ルーク「どうも、ピカチュウのルークです。そういえば、いつもはシードなのに、今回は僕なんだね」
政実「うん、前書きと後書きはその話の主人公に担当してもらう事にしていたからね」
ルーク「なるほどね。そしてボルテッカーはカッコいいし威力ももちろん高いんだけど、使いどころを間違えちゃうと後々かなり辛くなってくる技だよね」
政実「そうだね。だけど、ボルテッカーに助けられたバトルは多いし、これからもボルテッカー持ちのピカチュウにはお世話になりそうかな」
ルーク「ふふっ、そっか。さてと、それじゃあそろそろ始めていこっか」
政実「うん」
政実・ルーク「それでは、第3話をどうぞ」
「んぅ……」
目を瞑っていても分かるほどの日射しの明るさを感じ、僕は小さな声を上げながらゆっくりと目を覚ました。
「ふわあぁ……」
そして、一度大きな欠伸をしながら布団から体を起こした後、静かに目を擦った。
ん……もう朝かぁ。まだちょっと眠いけど、そろそろ起きないといけないかな。そうじゃないとたぶん――。
まだ眠気が残る頭でボーッとそんな事を考えていたその時、僕の部屋のドアが勢い良く開かれ、それと同時に2つの元気な声が聞こえてきた。
「お兄ちゃーん! 朝だよー!」
「朝だよー! お兄ちゃーん!」
「……うん、おはよう。ライ、メイ」
弟達――ピチューのライとメイの元気の良さに苦笑いを浮かべながら僕は挨拶を返した。すると、ライとメイは双子らしく同時にニコッと笑いながら大きく頷き、その姿に僕は思わず口許を綻ばせた。
……ふふっ、やっぱりライとメイが元気だとこっちまで元気を貰える気がするなぁ……。
そんな事を思いながら体を上にグーッと伸ばした後、僕は布団から体を出した。そして、ニコニコ顔で僕の事を見ているライ達にニコリと微笑みながら声を掛けた。
「それじゃあ、朝ご飯を食べに行こうか、2匹とも」
「「うんっ!」」
ライ達の弾んだ嬉しそうな声にクスリと笑った後、僕達は部屋を出てリビングへと向かった。
そして、リビングに着いた時、テーブルの上に朝ご飯を並べていたお父さんが僕達の方に顔を向けて、ニコッと笑った。
「おはよう、3匹とも」
「うん、おはよう、お父さん」
「お父さん、おはよう!」
「おはよう、お父さん!」
「うん、おはよう。そろそろ全て並べ終わるから、3匹とも座って待っててくれるかな?」
「うん、分かった」
「「はーい!」」
揃って返事をした後、僕達はいつも通りの席に座った。すると、それと同時にお母さんが
お父さんとお母さんは同じライチュウなんだけど、お母さんは
そして、僕が通っているポケモン学園では、通常の進化をするポケモンはカントー組、リージョンの印を持っているポケモンはアローラ組になるみたいなので、ライとメイがポケモン学園に入学した時にはクラスが別れてしまう事になる。
しょうがない事ではあるんだけど、やっぱり可哀想な気はするよね……。ポケモン保育園でも常に一緒にいるらしいから、慣れるまで時間が掛かるだろうし……。
そんな事を考えながらうーんと唸っていると、隣に座っているライとメイが首を小さく傾げながら話し掛けてきた。
「お兄ちゃん、何か悩み事?」
「お兄ちゃん、何か心配事?」
「……え、ああ、うん。ちょっと気になる事があったけど、もう解決したから大丈夫だよ」
僕がニコリと微笑みながら答えると、ライとメイは嬉しそうな笑顔を浮かべた。
「そっか、それなら良かったぁ! ねっ、メイ!」
「うん! 良かった良かった!」
まるで自分の事のように喜び合うライとメイの笑顔に僕はまた思わず口元を綻ばせた。ライとメイは2匹とも周囲の状況や他のポケモンの気持ちの変化にはとても敏感で、今みたいに悩んでいるポケモンや困っているポケモンがいたら、進んで話を訊きに行ったり一緒に解決策を考えてみようとする程、高い行動力も持っている。そして、そのせいかポケモン保育園でも友達がとても多く、クラスの中心的な存在になっている、と前に2匹の担任であるミミロップのロップ先生から聞いた事がある。ただ、本当に知らないポケモンにも平気で近付いていこうとする時もあるので、そこは僕達が気をつけていかないといけない。
でも、もう少しライとメイが大きくなったらそういう性格を活かせるような仕事をさせてあげるのも良いかもしれないなぁ……。
そんなまだまだ先の事を静かに考えていると、いつの間にか朝食を並べ終えていたお母さんがニコリと笑いながら声を掛けてきた。
「ふふっ。ルーク、朝から眉間に皺が寄ってるわよ?」
「……え、本当?」
「ええ、バッチリとね。それで、朝から何を真剣に考えてたの?」
「えっと……ライとメイの将来の事を、ちょっとだけ考えてたんだ」
そう言うと、ライとメイは揃って顔を見合わせてから、キョトンとした様子で僕の顔を見た。
「僕達の……」
「将来の事……?」
「うん、ライとメイは知らないポケモンにも怖がらずに話し掛けられるよね?」
「うん! 話し掛けられるよ!」
「色んなポケモンと話すのは楽しいからね!」
「ふふ、そうだね。でも、そのポケモンがどんなポケモンかは分からないから、今のところはあまりそういう事をしないようにっていうのは、確か前に言ったよね?」
「うん。ね、メイ」
「うん。そうだね、ライ」
「うん、それなら良いんだ。ただ、それは本当ならライとメイの良いところなわけだから、それを活かせるような仕事に将来就かせてあげられたらなぁって思ったんだけど……」
僕が耳をペタンと倒しながら言うと、お父さんとお母さんは一度顔を見合わせた後、クスクスと笑い始めた。するとライとメイは不思議そうに首を傾げながらお父さん達に話し掛けた。
「お父さん、何かおかしい事でもあったの?」
「何かおかしい事でもあったの、お母さん?」
「ううん、そうじゃないよ。ただ、ルークは本当に優しい子だなと思っただけだよ。そうだよね、お母さん?」
「ええ。それにルークは昔から、ライ達と同じように誰かのためを思って行動する事が出来る子で、自分が他の誰かのために何が出来るかを精一杯考えられる子だったから」
「そ、そう……かな?」
「そうよ。だけどね、ルーク。確かにライとメイの事を考えてくれるのは嬉しいけど、今は貴方自身の事も考えて欲しいと私達は思ってるわ」
「僕自身の事……?」
「うん、今何をやってみたいかとか将来は何をやってみたいかとかそういった自分についての様々な事も考えていって欲しいかな。シフォンちゃんもそうだけど、今のルークにはとても良い友達がいる。そんな友だち達と一緒に過ごしながらルークがやりたい事を精一杯やってみて欲しいんだ。ライとメイの事を考えるのは、その後からでも十分だからね」
「そっか……うん、分かった」
ニコリと笑いながら答えると、お父さん達は安心した様子で微笑みながら頷き、ライ達が話し始めるのをニコニコしながら聴き始めた。
僕のやりたい事、かぁ……。今はまだイメージが湧かないけど、いつかはちゃんと見つけないといけないよね。でも焦っても仕方ないし、今はシフォンやシード達と一緒に学校生活を楽しむ事にしようかな。
「……うん、そうしよう」
お父さん達の楽しそうな様子を見ながら小さな声で独り言ちた後、僕はお父さん達の話に混ざりながら朝ご飯をまた食べ始めた。
「それじゃあ……行ってきまーす!」
家の中から聞こえてくるお父さん達のいってらっしゃいの声を背に、僕は隣にあるシフォンの家へ向かった。そしてシフォンの家のドアをコンコンとノックすると、「はーい」という声と一緒にドアが開き、シフォンのお姉さんの一匹、エーフィのフィーユさんが顔を出し、僕の顔を見てニコリと笑いながら挨拶をしてくれた。
「おはよう、ルーク君」
「おはようございます、フィーユさん。今日もシフォンを迎えに来ました」
「ふふ……ちょっと待っててね。あの子は今、朝ご飯を食べているところだったから」
「はい、分かり――」
ました、と言おうとしたその時、突然目の前が真っ暗になり、それと同時に後ろから楽しそうな声が聞こえてきた。
「えへへ、だーれだっ?」
「その声は……フランさん、ですよね?」
「ピンポーン♪」
そして、目の前を覆っていた物――フランさんの首のリボンが取れると、ニコニコしながらシフォンのお姉さんの一匹、ニンフィアのフランさんが目の前に現れた。
「おはよう、ルー君♪」
「はい、おはようございます。今日は珍しいですね、いつもならこの時間には学校に行ってるはずなのに」
「えへへ、先に出ようとは思ったんだけど、少し歩いた所でルー君の声が聞こえたから、ちょっと驚かそうと思って、こっそりルー君の後ろに回ってたんだ」
「あ、なるほど」
フランさんの説明に納得していると、フィーユさんが少し呆れた様子で首を小さく横に振った。
「やれやれ……フランは、本当にルーク君がお気に入りみたいね」
「当然だよ、フィーユお姉ちゃん。ルー君はいっつも礼儀正しいし、シフォンがお世話になっているからね」
「まあ、それは否定しないけどね」
「それに……ルー君はこのリボンで抱き付くと、スゴく抱き心地が良いからね。シフォンにだけルー君を独占させるわけにはいかないかな?」
「抱き心地って……フラン、貴女ねぇ……」
フィーユさんが更に呆れた様子を見せると、フランさんはそれに対していつものように少し照れたような笑顔を浮かべた。シフォンの家は合わせて十一匹の大家族で、フィーユさんは既に学校は卒業しているけれど、フランさんは僕達の1個上のため、まだ僕達のように学校に通っている。そして、他にも様々な兄姉がシフォンにはいるけれど、中には夜に仕事へ出掛ける兄姉もいるので、僕も中々会えなかったりする。
ウチにもライとメイがいるけど、お兄さんやお姉さんはいないから、そこだけはシフォンが羨ましいんだよね。
フィーユさん達の事を見ながらそんな事を考えていた時、カバンを体に掛けたシフォンが玄関へ向けて歩いてくるのが見え、僕は小さく手を振りながらシフォンに声を掛けた。
「シフォン、おはよう」
「うん、おはよう、ルーク。待たせちゃってゴメンね」
「ううん、このくらい良いよ。シフォンと一緒に学校に行けるのは、とっても嬉しいからね」
「ふふっ、それは私も同じだよ」
そう言いながら僕とシフォンが笑い合っていた時、フィーユさんとフランさんの方から小さな笑い声が聞こえたかと思うと、フランさんがニコニコしながら通学路の方へ体を向けた。
「さってと、朝から良い物が見られた事だし、私はそろそろ行くね」
「あれ……フランお姉ちゃんは、私達と一緒に行かないの?」
「んー……せっかくだけど今日は止めとくよ。
フランさんは楽しげな様子で答えると、「それじゃあね」と言ってそのまま学校に向けて歩いていった。
「仲良しなって……いつも通りだと思うんだけど……?」
「うん、そうだよね……?」
フランさんの言葉を僕達が不思議がっていると、フィーユさんがクスクスと笑いながら前足で僕達の肩をポンッと叩いた。
「それは気になるところでしょうけど、まずは学校に行って来なさい? 早くしないと遅れちゃうわよ?」
「「はーい」」
声を揃えて返事をした後、フィーユさんに行って来ますの挨拶をしてから僕達も学校へ向けて歩き始めた。そしてしばらく歩いた後、少し先の方に見覚えがある姿が見え、僕達はニコッと笑い合ってからその姿へ向かって勢い良く走り出し、程良く近付いた後に声を掛けた。
「シード! グレン! バルト! おはよう!」
「……へ? あ、おはよう、ルーク、シフォン」
「おっ、おはよう、お二人さん」
「おはよう、ルーク、シフォン」
「うん、おはよう」
「おはよっ、その様子だと……今日はグレンがしっかりと起きられたんだね」
「まあな。一応、昨日より早めに行ってみたんだが、俺達が着いた瞬間にグレンが家の中から出てきたから、朝から二人揃って顔を見合わせてしまったよ」
「ふふ、そうだったね」
「へへっ、俺だって早く起きようと思えば、起きられるって事だ!」
「……それなら、いつも早めに起きておいて欲しいんだが?」
「あー……うん、それについては……まあ、考えておくよ」
グレンがニカッと笑いながら答えると、バルトは「やれやれ……」と溜息交じりに言い、シードは「あはは……」と苦笑いを浮かべてから、僕達を静かに見回した。
「まあ、それはさておいて……そろそろ学校に行こっか」
「「うん」」
「おうよ!」
「ああ」
そして、今日の事について話をしながら他の生徒達が行く中を僕達も学校へ向けて再び歩き始めた。
数時間後、僕達が講堂でこれから始まる予定の対面式を待ちながらクラス毎に並び終えた時、目の前にズラリと並ぶ上級生達の姿に他のクラスの生徒達がざわめきだし、それと同時に僕の後ろに並んでいたピッピのルナも少し緊張した様子で話し掛けてきた。
「うぅ……何だか緊張してきました……」
「あはは……確かにね。でも、僕達も来年はあっち側にいるわけだし、その時の新入生達も同じ気持ちになるかもしれないね」
「そう……かもしれませんね。ふふ……何だかルーク君とお話をしていたら、少しだけ気持ちが落ち着いてきました」
「そっか、それなら良かったよ」
「はい、ありがとうございます、ルーク君」
「どういたしまして」
ルナの言葉にニコリと笑いながら答えていた時、先生達の中からサーナイトのディア先生がマイクの前へと進み出、生徒が全員静かになった後に穏やかな様子で口を開いた。
「それでは、これより対面式を挙行致します」
そして、各クラスの担任の先生の紹介や新任の先生の紹介、ジジーロン校長先生の言葉と対面式が続く中、新入生代表の挨拶になった時に前へ出たのは、シンオウS組のリオル君だった。リオル君は少し緊張した面持ちでマイクの前に立つと、事前に用意していた挨拶の紙を広げ、1度目を閉じて心を落ち着かせる素振りを見せてからそのまま話し始めた。
「桜の花弁が舞う穏やかな気候の中、私達は新たな出会いや自身の未来への希望を胸に、この私立ポケモン学園の門を叩きました。私達はまだ知識なども乏しく新たな事への不安や緊張で辛さを感じる事もあるかと思いますが、ここにいる多くの仲間達と共に先生方や先輩方からご指導ご鞭撻を頂きつつこのポケモン学園の生徒として恥ずかしくないようこれから頑張って参ります。先生方、そして先輩方。これからどうぞよろしくお願い致します。
新入生代表、1年シンオウS組リオ」
そう言葉を締め括り、リオル――リオ君が丁寧に一礼をすると同時に、講堂内には大きな拍手の音が鳴り響くと、リオ君はその中を再び緊張した面持ちで自分の位置へと戻っていった。そして、次に在校生代表の挨拶になった時、在校生の中にいたロズレイドさんが凛とした表情を浮かべながらマイクの前へ歩き、そのまま静かにピタリと止まると、さっきのリオ君のように用意していた挨拶の紙をゆっくりと広げ、落ち着いた様子でそれを読み上げ始めた。
「色とりどりの花々が咲き誇る新緑の季節、この素晴らしい時に新入生の皆さんをこの私立ポケモン学園へ迎える事が出来、私達在校生一同とても嬉しく思っています。皆さんはこれからの学校生活へ向けてまだ不安などがあるかもしれませんが、私達在校生一同はそんな皆さんの模範や支えとなり、皆さんに最高の学校生活を送って頂けるように尽力していこうと考えています。新入生の皆さん、これからどうぞよろしくお願い致します。
在校生代表兼生徒会長、3年シンオウS組フローラ」
そして、フローラ生徒会長が話し終えると、リオ君の時と同じく大きな拍手の音が講堂中に鳴り響き、フローラ生徒会長は和やかな笑みを浮かべたまま自分の位置へと戻っていった。その後、簡単な部活動紹介や全員での校歌斉唱を行い、対面式はそのまま終わりを告げた。そして、その後は担任の先生の指示に従って僕達は自分達のクラスへと戻った。
「あー……対面式、スッゲぇ緊張したなぁ……」
「あははっ、そうだね。それにしても……生徒会長さんはスゴく綺麗だったね」
「うん、それにスゴく堂々としてたよね」
放課後、僕達は次々と帰っていくクラスメート達を見ながら対面式について話をしていた。
生徒会長もそうだけど、新入生代表のリオ君もしっかりと話す事が出来ていたし、ああいう機会のある無しに関わらず、あの二人を見習っていかないといけないなぁ……。
シフォン達と話しながらそんな事を考えていた時、突然目の前が真っ暗になり、それと同時に後ろから楽しそうな声が聞こえてきた。
「えへへ、だーれだ?」
「誰だって……フランさん、それは朝もやりましたよね?」
「ふふっ、まあね?」
その声と同時に目の前を覆っていたフランさんのリボンが取れると、シフォンが少し驚いた様子でフランさんに話し掛けた。
「フランお姉ちゃん、一体どうしたの?」
「んー……暇だったから、かな。対面式の後片付けも終わっちゃったし、後はこのまま帰るだけだったから、ルー君とシフォンにちょっかいを掛けに来てみたんだ」
「そうだったんですね」
フランさんの返答に納得した後、僕はポカーンとしているシード達にフランさんについての説明をした。
「こちらはシフォンのお姉さんの1匹のフランさん、今見て分かったと思うけど、イタズラが好きないつも明るい人なんだ」
「因みに、フランお姉ちゃんは私達の1個上で、この学校にはもう1匹ずつもう1個上のお姉ちゃんとお兄ちゃんがいるんだよ」
「あ、そうなんだね」
シフォンの説明にシードが納得した様子で頷いていると、フランさんは楽しそうな笑顔を浮かべながらシード達に話し掛けた。
「シフォンの兄姉のフランです。いつもシフォンがお世話になってます」
「こちらこそいつもシフォンとは仲良くさせてもらっています。僕はフシギダネのシードと言います」
「俺はヒトカゲのグレンです、よろしくお願いします」
「そして、俺はゼニガメのバルトと言います。これからよろしくお願いします」
「うんうん、よろしくね。ところで……皆はこの後はどうするの?」
「えーと……この後は帰りながらポケモン保育園にライとメイを迎えに行くつもりです」
「因みに、朝に約束をしたので、俺達もそれについて行く事にしてます」
「そっか。それじゃあ、私もそれにご一緒させてもらおうかな? もし、皆さえ良ければだけど」
「それはもちろん大丈夫です。ライとメイもフランさんに会えたら、スゴく喜ぶと思います」
「ふふっ、そっか。それじゃあお言葉に甘えさせてもらうね」
「はい。さてと……そうと決まれば、早速皆で帰ろっか」
「「「うん」」」
「おう!」
「ああ」
そして僕達は、様々な話をしながら僕達の教室を出て、そのままライ達が待っているポケモン保育園に向けて歩き始めた。
「ふあ……今日も疲れたけど、スゴく楽しい1日だったなぁ……」
その日の夜、僕はシードの影響で書き始めた日記をパタンと閉じ、大きな欠伸をしながら今日一日の事を頭の中に思い返した。
そろそろ本格的に授業も始まるけど、皆に負けないようにしながら僕なりに精一杯頑張っていこうっと。
そんな事を考えた後、眠るために部屋の電気を消し、そのまま予め敷いていた布団の中へと入った。
「それじゃあ……お休みなさい」
そして、ゆっくり目を閉じると、僕の意識は静かにスーッと沈んでいき、安らいだ気持ちのまま深い眠りの中へ落ちていった。
政実「第3話、いかがでしたでしょうか」
ルーク「今回のお話ではシフォンの兄姉とか生徒会長さんとか色々な新キャラが出てきたよね」
政実「そうだね。これから先の話の中でもルーク達とは別のクラスの生徒視点で書く回とか伝説幻なんかが出る回とかもあるから、新キャラ自体は続々登場させていくつもりだよ 」
ルーク「うん、分かった。因みに、次回の投稿予定は未定で良いんだっけ?」
政実「うん、他の作品との兼ね合いもあるからそうなるね」
ルーク「りょーかい。そして最後に、この作品についての感想や意見、評価などもお待ちしています」
政実「さてと……それじゃあそろそろ締めていこうか」
ルーク「うん」
政実・ルーク「それでは、また次回」