ソードアート・オンライン-君と共に在るために-   作:ちぇりぶろ(休載中)

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と言う事で第9話に突入です。
今回は少し短めにして次の話からシリーズで出していこうと考えています。
物足りなく感じるかと思いますがご容赦ください。
では、どうぞ!


【9】つながる想い

 現在のレベル

 

 タクヤLv.74

 ユウキLv.70

 ジュンLv.67

 テッチLv.66

 タルケンLv.66

 ノリLv.64

 シウネーLv.64

 

 2024年01月19日 09時00分 第27層 ロンバール 宿屋

 

 タクヤ「えー…みんなわざわざ朝から集まってもらって悪かった。

 今から今後について少し話がしたいんだ…」

 

 オレは朝からスリーピング・ナイツに集合をかけてオレの部屋に集まってもらっていた。

 

 ジュン「ふぁ〜…で、どうしたの?」

 

 シウネー「ここじゃなくても下の階でもよかったんじゃ…?」

 

 タクヤ「いや、あそこじゃ誰が聞いてるか分からないからな。

 …まぁそれに関係した話でもあるけど…えー…コホン!

 急というかなんというかマイホームを買いました。」

 

 スリーピング・ナイツ「「「えぇぇぇぇぇぇっ!!!?」」」

 

 ユウキ「いつまでも街の宿屋を転々とするのは疲れるからね…。

 ギルドを作ろうと思った日からコツコツ貯めてたんだよ!」

 

 そのおかげで今は一文無しだが、それはさして問題ではない。

 これからまた稼げばいいだけの話だ。

 

 ノリ「どこに買ったのさ!?」

 

 ユウキ「47層のフローリアに買ったんだぁ!600万コルで…」

 

 テッチ「ろ…600万っ!!?」

 

 タルケン「そ、そんなにしたんですか…?家ってやはり高いですね…」

 

 ジュン「でも何かいいよな!すごい強豪ギルドって感じがする!!」

 

 ホームを持とうと言い出したのはユウキだった。

 宿屋では自分で料理を作る際、宿代とは別に料金が発生してしまうので無駄が出てきてしまい勿体無いらしい。

 ホームでなら自由にやれるし、誰の目も気にせずに楽しめるからだ。

 

 ジュン「よしっ!!なら、今から行こう!!僕達のホームへ!!」

 

 シウネー「いいですね!私も見たいです!」

 

 ユウキ「あっ!ちょっと待って…」

 

 タクヤ「いいさ…あっちに着いてからでも…」

 

 そして、オレ達は47層のフローリアにやって来た。

 フローリアはその層全体が花で囲まれ、恋人同士や夫婦がよくデートスポットとしてここに訪れるのも少なくないらしい。

 フローリアの奥のちょっと外れた所にログハウスがあった。

 

 テッチ「もしかして…ここ?」

 

 ノリ「結構でかいねぇ…」

 

 ユウキが合鍵を取り出しドアを開け中に入った。続いて1人ずつ中へと入る。

 

 ジュン「おぉ!広ーいっ!!」

 

 タルケン「すごい木の香りがしますね…。

 なんと言いますか、落ち着きますよ…」

 

 シウネー「もう家具とかも揃えてるんですね!」

 

 ユウキ「うん!家具とかも食器はエギルに頼んで安く流してもらったんだ!!あと2階にはみんなの分の個室があるから自由に使ってね!お風呂もすっごく大きんだよ!!」

 

 それに関してはエギルに感謝だ。

 サービスで食料なども付けてくれたし、家も少しリフォームしてもらった。

 

 タクヤ「気に入ってくれたか?」

 

 スリーピング・ナイツ「「「もちろんっ!!」」」

 

 タクヤ「じゃあ…みんな腰掛けてくれ。今から真面目な話があるんだ…」

 

 声のトーンに気付いたのかみんな顔が引き締まり、ソファーに腰掛ける。

 オレとユウキも上座の席へ腰掛けた。

 

 タクヤ「…単刀直入に言う。

 オレはこの前ユウキとキリトに…危害を与えてしまったんだ…」

 

 スリーピング・ナイツ「「「!!?」」」

 

 ユウキ「…」

 

 シウネー「う、嘘ですよね?タクヤさんがそんな事…。ねぇユウキ?」

 

 ユウキ「…シウネー…。本当なんだ…」

 

 シウネー「!!」

 

 ジュン「ど、どうしてだよ!!どうしてそんな事…!!」

 

 タクヤ「…分からない。いや、正確には知らないんだ…。

 オレはその事を憶えてないんだ…」

 

 オレはメニューウィンドウを開きみんなにオレのスキル欄を見せた。

 

 テッチ「これが何か関係があるの?」

 

 タルケン「!!…これ…」

 

 いち早く気づいたのはタルケンだった。多分みんなも気づくだろう。

 

 ノリ「何?…このスキル…」

 

 ノリが手に触れて確認したのは【闘拳スキル】と【修羅スキル】の2つであった。

 

 タクヤ「昨日…キリトと一緒に熟練度を上げていた時だった。

 そこにクエストを持ったNPCが来てオレ達はそれを受諾した。

 討伐対象のゴーレムと戦闘中にその2つのスキルが発動してしまってオレはキリトを…殺そうとした…らしい…」

 

 シウネー「そんな…!!」

 

 タクヤ「もしかしたら…ユウキもそれに巻き込まれたかもしれない…」

 

 タルケン「でも、信じられません…。

 自我を失わせるようなスキルが存在するなんて…」

 

 確かに、このゲームの中でそのような非科学的な事が起きるものだろうか?…仮に出来たとしても人の感情を操作している事になる。

 それでは非人道的すぎる。

 

 ユウキ「でも、強さは本物だったよ…。

 僕が見た限りじゃアスナのギルドの団長さんと同じかそれ以上かもしれない…」

 

 シウネー「そんなに…ですか…?」

 

 タクヤ「それでここからオレの個人的な頼みなんだが…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この2つのスキルの熟練度上げに協力してもらいたい!!!!」

 

 スリーピング・ナイツ「「「!!?」」」

 

 タクヤ「勝手な事言ってるのはわかってるっ!!

 こんな話聞いて頼める事じゃねぇけど…オレはこの力を使いこなしてみんなを守りたい…!!みんなをこのゲームから解放してやりたい…!!

 無理にとは言わねぇ…出来ないなら断ってくれてもかまわない…」

 

 ユウキ「ボクからもお願いします!!」

 

 オレとユウキは頭を下げて懇願した。無理は承知の上だ。

 こんな不安定な力の制御を手伝えと言われて二つ返事で済ませることの方が不思議なくらいだ。

 そんなのは余程のお人好しかバカのやる事だと思っている。

 

 スリーピング・ナイツ「「「分かりました!!」」」

 

 タクヤ&ユウキ「「え?」」

 

 ジュン「熟練度上げ手伝ってやるって言ってるんだよ!!

 なんでそんなマヌケな返事してんだよ?」

 

 テッチ「やっぱりタンクとしてそれだけの力を抑えられたら自信がつくからね…」

 

 タルケン「それにまだ他に解明されていない部分が出てくるかも知れません…」

 

 ノリ「まぁ、攻撃してきたら容赦しないで全力でたたき起こしてあげるから安心しなよ!」

 

 タクヤ「お前ら…」

 

 シウネー「タクヤさん…。

 私達はギルドを結成したあの日からあなた達についていくと決めてるんです。そんな人達の頼みが聞けないわけないじゃないですか…。

 それに困った時はお互い様…でしょ?」

 

 嬉しかった。責められるかと思った。

 軽蔑されるかと思って内心気が気じゃなかった。

 でも…ここにいる…オレの仲間は…誰もオレを見捨てようとはしなかった。それがたまらなく嬉しくなりつい顔を伏せてしまった。

 ユウキの言った通りだ。オレは仲間に支えられている…。

 なら、オレはこの力を使いこなしてみんなを支えてやる…。

 それがみんなへの恩返しだ。

 

 タクヤ「…みんな…根っからのお人好しだな…」

 

 ユウキ「よかったね…タクヤ…」

 

 タクヤ「…あぁ…」

 

 ジュン「じゃあそうと決まれば早速熟練度上げようぜ!!」

 

 テッチ「だね!早いに越したことないし!」

 

 みんなやる気になってくれている。

 外に出ようとした時まだ1つ言い忘れていた事があった。

 

 タクヤ「あぁ!あとオレとユウキなんだけど付き合う事になったから…」

 

 ジュン「あぁそんなんだ…」

 

 ノリ「…って…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 スリーピング・ナイツ「「「えぇぇぇぇぇぇっ!!!?」」」

 

 一瞬、この家が浮いたかと思う程の大音量だった。

 と言うか、さっきより驚いてね?

 

 シウネー「ほ、本当なの?ユウキ…?」

 

 ユウキ「う…うん///」

 

 テッチ「な、なんてこった…」

 

 ノリ「おぉ!ついにかぁ!待ちわびたよ!!

 こりゃあ盛大に祝ってやらないとねぇ!!!!」

 

 タクヤ「そ、そんな事より…熟練度上げに…」

 

 シウネー「ダメです!!それにそんな事じゃないですよ!!

 今日はもうオフにしてみんなでパーティしましょう!!

 そして、夜は2人でデートして来てください!!

 それまで家には入れません!!」

 

 タクヤ「は…はい…」

 

 ジュン「あのタクヤが…蛇に睨まれたカエルみたいになってる…」

 

 タルケン「やはり女性というものは分かりかねます…」

 

 そしてオレ達は朝から盛大なパーティを行った。

 オレとユウキは質問攻めに合ってしまい、境地に立たされていた。

 

 シウネー「告白したのはどっちからなんですか?」

 

 ユウキ「えっと…一応ボクから…///」

 

 ノリ「おぉやるじゃんよぉ!で、タクヤはなんて答えたのさ?」

 

 タクヤ「いや、ちょっと間が空いちまって返事したのが昨日なんだけどよ…そ、その…オレも好きだ…みたいな…//」

 

 スリーピング・ナイツ「「「ひゅぅぅぅぅ」」」

 

 すごいめちゃくちゃうぜぇ…。

 ユウキもユウキで茹でダコみたいになってるし…。

 

 ユウキ「あの…えっと…//タクヤはカッコイイし、優しいし//

 たょりになって…ボクを守ってくれましゅ…///」

 

 もう滑舌が悪くなってきているユウキにかまわずアタックする女性陣。

 それをおっかないようなものを見る目で酒を飲んでいる男性陣。

 オレも未だかつてこれ程女性が怖いと思ったのは初めてだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 2024年01月19日 17時05分 第47層 フローリア 街道フィールド

 

 ユウキ「じゃあ…さっそく始めようか!」

 

 あの後、やっぱり熟練度上げをしようという事になりフィールドへやって来ていた。

 周りにはモンスターやプレイヤーの姿が見えないため、被害が被る事はない。

 それと、つい先程アルゴに闘拳スキルと修羅スキルについての情報はないか聞いてみたところ、修羅スキルについては名前自体聞いたことはないらしい。

 闘拳スキルについては分かったことがある。

 闘拳スキルは体術スキルの正拳突きを連続で使えば習得出来るが何回使えば習得出来るかはわからないそうだ。

 メリットとして闘拳スキルを発動すると武器が消えた状態になり、代わりに龍のようなエフェクトが両手に現れるそうだ。

 だが、武器は外された訳でなく装備されたままの状態である為、攻撃力が落ちる事はないようだ。

 

 タクヤ「じゃあ…やるぞ…?」

 

 オレはメニューウィンドウを開き、スキル欄の画面を出す。

 闘拳スキルを指でタップした。

 すると、両手からエフェクトが上がる。

 

 タルケン「これが…闘拳スキル…」

 

 ユウキ「タクヤ!大丈夫?」

 

 タクヤ「…あぁ、まだ大丈夫だ…」

 

 オレは拳に力を入れるとエフェクトもそれに伴って今にでも弾け出しそうに瞬いた。

 

 タクヤ「第一段階はクリア…と。

 それにしてもこんな風になってたのか…」

 

 前回はほとんど記憶にない為こうやってまじまじと見るのは初めてだ。

 

 ユウキ(「やっぱり…闘拳スキルだけの時はまだ意識があった…。

 その後に修羅スキルを使ってタクヤは自我を失ったんだ…」)

 

 オレは再度メニューウィンドウを開き、修羅スキルに指を近づけた。

 だが、その指は寸前の所で止まってしまう。

 また…意識を失って知らず知らずのうちに誰かを傷つけるんじゃないか…オレに制御出来るのか…そういった不安がオレの手を硬直させる。

 

 ユウキ「タクヤ!!」

 

 タクヤ「!!」

 

 ユウキ「ボク達がついてるよ…だから、頑張って…!」

 

 タクヤ「…」

 

 手の硬直がなくなった。そうだ…今、オレには仲間がついてる。

 修羅スキルをタップすると、頭の中で声が聞こえてきた。

 

『憎い…殺せ…根絶やしにしろ…』

 

 タクヤ「がっ…あが…ぎぃっ…!!!!」

 

 ジュン「タクヤの体がドス黒いのに覆われてるぞ!!」

 

 ユウキ「やっぱり…!!みんな!!警戒して!!来るよっ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 タクヤ「がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 気が付くとオレは草原に倒れていた。また、記憶が飛んでいる。

 

 タクヤ「…っ!!みんなはっ!!?」

 

 オレはすぐ様立ち上がりユウキ達を探す。

 

 ユウキ「よかった…気が付いたんだね…」

 

 テッチ「あれ…反則級だよ…」

 

 タクヤ「よかった…!!みんな大丈夫だったか?」

 

 シウネー「なんとか…」

 

 ノリ「いやぁ、でも…結構危なかったかも」

 

 タクヤ「…悪ぃ…」

 

 タルケン「謝らないでください!!ワタクシ達は好きで協力しているんですから!!それで…何か分かりましたか?」

 

 タルケンに聞かれ、オレは直前に聞いた声をみんなに話した。

 

 タルケン「…仮説ですが修羅スキルというのは怒りや憎しみ…そう言った負の感情が一定を超えると現れるかも知れませんね…」

 

 ジュン「でもそれってどうやって判断されるんだ?

 そんなパラメータがある訳でもないし…」

 

 タルケンの仮説はおおまかには合っていると思うが、まだ何かあるんじゃないかと思えてくる。

 

 シウネー「持続時間を測ってましたけど…約15分といった所でしょうか…」

 

 ユウキ「とりあえずもう1回やってみようか?タクヤ…出来る?」

 

 タクヤ「あぁ、頼む!!」

 

 

 sideユウキ_

 

 ボク達は所定の位置につき武器を構える。タクヤもそれを確認して修羅スキルを発動させる。

 

 タクヤ「…ぐ…あ…がは…!!」

 

 ユウキ「タクヤ!!頑張って!!」

 

 ジュン「スキルなんかにまけるなぁ!!」

 

 だが、やはり失敗に終わったようだ。エフェクトを纏ったタクヤが無差別に攻撃を開始した。

 

 タクヤ「ぐるあぁぁぁぁぁっ!!」

 

 テッチ「くっ!!」

 

 テッチはなんとか盾で防いだが、ジリジリと押されている。

 

 ノリ「目を覚ませぇ!!」

 

 ノリが背後から攻撃を仕掛けるも、超反応でそれを避ける。

 ノリに的を絞ったタクヤはボク以上のスピードでノリに襲いかかる。

 速すぎたためノリは防御半ばでダメージを受けた。

 

 ユウキ「ノリ!!っ…!!」

 

 いつの間にかボクの目の前に現れたタクヤが右拳を打ってきた。

 ボクはナイトウォーカーでそれをパリィして後退させる。

 

 ユウキ「スイッチ!!」

 

 ジュン「おう!!」

 

 ジュンが後退させたタクヤに峰打ちでタクヤを倒した。

 同時にエフェクトは消滅した。

 

 ユウキ「…ダメだったね」

 

 ジュン「あぁ、フロアボスよりおっかないぜ…」

 

 シウネー「そうだ…!!ノリ!!大丈夫ですか?」

 

 ノリ「うん…なんとか。でも、たった一撃で2割近く削られたよ…。」

 

 ノリの方は無事のようだ。だが、恐ろしいのはあの攻撃力と貫通力だ。

 テッチのタンクとしての実績はまだ少ないがフロアボスの攻撃も受け止められる程の実力があるにも関わらず押し負けていた。

 あんなの二刀流や神聖剣とはまったく別の強さだ。

 

 タクヤ「う…ん…」

 

 ユウキ「タクヤ!!体なんともない?」

 

 タクヤ「ユウキ…。別になんともないけど…また失敗したのか?」

 

 ユウキ「…うん」

 

 タクヤ「そっか…」

 

 そして、あれから数回試してみたが1度も制御出来ずに今日の練習は終わった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 2024年01月19日 18時00分 第47層 フローリア マイホーム

 

 sideタクヤ_

 

 シウネー「じゃあ!今日はお楽しみになって下さい!…帰ってこなくても大丈夫ですっ!!」

 

 タクヤ&ユウキ「「帰るよっ!!!!」

 

 

 オレ達は宣告通りマイホームから追い出され始めてのデートに向かった。

 

 タクヤ「…どこか行きたい所…あるか?」

 

 ユウキ「ううん…ぼ、ボクはタクヤといられるならどこでも…//」

 

 タクヤ「っ!!//」

 

 ユウキ「…//」

 

 とりあえず噴水のある広場まで来たので近くのベンチに腰をかけた。

 

 タクヤ(「な、何話せばいいのかわかんねぇ…」)

 

 ユウキ(「うぅ…//意識しちゃうと恥ずかしくなってきた…///」)

 

 しばらくの間、会話はなくなり水の流れる音しかしない。

 

 タクヤ「ユウキも多分どうすればいいかわからねぇだろうし、

 男のオレから行かなきゃ行けねぇんだろうけどオレもわかんねぇし…」

 

 グゥゥ…

 

 ユウキ「あ…//」

 

 タクヤ「…ぷっ…ふはははははっ!!」

 

 ユウキ「な、何さぁ!そんな笑う事ないじゃん!!」

 

 タクヤ「いや、悪い悪い…。でも、変わんねぇなユウキは…。あっ!ユウキ!見てみろよ」

 

 ユウキ「え?」

 

 オレとユウキが上を見上げると41層の裏に満点の星空が描かれていた。

 

 ユウキ「うわぁ!!すごい綺麗だね!!」

 

 タクヤ「あぁ…本物じゃなくても綺麗だな」

 

 ユウキ「もぉ!すぐそういう事言うんだから…ふふっ」

 

 タクヤ「また…今度は本物星を見に行くか?」

 

 ユウキ「あっちに戻ったら?その時も一緒にいてくれるんだ?」

 

 タクヤ「あぁ、一緒に…死ぬまでいたいと思ってる」

 

 そう言い終わってユウキに顔を向けると街灯に照らされたユウキは頬が赤くなってる。

 今更になって自分が言った事に恥ずかしくなり、オレも顔が赤くなっていくのを感じた。

 

 ユウキ「…じゃあ、約束だよ?いつか一緒に星を見に行こうよ!」

 

 タクヤ「あぁ…その為にも修羅スキルをマスターしてこのゲームをクリアしないとな!」

 

 オレ達は小指を結んで星空の下で約束した。

 

 タクヤ「じゃあ…飯食いに行くか!どっかのお嬢さんは大層お腹がすいてるご様子ですしぃ」

 

 ユウキ「そ、そんなにじゃないよー!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……Yeah」

 

 この時オレ達はまだこの後、残酷な事件が起きる事を知らなかった。

 

 

 

 

 




どうだったでしょうか?
最後に現れたのは誰なのか…どう展開していくのか…
まだ構想中ですが普段通り投稿していきますのでご安心ください。
それと、分かる方には分かりますが小ネタを挟んでみましたのでよかったらなんだったかな?あのシーンだ!とか思って読んで頂ければと思ってます。

ではまた次回!
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