英雄王 作:西瓜風のメロン
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リアス・グレモリーはその状況に驚きを隠せないでいた。
方や聖書に記載された堕天使の幹部でもあるコカビエル。
方やウルクを発展させ、神話の方々が警戒するほどの力を持つ伝説の英雄王ギルガメッシュ。
確かにリアスの兄であり、魔王でもあるサーゼクスにはかなり心強い味方がこちらに向かっているというのを姫島朱乃から聞いていた。
しかしまさか英雄王ギルガメッシュだとは思っていなかったこともありリアスの頭はパンクしそうになっていた。
リアスの眷属でもある木場祐斗が『禁手』に至り、エクスカリバーのような剣を破壊を成功させ、コカビエルから神の不在を知らされたあと、コカビエルはリアスたちを殲滅することにしたようだがそれは行われなかった。
そのタイミングでギルガメッシュが現れたのだった。
「雑種め、以前は天使として見たが今となっては堕天使とはな。哀れなものよ」
「だまれ英雄王!貴様に何がわかる!」
「民は王のために尽くすもの。だが、民の反逆となれば王が自ら鎮圧するのもまた一興よ。堕ちた天使、コカビエルよ。我が自ら終焉をくれてやろうではないか」
そう言って王の財宝を展開。以前、ミカエルや聖書の神に見せてもらったデュランダルとグラムなどといった有名な聖剣魔剣をいくつも発動。
それを一気にコカビエルに放つ。
「うおおおおおお!」
そこは流石は堕天使幹部よ。上手く翼を使っている。しかしこちらは最高火力のバビロンよ。それくらいで負けるほどヤワでない。
我は宝物庫の中から一つの剣を取り出す。
一度宝物庫に入れさせた伝説の聖剣。その名は・・・
「エクスカリバー!」
「な、なに!?エクスカリバーだと!?」
「そう、これが本物のエクスカリバーよ。雑種の悪魔共よ、臆することは無い。本来、エクスカリバーとは光力や神格を使っている訳では無い。生命の力を使うものよ。故に身体が滅ぶ心配もない」
そうは言ったが流石に今は信じれんかもしれんな。
このエクスカリバーは某腹ペコ騎士王の持っていたエクスカリバーだからな。
剣先をコカビエルに合わせ
「では雑種よ。我の前に跪け。そすれば命だけは助けてやらんこともない」
「ふざけるな!今ここに再び戦争を始め、サーゼクスやミカエルに我ら堕天使が最強だということを知らしめてやるんだ!」
やはりそう来たか・・・。救えん奴よ。
「ならば塵となり消え失せよ」
我の放った斬撃によりコカビエルは手足は完全に折れ、先程までの闘志も話す気力も無くなったようだ。
「アザゼルによればこやつは死なない程度にしてくれと言われていたのをギリギリで思い出せたおかげで何とかなったな」
エクスカリバーを完全に消し去りエクスカリバーもどきのコアを回収し、物事は完全に終わらせられたと思った。
「ん?そこにいるのは誰だ。姿を見せよ」
「やれやれ、バレていたのか」
「我を誰だと思っている。その程度のこと眠っていたとしても気がつくわ」
現れたのは純白のプレートアーマーを纏ったなかなかの腕前を持った男だった。
「我が名はアルビオン。白龍皇だ」
赤龍帝と白龍皇の会遇か、我としてはどうでもいいから帰ってもいいだろうか?