5月24日。火曜日。
放課後。河川敷のベンチで天城に頼みがあると言われて付き合うことにした。頼みとは「弁当作ったから食べてみてくれ」だった。鳴上に押し付けようとしたら「もう食べた」と返事が返ってきた。このとき、天城が料理出来ないことを知った。風花と同じレベルだった。(女教皇コミュ2)
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5月25日。水曜日。
ゆかりから今日撮影があると連絡があったのでお邪魔することにした。フェザーピンクを演じてるゆかりはとてもカッコよかった。(悪魔コミュ2)
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5月26日。木曜日。
今日は高台に来た。高いところから見る景色が気に入ったのでこうしてたまに来ている。
ベンチに座っている一人の女性がいた。今日は先客がいたようだ。
「外見の条件と一致。見つけました」
こちらを振り向くとそう言った。服装は違っていたものの、その顔はとても見たことがあった。
「貴方は……“ペルソナ使い”ですね。真田さんを、ご存じの」
「……やっぱ報告したか」
目の前にいたのは対シャドウ特別制圧兵装七式「アイギス」だった。真田先輩が何かの組織に入っているとは思っていた。
アイギスに真田先輩が何を報告したのか訊くと答えてくれた。
「真田さんを知っているということは恐らく美鶴さんも知っていることかと思います。
真田さんが報告したのは八十稲羽での殺人事件はシャドウ関連だということ。ペルソナ使いが事件を解決しようとしてること。その中の一人が「関わってほしくない」とこちらがペルソナ使いだと知ってて言ったこと。
この三点です」
それにしてもアイギスってどんどん人間っぽくなってきてる。まぁ、それは一旦おいといて。
「組織の名前、教えてくれる?」
「“シャドウワーカー”」
「シャドウワーカー……。それで、そちらのリーダーからの伝言とかあるの?」
アイギスは頷く。リーダー、すなわち美鶴先輩のこと。僕としては出来れば関わってほしくない。じゃあ真田先輩に言わなければよかったのではとか思うが、どうせ事件の詳細は後に伝わるだろう。
「美鶴さん……と言うよりかはシャドウワーカーとしての伝言です」
個人ではなく組織としての?
「何故名前を知っているのかは訊かないことにする。そして、我々はこの事件に“一切関わらない”。しかし、万が一のことがあった時のために組織の人間を二名配属する」
それ関わらないって言えないのでは? もう美鶴先輩に伝わってしまったのだからいいよね。思いっきり言って。
「ゆかりや順平は組織の人じゃないの?」
「お知り合いでしたか?」
「いや、ここで会って知り合った」
「ゆかりさん達は組織の中でも特別な位置にありまして、非常時特別制圧部隊。通称エクストラ・ナンバーズに所属しています」
ならなおさら、万が一の場合は彼らでも十分果たせるはず。そう言うとアイギスは首を振った。
「配属はわたしと風花さんが担当致します。この町に在住の組織の人間には「ただの息抜き」と無理矢理嘘をついて在住してます」
アイギスによると風花は正式な組織の人間ではないらしいのだが、大学での成績は優秀なため休学をあっさり認めてくれたとか。それに「田舎に興味があった」とかで本人も少しのり気らしい。
「最後に訊くけど、本当に関わらない?」
「はい」
「アイギスはこれから何を?」
「のんびりしていようと思います。出来れば、事件の状況をたまに教えていただきたいのですが」
僕は頷く。
シャドウワーカーはこの事件には関わらない。その代わりに、事件の状況をたまにアイギスに報告する。
交渉成立だ。
ーー新たなコミュニティ。「塔:アイギスコミュ1」
「今度、風花さんの方からも挨拶に来るかと思います。……あ、名前教えてくれますか?」
「有里湊」
「よろしくお願いします。湊さん」
それにしてもシャドウワーカー……か。結構デカイ組織作ったなぁ美鶴先輩は。
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5月27日。金曜日。
今日はバイトをして帰った。今月はいろいろと出費があったからそろそろ収入を得ないと少々まずいのだ。
「有里湊さん……ですか?」
玄関の前に女性がいた。声で何となくわかったが一応訊いた。
「山岸風花さん?」
「はい」
「ここ、オートロックだったと思うけど」
「その……外で待ってたんですけど、余りにも早く来すぎてしまった待ち時間が長かったんです。そしたらそんな私を見かねた管理人さんが通してくれて」
それでいいのか管理人。もっと疑えよ。いや、風花を疑えと言ってる訳ではない。
「昨日アイギスから聞いたけど挨拶をしに来た……でいいんだよね?」
「はい。ついでに湊さんがゆかりちゃんや順平くんと仲がいいと聞きましたので二人から情報も仕入れてきました。二人のことも名前で呼んでるそうですね。私のことも自由に呼んでくれて構わないですよ」
情報を仕入れた……風花らしい言い方だ。そこは普通に話を聞いてきた、とかでいいと思うのだけど。
「何かオペレーター面で困ったことがあれば私の“ユノ”がお助けしますので言ってくださいね。あ、万が一、ですからね」
「ありがとう」
風花は「では」とご丁寧にお辞儀して帰っていった。髪は伸びていて結んであった。とても大人っぽい。みんな本当に成長してるんだなぁと思った。あと出会ってないのは美鶴先輩と天田にコロマルくらいかな。会えるといいな。
ーー新たなコミュニティ。「隠者:山岸風花コミュ1」
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5月28日。土曜日。
今日の放課後は鳴上に花村の相棒コンビと一緒に帰った。鳴上の家の家庭菜園を見に行くためだ。花村? 奴はついで。とても綺麗な“プチソウルトマト”が実っていた。鳴上は少し分けてくれた。
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5月29日。日曜日。
登校中に聞いた話だが、二年後の今も「時価ネットたなか」が放送されているらしい。しかも日、月、火の三日放送だ。
せっかくなので見てみることにした。
一つ目は[アディオスシューズ、ダイエットフード真×2 セット 5980円]
二つ目は[緊急医療キット、傷薬×4 セット 2980円]
ついつい安い方を買いがちなのだが、元の世界で彼の指導を受けてきた僕は違う。ちゃんとよく考える。
「アディオスシューズセットを買おう!」
僕は電話して注文した。傷薬なんて僕のペルソナに“ディアラマ”をもってるのがいるから必要ない。有意義な買い物が出来た。ちなみに今日はのんびりした。
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5月30日。月曜日。
今日の放課後は舞子と遊んだ。周りの子どもの視線が何か痛かった。舞子の悩みも聞いてあげた僕は大人だと思う。(刑死者コミュ2)
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5月31日。火曜日。
鳴上とバスケ部にいった。今日は一段と人が少なかったので練習相手に花村を巻き込んだ。完二がいればもっとよかったと思ったので復活したら巻き込もうと思った。(剛毅コミュ2)
アイギスと風花の登場です。気がついたら八十稲羽にシャドウワーカーが結構いた……。
残りは美鶴先輩と天田にコロマルですね。先に言うと二人と一匹にはコミュはありません。出番も真田先輩並です。
理由は美鶴先輩は組織の長として色々とやることがある為。天田に関しては学生なのでそもそも無理。コロマルは天田とセット扱い。
もうすぐで完二も復活してさらに騒がしくなりますね。それよりも私としては早くりせを出したい……!