麦わら帽子の英雄譚   作:もりも

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はい!

早速ルフィにヒーローできんの?という感想が!
that's right!

これについては原作同様周りの大人がなんとかしてくれると信じております!

頼むぜ!

と言っても周りの同級生がですけど・・

アーロン編の俺はなんもできねえ お前を倒せるを思い出します。

ではでは!プラスウル「始めます!」トラ!   ・・・えぇ


ぶっ飛ばしゃいいんだろ?

「すんげえ数・・・・サンパウロも人多いけど、なんかみんな静かだなー」

 

「あ、あの人試験前なのにすごいリラックスしてる・・・見習わないと!」

 

今ルフィは雄英高校入試試験会場にいる。

周りの皆は緊張で物静かなのだが、彼には無縁のようだ。能天気に会場内を闊歩している。

そんな様子に天然パーマの少年も少し彼をみてリラックスしていた。

 

受験生はみんな足取り淀みなく自身が受ける科の試験場へ赴いているが、ルフィはそれにちょっぴり不安げな顔をしていた。

 

「どこ行きゃいいんだ?案内書いてるけど、日本語だからあんまし自信ねえなぁ。よし!こいつの後でもついて行くか!なんとか着くだろ」

 

日本語の読み書きはあまり得意ではないルフィであった。(ポルトガル語が大丈夫だとは言ってない)

前にいたピンク頭の少女について行く。

 

その少女の後に続き受付の列に並び、ボガードから持たされた受験票を受付員に手渡す。

 

「・・・君、ここはサポート科だよ」

 

「そうか」

 

じゃあどう行けばいいんだ、とルフィは受付員に尋ね空港の店員の時と同様にメモを描いてもらってヒーロー科の会場に向かった。

 

(受かる以前のような・・・)

 

なんともテキトーそうな少年に受付の青年はそう思った。

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

「everybody say hoooooooo] siiiiiiiiiiiiiin!!!!!!

 

 

静寂に包まれた広大な講義室は、盛り上げようとテンションが高いプレゼンターであるプレゼントマイクの心をにわかに抉る。

 

「hey hey hey!!!今年のリスナーはシャイじゃnight!」siiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiin!!!!!

 

「お前が白けさせてんだろ」

 

袖横の覗きに来た相澤が、ぼそりと呟き、さらに抉った。

 

 

「グルーヴ感出してテンション上げようとしてんのに、まぁーーったくtoo bad だぜ!!」

 

「まぁいいや!試験内容の説明をするぜ!」

 

DJヒーロープレゼントマイクはステージを下げに下げまくった。chill outでもない。

なんやかんやと試験内容説明中・・・・・・(原作未読の方へ、簡単に説明すると仮想敵のロボットを多く倒してポイントをとれって内容です。)

 

「質問よろしいでしょうか!」

 

「なんだい?姿勢いいな!」

 

挙手をした体格のいいお坊ちゃん風なメガネ男子がカクカクしながら試験の不適格なところを指摘する。細かいところを懇切丁寧にハキハキと話す彼は真面目な性格なのだろうことがわかる。

 

「そして後ろの縮れ毛の君、ボソボソとうるさいぞ!舞い上がってはしゃいでるなら、物見遊山なら帰っていただこうか」

 

「す、すいません・・」

 

メガネの彼は後ろ指を差し、先ほどからプレゼントマイクに一人テンションがあがってぶつくさしていた天パの少年を指摘した。

天パの少年は腰を低く謝罪した。

 

「そ・し・て!君だぁ!!!!!」

 

天パの少年を注意したあと、彼は怒気を込めて叫ぶ。

より彼の肘は直角になった。

 

「なぜ君は!試験会場で!この状況で!骨つき肉をかぶりついているのだぁ!」

 

 

「ん?」

 

少年はなんと堂々と漫画肉をほうばるルフィを指差した。

ありえない光景にドヨドヨと講義室がざわめく。

 

「あ、悪りぃ 匂いくさいか?」don!

 

「「「「そこじゃねえ」」」」

 

周りの受験生一同が突っ込む。

 

「どこでそんな物売っているのだ!」

 

「「「「お前もそこじゃねえよ」」」」 

 

みんなに突っ込まれるあたり、メガネの彼も少しずれたところがあるようだ。

 

「信じられない・・・こんな奴まで受験生なんて・・雄英も落ちてしまったのか・・」

 

「いやあ 腹減っちまってよ。確かに早弁しちまうと午後辛いもんな」

 

「違うぞ そこじゃない!君の横の彼女もドン引きしているじゃないか!」

 

ルフィの横の席のサイドテールの少女はイスを半個分空けている。

 

「迷惑だったか?なら我慢・・・するよ」

 

「こんな状況でなんでまだ名残惜しそうにするんだ。変わってんなぁ・・・」

 

逆に関心してしまう少女だった。

 

「ってまぁ、あんたもこいつ肉下げたわけだし、もういいか?私も注目されて恥ずいし・・・」

 

少し顔を赤くして、ハキハキとした言葉で彼女は真面目な彼に伝えた。

 

「む・・・確かに話の途中だ!長い時間申し訳ございません!お話の続きお聞かせいただきたい!」

 

真面目に非礼を詫び、彼はプレゼントマイクの話の続きを促した。

 

「ええ~・・・なに言おうか忘れちまったよ men」

 

もういいや、とプレゼントマイクがテンション低く説明を喋り試験場に移るよう指示をだした。

謎の空気に包まれながら受験生全員は試験会場へ向かった。どうにも緊張感が出ない。

 

 

「なぁ 今は肉食っていいのか?」

 

「・・・好きにすればいいんじゃない」

 

サイドテールの彼女は呆れて投げやりに答えた。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「お?あんたもこの会場なんだ?

 

ABCDで会場を四つに分けられたが、先ほどのサイドテールの彼女が同じ会場にルフィがいたので声をかけた。

 

「あ、さっきのやつ!サンキューな!なんか迷惑かけたし」

 

「まぁいいよ。私は拳藤一佳!よろしくな!」

 

爽やかに握手を求めた拳藤の手をルフィも握り返す。サッパリとした彼女は男勝りな性格のようだ。

 

「おれはルフィ!ブラジルから来た!」

 

「ブラジル!?雄英に来るためにわざわざ・・・すごいな!なんでまた日本に?」

 

「オールマイトに憧れてさー」

 

「なるほど・・さすがオールマイト ブラジルでも人気あるんだ」

 

日本では絶大な人気を誇るオールマイトが海外でも人気があることに、なんだか彼女も嬉しくなった。

 

『everybody Are you ready OK!?』

 

「っと、もうすぐ始まるな。・・・一応聞くけどあんたこの試験のルールわかってるよね?」

 

先ほどの説明を聞いてなさそうだったルフィに拳藤は一応聞いておいた。

 

 

「ん?」

 

 

 

 

「ぶっ飛ばしゃいいんだろ?」

 

なんとも身も蓋もないシンプルな回答をルフィは答えた。

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