俺が魔王になって勇者倒すってただそれだけの話   作:勇なま

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ついに勇者出てくるけどいろんな意味で残念すぎるから魔王様が面白くするようだ

「勇者狩りだぁあ!!」

 

...........。

 

 

 

止めて!この沈黙は痛いからっ!

 

「ま、魔王様.....本当に勇者を倒すおつもりですか?」

 

「当たり前だ。なんだレーネは怖いのか?」

 

「い、いえ.....また魔王様がいなくなってしまうのが.....その.....」

 

「我はいなくなぞならんさ。何故なら強いからな」

 

「.......くす。失礼致しました。ですが、分かりました。魔王様のなさることは我らの喜びでもあります。なんなりとお申し付けくださいませ」

 

「うむ」

 

さーて。どうやって攻略するか。

 

序盤のコツは、やはり相手の強さの確認かな。

てかひんぬー神がレベルの事言ってたし、レベルを確認すればいいのか.....どうやってやるんだ?

 

「......皆の者。少し我の従者と話をする。音を遮断してはくれないか?」

 

「音の遮断でしたら、私にお任せください。mogjjgjtpdptwpm」

 

...............................。

 

おお!凄いな、薄い半透明な青い壁みたいなのに囲まれた瞬間に外の音が聞こえなくなった。

流石音魔法が得意なコトリだな。

 

さーてと。

 

「おーい。ひんぬー神起きろ。本当は少し前に目、覚めてんだろ?」

 

「........どうして分かったのよ」

 

「いやだって俺一応魔王だし」

 

「答えになってないわよ.....それで何を聞きたいの?」

 

「あれ?やけに素直だな」

 

「しょ、しょうがないじゃない......もうあんな怖い思いはコリゴリなのよぉ.....」

 

おいおい泣くなよ。悪かったって。

 

「ここでは俺の従者としての方がひんぬー神にとってもいいと思うぜ。なんせ厚待遇だろうしな」

 

「......それなら....ひんぬー神だけは止めて」

 

「だって神なんて言うわけにはいかないだろ?俺一応魔王だぞ?」

 

どこの魔王が従者に神なんて言ってるんだよ、いたら教えてくれよ、関係ないところで笑ってやるから。

 

「私の名前....」

 

「名前?神じゃないの?」

 

「その....本当は教えちゃいけないんだけど....良いわ。サイリス.....私の真名はサイリスなの」

 

「.......ならリスって呼ぶわ」

 

「っ!どうしてサイリスじゃないのよ」

 

「あーもう。馬鹿かお前は、教えちゃいけない名前なんか教えてんじゃねーっての。俺は何も聞いてねーよ。お前の名前はリスだ。俺が名付けた、俺がお前の名付け親だ」

 

「......私の......名付け親......」

 

「ん?どうした?」

 

「....ううん。なんでもない」

 

「そっか。リス、少し聞きたいことがあるんだがいいか?」

 

「分かった。何が知りたいの?」

 

「勇者ってのはレベルがあるのか?」

 

「あるわよ」

 

「どうやってレベルを見れば良いんだ?」

 

「そうね....見たいって思えば見れるわよ?」

 

「は?」

 

「だ、か、ら。見たいって思って私を見てみなさい」

 

んー.....あー魔法か。

 

「んじゃ。ルック..........」

 

み、見えた.....ひんぬー神にしては中々ハードなものを身に付けてらっしゃる.....。

 

「ん?.......あんたさっきからどこ見て......っ!?馬鹿ぁあああ!!」

 

平手打ちが飛んできた。

 

「ごめんなさーい」

 

さて気を取り直して。

 

「見えないんだが」

 

「どうしてよ.....てか何さっきの無かったことにしてるのよ。あんた絶対見たでしょ....」

 

無い胸を両手で隠す姿も悪くはないが....駄目だ、如何せん今の俺の頭の中には、アイリとの濃厚なキスとエロエロなサキュバスのアイリスのお陰で全く興奮しない。

 

「リスは見えるのか?」

 

「スルー!?......まぁ見えるけど」

 

「ふーん。ならいいや。取り合えず俺はレベルいくつだ?」

 

「100よ」

 

「カンスト数値か?」

 

「勿論。因みに彼処にいる幹部。一番レベルが高いのは、アイリスっていう子ね。レベルは98。その次はリーネとサラス。二人とも93。その次がアイリとコトリね。レベルは91。ラストがゴップンだったかしら?適当な名前ね。レベルは75よ。ゴップンが唯一カンストしてるわね」

 

成る程。ゴップン以外はまだ強くなるのね。

 

「てか、リス。よく覚えてたな幹部の名前なんて」

 

「たまたまよ」

 

「ふーん。んじゃこの魔法解いてもらうから俺の従者としてよろしくな」

 

「勇者を滅ぼすまで限定だけどね」

 

俺は手を上げてコトリに合図を出す。

 

「さて。それでは皆の者。これから勇者を倒すに当たって準備を始める」

 

「「「「はっ!」」」」

 

うん、いい景色だ。

 

「まず情報が欲しい......いや、もしかして....」

 

「魔王様?」

 

「......ふー。悪才を纏いし混沌の眼を通して眼前を見渡す。........ルック...アイ!!」

 

おお......俺凄!

 

何が凄いかって?

 

なんかね良く分からんけど空から地上が見えるんだ!右目から!

 

左目は普通に幹部達を見てるんだが右目に写っているのは、地上。

恐らくこの世界なのだろう。

 

そして勇者らしき人物が一人。

 

この城に向かってくるのが見えた。

 

 

「あの、魔王様。右目がどうかしたのでしょうか?」

 

「アイリ....気付いて無いのか?これは魔王様の魔法だ」

 

「ええ!?本当に!?」

 

「私も気付かなかった.....」

 

「コトリもゴップンもか。まあ仕方がないだろうな。なんせこれは遠距離のサーチする魔法。悪魔である、私でも使いこなせない魔法だ」

 

「もう~魔王様ったら~本当に美味しそう♪」

 

さーて幹部が何やら話しているが困ったな。

 

勇者の装備だがな、スチールソードにボロい盾。それに弓矢が見えるが他には無さそうだ。

 

これはつまり......。

 

「従者、リスよ」

 

「はい」

 

「........」

 

こいつが素直に、はいなんて言うから耳疑っちゃったよ。

誰だよこの子。

 

「我の左目で見てる景色を皆にも見せることは可能か?」

 

「可能でごさいます。では....サーチシャッフル」

 

おいおい.....サーチシャッフルって......もう少しまともな名前なかったの?俺が考えてあげようか?

 

「こ、これは!?」

 

「凄いですわ。流石魔王様」

 

「魔王様、すごーい!」

 

「これぞ我らが従うべき御方」

 

「良いね~ゾクゾクしちゃうよ♪」

 

「私にもあんなことできたらなぁ....」

 

「......リスよ。どうだった?」

 

「レベル。15ですね。駆け出し勇者と言った所でしょうか」

 

 

..................。

 

 

 

キュイーン、キュイーン、キュイーン。

 

緊急任務。

 

『駆け出し勇者を倒せ!』

 

 

...........。

 

「................レベル15って.....」

 

「魔王様、どうかなさいましたか?」

 

「はぁ.....お前達はここにいろ。我が一人で倒して連れてくる」

 

「そんな!魔王様危険です!」

 

「魔王様が我々に勝てるという事を教えようとしてくださっているのは理解できます....ですが!あまりにも危険すぎますっ!せめて私も連れていってください!」

 

「魔王様~あたしと行こうよ~ぜったい役に立つよ?」

 

「あの程度なら我一人で充分に勝てると言っておるのだ。それにあの勇者は生きて捕らえる。色々と使えるからな」

 

「魔王様.....」

 

「皆。魔王様を信じましょう」

 

「レーネ!?」

 

「レーネさん!?」

 

「レーネ~これで魔王様帰ってこなかったらあんた責任取れんの?」

 

「ええ。私の命では償いきれませんが命で」

 

「........分かったよ。魔王様、帰ってきたら楽しいことしようね」

 

さーて駆け出し勇者(雑魚)を狩りに行きますか。

 

ぶっちゃけ試したいから一人で行くんだけどね。

 

「それじゃあ。皆またあとでね。テレポート」

 

位置は先程上空から見てるので分かっているので一瞬で駆け出し勇者の目の前に現れた。

 

「なっ!」

 

いや驚くよね。

だってレベル15で魔王倒せってゲームあったら絶対売れないと思うし。

 

 

「お前は......まさか.......魔王か!」

 

スチールソードを勇敢にも抜いて構えながら攻撃の体勢を取っている。

 

良く考えれば凄い勇気だよな。

 

だってレベル15だよ?⚪ケモンの世界だったらたいあたりでオーバーキルよ? 

 

「はぁああああ!!」

 

ふむ。

当たると痛いかな?

 

「フラッシュ」

 

「うっ.....くそ!こんな目眩ましなんかで!」

 

おお、中々やりおるな。目を閉じながらそのまま走ってくるとは。

 

さて避けたがどうするか.....よし凍らせて持ち帰ろ。

 

秘技冷凍保存!

 

「アイスメイク~」

 

ブッブー。

 

はい、怒られました。

 

すいません。

 

「アイスタワー!」

 

駆け出し勇者の氷のタワーいっちょあがり!

 

さて....どうやって持ち帰るか。

 

氷のタワーごと持ち帰るか。

 

「テレポート」

 

 

「魔王様!!」

 

「ああ、魔王様!」

 

「さっすがだね~惚れなおしちゃうよ~」

 

「予想以上だ....」

 

「そうですね....」

 

「おお、流石魔王様」

 

「うおー!巨大な氷!美味しそう!」

 

因みに上から、コトリ、アイリ、アイリス、サラス、リーネ、リス、ゴップンだ。

 

「さて、アイリス。ここからは頼みがある」

 

「はい~魔王様の為なら何でも。今すぐ裸になれというのであればなりますし、一つになりたいのなら私は何時でも準備は出来ております」

 

俺大人になります!

 

ま、今ではないな。

 

「それも魅力的だが今はいい。この勇者に洗脳の魔法をかけてもらいたい」

 

「魔王様が言うのであれば」

 

「内容は、魔王を打ち倒したことにして、村に帰るように洗脳しろ」

 

「どうなさるおつもりですか?まさかみすみす逃がすのですか?」

 

「レーネ、そんなことはしない。ふふふ、ははははは。人間どもに恐怖を思い出させてやる」

 

「ああ.....なんて素晴らしい......これが私の魔王様」

 

「誰があんたのよ!魔王様は、私達のよ!」 

 

「静かにしなさい」

 

「はい.....」「すいません....」

 

「我はこの者に---------------------------------------をする。どうだ?面白い余興であろう?

 

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