A級2位桐ヶ谷隊   作:三日月達也

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 今回はSAOのヒロインアスナの回!ですがなんかアスナのセリフが少なく、主人公のキリトのセリフが多いです。まぁそこは気にしないで下さい。

 それでは「戦闘訓練 アスナ編」どうぞ!


戦闘訓練 アスナ編

 <VR組side>

 

 

 

「ひよりすごかったねー、ボクも早くやりたいよ~」

 

 ルクスが訓練室から戻ってきてシリカ、リズ、リーファの三人が話しているのを見ていたユウキが言う。

 

「多分もうすぐなんじゃない?もう残っているの私とユウキぐらいだし「次、結城明日奈さん!」………私だったね」

 

「え~結局ボクが最後じゃん、まぁいいや。明日奈最高記録叩き出してね!」

 

 ユウキが右手を握りアスナの方へ突きだす。

 

「ふふ、わかった。」

 

 アスナもそれに右手をぶつける。

 

「それじゃぁ行ってくるね」

 

 

 

 

 

 

 

 <ギャラリー組side>

 

 

 

「お、次はあいつか」

 

「確か影浦先輩が気にしていた一人だよね」

 

「………………」

 

 緑川の言葉に影浦は何も返さないが気になっているアスナをずっと見ている。

 

「もしかして可愛いから見てるんじゃない?」

 

「ちげぇ、黙ってろ迅」

 

 迅のからかいにもぶっきらぼうに答える影浦。

 

「つれないなぁ………ようやくご到着か」

 

 迅の言葉に皆廊下の入口を見た。

 

「すいません迅さん遅れました!」

 

 廊下から走ってきたのは今作品の主人公(天然タラシ)のキリトだ。

 

「和人ようやく来たか」

 

「和人兄ちゃんひさしぶり」

 

「どうも太刀川さん、ひさしぶり駿」

 

「ひさしぶりだな和人」

 

「ご無沙汰してます風間さん」

 

 キリトにとって風間さんは戦略について色々教えて貰っているので仲は良い。ただ風間本人はキリトに個人、アタッカー2位をとられたのが悔しいのか見つけ次第模擬戦をしている。

 

「桐ヶ谷ぁ、てめぇと最近バトってねぇからこのあとやろうぜ」

 

「えー、いいですけど影浦さん30本もやらせないで下さいよ、あれ疲れるですから」

 

「バカか、あれでもまだ足らねぇよ」

 

 影浦もよく模擬戦をしようと絡んでくるが、本数が多いためキリトとしては勘弁してほしいと思っている。

 

「模擬戦といえばお前米屋とやっていたんだろ、俺ともしようぜ」

 

「お前は昨日やったばっかだからダメ」

 

「ケチだなゲームバカ」

 

「うるせぇ弾バカ」

 

 米屋、出水、緑川、キリトの四人はA級の4バカと呼ばれている。米屋は槍バカ、出水は弾バカ、緑川は迅バカ、キリトはゲームバカということになっている。

 

「あの、桐ヶ谷先輩お疲れ様です!」

 

「桐ヶ谷先輩お疲れ様です、飲み物要りますか?」

 

 木虎と黒江が声をかけるが、黒江はどこからか出したのかわからないが手にスポーツドリンクを持っていた。

 

「おーす木虎、ありがとな黒江頂くよ」

 

 黒江から渡されたスポーツドリンクを飲んでいるところを見て黒江は木虎にドヤ顔をした。

 

「(………ふふふふ、どうこれが桐ヶ谷先輩のことを本気で思っている証ですよ。こんなときのために毎日飲み物持ってきておいてよかった………)」

 

「(チッ!さすが抜け目ないわね………でもそのぐらいで桐ヶ谷先輩をおとせるとでも………?)」

 

 木虎と黒江の間に火花が散っているころキリトは隊の皆と話していた。

 

「ほんと、和人兄ちゃんって鈍感だよね」

 

「あぁ、あれで自覚ないとか………メテオラぶつけたい」

 

「………?風間さん出水たち何話しているのですかね」

 

「お前には一生関係のない話だ」

 

 太刀川もたぶん鈍感である。

 

「それで迅さん俺を呼んだ理由って」

 

「それはあれを見れば分かるだろ」

 

 迅が指差す方向には訓練室で今まさに開始しようとしていた人物が見えた。

 

「あれって………」

 

 キリトはよく知っている。髪がロングの茶髪、まるで細剣を扱うような構え…

 

「まさか………」

 

 開始したのと同時に少女はネイバーに向かって走り助走で勢いをつけて細剣(レイピア)ソードスキル[リニアー]でネイバーに強烈な一撃を与え破壊した。

 

『記録 3.21』

 

 その高記録に周りの人たちはざわつく。けれどキリトには聞こえていなかった。訓練室から出てきた少女は紛れもなく

 

「アスナ!?」

 

 自分の彼女の名を大きい声で叫んでしまったキリトである。

 

 

 

 

 

 <アスナside>

 

 

 

「う~ん、やっぱり少し重いかな」

 

 自分が普段使っている細剣と弧月を比べて思った。

 

「でもスコーピオン?だったっけ、あれは耐久が少ないからこっちの方がまだしっくり来るかな」

 

 目の前に見えるのは異世界の敵ネイバー。いくら仮想戦闘用のサイズだとしても少し緊張する。

 

「…大丈夫」

 

 キリト君は毎日これと戦っている。デートしたときもいつも疲れていたのに気づいていたけど何も出来なかった。

 

 最初キリト君がボーダーに入るって言ったとき私も入りたかったけどお母さんが許してくれなかった。あのときの私はSAOに捕らわれる前と変わらない、ただ親の言いなりになっているだけだった。

 

 けどユウキと出会って自分の気持ちを相手にぶつけることを知った。その結果最初は喧嘩したけど何度も話し合って許してくれた。今でもユウキとお母さんに感謝している。キリト君と、好きな人に一緒にいられることになれたことを。

 

『戦闘開始まで…5………4……』

 

 勝算としては、助走により最速で一番の攻撃力でネイバーを倒す。

 

『………1………戦闘開始』

 

 私は戦闘開始の始の辺りでダッシュした。思ってたよりトリオン体による身体能力上昇は思いの他高かった。ネイバーとの距離が半分くらいのところで私は弧月を弓で引くように構えあるソードスキルをイメージする。SAO時代何度も私を救ってくれた細剣ソードスキル[リニアー]

 

「はぁぁぁ!」

 

 雄叫びと共に繰り出された[リニアー]によりネイバーは倒れた。

 

『記録 3.21』

 

「よし!」

 

 

 

 

 

 訓練室から出ると正隊員の人たちがいるところに見慣れた黒髪の少年がいた。

 

「アスナ!?」

 

 大きい声で呼んでくれた。少し恥ずかしいけどお返しと言わんばかりに

 

「キリト君!」

 

 私も大きな声で呼んだ!

 

 

 

 

 

 大好きな人で大切な人を

 

 





 次回で戦闘訓練編終わらそうと考えています。

 それでは次回もお楽しみに!
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