蘇る者、善良な二人
昔、人類が地上から滅んだことが有る
人間の兵器、核のミサイルによる世界大戦、核の抑止力の均衡が破られた事によって・・・
荒廃した大地、焼けた木々、放射能による生物の巨大化
それらが大地に居る中・・・人類は地下に隠れていた核シェルターの中で
何年か後、人は地上に立つ
たとえ地獄が有ったとしても、自らの思想で地獄を作ったとしても
200年後
二人の英雄が核シェルターから、遠い土地から一部の土地を救ったのだ
核シェルターの者は父の遺産「放射能の無い水」を作る為に奮戦
遠い土地から来た者は歴史を変える為に奮戦した
その二人のおかげか、土地は豊かになり、平和になった
一部では有るが、彼等が歩いた道は、してきた事は正しいのかどうかは、不明であるが確実にその土地は平和となった
一時的は・・・だが
しかし人間以外の生物は進化を止めなかった
みるみる内に巨大化していき、恐竜になり・・・人類を滅ぼした
完全に人類を滅ぼしたのだ
英雄の二人は人々に語り継がれながら存在していた
だが人間が居なくなり、二人は何億年という時間を・・・
199X年
PCゲーム・・・Falloutというゲームが発売された
これはアメリカの企業が見つけた未知のオーバーテクロノジーを見つけ
これを元にし、核に滅んだ世界という仮想設定を使ったゲームになった・・・
核や放射能問題で騒動になっていた為、このゲームは売れていった
しかしオーバーテクロノジーを盗まれしまった
この事件は問題となって報道されたが、一日も経たず企業の人間、世界中の人間が忘れた
一部の人間達を抜いてだが・・・・
日本にある屋敷
白髪の男と杖を突いて立っている老人がいた
白髪の男の顔は半分引きつり、麻痺しているようだが何かを唱えている
いや唱え終えた・・・
そこには、二人が居た
性別の判別は鎧により分からない
老人は男に命令をかけた
「さぁ、令呪を使い、早く命令をし―」
パンと乾いた音
ガコンと大砲の音
この二つの音が響いた
老人は頭が無くなって吹き飛び、炎上し始めた
「・・・は?」
白髪の男性は・・・間桐(まとう)雁夜(かりや)は目を見開いた
一瞬のうちに殺された憎いヤツの最後に驚いたのだ・・・
「やれやれ、敵は一人だと思いきや
この蔵に居る蟲、全部が敵か」
「蟷螂(かまきり)を狩った記憶は有るけど、多すぎだろ」
二人の男が立っていた
一人は拳銃を構えてたたずみ
もう一人は見たことも無いライフルを持っていた
「お前等は?」
「あー、ゴメン
少し待ってくれないか・・・マスターさん
運び屋さん、あれ生きてるよ」
ウネウネと蟲が老人を包み、蟲の集合体となった老人だったものが居た
「キサマラぁあああああああああああ!!」
「「うわぁ・・・」」
「何これ、キモい」
「・・・オカルト体験したことが有るから知ってるけど、キモい
まぁ、いいや・・・運び屋さん運び屋さん」
「・・・あいよ」
運び屋と呼ばれた男は蟲の波に入り、何かを掴むと肩に担ぎ
雁夜を抱える
「え?いや!!でも!」
雁夜は抵抗するが、運び屋が「死にたくなければおとなしくしろ」
と雁夜に伝え、雁夜の抵抗を抑えた
「101」
「はい、はい
がんばりますよ」
運び屋は出口に向かい走ると101と呼ばれた男は笑顔である武器の引き金を引いた
そして、この夜、一つの屋敷に有る地下室が壊れた