マガジン片手に転生   作:うたまる♪

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作者はどうしても!このキャラを登場させたかった。

後悔は無い!


こいつただの変態だろォォォ!

あの後、部長さんと話し合い、学園を休むことについて話し合った。その結果、学園での欠席は特別な処置をとってもらう事になり、問題が無くなり、本格的に僕も合宿をすることになった。

 

 

 

 

四日目

 

 

 

僕は主に塔城さんと特訓を共にしていた。偶に木場と試合のようなものをする。木場の実力はまあ、今の時代なら強い部類に入るんじゃないかな?彼には剣術以外に魔剣とやらを生み出す能力があるらしい。だが、それだけだ。純粋な実力で言えば下の中、我間乱で言うと雑魚キャラもいいところだろう。まあ、それはこの場にいる全員に言える事だろうが。僕?僕は唯の一般人ですよ。だって他人の力を勝手に使ってるだけの実力詐欺ですから。

 

 

現在、僕は塔城さんのお願いで修業に付き合ってるわけだけど、実際問題そこまで効果が無い。いや、全く効果が無いわけじゃないんだけど、でもよく考えてみてほしい。僕は元々マガジンが大好きなだけの一般人だぜ?そんな僕が他人に教えを、それも戦闘技術を向上させられるわけないだろ?

 

 

そこで僕は一つ考えた。

 

 

教えることができないなら、教えることができる奴を呼べばいいじゃないか。

 

 

その後、僕は後悔をすることになった。いや、こと武術の指導に関して彼の右に出る物はそうそういないだろう。だが致命的なまでに、性格に、いや、性癖に難があることを除けば。

 

 

何やかんやで僕はマガジンに『指導者っぽいキャラこーい!』みたいな感じでマガジンに念じてみる。するとマガジンは淡く輝き、次の瞬間、僕は天才を呼び出した。

 

 

『ん、誰だい。僕を呼び出したのは』

 

 

おお!ようやく危なくなさそうなやつを呼べたか!

 

 

僕は背後から聞こえた声に期待が高まる。今度こそ、僕の勝ちだ!

 

 

『お前か、僕の力を借りたいのは』

 

 

「か、か……」

 

 

可士太郎さんじゃないですか!?こ、これはまた大物が出てきやがった!

 

 

可士太郎、我間乱に登場するキャラの一人。主人公である我間の剣術の指導者であり、生まれつき身体が弱い虚弱体質でありながら身体操作能力のみで作中トップクラスの実力を持つ天才。もしも人並みの身体があったなら最強の一角と言われていたかもしれない程の実力者だ。

 

 

「初めまして、可士太郎。僕が君を呼んだ白銀刃夜、好きに呼んでくれて構わない」

 

 

『ふむ、僕を呼び出した経緯はわかっている。だが、ご存知の通り僕は無償で君の頼みを聞くほどお人よしではない』

 

 

ぐっ、痛いところを突いてくるな。確かにいきなり呼び出されて頼みを聞いてくれって言うのはあつかましい。確かにこちらの頼みを聞いてくれるんだ。なにかしら対価を支払わなければ頼みは聞いてくれないだろう。

 

 

「何が望みだ?」

 

 

『よくわかっているな。僕が出す条件は唯一つ。ややぽっちゃりめのツリ目の女性のケツの<ピィー>に<ピィー>って<アペッ>ってるところが見たいのだ』

 

 

訂正、こいつやっぱただのド変態だぁぁぁぁぁぁ!?

 

 

しまった!可士太郎がこういう性癖を持ってることを忘れてたぁぁ!?マジで勘弁してくれよ!まともな奴を呼び出せたと思ったらやっぱ頭がおかしい奴だったよ!今畜生!チェンジ!チェンジを要求する!僕はもう少しまともな性格をした指導者を要求するぞ!

 

 

僕は一瞬塔城さんにお願いしてみるかと考えてみるが、すぐにその考えを忘却する。駄目だ、犯罪ってレベルの話で済まない。良くて社会的に死に、最悪塔城さんに殴り殺される。知ってる?あの子結構小柄なのにえげつない威力のパンチを放つんだぜ?あれ当たったらすぐにメイドINするぜ?木っ端微塵になるよ。

 

 

「す、すまないが、他の要求にしてくれ。僕はまだ死にたくない」

 

 

実際のところ、その性癖は結構まずいと思う。いや、世の中にそういう趣味の人もいるってことは知ってるけどさ、そう言うのを否定する気はないけどさ、僕はそう言う性癖じゃないんだ。見ていて楽しくもなんともない。むしろ拷問だ。

 

 

『ふん!いないならかまわない。君にそんな伝手があると思えんからな。だが、僕にも一つ条件がある。僕が指導するにあたって、余りにも稚拙な動きを見せようものなら有無を言わずに僕は帰らせてもらう』

 

 

「う~ん……」

 

 

正直な話、可士太郎の言っている条件は無茶だ。この時代に可士太郎の眼鏡にかなう人材など早々居るはずがない。あの時代と今とは全く違うんだ。戦いも何もない、平穏な日常が大半を占めている今の世の中に、掘り出し物なんか殆どあるはずがない。単純に武術の基礎レベルが昔とは段違いだ。この条件を飲むとして指導はしてもらえない可能性が高い。そう考えるが、

 

 

「いいよ」

 

 

僕は構わないと返答を返す。正直な話、僕が彼女たちにそこまで付き合う義理は無い。ぶっちゃけた話、今回はマガジンのキャラを呼び出したかっただけだったりする。実際の人物を見るのは愛読者からしたら、めちゃくちゃ嬉しい事なんだよね。

 

 

『なら僕をその場まで連れていけ。話はそこからだ』

 

 

そうと決まると塔城さんの所に向かおう。そう思うが、背後から可士太郎以外の気配が感じる。この感じは――――――――――

 

 

「白銀君、悪いけどもう一度試合をしてもらっていいかな?」

 

 

やっぱり木場か。それにしても懲りない奴だな。一日目から何十回と闘っているにもかかわらず、未だに一本どころか掠りもしていないのによくここまで挑んでくるものだ。ある意味その不屈の精神は尊敬する。迷惑だけどね!

 

 

『ちょうどいい、刃夜、あれと一度試合って来い。お前の実力も見せてもらおう』

 

 

「了解っと……さあ、かかってきなよ」

 

 

僕は腰を下げ、木刀の切っ先を相手に向けた状態で構える。

 

 

『ほう、その構え、お前も交叉法使いか』

 

 

いや、僕は交叉法使いってわけじゃないんだけど、一番勝率と言うか戦いやすい戦い方がこれってだけだから。

 

 

実際、僕は剣術に関しては素人と変わらない。そんな僕が勝ちを拾うには幾つか選択肢がある。

一つ目が、圧倒的スペック差による圧殺。これは僕の身体が持たないという事で却下することになった。如何に捜し者のスペックを持っていると言っても全力で戦えば体力は一瞬ですっからかんになる。

二つ目、異能の力で瞬殺する。これは生命力を使う事から論外だった。異能はどうしてもの状況以外では使わないことに決めていた。でなければ僕の寿命はすぐになくなる。

三つ目、相手の攻撃を最小限で躱しカウンター。これが一番しっくり来た。天覚ノ眼を持つからこそできた選択だった。正直に言うと一番楽で現実的なものがこれだった。

 

 

先手は木場だ。フェイントを仕掛け揺さぶろうとするが僕は微動だにしない。あの程度ではつられることはない。

 

 

『ふむ、速さだけは評価するがそれだけだな』

 

 

可士太郎の酷評に苦笑いを零すが、その通りだったので特に反論する気はない。木場はフェイントが通じないと見るや正面から斬りかかってくるが、僕は木場が攻撃をすると気配で察し、素早く懐に潜り込み鳩尾に木刀の柄を押し付ける。

 

 

「くっ!またいつの間にか懐に……いったいどうなってるんだい?」

 

 

「普通に動いただけだけど」

 

 

それ以外説明のしようがない。気配がどうとか言ってもわからないだろうし、そうなると一から十まで説明をしないといけなくなる。当然、僕にそんな説明することなどできない。だって天覚ノ眼で見えるだけだもん。やっぱこの眼はチートや。

 

 

『剣の技量は並より下、動きには無駄が多く速いだけ、剣速は善丸に遥か劣り、始動は我間に遥かに劣る。才能が無いわけではないが、身体に頼りきり過ぎる。お世辞でも称賛できないな』

 

 

凄い辛辣だな。作中でもここまで言う事はなかったぞ?

 

 

『お前も大概だがな。ボロを出さないように必死だったな』

 

 

バレてらぁ……

 

 

『まあいい、おおよそ今の時代の剣士がどの程度かという事が分かった』

 

 

木場と少し話した後、可士太郎と共に塔城さんの待っている場所に向かう。

 

 

 




一言だけ言わせてもらいます。

ごめんなさい!
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