さて、原作ブレイクしすぎたこれをどう終わらせるか。
悩みどころです。
それではどうぞ
☆レプリカ(壁の外)
「1…2…。うん、注意したほうがいいのは……それくらいか」
後ろの魔法の壁に囲まれたもう1人の私に頼まれたことを改めて思い浮かべて、記憶の中から注意したほうがいいやつを確認する。
あとはそんなに気にしなくて良さそう。
ドラゴンを従えてるやつもいるけど、知能が上がったでかいほうのドラゴンならまだしも、ただのチビドラゴンだ。
それにこんな奴らは
ただの烏合の衆だ。
互いの魔法を完璧に理解し、考えが通じた上でのこの数ならまだしも、信頼も築けていなければ疑心暗鬼な奴らばかりだ。
間違っても、そんな奴らに負けない。
「ぐっ⁉︎」
「そぉーれっ…」
下半身蜘蛛になった奴が糸を飛ばして腕に巻きつけてきたので、そのまま腕を振り上げて、勢いよく振り下ろし、下半身が蜘蛛の奴ごと地面に叩きつける。
それと同時に魔法で糸に火をつけて焼き切る。
焼き切った直後に、私の左の、何もないはずの空間に向かって手を突き出す。
すると、突然そこに現れた
「んなっ…」
「何を…驚いているのやら…」
「こん…のっ⁉︎」
「はい、当たり…。君の魔法、事前動作がある分、読みやすいね」
また虚空なはずの空間に向かって突きを入れると、またさっきと同じようにそこに現れて、直撃する。
「ほら…その程度?」
そう相手を煽ると更に魔法を多用してきた。
至る所に、テレポートを繰り返してくるが、そのすべてを先読みして拳をぶつけてやる。
最後にかなり強めの蹴りを腹にぶち込んでやり、吹っ飛ばす。
「げほっ…何でこうも…」
「ん、気づいてなかったの?君のテレポートは、青い宝石のある場所にテレポートする物。宝石をあらかじめテレポートする場所に仕込んでいようが、投げてからテレポートしようが、必ず、テレポートしてから攻撃までに、隙がある。そこをつかれたら君は対処のしようがない。まあ…そんなことしなくても、テレポートしてくる、というのなら、
ラズリーヌと、クランテイル…だっけ?半分にしてるから記憶がごちゃごちゃになってきそうだ…。
まあ、さっき吹っ飛ばしたその二人はの他には、プフレと黒ナースなど3人居たけど、プフレ、黒ナース、ちびメイドはやり合う気はほとんどないらしい。
プフレが押さえ込んでるのかな?
あとなんか、ドラゴンを従えてるやつと探偵みたいなやつは介入しようにもできない、って感じか。
自覚してるらしいね。『自分たちじゃ邪魔になる』っていうのが。
「ラズリーヌ、まだいけるか?」
「あたりまえっす。あんなやつには…死んでも負けないっす」
「いいね…その心意気。どこまで持つか、見物だよ…。さあ、一人で、なんて言わず、全員でかかって来なよ」
☆レプリカ(魔法の壁の中)
「…よし、終わり。二人ともお疲れ…」
手を慎重に、シャボン玉を割らないかのごとく慎重にゆっくりと引き抜く。
引き抜いた先から傷が治って行くのを見てうまくいったんだと、確信できた。
手を引き抜くも、短期間で複数の魔法を一気にかけた反動か、二人ともまだぐったりしている。
さすがに傷以外を直す手段は持ち合わせていないから、その場に寝かせる。
傷なら簡単なのに。
「…うん、あいつ…やり過ぎだな。そろそろ止めるか…」
外で他の魔法少女の足止めを、とお願いしたはずの自分がかなり暴れてる感じだから、それを止めるために場所を念入りに確かめる。
「うん…これなら後頭部直撃コースかな。…よっ」
魔法の壁の一部を、魔法を使って真四角に切って、それを思いっきり殴ると同時にまた別の魔法を使って外で暴れてる私の後頭部へ向かって飛ばす。
外では私が
そんな暴れてる私の後頭部にさっき飛ばした壁の一部が、綺麗に直撃した。武器強化の魔法と硬質化の魔法をかけていたため。かなり勢いよくぶつかったのに割れなかった。
ぶつかった衝撃で外にいた私は二人を離して、こっちを見た。
「…何すんの」
「やり過ぎ」
「私が…頼んだ事じゃん」
「殺しかけろまではいってないよ…」
周りはというと、いきなりの光景に、驚いて目が点になっている。
「ほら、さっさと戻ろう。私のほうは
「はいはい…」
頭から血をドクドクと流しながら近づいてくる私の頭をガッチリと掴んで、盛大に頭突きをかます。
そして、私たちは1人の私に戻った。
「…何をそんなに睨んでるのやら、助けてあげたのに…」
助けて睨まれるとは、そんなに私のこと嫌いか。
まあどうでもいいけど。
「レプリカ、ペチカと珠は生きているのか」
「生きてるよ…。私が死んでないのがいい証拠。というか…そもそもの話、『パーティメンバーの死=私の死』なのに、なんで珠達を殺すようなことをしなきゃならない…。しかも、ペチカはともかく、珠は絶対に、私が殺すわけがない。珠は私の全てなんだ。たとえ天地がひっくり返ろうが、私が珠を殺すなんてことは、しない」
クランテイルに言われて即座に返す。
まだ疑ってるから、魔法の壁を全部消滅させて、横になっている2人を見せた。
「にしても…複数人で…そのザマですか。みなさん。流石にちょっとがっかり…です」
「あの魔王の元でガチガチに鍛えられたお前と平和な生活を送ってきた私達を一緒にするんじゃない。それよりレプリカ、一つ聞きたい」
「…なに」
「お前のさっき使っていた分身を作る魔法についてだ。寿命を分割と言っていたが、それでもお前自身が複数人になれば…」
「無理」
プフレの言わんとしていることがわかって、先に答える。
「ほう?」
「あの魔法は、文字通り、
「なるほどな。つまり、やることは変わらないということか」
「そういうこと…。さてとそろそろコイツらとも話をしようか…。一方的な、だけど」
みんなが避けていく中、地面と四肢を同化させて思考能力を奪っておいた2人のうち、リオネッタの方へ向かう。
まず、思考能力を戻してやる。
頰を何回か強めに叩くと、意識を取り戻した。
「さて…リオネッタ、今から、君に軽い問答を、させてもらうよ」
「あら、拷問の間違いじゃありませんの?」
そうやって言い返してきたから、私は、地面と同化させてた四肢のうち、左腕を解放して
その腕を突き刺した。
「ーっ⁉︎⁉︎」
「はい…余計なことは言わなくて、いいよ。んじゃあ、一つ目。リオネッタ、私に協力しろ」
「はっ…嫌ですわ…っ⁉︎」
また口答えしてきたから、今度は、肩を刺した。
「もう一回言うね。私に、協力しろ」
「嫌で…」
今度は顔を殴りつけた。
「協力しろ」
「…。っ!」
今度は睨みつけてきたのでもう一回顔を殴った。
「言っとくけど、これ、命令だからね。リオネッタ、私に協力、しろ」
「何で…私が、あなたなんかに…」
そこから、ずっと、反抗的な態度を取るたびに、傷つけていった。
拷問はまだ得意な方だ。
魔法少女1人のプライドやら確固たる意志なんか、ズタズタにするのは簡単な方だ。
別に物理的に傷つけていってもいいし、なんなら魔法少女としてでも、女としてでも、どっちかの尊厳をズタズタにしてやってもいい。
心を折る方法なんか、いくらでもある。
「わ、わかり、ましたわ…。きょ、協力……しますから……逆らいません…。ですので…もう…」
「うん、前向きな返事を聞けれて、嬉しいよ…。協力するなら、殺しは、しないから……」
「ほ、本当、ですの?」
「ああ。けど…念のため、確認。本当に、協力するんだね?」
「え、ええ」
「約束、する?」
「し、しますわ」
「…言ったね?よし、それじゃあ………?あれ、おかしいな、目、腐ったのかな?…まあいいや、とりあえず…」
リオネッタの四肢を、地面と分離させて、五体満足にしてやる。
「それじゃあ…次は、メルヴィル…って言いたいところなんだけどさ、なあ、プフレ」
「ああ、言いたいことはわかってるさ。私も驚いている」
「だよね…。一つ確認なんだけど、ここって、街の中、だよね」
「ああ、そうだ」
「街の中では、モンスターはホップしないよね?」
「いままではな」
「だよね。でも、なんで
「まあ、今は関係ないさ。…全員!戦闘態勢を取れ!今までと同じと侮るな!
さて、ひとまずは珠やメルヴィル達を守りながらこいつらを殲滅、だな」
「はいはい…」
二種類のスケルトンが、だいたい3〜40くらい?いるかな。
ひとまずはそれを殲滅しないと。
一番驚いたのは、こいつらもかなり強化されてることよりも、知能を持ってたことだ。
あんまり強化されたやつと戦ってた記憶がないけど、一番弱いと思われる相手を複数人で叩こうとしたり、傷ついてる相手を集中的に狙おうとしていたりとか、そんなことをされて、全体的に走り回らなきゃ行けなかったから、疲れた。
「あ…珠、ペチカ。おはよ。気分は、どう?」
珠達の所に来ると、2人ともふらつきながらも立ち上がっていた。
「け、結構酷い…かな」
「私は…なんというか、気持ち悪い…です」
「それはごめんね。しばらくしたら治ると思うから、それで…どんな気分?魔法が複数種類、常時かかってる気分は」
「うーん…今はなんとも」
「その…えと、何というか、不思議な……何とも言えないですけど、不思議な感じが…」
「…ま、今はそんな感じだと思うよ。でも…それが発揮されるのは、戦闘になってから。あんまり、2人を危険な場所に放り込むつもりはないけど、もし戦闘になったら、絶対に2人を助けてくれる」
わけがわからない、と言った顔をしてたけど、まあ今はわからなくていいや。
ひとまず先に……
「やあ、メルヴィル、おはよ。気分はどーぉ?最悪?」
リオネッタの時と同様にして、思考能力を戻して、頰を殴りつけて意識を覚醒させる。
「…さいあぐだ」
「そ、まあそんなことはどうでもいい。さてメルヴィル。君にある選択肢は二つに一つ。君がゲームマスターに全員を殺せ、って指令が無いことははっきりしてる」
「…なんでそがことしっでる」
「何で知ってるかって?魔法の端末で確認させてもらったよ。かけてあった魔法は全部解除させてもらったよ。君の魔法の端末にはそんなことは書かれてなかった。それと…どうやら君の魔法は、背景と同化するわけじゃ無いね。色を変える。そんな所だろ?」
「…かぐしごとは無意味が」
「そ、物わかりが早くて助かるよ。それで、君に提示する二つの道について。一つ、私達に、協力すること。もし協力するなら、プフレにも掛け合って、君を殺すなんてことはさせない。ぶっちゃけると、珠を狙ったこと以外は、君がしたことに関しては、私はどうでもいいんだ。珠とペチカを、殺さなければいいだけだ。もしこのゲームが終わるまで私に協力するというのなら、君の安全は保証する」
「…もういっごは?」
「分かってるくせに何を。ここで死ぬ。それだけだ。協力的じゃ無い魔法少女なんか、いらない。ただ連携を乱して、魔王に突かれる隙を多くするだけだ。でもね、これからのことを考えると、正直戦力は少しでも多いほうがいい。今いる魔法少女の中でも、君はまだ失うには惜しい。さあ…どっちを選ぶ?」
「……」
「ただの脅しだと思ってるかもだけどどっちを選ぼうが君の勝手。君が死を選ぶなら、君を抜きにした作戦を考えればいいだけ。さて…早く選べ。協力か、死か」
「ぎょうりょぐする」
メルヴィルは、リオネッタよりかはすぐに協力をすると言った。
念のため頭の中を読んでみたけど、邪な考えはなかった。
「…念のため、もう一回聞くよ?協力すると、約束するんだね?」
「ああ、やぐそぐする」
「言ったね…?よし、それじゃ…」
リオネッタと同様、魔法をかけた上で、メルヴィルの四肢を地面と分離させる。
「話は終わったか?」
「ああ…。それより、一つだけ嫌な予感がする」
「どうした?」
「モンスターが、本来湧かないはずの、街の中に湧いた事から、一つだけ気がかりなことがある。
あの痴女魔王があの部屋から出れなかったのは、単にモンスターが湧く、もしくは固定で配置されている場所で先頭前提で作られている場所でしか動けないと仮定していた。
つまりは、あの魔王はあくまでも
モンスターがいる以上、ゲームというものにはセーフティゾーンがある。
モンスターでは出入りできない場所が。
逆に魔王の騎士は、モンスターが湧かない場所でも動けた事から、あいつはモンスターではなく魔法少女って枠組みなんだと思っていた。
じゃあ、今起こっている現状は?
本来モンスターが湧かないはずの場所に、モンスターが湧いた。
つまるところは、ゲームシステムが変化した。
考えられるのは、ゲーム内全ての場所でモンスターが湧くようになった。
ということは、
もしそれなら…
師匠の、魔王パムの行動範囲はどうなる」
ドゴォン!
突然、蹴り飛ばされた。
一瞬ことで何か分からず、魔法を使うのが遅れて、近くにある家に激突した。
突然なのと、多分相当離れた距離から一気に跳んできたのか、それを感知できなかった。…こんな芸当ができる奴は、少なくとモンスターにはいない。
なら、魔法少女だ。でも、あんな速度で私を吹っ飛ばせるやつなんて、この場にはいない。
「痛ってえな…クソが…。……予想ドンピシャ。やっぱり、動けるようになってますね、師匠」
「おや、仕留めれなかったか。殺す気でやったんだがな」
瓦礫の中から這い出ると、そこにいたのは
魔王パムだった。
「さて、三日間も猶予をやったんだ。少しくらいはまともになってるだろう?魔法少女諸君。私を思う存分楽しませてくれよ」
「行動が早すぎる。少しくらい待ってくれ、パム」
「すまないな。体が疼いたもので。それじゃ…
しかも魔王の騎士まできた。
…まじでやばい奴じゃねえか、これ。
さて、次はいきなり乱闘になるかな…
頑張ろう……
読んで下さりありがとうございます
レプリカについて(本編には全く影響しません)
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好き(受け入れられる)
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嫌い(受け入れられない
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どちらでもない