英雄王 作:西瓜風のメロン
白龍皇?あぁ、ミカエルの言っていた二天龍のうちの白いドラゴンだったな。それにしても・・・
「なかなかの強さではないか。名を名乗ることを認めよう。名を名乗れ」
「英雄王ギルガメッシュか、俺の名はヴァーリだ」
「ヴァーリか・・・。覚えておいてやろう」
「英雄王に言われるとこちらとしても鼻が高い。あぁ、忘れていた。リアス・グレモリー」
「な、何かしら?」
「そこにいるを
「・・・わかったわ。連れて帰ってくれて結構よ」
「それと、そこに転がっているフリードというやつも連れていくが構わないか?」
「ええ」
「では行くとするか」
『無視か白いの』
ん?なんだ?
『起きていたか赤いの』
そこの雑種の左腕から聞こえる声が赤いドラゴンか。
『せっかく出会ったのにこの状況ではな』
『いいさ。いずれ戦う運命だ。こういうこともある』
『しかし、白いの。以前のような敵意が伝わってこないが?』
『赤いの、そちらも敵意が段違いに低いじゃないか』
『お互い、戦い以外の興味対象があるということか』
『そういうことだ。こちらはしばらく独自にたのしませてもらよ。たまには悪くないだろう。また会おう、ドライグ』
『それもまた一興か。じゃあな、アルビオン』
ドラゴンの会話か・・・。楽しませてくれるじゃないか。
「おい!どういう事だよ!つーかお前のせいで部長のおっぱいを吸えなくなっちゃったじゃないか!」
胸か。若いな。
「ふっ、次に会う時はもっと強くなっている事だな。また会おう俺の宿敵くん。それと英雄王、俺はもっと強くなる。その時は俺に胸を貸してくれる気持ちで相手をしてもらえるとありがたい」
「雑種が、だがその心意気はよし。気が向いたなら相手程度はしてやろう」
「ありがとう」
そういって白龍皇、ヴァーリは帰っていった。
「リアス。大丈夫だったかい?」
「お兄さま、ギルガメッシュ様が助太刀をしてくださったおかげでこちらの死者はおりません」
「兄?つまり雑種が今の魔王か」
「はい。四大魔王の一角を努めさせていただいています。サーゼクス・ルシファーです」
「なかなかの強者と見た。その力さえあれば悪魔を率いていても納得出来る強さよ。これからも己を磨くことだ」
「はい」
「それと、娘。久しいな」
「あなた様が英雄王ギルガメッシュだとは思いませんでしたわ。改めまして、リアス・グレモリーと申します。よろしくお願いします」
「そちらのサーゼクス同様よく場を伏せている。良きことよ。これからも励め」
「はい」
「改めて心して聞くがいい。我の名はギルガメッシュだ。今は天界にいるがゼウスに言われたこともある。我は死んだ身だ。だが生き返っている。何かしら情報があれば送れ。以上だ」
「それでギルガメッシュ様。この後はどうするおつもりですか?」
「我は天界へと戻る。ガブリエル!行くぞ」
「はっ!」
帰る直前、赤いドラゴンを宿した雑種が「すげぇおっぱい」とか言っていた気がしたが無視して帰ることにする。堕天使の幹部はあんなものなのか?