の前にいきなり落ちてきた騎士を蹴り飛ばす。

それと同時に床を力の限り踏み砕き、轟音を鳴り響かせる。

 

すると、ちゃんと『チャレンジャーの護符』は効くようで視認できる騎士は全てこちらに向かってきていた。

 

「ヘイトは、私が、ひきうける。君らは……叩きつぶせ!」

 

大声でそういうと、全員が一斉に納得し行動に移した。

 

 

「さぁーてと、デク人形ども。ちょっと悪いけど……ストレス発散に使わせてもらうぞ」

 

 

 

 

 

「……本当に、レプリカなんだな」

 

その時、遥か上空から戦いを見ていた者がいた。

 

 

 

 

 

騎士から、剣を振りかざされ、槍を突かれ、弓矢で撃たれ。

その全てを避けながら騎士どもの頭を力の限り砕く。

 

軽く騎士全てを見回して見ると、私以外の魔法少女に攻撃されているにもかかわらず、すべて私を見ていた。

この分だと心配する必要はなさそうだ。

 

前後左右、時には真上からの敵のラッシュを見て、思わずにやけてしまう。が、まだ足りない。

まだまだ、死の境地はこんなものじゃない。

 

今回は、()()()()()()使()()()()

 

 

(お前は、魔法に頼りすぎている)

 

 

「ああ、いいさ。魔法なんざ使わずにこれくらいどうにかしてやるさ」

 

いまだ続く騎士の猛攻を紙一重でよけながら騎士の頭の部分を殴り、へこませ、首をねじり、折り曲げ、横着なんかせず、一体一体確実に処理をしていく。

 

「レプリカ!後ろだ!」「レプリカちゃん!危ない!」

 

「?」

 

思わず後ろを見ると、いつの間にか騎士が来ており、剣を振りかざしていた。

今までの攻撃速度から察するに、たぶん避けれない。

 

「(まず…)」

 

 

ガキンッ!

「…っ!」

 

 

が、それは私でない誰かの持っていた盾により防がれた。

 

盾を持ってるやつを確認する前にその騎士の首を切り離し、盾を持ってるやつを思いっきり遠くに投げた。

 

「きゃ…」

 

「……ペチカ、前に出過ぎ」

 

投げた際にちらっと確認すると、ペチカなようでなんで投げられたのかわかっていなかった。

 

騎士はというと残り30程度になっていた。

 

「残り僅かだ!畳み掛けろ!」

 

プフレの活の入った号令により、ほぼ全員が騎士を殲滅しにかかる。

 

 

 

 

 

〜五分後〜

 

 

「……割と、数だけで大したこと……なかったな」

 

最後の一体の顔をもぎ取り、殲滅がようやく終わった。

 

「…やっぱり、物足りない。やっぱり痴女魔王か…三賢人くらいじゃないと……」

 

ここで、ふと周りを見渡して見ると、怪我こそ殆ど負っていないものの全員疲れ果てていた。

怪我してるといえば、私が放り投げたペチカくらいだろうか。

 

それを確認し、ペチカの元へ足を進める。

 

すると体操座りをしていたペチカはこっちに気づき、何やら怯えたかのような顔になった。

 

……?なんで?

 

「何を…おびえてんの?」

 

「そ、その…お、怒ってるのかなって……」

 

「…?怒る?何を?」

 

「え、そ、その…勝手に前に出て…レプリカさんの邪魔をしちゃったことを…」

 

「ああ…別に。死んでないなら何でもいい…」

 

それを言うと、きょとんとした顔でこっちを見てきた。

 

「…私が、君を放り投げたのは、君を巻き込みかねないから。私にとって、君は()()()()()()()()()()()()()()。ただ、それだけ…。ただ、これだけは約束しろ」

 

「?」

 

「次は、二度とこういう真似はするな。万が一、あの剣が易々とその盾を貫いたら?もし即効性の毒でも使われていたら?魔法少女の世界において、たらればを考えるのは当たり前だ。そんな中無防備に敵に突っ込むのは、自殺行為に等しい」

「ま、まあまあレプリカちゃん、その辺で…。ペチカちゃんも、あんまり気にしないでね。ただ心配してるだけだから」

 

言ってる途中で珠に止められたので、それ以上は言わずに終わった。

 

 

「おーい!ショップがあったっす!」

 

 

と、ラズリーヌの声により魔法少女たちが一斉にそっちに向かっていった。

 

「…まあ、珠の言う通り、ただ私は心配なだけ。君が、死んだら、困るからね。これからは、注意してくれたら…うれしい、かな」

「は、はい。わかりました」

「もう、あいかわらず…レプリカちゃんはもう少し愛想よくしなきゃだめだよ」

「…?ごめん」

 

珠に怒られて、反射的に謝ってしまった。でも、うん。ふくれっ面の珠もかわいい。

 

 

 

 

魔王城のショップでは、武器+10と盾+10という値段と威力がバカ高く、かつ流通制限が1という状況になり、どうなるのかと思っていると、またもやプフレがあざとい演説をし、全員で協力をし購入するという流れになった。そしてなぜか武器は私に。盾はクランテイルが装備することになった。

だが、謎なことに、魔王城のショップはこれだけだった。

 

まあ、どうでもいいっちゃどうでもいいんだけど。

 

「そしてだ、地図を見る限りこれが最後の部屋への扉だ。諸君、準備はいいか?」

 

回復をすまし、ペチカの提案によりごはんタイムなるものを行い、私とプフレによる反吐が出そうになったが入念な作戦会議を終わらせると、プフレがまた演説気味に大声で話す。

 

「罠は…ない」「鍵もかかってないっす!」

「よろしい。それでは所定に位置についてくれ」

 

プフレの合図により、まず私とクランテイルが一番前に、その次にラズリーヌをはじめとする戦闘力が高い魔法少女、その次はペチカなど低いもの。一番後ろには、………えーと、クラムベリーさんみたいな恰好の奴と黒ナース、という順になった。

 

「いいか?魔王の力が未知数である以上、力及ばないことは十分ある。レプリカに判断をしてもらうつもりだが、勝てぬとわかったら、とにかく逃げろ。全滅さえしなければまだ道は切り開ける」

 

その言葉を合図に、慎重に、扉をクランテイルが開ける。

 

部屋の中は飾り気なんてものは何一つなく、騎士たちと戦った部屋からモノのすべてを消し去り、代わりに椅子がポツンと中央に置いてあった。

 

その椅子は背もたれがこちらの部分に向けて合って、だれが座っているかはわからなかった。

 

そして、そのそばには、まるで側近とでもいうかのように、剣を杖のように持っている、ドラゴンのようなしっぽが生え、角があり、騎士のような恰好をして、全身の肌が薄い黒色をした()()()()が。

 

 

 

まず、それに気づいたのは私で、その次に気づいたのは珠だった。

 

 

後ろから、嘘…と珠の声がした。

 

うん、私だって信じたくもない。そんな光景だった。

 

 

 

しかも、椅子に座っているやつ。こいつも信じたくはない光景だった。

椅子からはみ出ている黒い羽根があるのだが、どう考えても()()の羽しかありえなかった。

 

 

 

 

「ようこそおいでくださいました。魔法少女たち。わが主は、あなた方を歓迎するとのことです」

 

 

 

騎士のほうは声をきいて、私と珠はより確信に変わり

 

 

「やあ、魔法少女諸君。よくぞここまでたどり着いた。では、褒美として……」

 

 

「「全員逃げろ!」」

 

 

魔王の姿を見た瞬間に、私とプフレがあらん限りの大声を上げた。

 

それに全員が驚いていたが、私もプフレもそれどころじゃなかった。

 

 

「おやおや、ひどいねえ。でも、こっちもずっと待ってた身でね。久々の退屈しのぎになるんだ。逃がすわけにはいかないよ」

 

「プフレ!私が殿(しんがり)をやる!さっさと全員逃がせ!」

「わかってるよ!」

 

「おやおや、あのレプリカが大声を。珍しいこともあるもんだな。()()()()()()、一人も逃がさないでくれよ。レプリカ含め、前線にいる奴らは私が相手する。君は後ろを頼む」

「わかっている、()()

 




そ、そうちゃん!な、なんで生きてんだ!(すっとぼけ

はい、実は感想をくれた方の案を採用!
ずっと出したかった…

さてと、レプリカにとって最悪な相手である魔王パムさん。ここでまたもや登場です。

パムがどれだけやばいかは、大体察してくれてると思う((

さて、そろそろ原作ブレイクしすぎて原作のかけらもなくなってきた…


まあ、楽しんでくれたらそれでええんや!


てことで、読んでくださりありがとうございました

レプリカについて(本編には全く影響しません)

  • 好き(受け入れられる)
  • 嫌い(受け入れられない
  • どちらでもない
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