ミヤビはクラムベリーの子供達、スイムスイムレベルで病んでいる
などなど、
ミヤビがイかれている、というコメントが何件かきていまして………
甘いです。
個人的には、ルーラに執着するスイムスイムよりイかれている
くらいで考えるくらいがちょうどいいです。
ただ、今は珠がいるからストッパーをかけれているだけです
「さて……そろそろ向かわないと」
僕は今日も学校をサボってキャンディー集めをしていた。
が、クラムベリーさんに今日特訓するという伝達を受けその時間が来たのでクラムベリーさんのいる山に向かう。
カラミティなんたらと絡むとめんどくさいので少し遠回りをして。
さて、少しだけ僕の現状を整理しておこう。
現在コピーしている魔法は
①ルーラ(相手に命令できる)
②たま(穴を素早く開けれる)
③ユナエル(好きな生物に変身できる)
④ミナエル(生き物以外の好きなものに変身できる)
⑤スイムスイム(どんなものにも水みたいに潜れる)
⑥スノーホワイト(困っている人の声が聞こえる)
⑦カラミティ・メアリ(武器の強化)
⑧トップスピード(箒で空を飛べる)
⑨ラ・ピュセル(剣の大きさを自由に変えれる)
⑩ヴェス・ウィンタープリズン(壁を自在に出せる)
の10人。
凡庸性が高くていいのだが……自分でも把握しきれないというのが現状だ。
ゴーグルをのぞけばどんな魔法をコピーしたかを確認することができるが戦闘中にそんなことをするわけにはいかない。
だから、安全なうちにしっかりと確認しておく必要がある。
ちなみに、私の魔法でコピー・ストックした魔法を使う時だがコピーした順番に番号が振られていてその番号を想像するだけでいい。
番号は先ほどのゴーグルで確認することができる。
まあ、結局どんな魔法かを把握してないといけないのだが。
ゴーグルの横に、操作のためのボタンのようなものがあって、それでストックした魔法を消すことができるらしいが……やる必要がない。
正直いうと、よく使う魔法をお気に入りにしておける機能とかの方が欲しかった。
余談だが、魔法を一度に2つ以上使うことはできないのも検証済みだ。
いや、正確には使えるのだがとんでもないエネルギーを使うことになるから使えない、といったほうが正しい。
実験した日は半日以上動けなかったほど。たった数秒だけだったのに。
閑話休題
「どうも……今日もよろしくです」
「はい、ではどこからでもどうぞ」
山の中でクラムベリーさんと向き合った。
そして、いつも通りの特訓が始まった。
「はぁっはぁっ……一本も取れない……」
「ですが、足しか使っていなかった状況からたった一週間弱で腕まで使わせるとは大したものです。おそるべき成長の早さですよ」
「あ、ありがとう……ございます」
と、クラムベリーさんは褒めてくれるが少し息を切らしているだけで私ほど疲れていない。
「ああ、レプリカ。今日は……そうですね。三つ巴で戦うつもりでいてくださいね」
「え……?どういう意味……ですか?」
「今日の夜、私はウィンタープリズンとシスターナナと会います。そこで、私はウィンタープリズンと戦ってみます。ですので、あなたはそこに介入してください」
「……これも特訓の一部…ですか?」
「はい。そうです」
「………わかりました」
「では、詳しいことはまた後ほど」
〜犬吠埼家 珠の部屋〜
特訓が終わり休むために家に戻るとすでに珠がいた。
そして、何か泣いているようで相談したいと言われ珠の部屋に入った。
「で、どうしたの?」
「あ、あのね……私……聞いちゃったんだ」
「何を?」
「私、いつもの癖であの寺に行っちゃったの。そしたら…スイムちゃんやユナミナちゃんがね、【レプリカは危険だから始末したい】って……。それで、私パニックになっちゃって。ミヤビちゃんがいなくなったら……私、どうしたらいいんだろうって。今まで、ミヤビちゃんがいたから頑張ってこれたのに」
「はぁ、珠?」
「?」
「約束をもう忘れた?僕は、何があろうと珠の元からは消えないって約束したよね?僕が珠との約束を破ったことが一度でもあった?」
「い、いや…ない。けど、なんでかすごく不安になっちゃって……」
未だにネガティヴ思想の珠を止めるという意味でも慰めるという意味でも僕は珠を思いっきり引き寄せ抱きしめた。
「え⁉︎え⁉︎」
「珠、今、しっかりと言っておくね。僕は……僕の命まで含めた全部は、全て珠の望むままだ。僕は君のものだ。僕に生きて欲しいと望むのなら、僕はどんな状況下だって生き残る。もちろん珠のことは絶対に死なせはしない」
「う、うん……。ありがとう……」
あ、顔超赤くなってる。かわいい。写真撮りたい。
いや、キスした……ゲフン。話を戻そう。
「それで、珠。僕にはどうしてほしいか、もう一度言ってみて?」
「うん…。ミヤビちゃん、絶対に、絶対に死なないでね。私を……ひとりにしないで…」
「わかった。じゃあ、僕は今からは不死身だ」
と、言うと珠が笑う。
……わりと本気で言ったんだけど。まぁ、珠が笑ってるならそれでいい。
珠には涙は似合わない。笑っている姿が一番似合う。
〜採掘場〜
「……」
「おや、やっときましたか」
「っ!レプリカもか!」
言われた通りの時間に採掘場に来ると既にクラムベリーさんとウィンタープリズンは戦闘をはじめかけていた。
「呼び出されたと思えば……何をする気なんですか?」
「いえ、私はあなたとウィンタープリズン、両方と戦ってみたいと思っただけです。いちいち1人ずつ相手にしていては面倒ですしどうせなら3人で戦えばいいのでは、と思いましてね」
僕とクラムベリーが話していることはもちろん嘘だ。
何も知らない風を装えと言われたからだ。
「では、始めましょうか」
「離れて、シスターナナ!」
「殺さない程度でお願いしますね………」
お互いに構える。
最初に動いたのはクラムベリーからだった。
僕に近づいてきて左腕を突き出して来る。
それが突如きたので慌てながらも避ける。
その直後鈍い痛みがきて、僕の体が浮いた。
吐きそうになるのを抑えながら見るといつの間にか蹴り上げられていた。
そして、今度はクラムベリーとウィンタープリズンが互いに接近した。
間合いに入った瞬間にクラムベリーはハイキックを繰り出した。それをウィンタープリズンは左腕で受け止めた。
骨の軋む音がし、ウィンタープリズンの顔をわずかに歪ませる。
「やはり、採掘場にはマフラーがよく似合う」
「っ!」
クラムベリーの指がウィンタープリズンの顔に迫ろうとした時、ウィンタープリズンは魔法を使い壁を作った。
しかし、易々とクラムベリーは貫いた。
さらにクラムベリーが追撃をしようとしたところで横から石が飛んできた。2人は避けたが、それは横にあった段差に大きな穴を開けた。
「いたた……私のことを忘れてませんか?」
「いえ、忘れてなどいませんよ。ただ、もう少しだけ戦闘不能になると思っていましたが大したものです」
「無駄口は叩かないほうがいいですよ……」
レプリカは、ウィンタープリズンの魔法を使い2人を囲った。
「なっ⁉︎」「無駄だとわからなかったのですか?」
ウィンタープリズンはそれに驚き狼狽しクラムベリーは冷静に壁を壊した。
が、レプリカはスイムスイムの魔法を使い地面に潜っていた。
だが、クラムベリーには無意味だった。
そこらへんにあった石を地面に投げつけ、抉れたかと思えばそこにレプリカはいた。
「姿は消せても、心音は隠せませんよ」
「わかってますよ……」
だが、それもレプリカは予想していたらしい。
黒い、レバーのついた丸い物体をクラムベリーに投げつける。
すると、その瞬間に激しい音と光が爆発するように出た。
閃光弾をカラミティ・メアリの魔法で強化していて、それを投げつけた。
投げつけたと同時に出てきたウィンタープリズン、クラムベリーの目と耳が一時的に使用不能になった。
「ウィンタープリズンさん、この前の借りは……いま返します」
「がはっ…!」
レプリカは目のくらんでいたウィンタープリズンに近づき膝蹴り、そして前かがみになったところをクビに肘打ちを入れ地面に叩きつける。
「くそっ!」
「わぁ、びっくりした…」
ウィンタープリズンはレプリカの足元に魔法を何重にも使いレプリカを空高くあげた。
そして、気づくとクラムベリーもすでに回復しておりウィンタープリズンと再び衝突する。
レプリカは押されているウィンタープリズンを見ながらタイミングを計っていた。
「いま…!」
そして、確実な隙ができたクラムベリーに向かって急降下する。
クラムベリーももちろん気づいて応戦しようとしたがその前にレプリカはすぐそばにあった壁にたまの魔法を使い大穴を開けた。
穴の上空にあったものは支えをなくしクラムベリーとウィンタープリズンに落ちていく。
だが、それも破壊された。
「……?」
崩れ落ちる壁の破片と一緒に落ちながらレプリカは疑問を感じた。
だが、そんなものをしっかり考える余裕もなく着地した直後にウィンタープリズンによって蹴り飛ばされた。
「ああ、やっぱり瞬時に使い分けできるようにならないと……不便だな」
そう考えていた合間にもクラムベリーが迫ってきた。
それに応戦しようとしたレプリカ、そしてクラムベリーもまた壁に囲まれる。
それを2人とも同時に破壊するとそこにはウィンタープリズンがいた。
まずレプリカが腹にパンチを入れられ動きが止まった瞬間に頭を掴まれ地面に叩きつけられた。
そのあとはクラムベリーが迫っていたのに対しカウンター。
クラムベリーが地面に倒れそれに馬乗りになる。
そして、容赦なく殴り続けた。
「ウィンタープリズン!後ろ!」
ウィンタープリズンが勝つかのように思えた直後、後ろからシスターナナの声が響く。
ウィンタープリズンは慌てて振り返るがそこには誰もいない。
直後に、ウィンタープリズンの頭に激しい衝撃がくる。
「(クラムベリーの魔法…か?)」
ウィンタープリズンは鈍い痛みに耐え吹き飛ばされながらもクラムベリーとレプリカを見ると2人とも立ち上がりそうだった。
そして、でたらめに壁を作る。
何枚も、何十枚も。
視界を隠した隙にシスターナナを抱き上げ、ウィンタープリズンは採石場から離脱した。
「ゲホッゲホッ……痛っ……」
「やはり、強いですね。しかし、あなたもなかなかです。昼より強くなっていませんか?」
「そ、そうで……すか?」
『逃がすぽん?』
すると、クラムベリーの魔法の端末から咎めるような侮るような、そんな声が聞こえた。
『シスターナナは始末するって話じゃなかったぽん?アレを生かしておいてもゲームの邪魔になるだけぽん』
「いや、そういったわけでもない……かもしれません」
クラムベリーには喜びが沸き起こっていた。
それは、ウィンタープリズンがかつてない強敵だったからだ。
「ふむ、レプリカ。あなたはウィンタープリズンの強さはどうだと思いましたか?」
「……強いですが……途中から強さが倍増していました。あれがなければ数発で堕ちる寸前まで追い込まれませんでした。だから……多分シスターナナがいなければなんとかなると思います」
「はい、その通りです。アレはシスターナナあっての強さ。……なので、あれの本気と戦うならシスターナナが必要。だけどシスターナナは邪魔……どうしましょうかね」
と、レプリカが答えるとクラムベリーは自問自答を繰り返していた。
「とりあえず……私は帰ります」
「はい、お疲れ様でした」
『クラムベリー、結局どうするぽん?』
魔法の端末からファヴが再度訪ねてくる。
どうする、とはシスターナナを始末しなかったことについてだろう。
「考える時間が欲しい。とりあえず、保留ということにしてと起きましょう」
『いい加減ぽん』
「シスターナナに同調しそうな魔法少女……その中でも強そうな人を排除しておくというのが、妥協案としては悪くないのでしょう。…………そうですね。ラ・ピュセルあたりでどうでしょうか」
『任せるぽん』
それだけ言うとファヴは消えていった。
「さて……一週間も経たないうちにあれだけ強くなれたレプリカがさらに戦闘を繰り返すと……一体どうなるんでしょうね」
クラムベリーの顔は
歪んだ笑顔を見せていた。
「ゲホッゲホッ……あー、痛い。結構無茶やったなぁ………」
「み、ミヤビちゃん。大丈夫?」
「うん、大丈夫。あー、治癒特化の魔法ほしい……」
最後にウィンタープリズンに受けた攻撃は、シャレにならないくらい強かった。
もし、威力を流せなかったら死んでいた。
それほどの強さだった。
「いつつ……。にしても、珠。本当にやる気なの?」
「う、うん。いつまでもミヤビちゃんに頼っていられないし……」
珠は、キャンディー集めをするらしい。
止めようかと思ったが、珠がやりたいと思ったことはできる限り尊重したい。
「うん、わかった。じゃあ、1時間だけ待ってて。もう少し回復したら付いていくから」
「う、うん。ありがとう。ミヤビちゃん」
そうして、ぴったり1時間だけ休憩した後キャンディー集めを開始した。
どうでしょうか。
多分、ちゃんとしたミヤビの魔法の詳細は初めて書いたと思います。
いやー、ミヤビが治癒特化の魔法を手に入れちゃったら凄そうですねぇ(
読んでくださりありがとうございました
レプリカについて(本編には全く影響しません)
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好き(受け入れられる)
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嫌い(受け入れられない
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どちらでもない