A級2位桐ヶ谷隊   作:三日月達也

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 ………本当にすいませんでした!私情が重なりかなり遅れてしまいました!最近こういうことになるので一週間に1話投稿できるのかも怪しいです。ですが出来る限り投稿する努力はしますので。

  大変お待たせしました!それでは「戦闘訓練 ユウキ編そして修羅場の前兆」どうぞ!


戦闘訓練  ユウキ編そして修羅場の前兆

 <キリトside>

 

 

 

 俺は階段を降りてアスナの所へ向かう。

 

「キリト君!」

 

 アスナも大きな声で返事してくれた。

 

「アスナ入隊したのか!?」

 

「そうだよ、私も今日からボーダー隊員だよ。まだ訓練生だけどね」

 

 そういえばここ最近アスナが俺の顔を見てやたらニヤニヤしていたのが何回かあったような気がする。ユイに聞いても何も教えてくれなかったので結局わからずじまいだったが。

 

「私たちも忘れないでよねキリト!」

 

「え、リズにシリカ、ルクスにユウキ…ってスグも!?」

 

 皆ドッキリ成功みたいな顔をしている。

 

「まてまて、色々理解が追い付かないんだが……………」

 

「あー、桐ヶ谷。話したいこともあるだろうが後1人だからもう少しまってくれ」

 

 嵐山が申し訳なさそうに話してきた。

 

「すいません嵐山さん」

 

「まぁ友達だし、話したくなるのもわかるよ。それでは次は紺野 木綿季さん!」

 

「はいはーい、やっとボクの番だ!」

 

「ユウキ頑張ってね」

 

「無理しないようにな」

 

「アスナありがとう、それとキリト大丈夫だよトリオン体なんだし」

 

「確かに、それもそうか」

 

「じゃぁ行ってくるね」

 

 ユウキは訓練室まで走っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 <ギャラリーside>

 

 

 

「あの人和人兄ちゃんの知り合いだったんだ」

 

「まぁ同じSAO帰還者(サバイバー)だからな、一緒に戦ったこともあるかもな」

 

「でもその割りには仲良すぎじゃない?」

 

 キリトとアスナの会話の様子を見て、弾バカ、迅バカはなんとなく思い付いた。

 

「「(あ、天然タラシの被害者か………)」」

 

 呆れるような目でキリトを見る二人。

 

「カゲ、お前の予想通りだな」

 

「………あいつ早くB級にあがってこい」

 

「カゲ新人の心潰さないようにな」

 

「そんなことするかよ」

 

「………………………」

 

 そんな中風間は黙ってさっきのアスナの戦闘を思い返していた。

 

「(あいつのあの動き、反応速度、瞬発力、すでにB級上位に入り込めるほどのレベルに達している………)」

 

「(今回は迅の言っていたように当たりだな。上に上がるのもそう遅くはないだろう)」

 

「残念ねぇ~、あの娘イニャルKだったらすぐにスカウトするのに」

 

「いつも思うんですが何故イニャルKに拘っているのですか?」

 

「ふふ真由美、それは秘密よ」

 

 加古は唇に人指し指を立てそう言った。

 

「あわ、あわわわわ」

 

「なんかここだけ寒い」

 

「あの~木虎、黒江?」

 

 エリカがさっきキリトがアスナを大声で呼んだ瞬間からドス黒い空気を放っている二人に話しかけた。

 

「「………………………………………」」

 

 二人の耳にはエリカの声などまったく入っていなかった。

 

「(なんなのあの人、私の先輩を…しかもあだ名で呼ぶなんて!あなたは先輩にとってなんなのですか!!)」

 

 アスナに怒りの視線を向ける木虎。

 

「(あの人はなんですが、先輩に気安く大きな声でしかもあだ名で!私だって先輩のこと大声で呼んだことないのに………!」

 

 先ほどキリトが飲んだドリンクを握りしめる黒江。

 

「「(あの人が桐ヶ谷先輩にとってなんなのか確かめる!)」」

 

 木虎と黒江はお互いを見て

 

「一時休戦よ」

 

「お互いにとって知るべきこと、ひとまず協力しましょう」

 

 しっかりと握手をして休戦協定を結んだ。

 

「「「(うわぁ~~~)」」」

 

 二人の握手をしている背景にまるで火山の大噴火のような迫力が感じられ桐ヶ谷隊の戦闘員三人はただ見てるしかなかった。

 

「あらら、和人君も罪ねぇ~」

 

 真由美はその様子を見てキリトの身におこることを想定しながら呟いた。

 

 

 

 

 

 <ユウキside>

 

 

 

 やっとボクの番だよ。なんかこうやって喋る時までやたらと時間かかった気がするけど………気のせい気のせい。

 

「アスナが今のところ最高記録だね、よーしアスナに勝つぞ~」

 

 こうやって立っていることが不思議だといつも思ってしまう。またあの病院で動けない中見てる夢じゃないかって思うけど、今皆と一緒にこの世界にいる。

 

 ボクは三ヶ月前までずっと病院にいてしかも体が動かないから仮想世界にずっといた。スリーピングナイツの皆とアスナと一緒にボスを攻略して打ち上げもして、アスナに学校に連れていってくれて、授業も受けて、キリトとデュエルして………もう後悔はないと思っていた。

 

 ある日、病院の先生から状態が良くなってきていると言われたよ。最初はまたすぐ悪くなるって思ってた。けどその日から順調に良くなっていって先生に移植手術をすれば助かるかもしれないと言われた。そのことがアスナに知られて必死になって移植してくれる人を探してくれた。するとキリトなら移植できるとわかったときボクは言った、ボクの為にしなくていい、移植したとしても治るとは限らないって。そしたらキリトがALOにいとけって言われて行ってみたら、始めてキリトと出会った広場で誰もいない中言ってくれた。「お前はもう俺たちの仲間なんだ、わずかでも治る可能性があるなら俺はそれにかける。それに、勝ち逃げしたままVRMMO卒業するなんて許さないからな」キリトは笑って言った。

 

 手術は成功して、それからリハビリを2ヵ月かけて体を戻どすことができた。今ではアスナたちと一緒にアスレチックやスポーツをすることが楽しい!スリーピングナイツの皆も良い傾向に向かっているようで現実で会える日もそう遠くないと思う。

 

『戦闘開始まで………5………』

 

 キリトはボクの命の恩人だ。せめてキリトの手伝いが出来ればって思って入ったけど皆すごい記録でびっくりした!

 

『………2………1………』

 

 だから一番早く倒してみせるよ!

 

『戦闘開始』

 

 始まりの合図と共に全力でダッシュ。

 

 リハビリと普段体動かしているおかげで体育で50m7.0秒いけるようになった。しかもトリオン体だから滅茶苦茶速い。

 

てやぁぁぁぁ!」

 

 走った勢いを利用してネイバーを横一閃に斬る。

 

『記録 2.91』

 

「やったー!」

 

 ボクはアスナの方に向いてVサインをした。

 

 

 

 

 

 <VR組side>

 

 

 

「ユウキすごい!」

 

「まじか、まさか2秒代が出るとは思わなかったぞ」

 

 アスナはキリトの手を掴んで優しく握った。

 

「?、アスナ?」

 

「…ありがとうキリト君。ユウキを救ってくれて」

 

「はは、救ったのは俺たちだと思うぞ」

 

 キリトも優しく握り返した。

 

「…うん!そうだね」

 

 二人は互いに笑い、出てきたユウキを迎えに行った。

 

 

 

 

 

 <ギャラリー組side>

 

 

 

「………嘘だろ」

 

「まじか」

 

「おぉー!あの人もすげぇ!」

 

 太刀川、出水は絶句し、緑川は驚きの声をあげている。

 

「………お前の読み通りだったな迅」

 

「俺もまさかここまでとは思わなかったですけど、見えたのはあの中の数人だけですから」

 

「それじゃぁ迅さん、私たちも向こうに行きま………」

 

「………なんですか、あれ

 

「えーと木虎ちゃん?」

 

 緑川の声にも反応しない。

 

まさか………手を繋いでる………?

 

 黒江も似たような感じだった。

 

 その二人の周りには先ほどよりもはるかにドス黒い空気が溢れ出ていた。

 

「………皆さん」

 

 木虎の冷たい声に一部の人が震え上がった。

 

「行きましょうか………」

 

「行くってどこに…?」

 

 真由美の言葉に木虎は笑顔で

 

「桐ヶ谷先輩のところにですよ」

 

 と言ったが目が笑っていなかった。

 

「行きましょう双葉ちゃん」

 

「はい、木虎先輩」

 

 端から見たら鬼が人間を狩りにいくような雰囲気がその場に広がっていた。

 

 

 

 

 

 <キリトside>

 

 

 

「桐ヶ谷」

 

「はい」

 

「俺たちはこれから訓練生をランク戦ブースに連れていくけどお前は友達とここで話をしているといい、現場監督として木虎をここに置いておくから訓練室使っても大丈夫だぞ」

 

「ありがとうございます、嵐山さん」

 

 嵐山さんと時枝はアスナたち以外の訓練生を連れて廊下に出ていった。

 

「しっかし、お前たちが来るなんて思ってもみなかったぞ」

 

「そりゃサプライズだからね、ばれたらだめでしょ」

 

 リズがしてやったみたいな顔をしてる。

 

「桐ヶ谷先輩」

 

 そこに正隊員の皆を引き連れて木虎がやってきた。………なんか雰囲気がいつもと違うような…

 

「おはようございます」

 

「おはよう木虎、今回も現場監督お疲れ様」

 

 木虎の頭を軽く撫でる。

 

「!、いえ、任務ですから」

 

 木虎は急に顔が赤くなり、さっきまでの雰囲気が消えた………なんだったんだろう?

 

「そうそう皆紹介するよ、一緒に戦ってくれる仲間だ」

 

「まずは、太刀川慶さん。A級1位の部隊太刀川隊の隊長で個人とアタッカー共に1位で間違いなくボーダー隊員最強の人だ」

 

「どうも太刀川だ、よろしく」

 

「次は風間蒼也さん。A級4位の風間隊隊長で戦略について色々教えてもらってくれた人だ」

 

「風間だ。………ちなみに俺は21歳だからな」

 

 風間の言葉にアスナたちは驚く。太刀川はおもいっきり笑っていたが風間さんに肘を突かれて悶絶している。自業自得だ。

 

「次、出水公平、弾バカ以上」

 

「おい」

 

 気にしない。

 

「次、緑川駿、生意気な弟分」

 

「生意気ってひどくない?」

 

 気にしない。

 

「目付き悪いのが影浦雅人さん」

 

「だれが目付き悪いだ」

 

 その通りじゃん。

 

「次はA級7位加古隊隊長の加古望さん」

 

「よろしくね」

 

 加古さんを見るとロシアン炒飯を思い出す………

 

「同じく加古隊の黒江双葉」

 

「よろしくお願いします」

 

 こいつもなぜかいつもと違う雰囲気が………熱でもあるのか?

 

「皆も知ってると思うけど嵐山隊の木虎藍」

 

「皆さんよろしくお願いします」

 

「後は前に話した俺の部隊のエリカ、紗夜、綺凛、真由美さん」

 

「よろしく~」

 

「よろしく」

 

「よろしくお願いします」

 

「よろしくね」

 

「んで和人、そろそろそっちの娘たちも紹介してほしいんだけど」

 

「わかりました迅さん………まずは…」

 

 リズが最初は自分をとアイコンタクトしてくる。

 

「えーと、こいつは篠崎里香、SAO、ALOでもぼったくり鍛冶屋を営んでいます」

 

「ちょ、何よその紹介!」

 

 リズが何かいっているようだが気にしない気にしない。

 

「でとなりのツインテールが綾野珪子」

 

「よ、ろしくお願いします!」

 

 シリカは少し緊張ぎみだ。リズがまだ何かいっているようだが気にしない気にしない。

 

「次は柏坂ひより」

 

「よ、よろしくおねがひします!」

 

 あ、噛んだ。

 

「~~~~」

 

「ひより、そんなに気にしなくて大丈夫だからな」

 

「は、はい~」

 

「次は俺の妹の直葉だ」

 

「よろしくお願いします、兄がいつもお世話になっています」

 

「桐ヶ谷よりしっかりしてそうだな」

 

「あなたよりもしっかりしてますよ太刀川さん」

 

「なんだと、これでも大学生だぞ俺」

 

「しっかりしている大学生は後輩にレポート頼んでこないですよ」

 

「うぐっ、………」

 

 そう、この人大学生のくせに全くと言っていいほど勉強が出来ない。いつも俺や出水、ボーダー隊員の後輩にレポートを書かせている。

 

「それは置いておいて、次はALOでは俺より強い紺野木綿季」

 

「始めてまして、木綿季です!」

 

 俺より強いという言葉を聞いて何人かの戦闘狂が目を光らせた。

 

「で次は………」

 

 言おうとした瞬間主に二つの強い視線が飛んできた。見てみると木虎と黒江だった。

 

「(どうしたんだ、あいつら………?まぁいいか)SAO、ALOでの俺のパートナーの結城明日奈」

 

「皆さんキリト君がお世話になっています」

 

 おいおい、アスナは俺の保護者か

 

「………明日奈さん」

 

「何かなえーと………木虎ちゃん」

 

「桐ヶ谷先輩とはどういったご関係ですか?」

 

「どういったって、その………」

 

 すると綺凛が爆弾発言を投入。

 

「明日奈さんは確か和人先輩の彼女さんですよね」

 

 シーーーーーン

 

「え、え?」

 

 まるで誰もいないような静寂の空気。だがそれは二人の叫び声によって終わった。

 

「「なんですってーーーー!!!」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 修羅場が………始まる……!

 

 





  出来るだけ投稿します!

 それでは次回もお楽しみに!
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