メイク・ライフ・オンライン 作:umaru
「んー、居ないな・・・」
モンスターを探し始めて5分。今の所見つかって居ない。早く戦闘を試したいという気持ちが物欲センサーを作動させているのだろうか。
「あ、そういや採取ポイントあるんだったよな。えーと、看破!」
カナタの視界に、いくつもの光点が浮かび上がる。
「うおっ、こんなに合ったのか・・・通ってきた道にも沢山見えるし」
取り敢えず、もっとも近いポイントに近づき、触れてみる。すると光点がカナタの手に吸い込まれていった。
「えーと、ボックスに入ったのか?」
調べてみると、その通り。ボックスに
萎びた下位薬草
備考
零級HPポーションの材料
が、追加されていた。これは薬草の中でも最底辺の素材で、腐る程生えている普通の物だ。
「・・・あんまり良くは無さそうな素材だな。まぁ、レアな物は期待してないけども」
萎びた下位魔草
備考
零級MPポーションの材料
枯れ木の枝
備考
やせ細った枯れ木の枝、木工細工に使えるかもしれない
謎の骨
備考
謎の生物の風化した骨。脆いが、アクセサリーの材料になる
その後も次々と採取していくカナタ。すると、
ムニュン
「ん?なんだこれ」
なにか柔らかいものに触れたので、持ち上げてみる。それは青色の流動体で、プルプルと震えながら俺の手を溶かそうとーーーーーー
「ってスライムじゃねぇか!?落ちろ!」
大慌てで手を振り回し、スライムを取り除いたカナタ。採取に夢中になり過ぎて、モンスターの事を失念していたのだろう。集中すれば、ダンジョンシーカーの【気配察知】でスライム程度なら発見出来たというのに。
「あっぶなー・・・びっくりしたわ・・・」
【スライムに点や線の攻撃はあまり効果がありません。魔法か、鈍器で倒しましょう】
まじかよ。劣化魔法で倒せるかな。
「いよいよ初の魔法だ、レッサーファイヤ!」
スライムを睨みながらそう唱えると、拳大の炎が飛び出し、スライムを焼く。
炎が消えた後には、何も残っていなかった。
「魔法カッコイイ・・・!ヤバいよもう!最高ー!」
テンションがおかしいが、許してほしい。だって、ゲーム楽しいんだもの。
【本編では経験値が手に入り、レベルが上がりますが、チュートリアルではレベルはありません。倒したモンスターのドロップアイテムはボックスに自動収納されます】
「ほー、本編ではレベルあるんだな。てか、なんだかんだで情報出てきてるわ。そして、ドロップアイテムか・・・」
青のスライムゼリー
備考
MPポーションの材料
「これもポーションのアイテムか。ドロップアイテム狙って、モンスター狩り頑張ろうかな」