How lucyky can be?(raida)
「・・・」
「・・・」
今、港のコンテナ置き場に五人のサーヴァントが居た
ライダー、セイバー、アーチャー、ランサー、そして鎧を着たジェミニ(101)である
101は雁夜と運び屋に頼まれ、三竦みならぬ、四竦みの中に出されたのである
はじめは、101が二つの気配に気付き、「第一発見者に初戦を譲る」と運び屋に言われたのである
「・・・えーと
お初にお目にかかります
ジェミ二です」
さすがに101でも空気に耐えられないのか、簡略に自己紹介をする
「ほう、まず自身のクラスを言うか」
当時、生き物が座席を引く戦車に乗っている赤髪の大男が言う
「え、まぁ・・・言わないと失礼だと思いまして」
「ほう、戦の花も知りえておるとはな」
「いえいえ、そんなたいした事は知りません
皆様のクラスを聞きたいのですが、よろしいでしょうか?」
「うむ、よい
余はライダーである、名はイスカンダル!」
「なんと名を教えていただけるとは、光栄でございます
私は101とお呼びください」
「それは真名か?」
「字(あざな)でございます」
「ほう、字か・・・意味は」
「服に101と書かれた物を着ていたので、そこから」
「なるほど、それは嫌な感じだのう」
「えぇ、まあ」
「・・・なるほどな」
「なにがだ?」
運び屋は雁夜と一緒に101の見える高さがある建物内に居たが、雁夜の姿は見えず黒のアーマーを着た運び屋だけしか居ない
なら雁夜は?答えは透明になって運び屋の横にいるのだ
101の宝具の一つ、中国軍ステルスアーマーとステルスボーイを使っているからである
ステルスボーイは使い捨てのステルス迷彩で、アーマーは弱ステルススーツであり、透明で見えないのである、メタルギアシリーズのステルス迷彩機を使っていると思っていただきたい
「ライダーのヤツは本当にイスカンダルだ」
「分かるのか?」
「オレのスキルらしいが・・・本当に分かるとはな
他に名前も分かるが・・・」
「あとで話す、とりあえず動くぞ」と運び屋は雁夜を呼ぶと、退散の準備にかかる
「なぜ退くんだ?それに物陰に隠れるんだ?」
「見られた」
「何に?」
「・・・ライダーと他のヤツに」
「な・・・」
「ステルス(かくれんぼ)が得意なヤツと
狙撃主(スナイパー)だろうな・・・」
「ED-E(観測士)が居て助かった」と呟く運び屋は外を見て双眼鏡を覗いき、透明な何かを持っている女を見た
「・・・アルトリア、どこかで聞いたような」
<101、ちょっと鎧を着た女に話をしてくれ>
101は辺りを見回し、VATSモード(狙撃モード)で探すが、見当たらなかった
<今、お前のPip-boyから話かけている
一種の通信だな・・・、それとお前・・・金ぴかのサーヴァントに銃口向けているが大丈夫か>
「え?あ・・・」
101のリボルバーの銃口が金ぴかの鎧を着た男、アーチャーに向いていた
「雑種、誰に許しを得て・・・我(おれ)にソレ(武器)を向けるか」
「あ、いやー、これは、過ちでして、けして故意ではなく」
「・・・なら、その過ちを後悔しながら死に行け、雑種!!!!」
アーチャーは、後ろにオーラを出し二つの刃を飛ばし、101に飛ばす
そして101は、衝撃波で出来た煙に呑まれた
「な!!」
「ほう」
「やるな」
しかし、煙が無くなると地面に抉ってある武器が一つと、先程と違う銃を構えていた101が居た
「し、死ぬかと思った」
101は、そう呟いた
ガウスライフル、彼が装備している銃の名前である
「な、なんで無事なんだよ!アイツ!」
「なんだ、見えてなかったのか?
まず、一撃目の攻撃は紙一重に回避
二撃目の攻撃は、あの馬鹿でかい武器に打ち落とされた
いや、破壊された方が正しいな」
「しかも馬鹿でかい威力なのに良く片手撃ちができたな」と褒めるライダー
「・・・雑種、いや虫けらよ!
貴様、我の宝具を壊したことは・・・万死に値する!!」
アーチャーの逆鱗に触れた101はガウスライフルを握り締め構えたが、アーチャーの背後に有るオーラから二十以上の宝具を出していたのに驚いた
他の英霊もマスターも驚いた
そしてアーチャーは101に宝具の雨を降らそうとするが、その内の一本を取り出し、何かを弾いた
弾丸だった
「・・・薄汚いヤツも居るな
お前を殺した後、そいつも殺してやろう」
<101、大丈夫か?>
<そう思えるなら、眼科に行ってください
状況は最悪の一言です、が・・・援護はありがたいものでした>
<そうか、さて・・・どうする?>
<引きますか?>
<妥当だ案だが・・・なんだ、ヤツが空に向かって怒っている?>
「キサマ如きの言葉で我に引けと言うのか、大きく出たな時臣
良かったな、虫けらよ・・・生き延びてな・・・」
アーチャーは腕を横に一振りして宝具は消えさり、男も消えた
<よかった、撤退した>
<だが気を抜くなよ、まだ三人居るからな>
<了解>