それに伴って残酷な描写も増えていくと思いますのでご注意ください。
もう一つ。魔法少女の魔法を独自解釈している部分もありますのでそこらへんに関しての意見などあれば感想欄などでどんどんどうぞ。
現在、僕と珠はキャンディー集めに精を出している
「珠、いくよ?」
「う、うん」
僕は、僕の額と珠の額をくっつける。
すると……
「ほら、何か聞こえる?」
「…………わぁ!すごい!ほんとに聞こえる!」
あら不思議、珠が困っている人の心の声が聞こえるようになっちゃいます。
僕の魔法は、あることを他人にすると、その人もコピーした魔法の能力をつかえるっていう効果もあって、そのあることが何かわからなかった。けど、ファヴに聞いたらあっさりと答えてくれた。
それが、これ。【額と額を合わせる】だ。相手が死んでいない限りつかえるらしい。
「それじゃ、できる限りやろう」
「うん!」
そして、またキャンディー集めに向かう…。
『スノーホワイトとラ・ピュセルが2人に会いたいって言ってるぼん』
「あの2人が……?」
「ど、どうするの?」
どういうことだろう。あの2人から会いたいと言われるとは。
正直、悪い印象しか与えていない気がするんだよ。
「……まあ、断る理由もないし、珠がいいならいいよ」
「わ、私はいいよ」
「よし。わかった。ファヴ、会えるって連絡しておいて」
『わかったぼん』
〜砂浜〜
「こんばんは…スノーホワイト、ラ・ピュセル」
「こ、こんばんは……」
砂浜に行くと約束の10分前だというのに律儀に2人とも来ていた。
珠は僕の後ろに隠れている。
「こんばんは、レプリカ。それにたま」
「たまはリアルだと初めまして、かな。よろしく。ラ・ピュセルだ」
「それで………話とは?」
「あ、それなんだけど。私はたまちゃんと、ラ・ピュセルはレプリカと話したいってなって」
「?」
「僕は、レプリカと一度2人きりで話してみたいとおもってて、スノーホワイトはたまと話をしたかったらしくて」
「だって……たま」
「え、ええ…私と?」
「たまはどうしたい?」
「わ、私も、スノーホワイトとは、一度会ってみたいな…とは思ってたけど……」
「だ、そうです。お互いにオッケーなので……ラ・ピュセル、行こう」
「う、うん。じゃあ、スノーホワイト。また後で」
「うん、また後でね」
「みや…レプリカちゃん」
「大丈夫、とって食われたりされるわけじゃないんだから……」
「それで……話って?」
「あはは、もう大丈夫だよ。口調直しても。その口調を続けるのは辛くない?」
「……はぁ、ほんとだよ。素で話せるってやっぱいいわ」
「はは、想像していたような人だな」
それからはいろいろなことを話した。
キャンディー集めのこと、お互いの魔法のこと。
自分たちのこと。
守りたい人がいること。
そして、これからどうしていくかを。
「レプリカ、ひとつお願いをしたいんだ」
「?守る保証はできないけど何?」
「もし僕に何かあった時……スノーホワイトに手を貸してあげてくれないか?」
「……」
「だ、ダメか?」
うーん、どうしようか。別にいいんだけど……
「いいけど、僕はたまを最優先で守ることを考えるから、もしかしたら後回しになるかもしれないよ?」
「それでもいいよ。スノーホワイトは……とても優しいから。それに、他人のことに関しては人一倍思いが強い。もし僕がいなくなった時、スノーホワイトは……」
そこまでいうとラ・ピュセルの言葉が途絶えた。
不思議に思い顔を見てみると涙をかすかに流していた。
「はぁ………わかったよ。もしラ・ピュセルに何かあったら、僕は
「ありがとう、レプリカ」
「……ミヤビ」
「え?」
「僕の名前は淡雪ミヤビだ。同じ男同士、そして……守りたい人がいるもの同士、できるのなら仲良くしていこう」
「……っ!あ、ああ!僕こそよろしく頼む!あ、僕の名前は岸辺颯太。よろしくな!」
「ああ、よろしく」
「ね、ねえ」
「ビクッ!」
スノーホワイトがおそるおそる珠に話しかける。と、身を縮めこませてしまった。
「たまさん、お話ししようよ」
「う、うん……」
たまは、スノーホワイトとの対話をかなりおどおどしていたが受け答えしていた。
「そういえば、たまとレプリカってどういう関係なの?」
「れ、レプリカちゃんは…幼馴染で、私は…いつもレプリカちゃんに助けてもらってて……」
「へえ、そうなんだ。幼馴染で男と女の魔法少女同士って、私たちと似てるね」
「え?ラ・ピュセルって男なんですか…?」
「あ」
思わず口を滑らせてしまったらしい。
「そ、それより!たまちゃんってレプリカのことはどう思う?私は結構優しい人だと思ってるんだけど」
「れ、レプリカちゃんは……とても優しいです……。誰も相手にしてくれなかった私を…唯一相手にしてくれたし。でも、その代わりにレプリカちゃんが一人ぼっちになっちゃったんです。けど、それでも……私のそばにずっと居てくれて……。普段、怒らないのに私の時にだけ本気で怒ったりして……常に私のことを考えてくれて……」
「あーのー、結構……恥ずかしいよ」
「⁉︎」「あ、ラ・ピュセル、レプリカ。もう終わったの?」「ああ、結構話せたよ」
どうやら、タイミング的にはあまり良くない時に戻ってしまったらしい。
珠が赤面している。かわいいけど、なんかごめん。
「それじゃあ……今日は4人でやるということで……いいんだっけ?ラ・ピュセル」
「うん、2人より4人の方がいいだろ?」
「2人も一緒にやってくれるの?やったー!」
「が、頑張り…ます」
☆ラ・ピュセル
「それじゃあ、今日はこれで……」「あ、ありがとうございました」
「お疲れ様ー」「こちらこそありがとうー!」
途中でレプリカとたまと別れ僕はスノーホワイトを家まで送って行った。
「それじゃあ、また明日」
「うん、送ってるくれてありがとう」
「僕は君の騎士だからね」
そう言い合い笑いながら別れた。
「………さて、出てこいよ」
ずっと見られていた方向に声をかけると、森の音楽家クラムベリーが姿を現した。
「おや、気づいていましたか。ですが、気づいていながらなぜスノーホワイトを返したのですか?」
「1人の方が、やりやすい」
「それそれは……話が早い。ラ・ピュセル、あなたはレプリカと拮抗したと聞きました。貴女に挑戦するには十分な情報です」
「キャンディーが目的ではないのか?」
「私は、森の音楽家クラムベリー。キャンディーはいりません。欲しいのは……強敵です」
キャンディー強奪かと思い睨んだのが恥ずかしい。
それにしても、強敵と戦うというのはラ・ピュセルとしての僕も望むところだ。
「我が名はラ・ピュセル。森の音楽家クラムベリーよ。相手になろう」
「ありがとうございます」
〜古ぼけた寺〜
☆レプリカ
「どういうこと…」「そうだそうだ!」「約束したじゃないか!」
「……?」
スノーホワイトらと別れた後スイムスイムとピーキーエンジェルズに呼び出され、たまと一緒に向かう。
そこでは怒った様子の2人の天使とスイムスイムがいた。
たまは怯えて僕の後ろにいる。
「……約束?私はあなた達と約束はした覚えはない……」
「ふざけないで………。毎週、私たちにキャンディーを渡すって約束したはず…」
「……あー、そういやしたね…」
「なら…」
「けど、アレはルーラと約束をしたっていうだけで
と、僕にとっての正論を言うと余計に天使は怒った。
「くっそ…ユナ!」「うん!」「待って……ピーキーエンジェルズ。手を出したら………」
ピーキーエンジェルズが何か行動を起こそうとした。
スイムスイムが止めるのも聞かずにこっちに突っ込んできた。
「はぁ…やる気はないんだ……けど?」
だけど、攻撃してくるのかと思ったら素通りしてきた。
そして………ユナエルはカラミティ・メアリに変身しミナエルは銃---ゲームでしか見たことないけどマグナムとか言うやつに変身し、たまを人質に取った。
それにより、僕の中でのスイッチが勝手に入った。
「ほら!さっさとキャンディーを渡しな!」
「れ、レプリカちゃん…」
珠は今にも泣きそうだ。それがさらに僕の中の何かをヒートアップさせた。
「ほら、さっさと……」
まだ何かを言おうとしていたらしいがその前に僕は………
地面をおもいっっきり蹴って、偽カラミティの方に飛び、変身していたユナエルの顔を鷲掴みにし無理やり珠から引き剥がす。変身解除の間も与えないまま寺の壁に打ち付けた。
同時に壁が破壊される。
「か…はっ」
「いい度胸だなぁ、おい。クソ天使さんよぉ。珠を人質にするとはどう言う要件だ、あぁ⁉︎」
ユナエルもミナエルもスイムも驚いている。
「こほん……ごめんごめん。ちょっと荒れちゃった。で?珠を人質にするってどう言うことかわかってるのかな?」
そういうと天使2人は変身を解いてしまった。
先ほど壁に叩きつけた後頭部から血が少し出ていた。
「はぁ……なんか疲れた」
「逃さない…!」
怯えてる天使2人をおいて珠と帰ろうとするとスイムスイムが逃さないようにこちらに走ってくる。
だから、僕は
スイムスイムが拳をおおきく振りかぶってくる。
それを避け、パンチを当てに行く。
すると……拳が
「え?」「な、なんで…」「……」
天使2人は驚いており、スイムスイムも驚愕の目をしている。
「ふーん、やっぱりだ……。さて、検証もできたし……帰ろう。珠」
「う、うん……。だ、大丈夫…なの?」
「大丈夫…。心配しないで」
そういい、珠を連れて寺を出る。
帰り際にすぐに追ってこれないようにウィンタープリズンの魔法を使って何重にも壁を作って囲っておいた。
『それじゃあ、今週はいいお知らせが2つ、悲しいお知らせが1つあるぽん
まず、いいお知らせから。アイテムが5つ追加されたぽん。
魔法の端末がまたバージョンアップしたぽん。便利なアイテムをダウンロードできるようになったぽん。全部で5個!どれも先着一名様限り、早い者勝ちぽん。
まず一つ目。4次元袋。持てるものならなんでも入れることができるし数は無制限ぽん。
二つ目。透明外套。羽織った人が誰からも見えなくなるぽん。匂いも消えちゃうから犬にも見つからないぽん。
三つ目。武器五種類。魔法少女の力でも簡単には壊れないぽん。五種類の中から好きなものを選んでかっこいい名前をつけてくれぽん。
4つ目。元気の出る薬。テンションマックスになる薬だぽん。けど、怪我が治ったりするわけじゃないから注意してくれだぽん。
五つ目。兎の足。大ピンチになるとラッキーなことが起こるぽん。けど、助かるかどうかは君次第だからあまり期待しちゃダメだぽん。
それでは、悪いお知らせいくぽん。
ラ・ピュセルが事故で死んじゃったぽん。悲しいぽん、辛いぽん。でも、ラ・ピュセルの死を無駄にすることなくみんな頑張って欲しいぽん。
で、最後のいいお知らせぽん。
ラ・ピュセルが死んじゃったから今週の脱落者は無し。というわけでまた来週〜』
「…………」
「み、ミヤビちゃん?」
僕は、なぜか涙を流していた。
おかしい、最近知り合っただけの、
そこら辺の有象無象。
その存在だったはずだ。
なのに、なんでだ。
ラ・ピュセルが死んだと聞いて、涙が止まらない。
「あ、ああ。うん、ごめん」
「い、いや…辛いのは…私も同じだから……」
だが、珠は涙をこらえていた。
たまも辛いはずなのに。
4人でキャンディー集めをしていた時、ラ・ピュセルにかなり優しくしてもらっていたはずだ。
……情けない。自分が情けない。
「うん……もう大丈夫」
頭を切り替えるため、目をぬぐって、顔を結構強めにはたく。
今は、珠には悪いかもしれないが別のことが頭の中によぎっていた。
「珠、ひとつ聞いて欲しい」
「?」
「珠…………もう魔法少女に変身しちゃダメだ」
「え?」
「さっきアイテムが追加されたよね?元々、疑ってはいたんだけど、それを見て今確信に変わった。運営は、僕たちに
「え、ええ⁉︎」
「これからはキャンディーの数とか関係ない。なぜなら、殺し合いに変わるから。その根拠としては、ファヴがわざわざ脱落者が無しの理由をしっかりといったから。これでほとんどの魔法少女……スノーホワイトは別だけど、
「それは、私が狙われるかもしれないから?」
「うん、それもある。けど……もしかしたら僕は相手を殺すかもしれない。いや、僕だけじゃない。ほかの、殺し合いを求めていない魔法少女も殺してしまうかもしれない。
僕は………珠にはそんなことを味わって欲しくない」
僕は、傷つけないように本音を言った。けど、それは逆効果だったらしい。
睨むようにこっちを見て来た。なにか、僕の言葉が悪かったのか?
「た、珠?」
「ミヤビちゃん、私は、ミヤビちゃんばかりに迷惑をかけたくない。それに……もしかしたらキャンディーを集めやすくするための道具かもしれないよ?けど、本当に殺し合いだとしても、ミヤビちゃん1人だけにしたくない。だから、私も魔法少女として…一人の幼馴染として、ミヤビちゃんと一緒にいたい」
と、珠がはっきりという。
……ああ、そうだ。珠はこういう子だ。
臆病だけど……スノーホワイトと同じくらい優しい子だ。
僕は………気づかないうちに珠を貶していたのかもしれない。
「うん……ごめん。そうだ、そうだよね」
「ごめんね、勝手なことを言ってるのはわかってるの。ミヤビちゃんが私のことを心配してくれているのもわかってるの。けど……私はミヤビちゃんと一緒にいたい」
「うん、わかってる。………よし、気合い入れ直した。珠、これからも生き残るために頑張っていこう」
もう一度、頰をパチン!と叩く。
それにより少し赤く腫れたのを見て珠が笑う。
「まずは、スノーホワイトの所に行かなきゃね」
「う、うん。そうだよね。私たちよりもっと悲しいのはスノーホワイトだもんね」
そして、私たちはスノーホワイトの所に向かって行った。
どうでしたか?
ミヤビと珠がスノーホワイト達と会ったらこんな感じなのかなーと想像して書きました。
けど、自分の本編でで4人が一堂に集まれたのが時系列の関係上、最初で最後になってしまいました。
感想など随時待ってます。あと、この魔法少女生存させてほしい!みたいなのもあればどうぞ。
本編ではわからないですが番外編みたいなので扱うかもしれないです。
読んでくださりありがとうございます
レプリカについて(本編には全く影響しません)
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好き(受け入れられる)
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嫌い(受け入れられない
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どちらでもない