幻想郷に入った少年の日常   作:モリリン

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どうもモリリンです。
前回で色々な人が出ると言いましたが次回になりそうです。
今回は前編と後編に分けています。
ではどうぞ!


始まる宴会、出会いの夜(前編)

朝起きると見知らぬ天井が見える。ふと体を起こすと自分の部屋だと認識できた。早くこの生活にならなければと思いながら台所へ行き朝食の準備をする。元の世界では料理に少しハマっていた時期があったためそれなりに自信はある。米を炊き、魚を焼いて味噌汁を作った。それなりの出来に満足していると、

 

「おーい!恭弥ー!迎えに来てやったぞー!」

 

玄関の方から萃香の声が聞こえて来た。早ずぎるだろうと思いながら玄関へと向かった。玄関を開けると萃香が蔓延の笑みで立っていた。

 

「お、やっと来たな。じゃあ行こっか。弾幕勝負するのにいい場所があるんだー。」

 

「おいおい待てって。俺まだ朝ごはんを食べてないんだが。」

 

「えー。そんなん後でにしろって。私も食べてないんだからさー。」

 

「なら食っていけよ。ちょうど朝ごはんを作ったところだ。お前もぶんもすぐに作るから、な?食べてからにしよーぜ?」

 

萃香は不服そうな顔で

 

「うーん、まぁいっか、じゃあお邪魔しまーす。」

 

そう言って萃香は靴を綺麗に脱いで中に入っていった。後に続いて恭弥も入って行き、台所で萃香のぶんの魚を焼いた。ご飯と味噌汁は少し多めに作っておいたからそれを出した。

 

「ほらよ、できたぜ。しっかり食えよ。」

 

「おう!サンキューな。んじゃいただきまーす!」

 

萃香は魚を一口食べて「うまーーい!!」と言いながらアニメのようにガツガツ食べていく。やがておかわり!とお椀を突き出して来てた。

 

「よく食べるなー。そんなに腹が減っていたのなら食べてから来たらよかったじゃないか。」

 

「それもそーなんだけど、恭弥との勝負が楽しみでさ。ちょっと早めに来ちゃった。」

 

そんなに楽しみにしてくれているとは思わず少し照れた。すると萃香が魚の骨を残し全てを平らげてご馳走様でした、と言った。少し遅れて恭弥もご馳走様でしたと言った。お皿を片付けるために皿を集め台所へ行き皿を洗い終わると、

 

「よし、じゃあ恭弥、行こっか!」

 

「おう、、、で、結局どこにいくんだ?」

 

「人里から少し離れた場所にとっても広い場所があるんだ、あんまし人もこないだろーし、そこでやろうと思うんだけどいいかい?」

 

「あぁ、いいぜ、じゃあ行こうか。」

 

そう言って萃香の後をついて行った。人里を離れて数十分したくらいで急に広い場所にでた。

 

「よし、着いた。じゃ、ここでしよっか。」

 

「わかった。スペルカードは何枚だ?」

 

「んー、じゃあ二枚で。」

 

「オッケー。」

 

萃香と向かい合い、戦いが始まろうとしていた。。すると萃香が。

 

「まぁ、スペルカードって言っても私は肉弾戦が得意なんだけどね。」

 

「奇遇だな、俺もだよ。」

 

そう言って恭弥は姿勢を低くして構えを取り霊力を上げる。霊力の大きさに驚いた萃香が

 

「なに、この霊力、霊夢と同じ、いやそれ以上、恭弥!あんた本当に幻想郷に来たばっかの人間!?」

 

「一様な、だけど霊力を放出するより自分が纏って戦う方が向いているらしい。」

 

霊夢との訓練中、能力のおかげで弾を作り出し放つことはすぐにできるようになったがどうも弾幕を考えて作るのが苦手であまりできなかった俺は放つのではなく自分に霊力を纏わせて自信を強化して戦うスタイルを選んだ。そのおかげで霊夢にもたまに弾幕勝負に勝てるようになってきている。スペルカードは昔見ていたアニメや漫画の技を少しアレンジして作っている。

 

「じゃあ萃香、始めようか!」

 

「いいね、恭弥、私も燃えてきた!いくよ!」

 

その言葉と同時に萃香は地面を思いっきり蹴って距離を詰めてきた。恭弥も地を蹴り距離を詰める。やがて拳と拳がぶつかり、衝撃波が生まれた。萃香はすかさずパンチを繰り返し恭弥を攻める。そのパンチを恭弥はかわし、時に避けてを繰り返した。

 

「ほらほら、防戦一方じゃないか!どんどんいくよ!!」

 

萃香の連打は止まらない。むしろどんどん激しくなっていく。一発一発が重く、これ以上は耐えられそうにない。

 

「なら俺も攻めさせてもらうぜ!!」

 

恭弥は萃香の足払いをして萃香の体制を崩した。少し宙に浮いた萃香のお腹に手を添えて大きく息を吸う。ゆっくりと自分の霊力を手に集中させて、全ての筋肉を使って放つ、肉弾戦奥義。

 

「魔弾!!!」

 

瞬間、萃香の体は遠くに吹っ飛んだ。がはっ、と肺の中の空気を全て出された萃香は少しの間息ができなくなっていた。

 

「はぁ、はぁ、な、何が起こったんだ?」

 

萃香は自分が何をされたかまだわかっていなかった。手を添えられた後何をされたのかわからなかった。

 

「俺の肉弾戦で出せる大技ってところだ。どうだ?立てるか?」

 

「あぁ、一様ね、それにしても強いね、私の負けだわ。これ以上やっても勝ち目が見えてこないや。」

 

「いや、萃香もすごかったぜ?あれ以上は持ちこたえれそうになかった。」

 

「よく言うよ。あーあ、負けたのは霊夢以来だよ。やっぱり悔しいねー。」

 

そう言って萃香は笑う。清々しそうな笑顔で。

 

「そういや恭弥ってなんの能力持ってるの?」

 

「なんでもモノにする程度の能力だよ。」

 

「ひゃー、そりゃすごい能力で。」

 

そう言って服に付いている汚れを払って、

 

「また勝負しようね、恭弥。次は勝つ!!」

 

「あぁ!望むところだ!」

 

そう言って握手を交わした。

 

「じゃあまた、今夜の宴会でねー。鬼のみんなも呼んでくるからねー。」

 

そう言って萃香は走って行った。恭弥は見送った後自分の家に戻り、温泉に入った。それから今夜の宴会を楽しみに時間が経つのをゆっくり待った、、、。

 

 

〜午後5時頃〜

 

ふわぁーー、とあくびをしながら大広間で宴会の準備をする。机をだしたり、台所で料理を作ったりしていた。すると玄関からコンコン、と誰かがノックする音が聞こえた。小走りで向かうとそこには霊夢が立っていた。

 

「久しぶりね、恭弥。ごめんね、宴会のこと言っていないで。」

 

そう言って霊夢は少し顔を曇らせた。

 

「別にいいよ、それより早いな、準備か?」

 

「ええ、そうよ、、、ん?なんかいい匂いがするわね。もしかしてなんか作ってるの?」

 

「あぁ、なんか作っておこうと思ってな。まぁ、とりあえず上がりなよ。」

 

「ええ、お邪魔様するわ。」

 

霊夢は中に入って、スリッパに履き替えて、一緒に宴会の準備を手伝ってくれた。一時間後、ほとんどの準備を終えた頃、とうとうみんなが集まって来た。いつの間にか大広間は多くの人が集まった。知っている顔もちらほらあるが、知らない顔の方が多かった。すると霊夢が

 

「じゃ、そろそろ宴会を始めるわよーーー!!「

 

「「「「「はーーーーーーい!!」」」」」

 

大人数が一気に声を張り上げる。地震が起きたんじゃないかというほどの揺れを感じた気がした。

 

「じゃ、主役に一言言ってもらって、乾杯するわよー。」

 

すると霊夢は俺に飲み物を持たせ前に出させる。

 

「えーっと、俺のために宴会を開いてくれてありがとう。今夜は楽しんで泊まってってくれ。じゃ、かんぱーーい!!」

 

「「「「「かんぱーーーーーーい!!」」」」」

 

掛け声とともに一斉にみんなが飲み始めた。今日の夜は長そうだ。

 

 

 




どうでしたでしょうか?初めての戦闘シーンでうまく書けたかわかりません。間違いやアドバイスなど、コメントしてくださるとありがたいです。ではまた次回!
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