「・・・理想は幻想、幻想は理想、大願は未来、未来は大願。
思うに人は争う事により暮らしを立てる。聖杯戦争も同じだ。
そして戦争は形を変えたとしても終わらない
人類が、生命がこの地に有る限り、終わるはずがない」
運び屋は、コンパニオン達を雁夜の護衛を任せて、アイリスフィールを銃で脅しながら座らせていた。
そして運び屋は、座りながらコーヒーの缶を左手で持ち、タバコを口に咥えながらこう言ったのだ。
ちなみにセイバーは運び屋を用心しながら見ていたが、変な行動をした同時に切り殺せる構えをしていた。
「・・・、ジェミニ?」
「なんだいマダム」
「あなた、その言葉の意味は何?
それとキャスターとは、どんな関係が有るの?」
「・・・、そうだな
まず、キャスターは関係ない。がセイバー陣営がどういった経緯で戦争に参加し、理想を立てるのか知りたいだけだ・・・。興味本位、と言えば分るだろ?」
「それがこの戦争と何か関係が有るだと言うの。」
「なら聞くが・・・少なくとも英霊は人を殺して英霊となる物が多い。
オレの考えとしては、英霊の生前(英雄)としての願望、理想、夢が火種だと考えたからだ。」
「・・・。」
「無言か、まぁ肯定として受け取らせてもらうぞ?
さて、一介の英雄が思ったこの戦争の考えだが・・・、とにかくもう酷い・・・。」
「酷い?」
「そうさ
本来の戦争は全てを片付けてくれる。
本来の戦争は技術を発展させる。
本来の戦争は医療を発展させる。
本来の戦争は有力者を見つける。
本来の戦争は武器やと桶屋が儲かる。
本来の戦争は宗教が活躍する。
負の面が有れば、正の面も有るということだ。が、聖杯は何だ?
くだらん思想を掲げ、くだらん野望を立て、夢を叶える為に人を殺す戦争ごっこ。現実性(本来)が無いの戦争・・・」
「・・・」
「・・・ま、個人的な考えだが、セイバーはどう思う」
「・・・、何故私にふる」
「お前は生前に何か願いが有るからこそ、この酷い戦争に参加したんじゃないのか?」
「それをお前に言ってどうする。戦う理由を言わなければ、戦いに参加して駄目なのか?
貴様だって酷い酷いという戦争に参加しているじゃないか」
「ふむ、それもそうか。失言だったな非礼を詫びる」
「良いだろう。そして運び屋、言いたいことがある」
「良いが・・・話す前に良いか?」
突然運び屋は立ち上がり、財布を取り出したのち紙幣を数え始めた
「・・・ん、足りるか?いや雁夜に頼むか?
さて、聞くがご両人は飯を食ったか?」
「いいえ、まだよ」
運び屋の問いに答えたアイリスフィールは首を傾げながら言う
「なら、どうだろう?この先の会話は飯を食いながら話すのも悪くないと思うのだが?
セイバー、どうだ?良い機会だから続きはこの国の飯を食いながらというのは」
「・・・そうだな、私は好意を受け取りたいが、我がマスターに聞いてくれ」
「と、いう事だがどうする?店はそちら決めても構わないが」
「・・・良いわ、それなら」
「よし、なら行こうか
雁夜、・・・こっちのマスターも呼ぼう」
この後、運び屋がどう怒られたのかは、画面の向こう側に居る住人の想像に御任せしたい
「いらっしゃいませ、何名様デスネ」
「五人だが、席は空いているか?」
「大丈夫ですヨ」
「そうか」
「いや、なんでお前が言うんだ」
「雁夜、そこは言うなし」
「よし、拳銃だせ。マスター命令である」
「令呪じゃないから断る」
「ギャグをやらないで入ろうよ、おじさん達」
「ごめん」
「メンゴー、メンゴー」
「・・・雁夜おじさん、運び屋おじさんにはご飯たべさせないで「ごめんなさい」うん、いいよ」
運び屋達が入ったのは中華料理屋で全員は席に座り注文をしていく
セイバーはマーボー豆腐、アイリスフィールはチャーハン、雁夜と桜はラーメン、そして運び屋は
「ビールに餃子、あとチャーハン」
自分だけ三皿頼んだ
戦争の本質はそれなりに考えました