そろそろ合否通知が届くころだが・・・いかんせん、いくら自信があるとは言えど結果がどうなっているのかは心配になるものだ。
それに、もし合格していたとしても、あらゆる試練がある。
USJ襲撃だって、どうなるかは分からない。合格できたとして、A組に所属できたとして、俺はどう動けばいい?気にしたって今は仕方のないことだが、どうも合否通知を待つだけになると考えてしまうものだ。
「霊ー!雄英から通知来たよー!」
やっときたか・・・
「りょーかーい!」
玄関から俺の部屋に入ってきたアケから雄英の合否通知を受け取る。
さてさて、結果はいかがなものかな・・・?
封筒を破いて投映機みたいなのを取り出す。
確か原作だと机に落とした瞬間に投映されたてたから、スイッチ的なものがあるとすれば下だよな。
『私が投映された!!!』
ビクゥッ
び、ビックリした。いや、オールマイトが出てくるのは予想してたけど思ったより映像デカいし音大きいし。
『HAHAHAHA!そんなに驚くなよ言葉少年!』
「何で驚いてるって分かるんだろ・・・」
いや、そりゃぁ反応を予測出来ないわけでもないだろうけど。
『そりゃあ通信繋がってるからね!反応わかるよね!』
・・・はい?
「へぇー、面白いねー。これ、通信繋がってるんだね」
ビクゥッ
アケさん!?貴男いつの間に俺の部屋に入ってきたん!?歩き方で猫っぽいとこ出さなくていいから!足音聞こえないとかほぼ恐怖に近いから!!
「ビビり・・・」
『うっさい!!』
『HAHAHA!仲がいいね!さて、言葉少年。何故君は通信なのか分かるかい?』
何故・・・ねぇ・・・。
色々理由は考えられる。
まず一つは俺が推薦を受けたにも関わらずそれを断って一般入試を受けた事。
二つ目は俺の成績があまりにも良かったこと。ギリギリだったなら緑谷の時も通信になりそうだしな。
机からノートと鉛筆、消しゴムを取り出して受け答えする。
『まぁ、可能性は色々考えられますけど、なんでです?』
『おっと、筆談かい?理由はね!二つある!』
あ、二つあるんだ。
てか、アケさん?暇なの分かるけど俺の髪で三つ編みしないでもらえます?いやそもそも俺の髪の長さでよく三つ編みできんな・・・アケさんマジ器用。
『一つ目は、君が推薦を受けずに一般入試でとんでもない成績を出しちゃったこと』
俺の予想あってたけど合わせてきちゃったよ・・・。ってことは他にも理由があるのか。
つか、とんでもない成績って、俺どんな成績出したんだよ・・・。
『二つ目は、これがメインの話なんだけどね。ここからは校長先生に話してもらうとしよう!』
『ネズミなのか犬なのか熊なのかかくしてその正体は───校長さ!』
ンンン校長先生登場はえぇー!いや、原作、ちゃんと出てきたのUSJの時だぞ!?今!学校すら始まってねぇし!文句は無いけどな・・・。
『さて、本題に入るよ。本題を話すにあたって君の入試結果を教えよう』
『筆記は満点合格!実技は
え、ちょ、点取りすぎじゃね?汗
えぇ・・・いや、まぁ、アケが100超すくらい壊したって言ってたから予想はしてたけども・・・。
『点数を明かしたところで本題だよ。君は歴代の中でも素晴らしい個性をもち、その個性で素晴らしい成績をたたき出した。そんな君に、一つお願いがあるんだ』
『お願いですか?』
こればっかりは思考を回しても俺の頭じゃ答えは出ないな。
『クラスの皆のことを見守ってほしい』
『クラスの皆を見守る、ですか?何故?』
『君は他の子達よりも大人びているし、周りを見る力と、冷静に行動する力に長けている。だから、まだ不完全な生徒達のことを見守ってほしいんだ』
『そういうことなら、分かりました。お受けします』
『ありがとう。それじゃ、雄英で待っているよ!』
その言葉を最後に通信が切れた。
「ふぅーん。大役じゃん。頑張りなよ、霊」
『勿論!』
あ、救助Pが少ないのは助けてたのがほとんどアケだったからです