世界を殺す災厄の力でヒーローに   作:『『白』』

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折紙を出して欲しいって人がいたら早めにお願いいたします。
要らなかったら、言っていただけるとありがたいです。

今回は短く、本編があまり進みませんが楽しんでお読みください。

それでは第二話、どーぞ。


デート №2

家のドアを開ければ不思議な物体に吸い込まれ。

 

選択肢が一つなのと変わらないような三択を選ばされ。

 

次の瞬間には、目の前には海が。足元には砂浜が。

 

 

 

「・・・・・・・・・っ!そうだ!四糸乃!美九!!」

 

あまりの出来事に呆然としていた士道が二人のことを思いだし、二人を探すために名前を呼びながら周りを見る。

 

結果的に言うと、二人は自分のすぐ後ろに倒れていた。

四糸乃のそばにはエコバックも落ちている。

拍子抜けだった士道は、焦って大声を出した気恥ずかしさと二人が無事だったことの安心感で苦笑いを浮かべる。

 

と、一つおかしな点を見つける。それは、四糸乃と美九が先ほどまで着ていた服が変わっていて、その身に霊装を纏っていたことだ。

 

 

霊装。それは霊力で編まれた鎧で、堅牢な防御力を誇り、個体差はあるもののおよそ人間の持ちうる物理攻撃ではかすり傷すらつけることができない、精霊を最強で究極で無敵の生命体たらしめている外殻だ。

 

 

しかし、士道に霊力封印された今霊力で編まれた鎧である霊装は、たとえ精神状態が不安定になっていたとしても不完全な形でしか顕現させることができないのだ。

 

それが、 今目の前にいる二人は封印を施す前の霊装と全く同じものを纏っている。

 

二人を見ながら、その事に疑問を感じていると隣から「あの・・・」と、少し怯えぎみに声をかけられた。

 

士道が驚いて顔を声のしたほうを見ると、そこには深緑色の縮れ毛頭でジャージを着た士道よりも少し年下に見える少年がいた。

 

「え?・・あ、すいません聞きたいことがあるんですけど、ここどこか知ってますか?」

 

「はい?」

 

「だ、だから、ここがどこなのか聞きたくて」

 

「ここは多古場海浜公園ですけど・・・」

 

「ヘ?・・・天宮市に海浜公園?」

 

「天宮市?どこですか?そこ」

 

「・・・・・(本当に異世界に来たってことか!?)いや、忘れてくれ。」

 

「はぁ・・・あの、それよりもそこのお二人は・・」

 

「あ、忘れてた。質問に答えてくれてありがとうな。」

 

「い、いえ、大丈夫ですよ。それじゃあ・・・」

 

そう言って少年は少し慌てた様子で公園から出ていく。

士道は、今自分が何処にいるのかを把握するためにした質問が、自分が異世界に来てしまったことの確認になったことに混乱しながらも、少年の指摘で思い出した二人を軽く揺すって起こそうとする。

 

「おい、四糸乃、美九、起きろ。」

 

「んぅ・・・ふぁ~ぁ・・・・・おはよう、ございます、士道さん・・・」

 

「ああ、おはよう。四糸乃」

 

「ふぇ?・・・ここ、どこですか・・・?それに、霊装も・・・!?」

 

「俺も詳しいことはわからんが、とりあえず美九を起こしてからだ。」

 

すんなりと起きた四糸乃にそう言って、再び美九を起こしにかかる。

 

「美九、起きろ」

 

今度は少し強めに体を揺するが、美九はなかなか眠りから覚めない。

士道が困っているとよしのんが

 

『士道く~ん。眠っているお姫様を起こすのは王子様のキスだってのは定番だよ~?』

 

と、おちょくってきた。

 

「な!ほ、他にも方法ぐらいあるだろ!」

 

「そう、だよ・・・!よしのん・・・!」

 

「むにゃむにゃ・・・キス~」

 

「え?・・・おい美九。起きてるだろお前。」

 

「む、むにゃむにゃ・・・すーすー」

 

「・・・お、起きたらキスも考えないでもない。」

 

白々しく寝たふりをする美九に仕方なく交換条件を持ちかける。すると、案の定。

 

「ふぁ~・・・あ、おはよ~ございます~だーりん?」

 

「ったく・・・キスはあとでな。」

 

「は~い。ごちそうになります~」

 

ぱっちりと目を覚ました美九と四糸乃をとりあえず、近くのベンチに座らせる。

もちろんエコバックも移動させる。

そして、二人の前に立ちながら話始める。

 

「(琴里なら状況確認からするかな?)・・・よし、今の状況を確認するけど、二人はどこまで覚えてる?」

 

「わたしは・・・ドアを、開けたところの、変なのに吸い込まれた、ことは覚えて、ます・・・」

 

「わたしもおんなじです~」

 

(やっぱりか・・・どうやって話そう?)

 

士道が悩んでいると、二人が不安そうな顔をして士道を見ていた。

それに気づいた士道が決意をする。

 

(四糸乃も美九も不安なんだ。俺がしっかりと二人を守らないと!)

 

「あのn「君たち!安心したまえ、私が来た!」

 

「「「へ?」」」

 

士道の後ろから、士道の言葉を遮るように大きな声を出した人物は金髪で前髪がポケ○ンのビ○ティニのような形の筋肉ムキムキのおっさんがいた。

ついでに先ほどの少年が後ろにいた。

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緑谷出久side.

 

僕は緑谷出久。

No.1ヒーローのオールマイトに“無個性”の僕でもヒーローになれる。そう言ってもらったあの日から僕は日々、ヒーローになるためにトレーニングをしている。

先月はオーバーワークで倒れたりもしたけど、“無個性”の僕は人一倍努力しなくちゃいけないんだ!

 

 

そう言えば、あの日からもう八ヶ月も経っているのか。

 

 

そんなことを思いながら僕はあの日、僕の「架空(ゆめ)」が「現実」に変わった日を思い出す。

八ヶ月前。僕の人生の転機となった日を!




お読みいただきありがとうございます!

前書きにも書きましたが、今回は本編が全然進まなくてすいません。

ただ、次回も本編ではなく、ヒロアカの第一話をなるべく短く簡単にやるつもりなので、本編はもう少し待っていただけると嬉しいです。

何か気づいたことがありましたら、感想欄に優しく書いてください。

それでは、次回も楽しんで読んでいただけるように頑張るので、応援よろしくお願いいたします。
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