高校2年の夏は暇である。   作:ゴドちゃん@小説頑張る

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よし、あいつの家に行こう。

ピンポーンピンポンピンポーン。ピンポピンポピンポピンポピンポピンポーン。

 

ドンドンドンドンッ!ガチャッ!!

 

「うるせーなっ!!」

 

大声を張り上げ勢いよく出てきたのは俺の目の前の家に住む。

伊達 かずまであった.......。

 

「おー、かずー。やっと出てきたか〜」

 

俺は何も無かったかのような顔でよっ。っと言わんばかりに手を軽く上に上げた。

 

「やっと出てきたか〜じゃねえよ!何であんなにピンポン押す必要があったの!?そして何でお前は何も無かったかのような顔をしてるの!?」

 

かずまは相変わらずの大声で俺に言ってきた。

 

「だって1回押しても出てこないからさ〜」

 

「な・に・が!1回押しても何だよ!?お前俺ん家のピンポン何回押したの!?ねぇ!ねえ!?それとも何か!?お前はあんだけ押したのにあれでピンポンが1回だと思ってるの!?」

 

かずまは額や頬に汗を垂らし、その汗を大声を張り上げると共に激しく飛び散らしている。

 

「汗飛ばしすぎだぞ。」

 

俺はそんな大声にも動じず、落ち着いて話しかける。

 

「お前のせいだからな!?」

 

「んで今日は何する?」

 

「おい!」

 

俺はかずまの言った言葉をスルーして話を切り替えた.......。

 

 

暇!

 

 

チャリを走らせついた場所は......。

昨日と同様。脳筋........。じゃなかった。勇吾の家である。

 

ピンポーン

 

今回は1回のみ。

 

ガチャ。

 

「何だまたお前らか。」

 

誰だろう?という顔で出てきた勇吾だったが、俺達を見た瞬間、

ハア......。少し小さなため息をついた。

 

「今日は何しに来たんだ?」

 

勇吾は何しに来たかを俺達に問いかけた。

それに対して俺達はいつも通りの感じで、

 

「「何か。」」と答えた。

 

 

 

 

 

ここは勇吾ん家のリビング。昨日と同様、ここで何をするか話し合っている......。

そう。勇吾ん家のリビングは俺達の溜まり場なのである。

 

「よし!じゃあ今日はあいつの家に行こう!」

 

「「あいつの家?」」

 

「そう。あいつの家。」

 

俺はあいつの家としか言わずに、かずま達と一緒に勇吾の家を出た。

 

今回は俺が先頭になっていて、かずま達に付いてきてもらっている感じだ。

 

「着いたぞ。」

 

俺はある家の前でチャリを止め2人に着いたということを知らせる。

 

「ここか.......。」

 

勇吾がその家を見て小さな声でつぶやいた。

 

かずまも「ここか......。」と勇吾と同じことをつぶやいている。

 

壁が白く屋根は黒。前から見ると右にリビングの大きな窓があり、その前には駐車場がある。そこに赤い車が止まっている。

左側に玄関があり、ドアの色は茶色だ。

 

ピンポーン。

 

俺がインターフォンを1回押してある人が出てくるのを待っている。

 

しばらくして、ガチャリ。とドアが開いた。

 

「どちら様でしょうか?・・・・」

 

その人は少し恥ずかし気味に開いたドアから顔だけを覗かせこちらを見ている。

 

「よっ。」

 

「おお.....。何だ直哉達か。まぁ、入ってどうぞ。」

 

「おう。」

 

俺達は返事をしながら家の中へと入っていった.......

 

ドアを開け玄関に入ると右には靴箱、左には大きな絵画が飾られている。

そして、家に入ってからすぐに階段がありその階段には人が歩くと自動でつくランプがある。

2階に着いたらすぐ右に部屋が3部屋くらいあり、真ん中の部屋が俺の友達の部屋だ。

 

 

「それで?久々に俺の家に来たけど何しに来たの?」

 

 

あっ、こいつの名前は皇 《すめらぎ》大輝こいつも俺の幼なじみだ。

成績は上の中くらいだと思う。

運動神経は........そんなには良くはない、けど悪くもない。強いて言うなら少し悪いくらいだな.....。

そして、大輝もかずまと同様学校は別である。

だから友達情報は詳しくはわからんが、言いづらいんだが........。

 

『ぼっちだ。』

 

でっ、でも学校ではだぞ!?学校以外だったらかずまとか勇吾とか俺とか誰かしらは友達いるからな!?そこは間違えるなよ!?

"学校では"ぼっちなだけだぞ!?

あと、大輝は皆からは大概『提督』っと呼ばれている。

なぜかと言うと、そりゃあねぇ?【艦これ】をめちゃくちゃやり込んでるガチ勢だからだ。

まぁ、大輝の紹介はこんな所だな。

 

 

「「「何かしに来た。」」」

 

俺達はほぼ同時に同じことを言った。

 

「え?」

 

そしていつも通り相手の、は?みたいな疑問が俺達に返ってきた。

 

それと、大輝.........提督はまだうまく理解出来てないのかもう一度問いかけてくる。

 

「今なんて言った?」

 

「だから"何か"しに来た。」

 

俺はもう一度提督に言ってやった。

 

「え?」

 

提督の2度目のえ?が返ってきた。

 

やっぱりいきなり来て、何かしに来た。は理解出来ないよな.........。

 

俺はかずまが家に来た時を思い出し、そりゃな.......。っという表情で提督を見ながら問いかける。

 

「いきなりきて驚いただろうけど、まぁ、なんかしようぜ?」

 

「なんかって........。」

 

提督はまだクエスチョンマークが消えていない。

 

まぁ、何かすればこのクエスチョンマークも消えるだろ。

 

「んで?ホントに何するんだ?」

 

勇吾が皆に問いかける。

 

「なにするか〜......」

 

「ん〜........」

 

俺とかずまが唸る。

 

「よし!じゃあトランプやろう!」

 

俺は、暇ならトランプやろう!定番だろ?っと言うように皆に案を出す。

すると.......

 

「トランプか〜」

 

「トランプね〜」

 

「トランプ.........」

 

皆は少し乗り気じゃ無いのか、口に出しながら考え出す。

 

「トランプおもろいじゃんか!やろうぜ!なっ、なっ!」

 

俺は両手を広げながら皆にもう一度トランプをやろう。っというように半ばゴリ押しで皆に言う。

 

「まぁ、直哉がそこまで言うならトランプやるか〜.......。」

 

「だな〜。」

 

「しょうがない。」っと各々結論を出し、トランプをやる!という案に乗っかってくれた......。

 

「んで?トランプで何やるよ?」

 

「じゃあまずは適当にババ抜きでもやるか。」

 

「ババ抜きか、よしいいだろう。」

 

「うん。」

 

「いいんじゃない?」

 

皆の同意を得たとこで俺達はババ抜きをする事になった。

 

だが、適当に始めたババ抜きがあんなことになろうとは..........

 

 

暇!

 

 

俺達はババ抜きを黙々と進めていた........

 

「・・・・・」

 

「・・・・・」

 

「・・・・・」

 

「・・・・・」

 

「よし!やっと揃ったー!あ〜がり!」

 

「うわクッソ!」

 

黙々とやっていたババ抜きを1番であがったのは、

そう、かずまだった......。

 

「お前なんでこういう時だけ運が良いんだよ。ガチャ運ないくせに。」

 

「うっ、うるせーな!」

 

かずまはガチャ運はないのに毎回こういう時だけはホントに運がいい。

ホントなんなんだこいつ..........。

 

「後は俺と、勇吾と、提督か。よし、じゃあ続きやろう。」

 

かずまがあがったことにより止まっていたババ抜きが再開される。

 

さっきまでは、かずま→俺→勇吾→提督の順でトランプを引いてたんだが、かずまが抜けたから俺→勇吾→提督の順に変わった。

 

「ど〜れひっくかな〜」

 

俺はどれを引くかと勇吾の持っているトランプの上で手を動かしながら言う。

 

「早くしてくれ。」

 

勇吾はハァ......。っとため息混じりに言ってくる。

 

「はーいはいわかったってー」

 

おりゃっと選んだトランプを引き、何かな〜。という感じで引いたトランプを見る。

すると......

oh......

そこにあったのは『ジョーカー』だった。

 

はぁ!?ヤベー『ジョーカー』引いちゃったよ!勇吾が持ってたのかよクソッ!

 

「ッ!!!?」

 

「提督引かせてくれ〜」

 

「おう。」

 

勇吾は少しニヤケながら提督のトランプを引くいていく。

 

俺は危うく声を出しそうになったが、何とかこらえてポーカーフェイス。ポーカーフェイス。と自分に言い聞かせる。

 

すると俺の番がやってきた。

 

「ほら。引いてー。」

 

提督に早く〜。と言わんばかりに急かされて俺は適当に引く。

すると.......

 

「はい!あがり!」

 

「え?」

 

俺は考え事をしてて枚数も見ないで適当に引いたから提督の残り枚数が1枚だと気づかなかったのだ。

 

「えぇぇぇ!提督あがり!?うわマジか!」

 

勇吾も提督のあがりと言う言葉を聞いて驚いていた。

 

「やった〜。これで勇吾と直哉だね〜。」

 

提督はハハハっと笑いながらそんな事を言ってくる。

 

「そうだな.....。」

 

勇吾もマジかーという感じでつぶやいた。

 

「ん?俺がババ持ってないっていうことは........。」

 

どうやら勇吾は気づいたらしい。

俺がババを持っていることに!

 

「そういう事だ。」

 

俺はニヤリと笑いながら勇吾に言う。

 

俺と勇吾の手持ちは、俺が3枚、勇吾が2枚だ。

俺がババを持っている。

 

「さぁ、再開しようか。」

 

俺が言うと。

 

「あー、しょうがない。再開するかー......。」

 

そう言い合って再開したのだが、ここからが長かった。

 

「あークソ!またババ引いた!」

 

「危ねぇ。」

 

そう、かれこれ20分くらい2人ともババを引き合い決着がなかなかつかないのだ。

 

「まだ決まんねーのか〜?」

 

「ほんとね。」

 

一抜けしたかずまと二抜けの提督が疲れた〜。と言いたそうにずっと俺と勇吾の試合を見ていた。

 

「あーまた!」

 

「ぬぁぁぁ!またか!」

 

そうやって決着がつかないままどんどん時間が進み、かずまと提督はもう寝ていた。

 

「うお!よっしゃぁぁぁぁ!!やっとあがれたぁぁぁぁ!!」

 

そう、大声を張り上げたのは勇吾だった。

 

「クッソ!!」

 

そしてかずまと提督が抜けてから約40分くらいかかった長き戦いは終わったのであった.............




はい皆さん!ゴドちゃん@小説頑張るです!

今回は新しいメンバーが出てきましたねww

一応もう一人出す予定ですので、お楽しみに。ww

それでは、今回も読んでくださりありがとうございました!

まだまだ新人ですがこれからもどんどん頑張って行くので応援よろしくお願いします!

ちなみに一応1週間に短編1つか、これを1話のペースで出して行こうと思ってますww

頑張ります!ww
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