バカと祝福と召喚獣   作:兎熊猫男

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お待たせしました(待ってる人が居たのかは分からんけど)
今回は会話中心になってます。

早くもお気に入りに入れてくれた方がいてくれて嬉しい・・・


プロローグ

文月学園・・・それは試験召喚戦争を取り入れた私立の進学校。

 

「「「「遅刻だぁーっ!?」」」」

 

現時刻08:20・・・

全力疾走すれば辛うじて間に合うかもしれない時間。

佐藤兄妹と明久は全力疾走していた。

 

「何で毎朝毎朝ギリギリセーフか盛大な遅刻にしかならないんだよたまには早く起きろ亜玖亜ーっ!」

 

「仕方ないじゃない!明久が持ってきたス〇ブラが面白過ぎたのがいけないのよ!」

 

「僕の所為!っていうかいきなり夜中にスマ〇ラ持ってきてって言ったのは亜玖亜さんでしょ!?」

 

「始業式の前日ぐらい自重して下さい!」

 

「めぐみんだって一緒にやってただろうが!とにかく急げ!」

 

結論・・・全員悪い。

 

 

―――

 

――

 

 

「お前等、ギリギリだったな」

 

「「スミマセン・・・そしておはようございます西村先生」」

「「おはようございます鉄人先生」」

 

「うむ、おはよう・・・吉井と佐藤兄は補習室に行きたいのか?」

 

「「スミマセンでした行きたくありません!」」

 

2人は流れる様な動きで土下座した。

 

「まあいい、これが振り分け試験の結果だ」

 

西村は封筒を4枚差し出す。

 

「ま、見なくても結果は分かってるけどな」

 

「私と和真は亜玖亜と同じクラスになる様に調整しましたからね」

「え、何で2人共そんな事したの?」

 

「お前を1人にしたら教室で泣くだろうが」

 

「まあFクラスなのは分かってましたからね・・・調整自体は楽でしたよ」

 

それを聞いた亜玖亜は教室ではなくこの場で泣いていた。

 

「それと吉井、お前は今日限りで監察処分者から外される事が決まった・・・従って召喚獣の調整をするからHRが終わり次第学園長室に行く様に」

「え・・・いいんですか?」

 

「あら、やっと解放されるのね明久」

 

「まあ明久が観察処分者になったのは入院続きで出席日数が足りない所為だったからな・・・」

 

「進級した以上そうする理由もなくなったという事だ・・・俺もなるべく手を貸してやるつもりだが今年は気を付けるんだぞ」

 

「あ、はい・・・」

 

 

吉井明久・・・Fクラス

佐藤和真・・・Fクラス副代表

佐藤亜玖亜・・・Fクラス

佐藤恵美・・・Fクラス

 

「「って何で和真が副代表なの!?」」

 

妹2人の叫びを聞いた和真はドヤ顔であった。

 

〜Aクラス前〜

 

今、4人の目の前にはホテルの1室を思わせる空間があった。

 

「・・・ここって本当に教室なんですか?」

 

「・・・予算と資源の無駄遣いじゃねーか」

 

「うわぁ・・・ドリンクバーまであるよ」

 

「流石はAクラスって所かしら・・・」

 

そんな4人に気づいて誰かが近づいてくる。

 

「4人共お揃いでまた遅刻か?」

 

「誰かと思えばダクネスじゃないですか」

 

「どうせ遅刻ならFクラスに行く前にAクラスの設備がどんなか見ておこうと思ってな」

 

「ん?明久はまだしも3人ならAクラスを狙えただろう?」

 

「僕ならまだしもってどういう意味なのララティーナさん!?」

 

和真達はクラス分けの封筒をダクネスに見せた。

 

「このアホアは振り分け試験当日昼過ぎまで寝過ごしやがってな・・・」

 

亜玖亜は全力でそっぽを向いた。

 

「流石に1人だけ仲間外れにしたら泣きじゃくるでしょうから調整しました」

 

「だからごめんってばーっ!?」

 

「和真らしい理由だがアイリスが淋しがってしまいそうだな・・・」

 

「やはりアイリスはAクラスですか・・・(決着を付けるなら丁度良かったかも知れません)」

 

「スマンな・・・今日の晩飯は俺と明久が作るから2人も来るか?」

 

「是非もない!アイリスも反対はしないだろうから余分に作っておいてくれ」

 

「あはは・・・腕によりをかけて作るよ」

 

 

 

そしてFクラスの前・・・

4人の目の前にはボロボロで、所々にカビやキノコが生えて、机の代わりらしい卓袱台が置かれた空間があった。

 

「早く教室に行かなきゃ・・・」

 

「おい明久、現実逃避するな・・・ここがFクラスだ」

 

「・・・ですがここは本当に学園の中なんですか?まるで馬小屋ですよ?」

 

「おかしいわよ!同じ学費で何でこんなに差があるのよ!」

 

「亜玖亜の場合寝過ごした事による自業自得だろうが!だがめぐみんをこんな所に置いとく訳にはいかんからな・・・代表が誰かは知らんが適当に煽ててさっさと設備交換に持ち込むか」

 

「明久ー!かじゅまが、かじゅまが虐めるーっ!」

 

「よしよし・・・」

 

「まったく・・・早く教室に入りますよ」

 

ガラッ

 

「早く座れウジムシ野郎」

 

「おい、私をウジムシ野郎と呼んだ理由を聞こうじゃないか」

「おい、俺の妹をウジムシ野郎と呼んだ理由を聞かせて貰おうか」

 

「って和真と妹その2!スマン明久と間違えた!」

 

「なら仕方ない・・・因みに明久なら入口で亜玖亜を宥めてるぞ代表」

 

「って何で俺が代表って分かったんだ?」

 

「この場で俺以外に代表になれそうな奴は秀吉とお前ぐらいだろうが」

 

「康太と明久と亮は一点集中型ですし、周りのモブ達は赤点しか取れないんでしょう?」

 

「まあその通りだが・・・とりあえず席は決まってないらしいから好きに座っておけ」

 

丁度良いタイミングで泣き止んだ亜玖亜と慰めていた明久も慌てて席に着いた。




とりあえずここまで
続きは近日中に・・・

ゆんゆんも出したいのにそれっぽい名前が思いつかないorz
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