2023/3/25
( ゚д゚)
((((;゚Д゚)))))))
書かなきゃ(使命感
で書いた次第です
待ってる人がいるかはわかりませんが大変お待たせしました(次はもっと早く描きます
それではどうぞ
☆ラ・ピュセル
「はあっ…はあっ…」
「そ、そろそろ大人しくしてくださいませんかラ・ピュセルさんっ。酷いことはしないって言ってるじゃないですか」
「断る。お前もレプリカの母親も、全員倒してみせるさ」
「むー頭かったいんですから!殺そうってわけじゃないんですよ!そ、れ、に!お嬢様と子供を作れるんですよ!なんでそんなに嫌がるんですか!」
「嫌に決まってるだろ⁉︎なんで好きでもない人と、その…子作りしなきゃいけないんだよ!」
喪音はいまだに意味の分からないこと(というより分かりたくないこと)を言っては僕を無傷で捕らえようとしてくる。そのおかげもあり五分五分の勝負になってはいるけれど、これが本気の殺し合いとなるとどうなっていたのか。
「よぉーし、こうなったら何をしてでも首を縦に振らせますからね!見ててくださいよ!」
「やれるものなら…」
ドォン!
「「⁉︎」」
喪音がマイクを構えたのを見て僕も剣を構える。その瞬間に空から何か降ってきた。
それは真っ黒な人形のようなモノとしか言い表せないナニカだった。
「……」
「わちょっ⁉︎なんですか急に⁉︎」
ナニカは顔であろう部分で僕と喪音を見て、一切の事前動作無く喪音へ襲いかかる。喪音も負けじと対抗しているが肉弾戦においては黒いナニカが圧倒的に上で、段々と追い詰められていた。
「一体何が…」
「おい」
「っ⁉︎」
「なんだ?出会い頭に袈裟斬りとは随分な挨拶だな」
真後ろからさっきまで聞こえていた声が聞こえ、反射的に振り返り剣を振り抜く。だがガキン!と音が鳴り弾かれてしまう。
そこにいたのは姿こそ違えど先ほどまでいたメイドのような魔法少女と瓜二つな顔をした魔法少女だった。
「……ああいや、待てよ。後ろから声かけられたらそうなるか。にしても見覚えがないがお前はどこの部署からだ?私は外交部門だが」
「部署…?いやそれよりも、お前は誰だ」
「私のことを知らないと?情弱だな。てっきり私以外にも駆り出された魔法少女かと思ったが…いや、まてよ」
やけに露出の多い、悪魔というか魔王というか、爪を模した扇情的なコスチュームに二本の角があり、悪魔のような尻尾をリボンで飾っていて、黒い羽の生えた魔法少女は何かを考え込み、そして僕の方を向いてくる。
「ああ分かった。お前はまだ新米だな?」
「新米…?」
何かを納得したかのように手を叩きながら言った言葉は、余計に僕を困惑させてきた。予想通りの返答を得られなかったからか怪訝そうな顔になる。
「新米は新米さ。お前、クラムベリーがやっている育成計画を受けてる奴だろ?」
「は?」
育成計画?何を言ってるんだ?
「違うのか?じゃあお前はなんだ?この辺にいた野良か?」
「野良?何を言ってるんだ?」
「……?どういうことだ?」
「こっちのセリフだ!」
話が一向に噛み合わなくて思わず叫んでしまう。
「改めて聞くが、野良でも派遣されたヤツでもクラムベリーの管理下でもないならお前はなぜアイツと敵対していた?」
「なんでって、アイツらが僕たちを襲ってきたからだ」
「
「え?い、いや、ちがう。アイツの他にお前と瓜二つの顔をしたメイドが…」
「ああそっちは知っている。そいつと一緒にいたヤツとかいなかったか?」
「え?」
「そうだな…確か髪の毛が割とくしゃくしゃでだな。人体収集が趣味のド変態なんだが」
「!そうだ、アイツ…」
それを言われた瞬間にミヤビの母親だということが分かり、同時に戦いに集中するあまりそいつらの事を完全に忘れていたことに気づく。
スノーホワイトは⁉︎珠は⁉︎
「おいおい、無視は酷いな」
「それよりも!僕以外に魔法少女を見なかったか⁉︎白い衣装の子と犬のような格好をした子なんだが…」
「いいから一旦黙れ。そして落ち着け」
気だるげに睨まれた。
たったそれだけの筈なのにゾワっと寒気がした。今日戦ったどんな魔法少女よりも恐怖を感じてしまった。
「……ん?ああ、本当に新米の方だったか。だが試験のことは知らない、と。一度問いただす必要があるな…。だがそれは後回しでいいとして…。おい、名前は?」
「……」
「おいおい。いくらなんでも怯えすぎだろ。早く答えてくれないか?」
そう言われて深く2、3度の深呼吸を挟む。それでようやく落ち着くことができ、改めて目の前の魔法少女に向き直る。
「僕の名前はラ・ピュセルだ」
「ラ・ピュセルか。それではラ・ピュセル、これから…」
「お前の名前は?」
「む、そうだったな。私のことは知らないんだったっけか。つい忘れていた。
私の名は『魔王パム』。一応
☆レプリカ
「はぁ…はぁ…おい、どう言うことだ
あのメイドが消え、ラ・ピュセルたちの元へ駆けつけようと思うと
見間違えようもない、スノーホワイトと珠だった。
「どういうことって、
「そ、そうだよミヤビちゃん。
「チッ…」
スノーホワイトも珠も言っている事がおかしい。だけど珠を傷つける訳にはいかず防戦一方になってしまう。特に珠の魔法は受ける訳にはいかない。
「意外と頑張るわね。それじゃあ…」
「おじょっさっまー。ただいま戻りました。居場所移るならそう言って…あれ、なんでこの2人取り込んでるんです?」
「いいところなんだから黙ってろ」
「いやですぅーあれですか?浮気ですか?うわー私泣いちゃいそう」
「本気で黙れ」
「まあまあそれよりも。報告する事が」
特に珠の攻撃は掠ってしまうだけでアウトだから神経をより張り詰めておかないと。それにスノーホワイトも僕の考えている事がわかるかのように的確に追撃をしてくる。戦う事をずっと嫌っていたはずの2人が何の躊躇いもなく僕を攻撃してくる。
それだけで2人に何かされていると理解するには充分だった。
「……マジ?」
「マジですマジです。大マジです。死ぬこたぁ無いでしょうが、一旦撤退を視野に入れた方がよろしいかと。いくら私でもアレを相手にすると骨が折れますです」
「……道理で喪音の生命力が落ちてる訳だわ。そうね、お前は喪音の回収に行け」
「あいあいさー」
「でもちょっと待て」
「?」
「珠、ちょっときなさい」
クソババアに呼ばれ、珠は何の躊躇いもなく向かう。そこにはあのメイドみたいな奴もいた。
「っ…あぶっ…」
「良い加減、大人しくしてくれないかな」
「嫌だね」
「は、はい。あのー…」
「ガラクタ、腕出せ」
「はぇ?まあ良いですけど」
「珠、肘あたりをちょっとだけ爪で引っ掻きなさい」
「え?あ、はい」
「魔法発動」
「ちょおっ⁉︎」
スノーホワイトの猛攻を捌きながら珠の方を見るとメイドの右肘で珠が魔法を発動させ、穴を開ける事で肘から先を切り離していた。
「何すんですか!」
「気は晴れたわ。それじゃあ早く行ってこい」
「なるほどコレがブラック企業ならぬブラック魔法少女ですか…そんなだから伴侶が現れないんですよ。あっそうかそもそも新品じゃ無いのを貰おうだなんて物好きいませんでしたね」
「珠、今度は首から上を狙いなさい。それとスノーホワイト、もう良いわよ」
メイドが消えたかと思うと今度はスノーホワイトも素直に従いクソババアの元まで下がる。
アイツの魔法なのは確実で…どんな効果だ。洗脳に近いんだろうけど、コピーしたとして上から洗脳し直せるのか?
「ああ、コピーしようと思ってんでしょうけど無駄よ。その手の対策はしてあるわ」
「やってみなきゃわかんねえだろ」
「コピーできたところで無駄だって言ってることくらい分かれよ愚娘が。私の魔法はお前が思ってる以上に工程がいるんだよ。っと、それはどうでも良くて。撤収準備よ2人とも」
「逃すと思うか?」
ウィンタープリズンの魔法で僕たちを大きく囲むよう土の壁を出現させる。
「あら、なかなかやるじゃないの。でも、そうねぇ…」
「ま、任せてくださいお姉様。私が…」
「いんや必要ないわね。離れてなさい」
クソババアは大きく拳を振りかぶり、その勢いで壁を殴りつけた。だけどその程度で壊せるほど脆く作ったつもりはない。
「あら?予想外だわ。だけどもう一発二発やれば…」
「やらせるか」
リップルの魔法を使い石を思い切り投げつける。鼻で笑いながら避けられるが石はありえない挙動をして曲がりクソババアの側頭に命中する。
「まだまだ…」
クラムベリーから奪った四次元袋の中に手を突っ込み取り出した大量のナイフを何度も何度も何度も投げつける。
スノーホワイトと珠が頑張って叩き落とそうとしていたが、叩き落としてもまたもやあり得ない挙動でクソババアに向かっていく。
「⁉︎」
「いっ…たぃ、わねぇ…。乙女の顔に傷つけるとか…頭おかしいんじゃないのお前」
だけどナイフはいつの間にか取り出していた布に阻まれた。
正確に言うならば布が広がったかと思うとピタッと止まり、ガキン!と言う音を鳴らしながらナイフが当たって下に落ちた。
側頭を押さえながらこっちを見てくる様はなんとも滑稽だ。だけど珠とスノーホワイトはその様子に怒りこっちを睨んできていた。
……スノーホワイトはともかく、珠に睨まれるとやりづらいな。
「ハッ、頭おかしいも何も、頭おかしいお前の子供なんだから頭おかしいに決まってんだろ。とうとう朦朧したかクソババア」
「まー口悪い。誰に似て……いやアイツに育てさせてたから当たり前か。それよりも、予定変更。珠、穴あけなさい」
「はいっ!」
珠は命令されたのが嬉しいのか笑顔で壁に穴を開けていた。それを見てるとなんか複雑な気分になってくる。
「……あら」
「ッ⁉︎」
けど大穴の先にいたのは1人の魔法少女。悪魔のようなコスチュームをしていてやけに露出が多い。そして何よりさっきまで戦っていたメイドの顔にそっくりだった。
だけど それ以上に
感じたこともないほどの恐怖を感じた。
「これはこれは。貴女程の魔法少女を出してくるなんて、私も有名になったものね」
「私もです。最初は面倒ごとに使われてると思いましたが、貴女のような存在に会えるとは」
「いやぁねお前に敬語使われると寒気するわ。喪音が死にかけてんのもお前の『羽』相手なら納得だわ」
「恐縮です。ですが新米相手に
「殺さないよう指示してあるし大丈夫でしょ。それよりも『羽』を引かせてくれないかしら?流石に喪音を失うと私としても痛いのよ」
「そうですか?心配は…いらなさそうですが」
「ん?ああそういやさっき送ったんだった。破壊でもされた?」
「はい」
何を話してるんだこいつらは。勝手に出てきたかと思うと勝手に話を進めて。イライラする。
だけど
何よりも
珠を取り戻さなければ
「おい、クソババア」
「「誰がクソババアだ」」
2人は全く同時に口を開き、こっちを睨んでくる。
こいつらが仲間だろうが、そうじゃなかろうが関係ない。
珠さえ無事ならそれでいい。
「黙って聞いてればぽっと出の2人でイチャコラしやがって。お前は、珠に手を出したんだ。分かってんだろうな」
「んなこと言われなくても分かってるわよ。後こいつとイチャコラとか死んでも嫌よこんな人外」
「私もですね。貴女のような変態を煮詰めたような方とは死んでもごめんです」
「はっ倒すぞ」
「出来るのならどうぞ」
「……アイツと顔が同じなだけあってほんとムカつくわ」
話を聞くのも鬱陶しくなり、クソババアに向かって思い切り走り出す。
気怠げそうに腕を構えているが、そんなの関係なしに距離を積める。
「あら?」
「きゃっ⁉︎」
クソババアの手が目の前に来た瞬間に急停止し、珠の方へ方向転換をする。
そのまま珠を担ぎ距離を取る。
「ちょっ、ミヤビちゃん、離して!」
「悪いけど今の珠の言葉は聞けない。痛いのもあのクソババアを傷つけられるのも嫌なら黙ってて」
珠があのクソババアに洗脳されていると思うだけで反吐が出る。
虫唾が走る。
今すぐ殺してやりたい。
「……だるっ」
「じゃあなクソババア。スノーホワイトも、生きていたならまた会おう」
だけど、今じゃない。今は、珠を安全な場所に。それでいて1人になられるのは困る。
珠の魔法を使い壁に穴を開け、外に出る。だけどここでも一つ誤算があった。
「喪音ー生きてますー?生きてますよね?オジョー様のところに着きましたから起きてください」
「お姉様⁉︎」
「元気になるの早えなオイ」
「はっ…それよりも元気な男の子…じゃなくてラ・ピュセルさんは⁉︎」
「相変わらずの趣味なようで」
「……クソメイド」
「およ?生きてましたか。ま、あの魔法があるからそれもそうか。ほらモネモネ。あれもれっきとしたショタ…じゃなくて少年ですよ」
「ごめんなさい許容範囲外です」
「草。……って、いやこっちにいるんかい」
「やはり羽一枚程度じゃ無理…か。まあ予想の範囲内だ」
一体何が起こっている。
珠も、スノーホワイトも、ラ・ピュセルもどうなっている。
何が起ころうとしている。
さて次は…2週間後とかですかね(希望的観測
読んでくださりありがとうございました
感想や評価をくださると嬉しいです
レプリカについて(本編には全く影響しません)
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好き(受け入れられる)
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嫌い(受け入れられない
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どちらでもない