最近『小説家になろう』の方でゲーム『魔女と百騎兵』のプレイ日記を書いているものですから扇情的な文章が癖になっているかも知れませんw
まぁ、これもラクギサなりの金稼ぎの手段ということで。
魔王となってからの私の日常は目まぐるしく変化した。
まず根なし草の時にはなかった「かつての恋人」たちからの手紙とプレゼントの山、それと一緒に本人たちが遊びに来たわ。
昔から遊び回っていたから恋人を自称する子も多いのよね。
勿論全員を覚えていますとも!
「でも、これは予想外ね……」
やってきた私の昔の恋人たち――その数107人。
ホリィを入れてちょうど108人。梁山泊もかくやという大人数が一度に押し寄せてきたのよ。
「ご主人様、遊び人だったんですね……」
「い、いやホリィちょっとまってくれない!?
確かに私は遊び回ってあちこちの女の子の蜜を吸って回る蝶のような華やかな生活をしていたけど、一番愛しているのはホリィだから!
(でも昔の子たちも大好きだから追い出せないけど)」
「はぁ、分かっています。
ご主人様は夜魔族ですし、この方たちも私と同じ気持ちなら追い出せませんし。
(ご主人様に彼女らを追い出す気なんて皆無でしょうし)」
友人のシュナムクルは、自分の魔界を手に入れたばかりの頃は家来が集まらなくてプリ二ーとシードルしかいなかったそうだしね。
それを思えば魔界を手に入れてすぐに家来志望者で賑わうのは決して悪いことじゃないはず!
私は種族の特性上、性的にタフだしホリィ一人に無理をさせる訳にもいかない訳で、これは必然的にwinwinの関係ということよね。
言い訳くさいけど、そんな感じで私の魔界はスタートするのよ。
◆ ◆ ◆
まず最初に私は城の周辺にファームを経営することから始めたわ。
魔王城周辺の土地を余らせておくのも勿体なかったからだけど、ホリィに『モンスターファーム』の世界での経験を活かさせてあげたいのよ。
「さぁ、そこでニコは触手攻撃よ!
そしてセルフィはその攻撃を避けないことにこそ凄味があると理解してください!」
……微妙にモンスターバトルとは違うけどね。
舞台で試合という名のイチャイチャを繰り広げているのは私の昔の恋人たち。
妖花族のニコと猫娘族のセルフィは、ホリィの指示で見事なまでの扇情的な演技をこなす。
「グッド! お二人ともラクギサさんの恋人だけあって肉体的スペック高すぎですよ♪」
ホリィのモンスターから好かれやすい体質はこっちの世界の魔物型の悪魔たちにも効果は抜群の様子。
私自身も相当ホリィには参っているけど、彼女らもホリィを好いているようね。
「どーせ、あたしは
「ふふっ、でもこれが一番ラクギサ様を喜ばせられるのよ。
それにホリィ様の命令を聞くと、こう……おへその下あたりがキュッとなるのよね♪」
すでに絶対強者として尊敬と敬愛を受けて君臨する正妻のホリィとも仲が良さそうね。
このショーはかなりの観客動員数が見込めそうだし、私の魔界の売りにするのも悪くないわ。
試合の勝敗は観客の投票制にして人気のある子は会員制の特別なショーに出してさらに観客を増やす!
トップに私とホリィがいる限り不正も起きないでしょうし、刹那的快楽主義の悪魔相手なら恒久的な利益が見込めるわ♪
さて、それじゃ私の魔界の次の目玉でも見に行きましょうか♪
◆ ◆ ◆
「モゥ~♪」
「モウン♪」
「モ……ウゥ~ン♪」
円形の格子に入った私の恋人たちの嬉しそうな声と、その体に取り付けられた機械の稼働音が建物の中に響く。
「調子はどう? 痛みとかはないわよね?」
「はふぅ~……、最高です。ラクギサ様♪」
体に取り付けられていた機械を外したばかりの恋人の一人がそう答えた。
「痛みがあるようなら製造元に多額の損害賠償を請求できるけど、可愛いあなた達が苦しい思いをしては元も子もないものね。
でもこれで本格的な製造が出来るわね。
夜魔族印の魔力回復ドリンク『夜魔の乳搾り』が!」
この建物では牧場と聞いた多くの人がイメージする牛の乳搾りめいたことをしているの。
もっとも、ここにいるみんなは、百合の私の恋人たちだから経産婦な訳ないし、搾るのは魔力だけど。
「でもラクギサ様、少し勿体ないんじゃないですか?
この機械『魔力搾り機』で私たちから搾り取った魔力って、元々はラクギサ様の魔力ですよね?
毎晩、限界まで注がれるからこうして搾らないと胸が張って苦しいのは確かですけど」
「いいのよ。むしろ商品としてはそれ位でもないと高いお金は取れないわ。
私の能力は“呪術王”シュナムクルが『炎』を操るように、『雷』を操ると知られているけどそれだけじゃないからね」
そう、私の隠れ魔ビリティーは女の子と肌を重ねただけで莫大な魔力を作れる「えっち最強体質」
にあるのよ!
一般的に悪魔は魔力が大きければ大きいほど強いとされている。
その大きさは修行や他の悪魔からの譲渡で増えるし、戦闘などで魔力を使えば当然減るわ。
でも私は魔力を溜める器の大きさと、この能力によって発電出来る魔力量は無限なのよ。
それこそ売って大儲けできるほどにあるの。
だから、これを商売に活かそうってやつね♪
……ちょっぴり、えっちぃ気もするけど♪
「でもラクギサ様。
何で普通の搾乳機みたいに胸に取りつける仕様なんですか?
魔力ってガソリンスタンドの静電気除去みたいにパパッと譲渡できたと思いますけど?」
「でもこっちの方が気持ちいいでしょ?
個人的には開発段階で企画があった、下のお口に取り付けるバージョンも良かったんだけどね。
気持ち良すぎて試した女の子たちみんな潮を吹いて失神しちゃうから効率の面では悪いのよ」
「確かに。自分も搾魔力中に吹いちゃいました♪
気絶はしなかったけど、下だとやっぱり凄いんですね」
「私自身も試してヤバいと思ったから中止したのよ。
それに売り物にするなら愛液が混ざったものより、純粋な魔力のみの方がいいってことね。
いずれ出来るであろう、私の魔界の特別会員限定で愛液入りも販売予定だから下専用の搾り機も用意してあるんだけどね♪」
「流石はラクギサ様! そこに痺れる憧れる♪」
まぁ「痺れる」ってのも、実際に雷を操るのが私の能力でもあるけど、……そんな冷めたジョークは要らないわよね。
私も外見はまだまだ若いけど、それなりに長く生きているからオッサン臭くなったのかしら?
と、ここで何か言いたげな目でこちらを見てくるホリィ。
「ご主人様、私はその機械を試していないですけどいいんですか?」
「あなたはいいのよホリィ。
私以外には機械にだって揉ませたくないんだもの♪」
「ご、ご主人様……♪」
喜んでいるホリィには悪いけど、その~、まぁ~……、なに?
確かにいま言った理由もあるけど、胸の大きさ的にホリィのサイズに合わせたのを作るのにお金がかかるのよね。
この『魔力搾り機』で搾り取られている子たちは全員、恋人であると同時に私の夜魔族としての眷族なのよ。
ようするに悪魔の中でも飛び抜けてスタイルが良く、扇情的で私の中の魔力を効率的に受け渡しやすい彼女たちだからこそこの機械が機能しているとも言える訳で、
つまり何が言いたいかと言うと……、ホリィのおっぱい小さいのよ。
彼女たちにはモンスターバトルの他に、乳搾りで得た乳も特産品として
ゲームだと終盤になればお金はわざわざ稼ぐものじゃなくなるんですけど、実際にこの世界で暮らすとなると、どんな仕事であれきっちりと働かないと暮らせないと思うんですよね。
誰かから奪えば簡単ですが、それをしないからこそラクギサのこれまでの信頼につながっているので出来ないのですよ。
だから! 真面目に! 乳搾りこそ最強の金稼ぎ手段なのです!!