ただ他の作品に熱入りすぎてるだけです。
今回から始まるのはタイトルの通り夢物語です。
過去に投稿していたのを再度投稿してるため見たことある人もいるかも?
それではどうぞ
プロローグ
もし、過去をやり直すというのなら、人はなにを思うのだろうか。
誰がなにをしたいと思うのかは三者三様だと思うが、過去をやり直したいということの元には、必ず同じ思いがあるように僕は思う。
すなわち、過ちを正したいという思いなんだと、僕は思う。
けど、それは決して叶わない。
それに、だ。
過去をやり直したいと思うことはヒトの特権だ。
いや特権なんて言い方は少しおかしい、というかかなりおかしい。
けど、過去のことをやり直したいという思いがあるからこそ、過去のように失敗はしない、という思いになり人は前に向けるものだ。
だったら
ヒトであることをやめた僕は、そんな資格があるんだろうか。
これは、狂気の道に堕ちた畜生である僕が望んだ、もしかしたらありえるかもしれなかった話
〜学校〜
「おいコラ!ふざけんなよ!」「そうよ!急にやってきたのはそっちでしょ!」
「ふざけてねえよ、さっさとやめるって言えばいいんだよ、言えば。あと、急じゃない。僕は警告したはずだよ?」
学校は、放課後というのに、大騒ぎになっていた。
それは、淡雪ミヤビがクラスの中の男女5人くらいのグループ、その中でも一番偉そうなやつを殴り飛ばしたからだった。
理由は至極単純。
クラスの大半は知っていたことを知らなかったから。
【淡雪ミヤビの目の前で犬吠埼珠に手を出すな】
これは、小学生から一緒に上がってきた人間は皆が知っていた事実だ。
すなわち、これを破るとどうなるか。
「こ……のやろお!」
「ほら、さっさと言いなよ。『もう二度としません』って、それだけでいいんだよ?」
ミヤビがクラスメイトにまたがり、タコ殴りにしている。
やられている生徒は反撃しようにも、やる直前にやられるため手出しできないでいる。
この場にいる他の生徒は先生に言いに行こうにもミヤビが、この騒動を起こす直前に鍵を全て閉めていたため、出ることができなかった。
不幸にも、この学校は、鍵を使わないと外からも中からも開けられない。
「あぁ、自分は関係ないと思ってるそこの
「ひっ!」「て……めぇ!こいつに手を出してみろ!ころ……」
「殺す?やってみろよ。だけど忘れるなよ。これはお前らが蒔いた種だ」
と、さらに追い討ちをかけようとした
その時だった
「やめろっ!」
誰かに、後ろから羽交い締めにされ、無理やり引き剥がされる。
感触的に、女だった。
無理矢理解いて続けようとするも、女とは思えないほどの馬鹿力になすすべなく、それ以上のゴミ掃除はできなかった。
目の前の、血だらけになった
そして僕は、
「ほら、しっかりして」
「ああ…畜生が…」
「……(まあいいや、
やたらと僕を羽交い締めにしてるやつ----こっちは聞き覚えがない。
「……わかったから、さっさと離してくれない?」
「もうやらないか?」
「ええ、はい。
と、その言葉を発すると僕を止めてた、男のような女は離れた。
姿を確認するためにすぐさま後ろを振り向くも、そのような人間はもういなかった。
「(まあ、いいか。今はどうでもいい)」
そうだ。クズどもが安心したとか言ってるけどお前ら全員には、まだ安息の二文字は無い。
〜その日の夜 9時ごろ〜
「はい、ちょっと行かなきゃ行けない場所があるので帰るのは遅くなります。……はい、はい。では……」
義母に遅くなるということだけを伝え、その後にアイツラが通るである場所まで急いで行く。
…ああ、一応念のために言っておくが、まだ、殺しはしないよ?流石にめんどくさい。
と、私情はこの辺にしとこうか。
僕はゆっくりと、目標の背後から近づく。
相手は僕が学校でタコ殴りにしてたやつだ。
女の方も、せめて髪を引きちぎるくらいはやってやりなかったけどそのためだけに家に侵入とかは流石にしない。
男の真後ろにきて、懐からハサミを取り出して…
「おい」
首筋にあてに行こうとした瞬間に、横から手を掴まれた。
「…またですか」
「また、はこっちのセリフだ。学校で約束をしたはずだろ?」
手首を掴んでいる人を睨みつけるように見る。
すると、またもや
「……ラ・ピュセル?」
「?」
そこには、いつかのチャットでみた格好-----ドラゴンをモチーフとした騎士、胸当てや剣などがあり、かつドラゴンのような尻尾がある女-----が、いた。
しかも、声や口調、そして言っていることを聞いた限り、教室で僕を止めたのと同じだ。
「なぜ僕の名を知っている」
「………まあ、知っているというかなんというか……って、逃げられてるし…」
「答えろ、なぜ僕の名を知っている。魔法少女でない限り、僕の名は知り得ないはずだ」
「…今、自ら答えを言ったじゃないですか…」
気づいたらクズには逃げられているため、
ん?男なのに魔法少女?それに関してはツッこんだら負けだよ。
「⁉︎」
「何を…驚いてるんですか?驚かれる要素なんて……ああ、いや……ありましたね」
「あ、ああ……まさか、男…が魔法少女になるなんて……思いも……」
「…?にしても…驚きすぎじゃないですか…?まぁ、それはそうとして……ラ・ピュセル…。せっかく成功しかけてたのに、二回も無駄にしてくれて……別に貴女は標的じゃないからやりたくないんですが……覚悟はできてるんでしょうか?」
と、その言葉を発するとラ・ピュセルは即座に距離をとった。
うん、いい判断だと思う。やり合う気なんかないけども。
「レプリカ、一つ答えて欲しい」
「…?」
「なぜ、あの男子生徒を殺そうとした」
「……別に殺そうなんて、考えてませんけど…」
「なら、なぜ背後から刃物を持って近づいていた」
「ただの脅し…といえば理解できます…?あー……いや、そもそもこんな格好してる人間の弁明が脅し、なんて文句を聞き入れるはずがない…か」
うん、自分で反論しようと思って気づいた。
100人中99人には絶対に殺そうとしたって思われるわ。
そんな格好してるし。
「なら、もう一つだけ答えてほしい。なんでそんなことをしようとした」
「……?別に、貴女には関係のないことでしょう?」
「いいや、関係ある。魔法少女でありながら、人殺しをやろうとするなんて、どんな理由があろうとも、間違っている。ましてや、
「責任て……私に無関係のくせに、何を言ってるんです?」
「無関係なものか。魔法少女である限り」
「…それじゃあ、魔法少女であるあなたに問うよ?さっき、下らない理由、なんてことを勝手に言ってくれたけど……私のことを何も知らないくせしてわかったかのような口を利くあなたは、どうなんです?何様なんですか?正しいか悪いか、でいえば私は悪い部類なんだろう。でも、だからと言って貴女に止められる理由はない」
「…っ!」
すると、ラ・ピュセルは言い返せないのか一瞬口ごもった。
でも、すぐ様口を開いた。
「なら、今から貴女のことを知ればいい。けど、貴女にどういう思いがあろうと、やろうとしていることは間違っている。絶対に」
「……じゃあ何か?力でもってねじ伏せてこようという相手に対し、力を行使することは間違っていると?善は悪になすすべなく屈しろと?」
「そうじゃない!僕は…」
「そもそも、私は『正しい魔法少女』なんて
「……断る」
その言葉を聞いた直後、僕は跳躍をしてラ・ピュセルに突撃した。
「か…はっ…」
「……」
意表を突けたようで、ラ・ピュセルは驚き慌てて剣でガードしようとするも防げず、僕の拳が腹に捻じ込まれた。
ああ、貫通はしてないよ。大丈夫大丈夫。
でも、威力はまあまあ良かったようでラ・ピュセルはそのまま吹っ飛ばされ壁に激突し倒れ込んだ。
「…この程度も防げないようで『正しさ』を語るなんて、どうかしてる。いいかい?ラ・ピュセル。『正しさ』というのは、力を持ったものが何かを行うことで、それが『正しさ』へと変わる。それがどんな行いだろうとね。理想も然り。夢も目標もそうだ。力なきものにそれらが実現すると思うかい?君がどんな感じの
まだ立ち上がって来そうだったので、敢えて顔を持ち上げて顎に拳を入れてやった。
するとまたもや綺麗に吹っ飛んで家の壁に激突した。
今度こそ気絶したようだった。
こんな夜中に女子1人を裏路地に置くとか、流石にそこまで畜生ではないため、魔法少女に配られているマジカルフォンを、変身が解除されているラ・ピュセルから探り出す。
なんか、見た目は思いっきり男子だったけど男っぽい女子だろうってことで納得した。てか、どうでもいい。
そしてスノーホワイト宛に、ラ・ピュセルのいる場所まで来てくれ、という文章を作り送信した。
とりあえずはこれで何とかなるでしょう。
何ともなってなかったら知らん。
〜犬吠埼家〜
家に帰ると、まあ案の定だった。
義母はブチギレ状態。義父もなかなかのハードモードになってる。
義妹に関してはクズを見るような目で見てくる。
うん、まあ
たぶん、今日怒ってる原因はなんとなく察しがつく。
大方、僕が今日殴りまくった親御さんから連絡が入ったんだろうね。
僕-----淡雪ミヤビは、家族を全員失って、親戚である犬吠埼家に引き取られていた。だが、ある一つのことを除いて、この家族には感謝といった感情も、親族、という感覚すらも持っていない。いや、持つ必要性がない。
なぜか?
至極単純。
ゴミだから。
ゴミに何か感情を持つだろうか?
確かに、何か思い出深いものを捨てるときには、ゴミとはいえ何か思うかも知れない。でも、僕の前にいるのは、何の変哲も無い
ゴミだ。
そこからは、まあいつも通り義父に殴られ、義母に怒鳴られ、といったことを2時間くらい繰り返し解放された。
やり返さない理由は、まあ色々とある。
晩御飯?そんなものはここで出ない。
基本的に自足自給だ。なぜなら、僕はここに引き取られているだけであって、家族と思っていない。向こうも同じだろう。
幸いにも、両親が残してくれてるお金がかなりある。
犬吠埼家に引き取られたのもこのお金目当て、と知ったけど、使わせる気もない。
このお金を使ってもいいのは、犬吠埼家ではただ1人だけだ。
☆ラ・ピュセル
「ゲホッ、ゲホッ……」
「そ、そうちゃん。大丈夫?」
「あ、ああ…。大丈夫。ありがとう、スノーホワイト」
僕は、レプリカ-----銀色の長髪、銀を基調としたセーラー服、首にバイザーをかけていた魔法少女-----と対峙…いや、対峙なんてものじゃない。一瞬でやられた後、気づくとスノーホワイトに抱えられていた。
最初は恥ずかしさのあまり顔を逸らしてしまったが、その後に体が悲鳴をあげた。
レプリカの一撃が、あまりにも強すぎるために、いくら魔法少女の体とはいえダメージが大きすぎたらしい。
「そうちゃん、どうする?今日はやめておく?」
「い、いや……だ…いじょうぶ、できるよ」
「ほんとうに?無理しないほうがいいんじゃ……」
「大丈夫だって。それに、僕はスノーホワイトの騎士だ。騎士は、如何なる時も姫を守り通さないといけない。これくらいのことは耐え抜かないと」
口では強がりを言えるものの体は正直で、かなりフラフラだった。
結局、スノーホワイトにいい具合に言いくるめられそのままスノーホワイトに肩を貸してもらい帰宅することになった。
変身を解除してしまったため、色々と、まぁ、目のやり場に困ったりもしたが。
「本当に、無理しちゃダメだからね?」
「わ、わかってるって…」
帰り道でも、ものすっごくスノーホワイトに念を押される。
これが彼女の優しさであり、いいところだ。
彼女は、紛れもなく『正しい魔法少女』なのだと、僕は思う。
ズガァァン!
と、そんなときに大きな音が鳴り響いた。
「…ちゃん!だ、大丈夫?」
「うん、大丈夫。…岩が落ちてくるのは少し予想外だったけど」
2人でその方向を見ると、小さな声が聞こえ、その辺りからは黙々と土煙が上がっていた。
僕----岸辺颯太とスノーホワイト-----姫河小雪は、変身をしその土煙が舞っている所まで走った。
そうそう、まほいくのイラストレーターの方でマルイノさんと言うんですけどね。
最近配信で絵を描かれてて、それがもうまた素晴らしすぎまして。
まほいくが一段と好きになりました。
二期でrestart編やってくれないかなぁ…
読んでくださりありがとうございます
レプリカについて(本編には全く影響しません)
-
好き(受け入れられる)
-
嫌い(受け入れられない
-
どちらでもない