東方人理録   作:河影 御月

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深夜テンションで前半はっちゃけてます。

ただでさえひどい文章がさらに劣化していると思いますが、ご了承ください。

本編始まります。


遭遇と無知

sideぐだ子

 

やって来たのは一体の女性サーヴァント。

全身が黒いもやに覆われててまるで影のようだった。

その姿からはただ者ではない雰囲気が漂っている。

 

 

「...サーヴァント。ええ、殺しがいのありそうな人間もいます...。」

 

 

しゃべった!?黒いもやに覆われてて正気じゃないようにしか見えないんだけど!?

どう見ても理性が消し飛んでるよね!?

 

...それはそうとして、フム。

 

私は一旦落ち着いて冷静に相手を観察する。

相手がどんな英霊なのかを考えるためだ。

 

戦闘能力が皆無で魔術のまの字すら理解できていないへっぽこの私でもできること、それは相手の特徴を知り、マシュと霊夢の助けになることだ。私は元々本が、特に歴史や神話の本が好きだった(理解できて覚えられるかは別として)。戦闘の助けになれなくとも本の知識で相手の真名を当てるくらいはしてみせる!

 

そう、

 

 

 

 

 

 

 

決して相手のナイスバディに悩殺されたわけではない‼

 

 

 

 

 

 

 

そう、これはマシュと霊夢の助けになるために必要な観察だ、だから相手の身体をじっくりと観察することも必要なことだ異論は認めん。

 

改めて相手サーヴァントを見る。

 

黒いもやに隠れて見えにくいものの、身長は結構高めで、紫色の美しい長髪を持ち、目のところには鱗のような模様の紫色の眼帯、何よりも目につくのは服装と胸部だ。

 

 

服装は明らかにサイズが合っていない黒を基調としたボディコン、白っぽくきめ細かい肌とマッチして実にGOOD。

 

そして問題の胸部、ボディコンから溢れんとばかりに露出されている美しきoppai。まさしくそのサイズはメロン、もしくはスイカに例えることができよう。

 

嗚呼、実にエロスである...眼福である...こう、激しく動けばポロn「先輩!驚くのはいいですが正気に戻ってください‼」はっ!私は今まで何を!?

 

あ、危なかった...。中学生時代から若干ソッチ系もイケるようになっていた思考回路が暴走するところだった.....。

 

気付けばマシュは私と所長を守れるように目の前で盾を構え、霊夢も武器なのかスペルカードとは違う別の札とお払い棒を構えている。

 

「......貴女達、なかなかいいですね。私の好みとは違いますが、痛めつけたあと石にしてあげましょう。」

 

なんかすごい物騒なこと言ってる!ていうか石!?石にされるってどういうこと!?

 

「ドクター!」

 

『ああ、今スキャンが終わった!この霊基はライダーだ!そしてさっき石にするとか言ってたし、間違いない!たぶん相手は「まさかゴルゴン三姉妹のメデューサ!?」所長!セリフとらないでください‼』

 

「ええ、その通りです姿無きもやしチキン。私こそが形のない島の怪物、メデューサです。今回はライダーとして現界しました。」

 

『やっぱりか!って姿無きもやしチキンってもしかして僕のこと!?』

 

「ええ、姿が見えないうえに、ここぞというときに驚きのヘタレっぷりをみせるだろうと思ったから、そう名付けました。それともワカメのほうがよかったですか?」

 

『初めて会ったサーヴァントにそんなこと言われるなんて...グスン......。』

 

またなんかコントしてる....

 

「メデューサ」、ギリシャ神話における有名な蛇の怪物、だっけ?たしか目を見た者を石に変えるとかいう能力を持ってて、最後はペルセウスに退治された...であってるはず。

 

「ちょっと!いきなりなんでギリシャ神話の怪物がしれっと出てきてるのよ‼こういうのはもっと弱い奴から出てくるのがお約束でしょ‼」

 

「所長!混乱するのはいいですが、少し落ち着いてください‼それに今いる場所は特異点です!仮に強力な反英霊が出現してもおかしくありません‼」

 

そんな感じでほとんどのメンバーが混乱するなか、霊夢はきょとんとした顔で質問してきた。

 

 

 

 

「ねぇ、メデューサって何?あと反英霊って?」

 

 

 

 

その瞬間、周囲の空気が凍り付いた。

敵サーヴァントであるメデューサですらポカンとしている。

 

 

『.......そういえば霊夢はこっちとは隔絶された場所に住んでるんだっけ....、それなら知らなくても無理は無いけど...メデューサはギリシャ神話に登場する蛇の怪物だ。ゴルゴン三姉妹の末の妹で、見たものを石に変える石化の魔眼を持っていることで有名だ。最終的には英雄ペルセウスの持つ不死殺しの鎌であるハルペーによって首を切られて退治されたとされているよ。』

 

「...よく分からないけど、相手は妖怪の類いで異変に関わっているのね?」

 

『まあ、......そういうことになるね。というか反英霊については「なら異変解決のために退治するわ!」.......後で話すか.....。』

 

 

「話は終わりましたか?待ちくたびれました。」

 

 

待っててくれた!意外にいい人だこの英霊(ヒト)

仮に彼女にマスターがいたら絶対表だけでも健気でいい人だろう。なぜかわからんが間違いないと思う!

 

「ふふふ...それにしても、私を退治すると?面白いことを言いますね。」

 

「当たり前でしょ、異変解決に妖怪退治は博麗の巫女の仕事よ。それにあんた、異変の関係者でしょ。なら問答無用で退治するだけよ‼」

 

「私に勝てるとでも?見たところそれなりの身体能力を持っているようですが、貴女は人間。力とスピードはこちらのほうが上でしょうし、そこにいる盾を構えている彼女は戦闘経験が殆ど無いようですから、二人がかりでも十分に勝てます。」

 

「へえ、大した余裕じゃない。あんた慢心と傲慢は身を滅ぼすって知ってる?私が退治したやつの中には、自分がこっちを圧倒できると思い込んで襲い掛かって来たから、返り討ちでボコボコにしてやったやつがいたわ。あんた、その態度がそいつにそっくりね。」

 

「慢心と傲慢は強者の特権です。貴女達相手では負ける気がしません。」

 

「...ムカつくわね.......。マシュ、あんたはぐだ子...マスターを守りなさい。こいつは私が相手をするわ。」

 

「でも、霊夢さん!相手はサーヴァントです!しかもそれなりに上位の存在です!ここは二人で確実に「あんたはまだ素人でしょ!ならまず戦いがどういうものなのかしっかりと見ておきなさい‼」...はい、分かりました。」

 

マシュは少し悔しそうにしながらも私達を守る体勢をとる。

恐らく自分の力では足手まといにしかなれないことを悟ったのだろう。

「マシュ。」

 

「....はい。」

 

「これから強くなろう。」

 

「.....!はい‼」

 

私はマシュを慰める。

確かに今は弱いけど、一緒に強くなろう、という気持ちを込めて。

 

 

「一人でいいんですか?そちらこそ余裕そうですね。」

 

「妖怪退治は私の専門分野よ。それに、見たものを石に変えるかなにか知らないけど、能力持ちとの戦いは今までいやというほどやってきたのよ!」

 

お互いに力は未知数、どんな結果になるのか私には分からない。

ただ、1つ分かることがある。

それは、どちらも相手に勝てると確信していることだ。

 

霊夢は改めて札とお払い棒を構え、メデューサは鎖付きの短剣を持つ手に力を込める。

 

 

 

 

「14代目博麗の巫女、博麗霊夢」

 

「ゴルゴン三姉妹が三女、メデューサ」

 

 

 

 

「とりあえず━━倒れなさい‼」

「では━━優しく殺してあげましょう!」

 

今、二人の英霊が激突する。

 

 

 

to be continued...




次回、遂に戦闘描写!
ショボくなるかもしれませんが、お楽しみに!
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