ドラえもん のび太の幻想冒険記   作:BLACK(黒)

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はっきりいいます


ひみつ道具ってチート(笑


第5話 幻想郷での戦闘

 

 

 

 のび太「なんだよ…これ…」

 

 

 

 

 

 のび太達が見たのは悲惨な光景だった

 本来そこに建ってたであろう家が、瓦礫の山と化したり炎を上げていたりと、滅茶苦茶な事になっていた

 

 のび太達は急いで霊夢の後を追った

 するとそこには霊夢と、霊夢に支えられている血だらけの女性がいた

 

 霊夢「慧音!?しっかりしなさい!」

 

 慧音「霊夢… すまない…無様な姿を見せて…」

 

 霊夢「一体何が遭ったの!?」

 

 慧音「妖怪共の…襲撃だ…朝方に…奇襲をかけて…

 不意を突かれて…このざまだ…」

 

 慧音は背中と足に酷い傷を負っていて、動く事が出来なかった

 霊夢は怒りを露わにし、妖怪に向かって一喝した

 

 霊夢「覚悟しなさい妖怪ども!人里を襲ったその罪は重いわよ!!」

 

 そして霊夢は妖怪の集団に向かっていき、懐から札のようなものを取り出した

 

 霊夢「霊符【夢想封印】」

 

 すると、彼女の側から無数の札や光弾が飛び、妖怪達を襲いかかった

 それを直撃した妖怪は吹き飛ばされ動かなくなり、躱した妖怪は霊夢に向かって襲いかかった

 

 霊夢「あんた達はもう終わりよ」

 

 すると、躱したはずの光弾に妖怪は直撃し、爆発と共に消えた

 

 霊夢「その弾はホーミングがついてるの

 あんた達には避けられないわよ」

 

 霊夢は他の妖怪を倒そうと向かうが、妖怪が向かっているのは自分ではなく、他の場所を目指して向かっていった

 その場所は…

 

 霊夢「しまった!慧音!」

 

 霊夢が戦っている間、妖怪は動けない慧音の方に向かっていった

 慧音は力を使い果たしたのか、怪我の所為なのか妖怪に攻撃する事が出来ない様子

 妖怪は慧音に向かって走り出し、鋭い爪で引き裂こうとした

 

 霊夢「慧音!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「空気砲!!」

 

 

 

 ドカン!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 突如妖怪の横から空気の塊が襲いかかり、妖怪は数十メートル先に吹き飛ばされた

 吹き飛ばされた妖怪は気を失っていた

 一体何が起こったのか、霊夢はその弾がきた方向をみるとそこには…

 

 霊夢「ドラちゃん…!?それにのび太くん達も!」

 

 空気砲を持ったドラえもん達がそこにいたのだ

 

 ドラえもんはすぐに慧音の方に向かい、慧音の保護をした

 すると、妖怪は唸り声を上げて襲いかかってきた

 

 ドラえもん「ジャイアン!これを使って!」

 

【パワー手袋】!

 

 ドラえもんのポケットから出したのは、オレンジ色の手袋だ

 それを渡されたジャイアンは手に装着し、妖怪に向かって走り出したのだ

 

 霊夢「!何やってるのよ!逃げなさい!あんた死んじゃうわよ!!」

 

 妖怪とジャイアン、その差は5メートル

 もう駄目かと、霊夢はそう思ったが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ドゴォォォォン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 凄まじい衝撃が霊夢達を襲った

 

 ジャイアンが妖怪をぶん殴った瞬間、あまりの衝撃で周囲の瓦礫等が吹き飛んだのだ

 

 ジャイアンの殴打をモロに食らった妖怪は数百メートル先に飛ばされ、動かなくなった

 

 それを見た妖怪は怯む

 

 ジャイアン「どうだ!!これがジャイアン様の実力だぜ!!」

 

 鼻を鳴らし、ガッツポーズをとったジャイアン

 

 ドラえもん達はジャイアンの馬鹿力に少々驚きつつ、ドラえもんはポケットからひみつ道具を取り出した

 

【傷薬付き自動巻き包帯】!

 

 それを慧音の頭に取り付けた

 すると、包帯が怪我をしている背中や足を勝手に巻き付けられていく

 

 止血を終えた後、ドラえもんは慧音を守るためのび太達に武器を渡した

 

 しずかは慧音の容体を確認し、スネ夫は【瞬間接着銃】を使い妖怪を戦闘不能にしていく

 

【瞬間接着銃】は協力な接着剤を飛ばし、動けなくさせる銃だ

 

 霊夢は驚きのあまり棒立ちになっていた

 

 霊夢「凄い…子どもなのに…それも外来人で能力もない子ども達が妖怪を圧倒している…」

 

 霊夢はその様を見ていたが背後に殺気がして、はっと我に返った

 霊夢は振り返るも妖怪は飛びかかり、霊夢に向かって爪を突き出したが、

 

 のび太「霊夢さん、危ない!!」

 

 バンッ

 

 

 咄嗟にのび太は自分が持っていた武器を使って、妖怪を撃った

 

 のび太が持っていた武器は【ショックガン】

 殺傷能力は無いが、相手を気絶させる事が出来る

 

 のび太は妖怪を気絶させる事に成功したが、驚くことにそこは約100メートルもあったのだ

 それに直線上に霊夢がいたので、妖怪の姿があまり見えなかったが、のび太は少し見えた妖怪の額に的確に当てたのだ

 

 霊夢「え…あ…」

 

 霊夢はその神業を見て若干の放心状態に陥ったが、今は襲撃に遭っている最中、霊夢はすぐに立て直し、のび太にハンドサインで礼を言って妖怪に向かっていった

 

 (やっぱり霊夢さんは強いなぁ…)

 のび太はそう思った時、後ろから

 スネ夫「のび太!そっちに2体向かっていったぞ!気をつけろ!」

 

 のび太「! わかった!!」

 

 そういうと、のび太も妖怪に向かっていった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 約30分後、全ての妖怪を倒し、妖怪達の後始末を終え、慧音を家に送った霊夢がのび太達の方に戻って来た

 

 幸い慧音は命に別状はなかった

 あの怪我で命に別状はない、というのは考えられないがその秘密は後ほど…

 

 スネ夫「あ!霊夢さん、大丈夫ですか!」

 

 霊夢「それはこっちのセリフよ

 …でもあなた達凄いわね 妖怪を倒せるくらい強いなんて…

 それにのび太くんに助けられたし」

 

 静香「そうなの?のび太さん」

 

 のび太「えへへ…たまたまだよ」

 

 照れながらそういうのび太に、もう一度「ありがとう」と礼を言うと、顔が赤くなっていった

 

 ジャイアン「俺は楽しかったぜ!いや〜昨日イライラしてたからスカッとしたぜ!!」

 

 それを聞いた霊夢はドラえもんに向かって質問した

 

 霊夢「…ねぇドラちゃん

 あのジャイアンって子、あんなに強かったの?」

 

 ドラえもん「えっと、それは僕の道具で」

 

 

 

 

 

 

 

 パワー手袋の説明をした後、霊夢はもう一つ質問した

 

 霊夢「なるほど…

 そのパワー手袋を使えばさっきみたいに衝撃波みたいなのも出す事が出来るの?」

 

 ドラえもん「いえ…そもそもあんなに強いパンチを出した所を見たことはないです」

 

 霊夢はその答えを聞いたとき、ある仮説を立てた

 

 ジャイアンがあの強い力を出すことができたのはドラえもんの道具のおかげだけではない

 幻想郷にきてからジャイアンは強いパンチを出す事ができた

 それも衝撃波を出せるほど

 

 霊夢はドラえもん達に質問した

 

 霊夢「ねぇみんな、幻想郷にきてからなんか体が変わった事ない?」

 

 その質問にのび太達は首を傾げながら

 

 スネ夫「うーん…よくわかんないなぁ」

 

 のび太「病気とか何もないですよ?」

 

 ジャイアン「普段より身体が軽くなった感じがするくらいだな」

 

 静香「あ!それ私も思った!」

 

 霊夢「なるほどね、だいたい理解できたわ」

 

 のび太達は目を丸くして霊夢を見つめた

 一体何を理解したのか、何に対して引っかかっていたのか

 その答えは…

 

 霊夢「あなた達、この幻想郷に来てから身体能力が高くなったんじゃない?」

 

 のび太「え?」

 

 予想外の答えがきた 何故なら

 

 スネ夫「そんな自覚ないんだけどなぁ…」

 

 自覚もなにも、強くなった事さえもわからなかったが、身体が軽くなったことに関係があるのかもしれない

 

 ジャイアン「俺は前より強くなったと思うぜ!!どんな奴でも敵なし!!ってな感じだ!」

 

 霊夢「やっぱり!

 でも何故かしら…普通外来人でこんなに強くなる事はないのに…」

 

 その答えはわからないままだった

 

 

 静香「あの…霊夢さん

 さっき怪我してた女性の方は…」

 

 霊夢「あぁ、慧音のことね

 彼女なら大丈夫よ、命に別状はないわ」

 

 静香「よ、よかった…」

 

 しずかはほっと溜息をついた

 スネ夫は疑問に思い、霊夢に質問した

 

 スネ夫「霊夢さん、あの慧音って人はあんなに怪我を負っていたのによく無事でいたんですよね

 …もしかしてあの人も魔法使いなんですか?」

 

 霊夢「魔法使いではないわ、えっと…

 そうだ、詳しい話しは本人にしてもらいましょ、お見舞いを兼ねて」

 

 霊夢の言葉に一同は頷き、慧音がいるとされる【寺子屋】に向かった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いやぁ〜 いいネタが出てきましたね!さっそく帰って記事を作りましょー!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 霊夢「さあ着いたわよ」

 

 ジャイアン「すげぇ…ここが寺子屋かぁ」

 

 のび太「ねぇ…寺子屋ってなに?」

 

 スネ夫「のび太にわかりやすくいうとだなぁ、学校だよ、学校」

 

 のび太「あぁ、学校かぁ…なんか嫌な予感がする」

 

 スネ夫「お前勉強嫌いだもんな」

 

 ジャイアン「先生に怒られる度にドラえもぉ〜んって言ってるもんな!」

 

 のび太「う…、そんな事より早く行こう!」

 

 霊夢「えぇ、さあこっちよ」

 

 霊夢に連れられて、寺子屋の中に入っていく

 

 

 

 霊夢「慧音、入るわよ」

 

 慧音「ああ 霊夢か、入ってくれ」

 

 襖を開けると、布団に横たわっている慧音の姿がいた

 包帯が新しく変わっていたが、血の跡はない

 どうやら傷が塞がってきているのだろう

 

 慧音「霊夢、その子達は…まさか!」

 

 霊夢「えぇそうよ さっきの襲撃で大活躍した子供達よ

 …1人子供じゃないのがいるけど」

 

 のび太「大活躍なんて、そんな…(照」

 

 ジャイアン「ま、俺様の敵ではなかったがな!!ガハハハハ!!」

 

 慧音「やはりそうだったか!あの時は助かったよ、礼を言うよ」

 

 静香「お礼なんていいですよ

 それより大丈夫なんですか?」

 

 慧音「あぁ、そこの青い人(?)に手当てしてくれたから大事には至らなかったよ」

 

 ドラえもんが襲撃時に応急処置として使った【傷薬付き自動巻き包帯】が効いたのだろうか

 そう思っていた彼らの思惑を察したのか、霊夢は慧音に

 

 霊夢「慧音、この子達は何故そんなに早く傷が治るのか不思議がっているわよ?

 説明してあげたら?」

 

 慧音「あぁ、そうだな」

 

 そして慧音の口から自分の正体を明かした

 

 

 

 

 慧音「私は半人半獣、ワーハクタクと呼ばれる者だ」

 

 

 のび太「ワーハ…なんですか?それは」

 

 スネ夫「僕もわかんないなぁ 出木杉に聞けばわかるかもしれないけど」

 

 慧音「ワーハクタクは、まぁわかりやすく言うと獣だ

 私は半獣、つまり妖怪のハーフなんだ」

 

 のび太達は驚いた

 …この世界に来てから何度驚いたのだろうか

 

 妖怪のハーフなだけあって、生命力は普通の人間を凌駕するほど

 あれほどの傷をしてもなお、起き上がれるほど回復していたのだ

 ただ、ドラえもんの応急処置がされてなかったら、出血多量やら何やらで無事では済まなかったはずだ

 

 ドラえもん「ここは…この世界は外の世界の常識には囚われてはいけないんですね

 身を以てわかりましたよ」

 

 ドラえもんはやや諦めムードで話した

 

 こうなるとお化けや妖精なんかもこの世界にはいるんだろうなぁ

 

 のび太はそう思っていると、襖の外から声が聞こえた

 

 ?「慧音!?大丈夫か!」

 

 慌ただしい声が近づき、荒々しく襖をあけた

 札の様なものが貼られたモンペと白髪が特徴の女性に対して

 

 慧音「妹紅か、心配させたな 私は大丈夫だよ」

 

 妹紅「そ、そうか よかった…」

 

 そう言うと妹紅と呼ばれた女性は腰が抜ける様な勢いで座り込んだ

 

 慧音「そこの子供達に助けてもらったんだよ

 もし彼らがいなかったら私は死んでたかもしれないな」

 

 そう聞くと、妹紅はのび太達に頭を下げた

 

 妹紅「ありがとう 慧音を助けてくれて

 慧音は私の唯一無二の友人なんだ 本当にありがとう」

 

 そこまで言われると何だか恥ずかしくなってきたのか、のび太は

 

 のび太「顔を上げてください!僕達は当然の事をしただけですよ!」

 

 スネ夫「そうですよ 困ってる人がいたら助けるに決まってるでしょ!」

 

 ジャイアン「よく言うぜ あの時妖怪の前で足がガクガク震えてビビってたのは一体どこのどいつだ?(ニヤニヤ」

 

 スネ夫「うっ…」

 

 このやり取りにドラえもんは無視して

 

 ドラえもん「えぇっと、改めて皆さん自己紹介をしましょう」

 

 妹紅「あぁ、そうだな

 申し遅れた、私は藤原 妹紅 慧音の友人だ」

 

 慧音「私は上白沢 慧音 寺子屋で教師をしている者だ」

 

 

 

 

 

「 僕 ド ラ え も ん 」

 

 

 

 

 

 自己紹介が終わり、慧音は霊夢に質問した

 

 慧音「霊夢…彼らは外来人だろう?」

 

 霊夢「あ、気付いた?」

 

 慧音「気付くも何も、服装を見ればわかるだろう

 それに彼らは未知の道具を持っているし」

 

 妹紅「未知の道具?何だそれは」

 

 慧音「先ほどの襲撃で私を助けてくれた時、妖怪を退治する時に彼らは未知の道具を使っていたんだ」

 

 妹紅「ちょっと待て!さっきの襲撃して来た妖怪共をあの子供達が倒したのか!?」

 

 

 霊夢「私も何だけど…」

 

 

 慧音「あぁ、彼らは強かった それは子供の強さじゃなかったよ」

 

 妹紅「へぇー、ただの可愛い子供じゃないんだなぁ」

 

 霊夢「それより、あんた何でここに来たの?

 心配で来ただけじゃないでしょ?」

 

 妹紅「あぁ、そうだった

 里の住民が怪我してるからこれから永遠亭に送るから慧音も連れてこうと思って来たんだが…

 その必要は無いみたいだな」

 

 慧音「あぁ、今日1日安静にすれば大丈夫だ」

 

 妹紅「そっか じゃあこれから住民を連れていくから

 気を付けてくれよ」

 

 慧音「あぁ、心配かけたな 気を付けてな」

 

 そう言うと、妹紅は外に走っていった

 

 

 

 

 

 ドラえもん「さて、これからどうしようか?」

 

 スネ夫「このまま家探しって言うわけにはいかないよね」

 

 静香「そうね まずは人里を何とかしないと…

 

 ジャイアン「おいドラえもん、こう言う時の便利な道具ねぇのか?」

 

 ドラえもん「無茶言わないでよ ここは別世界だよ?

 ここの建築もわかんないし、まず僕は専門外だからここはこの人里にいる職人に頼らないと…」

 

 スネ夫「確かに…近代的に建物になると逆に変だし…」

 

 のび太「それなら、里の人達のお手伝いでもしてあげようよ!」

 

 静香「そうね、ここに来たばかりでここの人達に顔を知って欲しいしね」

 

 ジャイアン「そうと決まったらさっさと行こうぜ!!」

 

 そう言うとのび太達は寺子屋を飛び出し、人のいる場所へと走り出した

 

 ドラえもん「やれやれ、世話が焼けるなぁ…」

 

 ドラえもんも遅れてのび太達の方へ向かっていく

 

 

 

 

 

 霊夢「元気ねぇ」

 

 慧音「あぁ…」

 

 2人は霊夢が用意したお茶を啜る




今回のひみつ道具紹介

【空気砲】 別名 【空気大砲】
大砲の砲口部を模した筒状で、手にはめて「ドカン」と言うと空気の衝撃波が発射される
威力は様々で、最大火力は対戦車砲を超えるほど
『未来世界の怪人』より

【パワー手袋】
『ケンカマシンセット』の一つ 強烈なパンチが出せたり、重いものを持ち上げる事もできる
『ドラえもん百科』より

【傷薬付き自動巻き包帯】
その名の通り傷薬がついた包帯で、傷ついた部分を自動で巻いてくれる
『大きくなってジャイアンをやっつけろ』より

【瞬間接着銃】
撃たれたものは接着材まみれにして固める
『ドラえもん のび太と鉄人兵団』より

【ショックガン】
光線銃や熱線銃などの一種とされているが殺傷力はなく、相手にショックを与えて一時的に気絶させるための銃
『石器時代の王さまに』より

修正多いが気にしないで(泣
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